どん底から半年で店長へ!元プロボクサーのAKマッチョが『筋肉酒場マッチョ倶楽部 錦糸町店』で魅せるサクセスストーリー【独占取材】
一見すると順風満帆に見える彼ですが、その裏にはプロボクサー時代の挫折や人生の停滞期、そして「筋肉」によって絶望の淵から這い上がったドラマチックな半生がありました。
そんなAKマッチョさんは、なぜナイトワークの世界の飛び込むことになったのか。続きはインタビュー本文をご覧ください。
トピック
わずか半年で店長へ!SNSを大バズりさせた「看板マッチョ」の正体
まずはナイトワークを始められたきっかけを教えてください。
AKマッチョ:それまではパーソナルジムのトレーナーをやっていたんですが、「もっと筋肉に携わる仕事がしたい」とずっと思っていたんです。そんな時期にマッスルバーの存在を知ったので、「とりあえずやってみよう」という流れで業界入りしました。最初は別のお店に入店したものの、自分のイメージとは違う環境だったり、オーナーとも意見が合わなかったり……。「やっぱり夜職は合わないのかも。昼職に戻ろうかな」と不安感を抱いていた時に出会ったのが『筋肉酒場マッチョ倶楽部 錦糸町店』のオーナーです。とにかく身体がめちゃくちゃデカい人で、一目惚れでしたね。
そこから移籍を決めた流れを教えてください。
AKマッチョ: 当時僕がいた店に、オーナーが遊びに来てくれたんですよ。そしてお見送りの際、エレベーターが閉まる直前に「AKさん、よかったらうちの店のマッチョと合トレ(合同トレーニング)をしませんか?」と誘ってくれて。これだけデカい身体のオーナーに誘ってもらえるんだから、僕の返事はこれしかないですよね。「ぜひ行きたいです!」と(笑)。実際に合トレをしたあとは焼肉へ連れて行ってもらって、そこで業界に対するいろいろな思いを聞かせてもらって……。すっかり感動した僕は、そのあとすぐに移籍を決めて今のお店に入ったわけです。 ちなみに、入店する時は給与面の説明などもきちんとしてくれたので安心でした。すごく条件もいいと思いましたね。
入店後、SNSのフォロワー数がすごく伸びたと伺いました。
AKマッチョ: 入店した当初は確か、お店のInstagramのフォロワー数は2,000人くらいだったんですよ。そこから僕が身体を張って面白系のネタ動画を撮るようになってから、気づいたらどんどんフォロワーが増えて、今では11,000人を超えるまで(※取材時)に成長しました。たくさんの方に見てもらえるのがありがたいと同時に、「マッチョ倶楽部イコール僕」という立ち位置になれたのもうれしい限りです(笑)。
『筋肉酒場マッチョ倶楽部 錦糸町店』のいいところは?
AKマッチョ:働きながら自分自身も成長させてあげられるところ、ですかね。 というのも、マッスルバーとマッチョバーは、実は少し違うんですよ。前者は“しっとりホスト風”な接客ですが、後者のウチはショータイムもあるエンタメ性重視の形態。だからこそ最初は覚えるルールが多くて大変でしたが、毎日のオープニングミーティングや仕事終わりのエンドミーティングなどを通じて「レベルの高いお店のあり方」を学ぶことができています。それと、全員が「いいクオリティを出せるお店にしよう」と同じ目標を持っているのもいいところ。志をひとつにした仲間がたくさんいる環境は、自然と仕事へのモチベーションも高めてくれますからね。
どん底からの脱出。救いになったのは「筋トレ」だった
本格的に筋トレを始めたきっかけは何ですか?
AKマッチョ: 元々は、高校生から21歳までプロボクサーをやっていたんですよ。父親が少林寺拳法、祖父が気功をやっているような格闘技一家で……僕自身はとある有名ボクサーを見た瞬間にビビッときて、ボクシングに没頭したのが始まりでした。ただ、父親がガンで亡くなり、そのうちにボクシングも辞めてしまい、一気に自分の中の「火」が消えてしまったんです。何とか生活を立て直そうと仲間内で事業も初めてみましたが、なんだかしっくりこなくて……。 だんだんと自分を見失い、いわゆる「うつ状態」に陥っていきました。
つらい経験ですね。
AKマッチョ: はい。今だからこうして普通に話せますけど、当時は本当にしんどかったですね。そんな感じで心身のバランスが取れなくなったので、しばらくの間休養期間を設けることにしたんです。
ただし「自分自身を見つめ直してゆっくり休もう」とのんびり……していたのは数か月だけで、それ以降はひたすら筋トレの毎日でした。だって、やることがないんですもん(笑)。
とはいえ、本格的に鍛えるというよりは、完全に暇つぶしの感覚。なんとなくトレーニングを重ねながら過ごしていましたね。
どのようにして「筋肉」の道へ本格的に進まれたのですか?
