千葉ホスト『BLACK ROSE』咲徠涼介が“足りなさ”を見つめ、成長し続ける理由【独占取材】
映画や本を通して「情報を入れること」が好きだという涼介さん。相手の話に興味を持ち、考え方の違いまで楽しめる姿から、会話の強さが見えてきました。
年齢で測られたくないという悔しさ、評価を受け止めることへの考え方、そして任された立場に追いつこうとする責任感。
自分の足りなさを見つめながら、後輩一人ひとりの可能性にも目を向けようとしている涼介さんの現在地と、BLACK ROSEで見つけられる成長の形をお届けします。
トピック
情報を入れるのが好きだから、会話の入口が増えていく
涼介さんはホスト歴はどのくらいですか?
咲徠涼介:ちょうど1年くらいです。もともとは埼玉出身で、大学進学をきっかけに千葉へ来ました。学生の頃から、見た目で「ホストっぽい」と言われることもあったので、夜に働ける仕事を考えた時に、ホストが自然と浮かんだんです。
千葉でホストするってなった時に出会ったのがBLACK ROSEです。
ホストは自分自身の行動や接客に対して、お客様から直接評価をいただけるところが魅力に感じています。飲食店などでも接客は大切だと思うんですけど、お店の商品やサービスがあって、その中に自分の接客も含まれている感覚だと思うんです。
でもホストは、自分自身の魅力や向き合い方を見てもらえる仕事だと思っています。そこが、やっていて一番やりがいを感じる部分ですね。
言語能力がすごいですね!
咲徠涼介:ありがとうございます(笑)でも特別に何か勉強したというわけじゃないんですよ。ただ思い当たるのは、喋るのが好きなことと、映画とか本が小さい頃から好きなことですかね。単純に情報を入れていく、という作業が好きだったのかなって思いますね。
そこから自分の思ってることを早くわかりやすく伝える、みたいなところには繋がってるのかもしれませんね。
情報を入れる、とは?
咲徠涼介:僕は割と広く浅く、いろんなことに手を出してみたりとかするんですけど。その中で一個自分に刺さる部分があったら、すごい瞬間的にのめり込んじゃうみたいなタイプですね。ホストの仕事をしてて思うのは、本当に情報のバイキング状態。好きなものはいくらでも何でもみたいな感じなんで。
お客様とのお話もそうですが、それこそこういう外部の方とお仕事をさせていただく時とかにも、いろいろお話できるのは楽しいですね。
いろいろお話を聞けることが「情報のバイキング」?
咲徠涼介:そうです。お客様に対しても、共通の趣味がない子だったらとことん質問でもできますし。逆に共通の趣味があったり同じものが好きな方でも、その魅力を感じている部分であったりとか、見てる視点とかが違ったりするんですよ。その違いを新しく知るのも好きで。
逆にそれを自分から伝えることもしたいので、比較的会話は弾みやすいほうかなとは思いますね!
型にはまりたくない自分を、BLACK ROSEなら活かせると思った
「夜に働ける」以外にホストを選んだ理由はありますか?
咲徠涼介:当時は大学生だから「遊びたいな」って思ってたんですけど、お金がないじゃないですか。でも昼間は学校がある……ということで夜働ける仕事を考えた時に、ホストにたどり着きました。
千葉の大学に通っていたので、自然と千葉でホストを探しましたね。
どうして数あるお店の中でBLACK ROSEを選ばれたのでしょうか?
咲徠涼介:サイトで見つけたんです。あとは七瀬翼さんのネームバリューにも惹かれたんですよね。千葉ではすごく有名だったので。あとはBLACK ROSEってイケメンが多いなって思って。他のお店も顔がいい人もいるんですけど、上から下まで見た時に、いろいろな系統の人がいて、いろんな種類のイケメンがいるなって感じたんです。
ここなら自分なりにもチャレンジできるかなって思ったんです。
いろいろな系統の方がいるところに惹かれたのはなぜですか?
咲徠涼介:やっぱり、その店の色って結構出るじゃないですか。でも僕は、ビジュアルが統一化されたりとか、同じ型にはまってやるのも嫌だなって思ったんです。それがあんまりBLACK ROSEはないのかなっていう印象を受けて。
実際面接来てみても、そんな感じの雰囲気を感じましたし、先輩たちもフランクな感じで絡んできてくれたりっていうのがあって。もう面接1発目でここに決めちゃいました。
ご自分の個性を出せるところもBLACK ROSEの良さなんですね。
咲徠涼介:はい!ちょっと大げさな言い方かもしれないんですけど、それぞれが個で成立しているのに、集まると一つのチームになる感じが好きなんです。一人ひとり違う魅力や武器があるのに、集団としてはちゃんとまとまっている。そういう雰囲気に憧れというか、惹かれる部分がありました。
僕は天邪鬼な部分があるので、自分から聞いたアドバイスはすんなり入るのに、同調圧力とか、その空気感的なもので飲み込まれると感じれば感じるほど逆に反発したくなってしまうんです。
だから、ここみたいにそれぞれが個性をすごく発揮してるところで働いたほうが、自分なりのやりたいこととか、やってみたい方向性とかも見つかるのかなって思ったんです!
年齢で測られたくない。だから、立ち振る舞いと考え方で示していく
この1年間で、ご自身の変化って何か感じてますか?
咲徠涼介:自分自身の強みを見つけることと、それを自信を持って発信して、相手に伝えて売り込むことが格段にできるようになったことかな。高校時代に生徒会長をやっていたので、何かの代表者とか前に立ったりとか、目立ちに行くようなのは好きではあったんです。
ただ、いざ自分をアピールするとか、自分を出して売り込んでいくという生業としているホスト業界に入ってみると、やっぱり先輩方との差を実感しました。
早く追いつかなきゃ、という思いが自分を成長させたと思うんです。
ご自身の強みって何ですか?
