未経験から変われた理由。歌舞伎町ボーイズバー『Men’s BAR LOUNGE hyacinth~ヒヤシンス~』天嶺ひろが実感する「人が育つ環境」【独占取材】
「楽しさ」を求めて夜の世界へ飛び込んだ天嶺ひろさん。先輩の接客に学びながら、周りから「一番化けた」と言われるほどの変貌を遂げました。
未経験から飛び込んだ彼が歩んできた道のりと、代表や仲間への思い、そしてリーダーとして描く未来に迫ります!
トピック
楽しさ優先で選んだ夜の入り口。入店を即決できた理由
ヒヤシンスで働き始めたきっかけを教えてください!
天嶺ひろ:当時は昼の仕事をしながら副業を探していまして。もともとお酒が好きだったので、夜職はちょうどいいと思ったんですよね。それに、どうせ働くなら「楽しさ」を優先したかったし(笑)。ホストなど他の業態もある中でボーイズバーを選んだのは、単純に時間帯の都合。夜遅くに出勤して朝までがっつりシフトに入れるので、自分にとっては働きやすい環境でした。
お昼のお仕事は、何をされていたのですか?
天嶺ひろ:ずっと飲食店で働いていて、調理もホールも両方やっていました。仕事自体は好きだったしやりがいも感じていたんですが、休みが少なくて結構ハードで。もっと個人で動ける幅を増やしたいと思って、配信にも挑戦しましたね。「キャンペーン企画の結果次第でランウェイを歩ける」という広告を見かけて、「やってみたい」と思ったのがきっかけで。
すごいですね!配信は今でも続けているのですか?
天嶺ひろ:配信は配信で面白かったんですけど、ボーイズバーで働き出してからはやっていません。僕は負けず嫌いな性格で、やるならがっつり取り組みたいタイプ。だから時間がまちまちになって中途半端になるのが、どうしてももどかしくて……。
結局なんやかんやで昼の仕事も辞め、気付いたらヒヤシンス1本になっていました(笑)。
このお仕事の楽しさは、どんなところにありますか?
天嶺ひろ:夜の仕事ならではの「日々の出会い」かな。キャスト同士でもお客さまとでも、一人ひとりと関係性ができていく中で、自分も成長できている気がして。時には悩むことや思い通りにいかないこともあるけれど、それ以上にワクワクすることがたくさん。
毎日が目まぐるしくて、それがまた楽しいんですよ。
数あるお店の中からヒヤシンスに決めた理由を教えてください!
天嶺ひろ:実は僕、初めて体入をしたのがここで、他の店は見ないでそのまま働き始めたんです。決め手になったのはアットホームな雰囲気と、代表の存在。「みんなで一致団結してやろう」を大事にしている人で、新人にも分け隔てなく接してくれて。
僕自身もみんなで頑張りたいタイプなのもあり、純粋に「この人と一緒に働きたい」と思えたので入店しました。
未経験からの成長!先輩の背中を見て磨いた接客術
入店したばかりの頃のひろさんについて教えていただけますか?
天嶺ひろ:最初は夜特有の髪型や雰囲気も知らなかったから、垢抜けない感じの見た目だったなあ。メイクも下地を塗るくらいでアイメイクまではしたことがなかったので、加減がわからなくてノーズシャドウを濃くつけすぎちゃったりして。
接客面でも相手のテンションに合わせることはできたんですけど、飲食店で働いていた時の癖でどこか一歩引いた受け身な対応になっちゃっていましたね。
そこから、どのようにして成長されていったのでしょうか?
天嶺ひろ:僕は元々人間観察が好きなので、常に「これじゃダメだ」と思いながら先輩たちの言動や接客をしっかり見ていました。カッコいいところや使えるところを盗んで、自分のものにしていったんです。
そうやって接客の幅が広がったり、夜っぽい見た目に変えたりして、少しずつ自分に自信が持てるようになって。
今では周りからも「一番化けたね」と言われるまで成長できたと思います!
普段、接客をするうえで意識していることはありますか?
天嶺ひろ:相手のテンションに合わせつつ、それよりちょっと上のテンションで楽しさを被せて一緒に楽しむのをモットーにしています。あと「見られる仕事」なので見た目や言動に気を配りつつ、相手に合わせて見せる部分を意識して変えているかな。
例えば、アイドルを応援するような感覚で来てくれる方にガツガツ話し過ぎたら引かれちゃいますし、逆にワイワイ楽しみたい方にキザなことをしても引かれちゃうじゃないですか。
無理にキャラを作っているわけじゃなく、どちらも自分の中にある素なので、見せる部分を選んで接することは全く苦になりませんね。
お店に来てもらうために、日頃から工夫していることはありますか?
天嶺ひろ:TikTokの更新かな。投稿の中では、見てくれている方たちが喜んでくれるように踊ったり、ちょっとあざとい決め顔をしたりしています。それをネタとしていじってもらうのも全然OKですし、まだお店や僕のことを知らない人が見た時にも気になってもらえる形にできたらなと。
インスタはコンテンツを作り込んで投稿するのが苦手で更新が止まりがちなんですけど(笑)、TikTokは工夫しながら楽しく更新しています!