AKマッチョ: それまでは自分一人で鍛えていたんですが、「ほかの人たちはどんなトレーニングをしているんだろう」とふと気になってSNSを見るようになりまして。そうしたら、筋トレ動画をアップしている人たちが、まあみんな楽しそうで楽しそうで(笑)。「僕もこんなふうになりたい!」と、ドンピシャでハマりましたね。それまで弱っていた心身が、ボクシングをやっていた頃と同じ感覚で一気に火がつきました。
それに周りからも「AKは筋肉の成長が早い」と褒めてもらえたこともあって、1日7時間くらいはトレーニングに没頭していたんじゃないかな。休養期間中はゆっくり過ごすはずが、いつしか筋トレ中心の生活にガラリと変わっていったわけです。
本格的な筋トレを始めたことでの変化は?
AKマッチョ: これは面白い話なんですが、僕自身がすごく真面目な人間になりました。それまでは正直、ちょっと素行が悪い時期もあったんですよ。でも身体を動かして筋肉を鍛えたことで、心も強くなれたんでしょうね。周りの人間が「まるで人が変わったような真人間だ」と、僕を評価してくれるようになったので(笑)。
今はもう悪縁でつながるような仲間は一人もいませんし、自分の意思もしっかり持って他人に流されずに行動できるようになりました。毎日の生活がとても充実して楽しく過ごせるのは、やっぱり全部筋トレのおかげだと思います。
徹底されたプロ意識とチームの作り方
現在、お店での立場は?
AKマッチョ:業界歴はまだ9か月程度(※取材時)ながら、店長を任せてもらっています。結果を出してじわじわとのぼり詰めていったというよりは、ある日突然、責任者集会に呼ばれて「AKは明日から店長ね」と宣言された流れです。 喜びはもちろんありましたが、それよりも「嘘でしょ!?店長代理じゃなくて、いきなり店長!?」との驚きが勝りましたね(笑)。ただ、ここで断って逃げてしまったら、あの頃のように停滞していた自分に戻ってしまうんじゃないかと恐ろしくもあったんです。だからこそ「せっかくのチャンスを活かそう」と、店長になる道を選びました。
店長になって視点や行動はどう変わりましたか?
AKマッチョ: 店を見る角度がカチッと変わりましたね。以前は目の前の“イチ接客”しか見えていませんでしたが、現在はお客さまや従業員の様子といったお店全体を見る癖がつきました。最初の頃は、オーナーや統括からあれこれと指摘されて、悔しい思いもしましたよ。でも言われっぱなしは悔しいし嫌なので、2人が考えないようなレベルの高いことを先回りして考えたり提案したりするように、意識を変えるようにもしましたね。
それから、「店長は基本的にフィールド(席)につかない」という暗黙のルールもあったんですが、今は僕自身もフィールドを回って売上アップをねらっています。そういう発想の転換も大事ですからね、店長としては。
部員(スタッフ)の指導で気をつけていることはありますか?
AKマッチョ: 昔は誰にでも厳しく言ってしまう癖がありましたが、コミュニケーションが苦手な人に強い言い方をすると、相手が委縮してやる気をなくしてしまうんだと気づきました。というのも以前、部員から「減量中のAKさんが怖い」と言われたことがあって……。確かに減量中は厳しい食事制限などもあるので、メンタル状況がいつもと違うのは事実。ただ僕としては普通に話していたつもりでも、相手にはすごく嫌な思いをさせていたんですよね。ハッとなってすぐに謝ったものの、大反省……。
だからこそ一人ひとりに合わせて、話し方や伝え方を変えるように気を付けています。
それから、お互いが気持ちよく働けるように陰口や悪口は言わない、言わせない環境づくりというのも徹底しています。言いたいことは隠さずに、面と向かって言う。これが一番ですからね。
素敵な環境ですね。
AKマッチョ: ありがとうございます。やっぱりやるからには「プロのマッチョ」として頑張りたいんですよね。例えばですけど、夢の国のキャラクターってタバコもお酒もやらないし、そもそも人間界の話をしないじゃないですか。自分に与えられた設定を最後まで貫くと思うんです。
それくらいのプロフェッショナルな意識を、僕たちも同じように持って臨みたい。お客さまに全力で楽しんでいただくためにも「扉を開けたら非日常の別世界」という世界観を、徹底して守り抜きたいと思います。入店したら楽しさでワクワク、退店しても余韻でホクホク。そんな感情を与えられるプロ集団を目指しています。
アルコールで消える程度の筋肉はいらない!「実業団」として目指す新たな挑戦
このお店ならではの強みはありますか?