咲徠涼介:あんまり自分からこう言うことでもないんですけど、人の懐に入り込むというか……。初対面の方でもちょっと一歩踏み込んだぐらいのコミュニケーションを取るのが、周りの人間よりはすごく得意なのかなと思う部分はあります。
あとはどんなタイプの方でも、同世代に関わらず老若男女でも、ある程度うまく関わることができるのかなというのは、自分の強みに感じていますね。
僕、実はこの年齢にコンプレックスを感じるんです。2006年生まれなので、同世代のお客様もいるけどやっぱり年上の方が多くて。
だからこそ「やっぱり若いからね」っていう言葉を向けられるのがすごく嫌なんです。年齢で軽く見られる、というか。
すごくコンプレックスに感じてる分、逆に年齢で測られないように他の部分で補填できるようにっていうのは意識してます。
年齢で見られないようにどんな部分で補填を?
咲徠涼介:行動ですね。去年の9月から上に立つ立場になったんですが、周りから見ても評価を真っ当に得られるようになったのって、本当にここ最近3ヶ月、4ヶ月ぐらいかなと感じています。
それは上に立つ者らしい仕事への向き合い方もそうですし、思考や行動の部分でも、少しずつ変わってきたからこそだと思うんです。
ただ、ホストを始めてまだそこまで経っていないから知らないこともある、というのは言い訳にしたくなくて。もっと早くそういう部分までできたんじゃないか、という悔しさもあります。
でも謙遜をしすぎるのも、評価してくださってる方に対しても失礼だなというふうに感じるようになっています。
自分を過小評価しすぎても「その程度の男を指名しているのか」ってなってしまう。それはお客様にも上司にも、ついてきてくれる部下にもみんなに失礼だと思ったんです。
そこを感じ始めてから、立ち振る舞いとかも少し変わり始めたかもしれないですね。
自分を過小評価しすぎない、大事ですね。
咲徠涼介:そうなんですよ。自分の価値を認めるというのは、自分の成長とか自信のためというより、評価してくれた方への敬意だとも思うんです。もちろんこの1年、順調なほうだとは思います。でも細かい部分で見ると納得いかないことも正直あるんです。
それでも捉え方を変えると、思ったよりできたなとか、自分ここまでできたんだって新しく見つかった部分もあるんです。
今まで生きてきた中で、1番濃いというか、得るものが多かった1年なのかなというふうに思いますね。
任された立場に追いつくために、一人ひとりの可能性を見ようとしている
涼介さんからは成長意欲や向上心が感じられます!
咲徠涼介:ありがとうございます!最近下の子たちが増えてきて、直属の部下を持つようになりました。その子たちを抱える責任感であったりとか、それをもうその自覚を持って行動しなきゃいけないなというふうには思うんですけど、やっぱりそこをうまくできていないんだろうなというふうに感じる部分が多いので、今壁だと感じています。
僕がここまでこられたのは、上の方に目をかけていただいたから。目をかけてもらえたから頑張れたし、今があると思っています。
そう考えると自分が何かを見落としたことで、その子が辛くなったり、本当はもっとできる子なのに伸び悩んでしまったりするのは避けたいんです。だからこそ、一人ひとりにいろんな形で向き合うべきだと思っています。
いろんな形?
咲徠涼介:その子に合うようにってことですね。直接言葉をかけるのもそうだし、こまめな連絡もそう。ご飯に行ったり、営業中・営業外もそう。コミュニケーションをとっていきたいと思っています。
そのうえで直接伝えるわけではなくても、本人たちがなんとなく感じ取れる形で、アクションを起こすようにしていますね。
お一人おひとりを気にかけてくださるんですね。
咲徠涼介:お客様もそうですが、基本的にキャストのことも否定をしたくなくて。その子自身がどうしたら一番自分を認めてあげられるんだろう、自分に自信が持てるんだろうっていうところをすごく最近考えているんですよ。
僕らホストは商品として自分たちがいる以上、自信のない状態でお客様の前に出るっていうのはすごく失礼。
もちろん何か間違ったことをしたりとか、それは違うんじゃないっていうことをした時にきっぱり言ってあげるっていうことも大切だとは思うんですけど。やっぱり全員が全員に同じレベルとか同じ方向性を求めても無理じゃないですか。
だからその子たちの価値というか魅力を見つけて、どんな伝え方をして、どういう方向性を導いてあげたら、その子が最大限の力を発揮できるんだろうなって考えるのが大事だと思うんです。それがお客様からの評価にもつながると思いますし!
その子の魅力を見つけられたらこの店のホストクラブとしての質も上がりますし、彼ら一人ひとりのホストとしての価値とかレベルもすごく上がるんじゃないかなというふうに感じています!
頼もしい上司ですね!
咲徠涼介:これだけ個性がたくさん揃っているので、ロールモデルはそれこそたくさんいますし、逆にあえて違う方向を選べば、また新しい自分が見つかります。しかもこれだけ個性がある中で、一つの組織として成立しているからこそ、協調性であったり、自分の個性を発揮して押し出すところと、逆に引いて受け入れなきゃいけないところを学べるので、社会でも通用すると思うんです。
うちはバイトでもOKなので、ホストに興味ある子に対する間口も広いと思います。1回入ったら辞められない、ずるずるいっちゃうんじゃないか、という心配もありません。
どの選択をしたとしても魅力を感じられる場所と信じているので、あんまり気負わずに体入に来てみてほしいですね!
あとめっちゃ言葉汚いですけど、バカみたいにみんな仲いいんで!(笑)楽しく過ごせると思います!
本日は素敵なお話ありがとうございました!
咲徠涼介:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年8月5日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。