喜ぶ顔が原動力。お客さまと仲間に恵まれた日々
ヒヤシンスに来店されるお客さまには、どういった方が多いのですか?
天嶺ひろ:本当に幅広いですね。ワイワイ楽しむ方もいれば、悩み相談で来てくれる方、アイドルに会いにくるような感覚の方も。ホストクラブと比べると敷居が高すぎず、どんなお客さまでもカジュアルに遊びに来やすいと思うんです。
だからこそ、働いている僕たちも素の自分で接することができる。それがボーイズバーならではの魅力だと思います!
接客の中で、特にうれしかったエピソードはありますか?
天嶺ひろ:僕はサプライズが好きなので、お客さまの誕生日などにはよくマスコットなどのちょっとしたプレゼントを渡していまして。その場で喜んでくれるのはもちろん、次に来てくれた時にカバンにつけてくれていたり、大事に使ってくれていたりするのを見た時はすごくうれしいですね。
あとは飲食店で働いていた時の経験を活かして、チョコペンでデコレーションしたデザートプレートを作ることもあるんですけど、これはお客さまだけじゃなくてキャストにも好評で。
自分にしかないスキルで周りの役に立っていることを実感できた時は、誇らしい気持ちになります!
素敵ですね!キャストさん同士は、普段どんな雰囲気なんでしょうか?
天嶺ひろ:ダメなことはダメと言い合って、いいことがあった時はみんなで喜べる関係性。仕事面での上下関係やメリハリはちゃんとつけつつも、プライベートでも先輩や後輩と一緒にご飯や飲みに行っています。
夏は休みに海で遊んだり、お店にコンロを持ってきて仕事終わりにみんなで鍋パーティーをしたり。
仕事以外のオフな部分を見せ合える時間があるからこそ、お互いを知ってより仲良くなれますし、新人さんも馴染みやすい環境だと思います。
ちなみにこういったイベントは、我らが代表が率先して企画してくれることが多いんですよ。
代表さんとのやり取りで、心に残っていることはありますか?
天嶺ひろ:うーん、ありすぎるかも(笑)。代表はミスをした時も成功した時も、すごく本気の熱い言葉をくれる人なんです。
昔、ミスをして自信をなくしていた時期があったんですけど、その時も二人きりで話す時間を作ってくれて。
「お前はこういうことができるすごい人間なんだから、自信をなくす必要はない」って直接伝えてくれました。
やらかしたとしてもちゃんと正してくれますし、いつも一人ひとりと本気で向き合ってくれますね。
応援を力に、今度は自分が仲間を支える側へ!
これまで働いてきた中で、どのようなことにやりがいを感じてきましたか?
天嶺ひろ:一番最初の時期は、未経験からこの夜の世界を知っていくこと自体がやりがいだったかもしれません。知らないことを知ることで、自分自身の成長を実感できていったので。
そこから応援をしてくれるお客さまが増えていって、直接言葉にして気持ちを伝えてもらえるようになったのはすごくありがたくて、より大きなやりがいになりましたね。
ご自身の成長を経て、現在はどのような役割を担当されているのですか?
天嶺ひろ:今はありがたいことに、新人の教育だったり思うようにいかなくて悩んでいるキャストのアドバイスや相談に乗ったりするリーダー的な立場に。この世界って、直接お客さまから応援してもらう難しさがハッキリ見える部分があって、うまくいかないと自暴自棄になったり感情があふれちゃったりする時期が誰しもあるんですよ。
僕自身もそういう経験をしてきたからこそ、気持ちに寄り添って話を聞くようにしていますね。
教育やケアをするうえで、大切にしている思いを教えてください。
天嶺ひろ:最初に入った時に代表が「みんなで一致団結してやっていこう」という姿勢を見せてくれて、僕もたくさんのことを教えてもらったので、自分もその良い循環の一部になれていたらいいなと思っています。
リーダーだからやるというよりは、悩みを聞いてアドバイスをして、仲間が成長していく手助けができることにすごくやりがいを感じているんです。
でも、ここで満足して立ち止まる気はありません。さらにお店を大きくしていくために、しっかり目標を立てて、いろんなことにチャレンジしたい。
そして、ついてきてくれるお客さまや一緒に働く仲間たちを大切にして、感謝を行動で示していきたいですね。
最後に、ボーイズバーで働こうか迷っている方へメッセージをお願いします!
天嶺ひろ:僕は何も分からない未経験からスタートしましたが、今ではリーダーを任せてもらえるところまでに成長することができました。だからあなたも、何も怖がらずにまずはドアを叩いてみてください。
そうすれば、あとは僕も含めてお店のみんなが一丸となって一から教えていくので、安心して来てもらえたらと思います。
※本記事は、2026年10月1日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。