AKマッチョ: ウチの強みは「アルコールで消える程度の筋肉はいらない」というスタンス。だからこそ、営業終了後はどんどん筋トレをしてほしいんですよね(笑)。というのもこのお店、実はウチの「実業団」が運営する事業形態のひとつでして。このマッチョバー以外にもボディビルの大会運営なども手掛けているので、その大会に出場したい人をはじめ、本格的に身体を鍛えたい人も多く集まっているんです。
マッチョバーだけではなく、いろいろなところで活躍したいと考えている人にはピッタリだと思います。
実業団! すごいですね。
AKマッチョ: そうなんですよ。先の話にも出たボディビルの大会運営もそうですし、ほかにもパーソナルジムの運営、それから食品関係の事業も進めている段階です。ちなみに僕的にオススメなのは、プロテインとプリンを掛け合わせた「プリンテイン」や、カンガルーの肉「ルーミート」。これはワンパック200グラムでタンパク質48グラム、脂質0.9グラムと超優秀な食品なんですよね。
こうしたアイテムを今後、有名なジムなどへも売り込んでいきたいと考えています。
事業展開の幅が広い! AKさんが主導している企画はありますか?
AKマッチョ: 今は個人的に、さまざまなエリアの海の家へ営業をかけています。マッチョバーのマッチョたちが1日店長をするっていうイベントを開きたくて。なんだか面白そうじゃないですか?(笑)既に2店舗に声をかけていて、あと2、3店舗は回る予定です。
ちなみに、この企画を思いついてオーナーに相談した時に「やっていいよ」と即答してもらえたのは、すごく驚きましたね。反対されないんだ、否定されないんだって。
やる気さえあれば新しいことにどんどん挑戦させてくれる環境なので、日々の業務にもマンネリ化を感じず、やりがいを持って働けています。オーナーには感謝しかないですね、本当に。
素敵な方なんですね。
AKマッチョ: それは間違いありません。年齢で言うとオーナーは僕の1個下なんですが、本当に尊敬できるの一言。この人に付いていきたいと、心から思える人なんです。お互いに意見を言い合える関係も作ってくれているので、僕も店長としてより一層頑張って期待に応えつつ、これからも一緒に突っ走っていきたいですね。
求む、熱いマッチョ!最高に面白いマッチョバーを目指す「筋肉の夢」
客層の傾向やお店の雰囲気を教えてください。
AKマッチョ: 女性が6〜7割、男性が3〜4割くらいの比率かな。僕自身のお客さま層で言うと、お店のSNSを見て僕のファンになって来てくれる男性や芸人さんなど、同性のお客さまがかなり多い印象です。とはいえ、男性客も女性客も関係なく、入店した瞬間からワクワクして帰る時にも余韻が残るような、マッチョな夢の世界を具現化して提供したいと思います。
このお店で働くメリットは?
AKマッチョ: ウチに来たら、絶対にデカくなります。他のマッチョバーだと「アルコールのせいで身体が小さくなる」と噂で聞くこともありますが、このお店は絶対に違いますね。なぜなら「お酒を飲む以上に筋トレをしよう」がテーマなので(笑)。それから、部員(スタッフ)同士の人間関係がとてもいいんですよ。実際、最初はお客さまとして来店していたけれど、このお店の雰囲気の良さに惹かれてウチに入店した、というマッチョも2人いるので。
筋肉のレベルをはじめ、面白さや楽しさといったお笑いのレベルも、他店に負けないダントツの環境ですね。
店舗としての今後のビジョンについて教えてください。
AKマッチョ: ほかのお店と同じことをやっていてもつまらないじゃないですか。このお店を最高に面白いマッチョバーにしていきたいからこそ、他とは違う独自のスタイルを体現したいんです。だからこそ、周りに何を言われようと関係なしに突き進んで、自分自身の殻を破って限界を超える。そうしてオリジナリティのあるブランディングをしっかりと打ち出していくことで、唯一無二のマッチョバーとしての独自性が作れるのかなと思っています。
最後に、今後の目標と読者へのメッセージをどうぞ。
AKマッチョ: 僕らがつくっているのは、あらゆるテーマパークに負けないプロ意識を持った「マッチョの夢の世界」です。扉を開けた瞬間からお客さまをワクワクさせて、退店後も余韻を残せる接客を身に着けながら、一緒に「最高に面白いマッチョバー」を目指して突き進んでいきましょう。ウチに来たら、筋肉も精神も人間性も絶対にデカくなります。マッチョ同士もめちゃくちゃ仲が良いので、最高のホワイトな環境だと思っています。熱い想いを持った人は、ぜひ一歩を踏み出して来てください!
……いや、ぜひ一歩を踏み出して「キマッチョ」しに来てください!(笑)