松山ホスト『Groovy』愛瀬マツが「嫌いだった」夜の世界でつかんだ自信と成長【独占取材】
それでも、ホストを続けられている理由とは?
コンプレックスを努力で乗り越え、自分自身をポジティブに変えてきたその軌跡をたどります!
トピック
嫌いだったホストの世界へ。直感と熱意が変えた人生の転機
ホストを始めたきっかけを教えてください!
愛瀬マツ:Groovyの人事の方と昔からの知り合いで、「よかったらウチで働いてみない?」と誘われたのがきっかけです。夜の世界で働くことに抵抗はなかったんでしょうか?
愛瀬マツ:それが実は、めちゃくちゃありました。僕、最初はホストをかなり毛嫌いしていたので(笑)。なんとなく悪いウワサを耳にすることも多いし、いいイメージがなかったから、ずっと誘いを断っていたんです。
それでも「雰囲気だけでも見てみてほしい」と熱心にアプローチをされて、「そんなに言うなら」とまずは体験入店に行ってみることに。そしたらもう、びっくりするくらいキャストの方たちが優しくて!
「ここなら楽しくやっていけそうだな」と思えたので、入店してみることにしました。
ホストになる前は、どんなお仕事をされていたんですか?
愛瀬マツ:昼職を転々と。アパレル店の販売スタッフとか、お墓の文字を彫る職人の仕事とか、あとはテレビCMの編集・撮影なんかも経験しましたね。でも、どれも長続きしなかったんです。肉体的な疲労が大きかったり、人間関係が上手くいかなかったり、生活リズムが合わなかったり、給料が見合わなかったり……辞めた理由はいろいろだったんですけど。
さまざまなお仕事を経験したからこそ感じる、ホストならではの魅力はありますか?
愛瀬マツ:自由度が高いところかな。他の職場では身だしなみやルールに縛られる部分も多かったので、ホストはそういうのがなくて新鮮でした。やっぱり自分の好きな見た目で働けると、自然とやる気も上がりますね。モチベーションを保ちやすいという点でいえば、給与体系の違いも大きなポイント。昼職の時はどれだけ働いても給料が変わらなかったので、努力するだけ無駄だなと感じてしまうことも多くて……。
それが今は頑張った分だけしっかりと対価として自分に返ってくるので、自然と「もっとやりたい」って思えるんです。
憧れの背中に追いつきたい。本気に火が付いた
現在の働き方について教えてください!
愛瀬マツ:今はレギュラーキャストで、ほぼ毎日出勤しています。最初は不定期出勤のアルバイトとして自由にやっていたんですけど、「せっかくなら本気でホストをやってみたいな」と思って半年ほど経ったころに切り替えました。
「ホストを本気でやりたい」と思った理由はなんだったのでしょう?
愛瀬マツ:憧れの先輩たちに追いつきたいという気持ちが大きかったです。正直、自分がうまくいっていない時期は「先輩にご飯を食べさせてもらっている」という負い目や悔しさがあって……。
どうせなら僕も「カッコイイ側」になりたかったんです。そこからは、仕事に対する意識が変わっていきました。
接客をするうえで、工夫していることはありますか?
愛瀬マツ:お客さまによってテンションを変えるようにしています。落ち着いている方には、同じトーンで大人の余裕を出しつつ話す。逆にワイワイ楽しみたい方には、こちらも明るく場の盛り上げに徹する。
相手に合わせてキャラを作っている感じですね。
そのような姿勢は、どうやって身に付けたんでしょうか?
愛瀬マツ:先輩のアドバイスのおかげです!働き始めたばかりのころは、お客さまに対しても友達と話す感覚の延長線上で、ついつい自分の話ばかりしてしまっていました。
でもある日、先輩から「あくまでも仕事なんだから、自分の私情を出すんじゃなくてお客さまをもっとよく見て楽しませてあげないと」と言われて。確かにその通りだなとハッとしたんです。
それからは反省して、一歩引いて相手を見る意識を持てるようになりました。
真っすぐな向上心で成長。支えてくれる人がいた
自身の強みはなんだと思いますか?
愛瀬マツ:「変なクセがない」ところだと思います。お店によって接客のルールや動き方も違うと思うんですけど、僕は「ホスト未経験」だったので、どこにも染まってなかったんです。
教わったことをそのまま素直に吸収できた分、このお店のやり方にすっと馴染めたんじゃないかな。
入店当初から今までで、成長を感じる部分はありますか?
愛瀬マツ:ウチは「お客さまを一人にしない」という方針があるので、周りを見て空いている卓に着くといった臨機応変な対応力や、どんな方とも和やかに会話をするコミュニケーション力は成長したと思います。あとはテーブルマナーなどの基礎的なスキルですね。最初は失敗してしまうこともあったんですけど、お客さまが怒らずに「大丈夫だよ」と気遣ってくれたり、逆に上手くできた時は先輩が褒めてくれたりしたので、過度なプレッシャーを感じることなく着実にスキルアップしていけました!
マインド面で、働き始めてから変化した部分はありますか?
愛瀬マツ:美意識かな。ウチのキャストは本当にみんなイケメンなんですけど、僕は正直ルックスにそこまで自信があるタイプではないんですよ。でもその分、メイクを研究して良く見せようと努力するように。誰かを真似するのではなく、自分に一番似合うスタイルを追求するようにしています。
あとは、すごくポジティブになったと思います。仕事を始めたばかりのころは、些細なことで落ち込んでは「もう辞めたい」と嘆いていたんですけど(笑)。今はすぐに気持ちを切り替えられます!
ポジティブになれたきっかけはあったのでしょうか?
愛瀬マツ:指名してくださるお客さまが増えて、自分に自信を持てるようになったこと。これだけ魅力的なキャストがたくさんいる中で、「お店を代表して自分が選ばれているんだ」と思えば、弱音を吐いているヒマなんてないなって。
周りのレベルが高いからこそ、自分を認めてもらえるって当たり前じゃないし、うれしいなって思える。それが原動力になるんです。
温かい仲間に囲まれる居心地の良さ。この場所で描く未来
お店やキャストさん全体の空気感について教えてください!
愛瀬マツ:みんなワイワイしていて、楽しい雰囲気です。本当に優しい人しかいないから、人間関係が原因で「出勤したくないな」と思う瞬間はまずありません。先輩後輩問わず気さくに話せる空気があって、プライベートで一緒に出かけることも。仕事だけの付き合いじゃないところが、ウチらしさだと思いますね。
キャストさん同士の絆を深めるようなイベントはありますか?
愛瀬マツ:年に2回の慰安旅行と、月1回のレクリエーションがあります。仕事を忘れて触れ合えるので、みんなの意外な一面が見えて仲良くなれるんですよ。ちなみに慰安旅行は前回は沖縄、その前は九州に行きました!
今後の目標や展望を教えてください!
愛瀬マツ:自分自身がもっと上を目指すとともに、今後は後輩の育成にも力を入れていきたいと思っています。自分が先輩にしてもらったように、接客のアドバイスとかもしていけたらな、と。そしてGroovyを、松山の中でもっとレベルの高いホストクラブにしていきたいですね!
最後に、これからホストを目指す男性へメッセージをお願いします!
愛瀬マツ:自分に自信がない人でも、がむしゃらに頑張れば結果はついてきます。実際、僕自身がそうでした。未経験でも素直に一歩踏み出してみれば道は開けると思うので、興味があるならぜひ挑戦してみてほしいです!
※本記事は、2026年9月7日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。