福岡中洲『GG本店 -2ND-』なにわりゅうじの等身大な仕事観。考える力を育てる朝ホスト【独占取材】
「面白そう」という等身大の興味から、朝ホストの世界に飛び込んだなにわりゅうじさん。
後輩ができたことで責任感が芽生え、言葉に行動を合わせる姿勢を大切にするようになったといいます。
現在は運営目線でお店全体を見ながら、一人ひとりが自分で考え、熱量を持って行動できる環境づくりにも向き合う立場に。
人間力を大切にしながら、熱量を持って真剣に仕事と向き合う。そう語るなにわりゅうじさんの言葉から、ホストに挑戦するうえで大切な姿勢が見えてきました。
トピック
なにわりゅうじさんのプロフィール
なにわりゅうじ
- 業界歴:
- 約4年(2026年5月取材時点)
始まりは「面白そう」から。朝ホストを選んだ等身大の理由
ホストを始めたきっかけを教えてください。
なにわりゅうじ:ホスト歴は4年目になります。始めたのは学校を卒業するくらいのタイミングで、「何か仕事をしようかな」と探していたときに、ホストって面白そうやなと思ったんです。
きっかけとしてはシンプルな興味ですね。あとはお金も欲しいなという気持ちもありました。
昔からホストに強く興味があったというより、仕事を探す中で興味を持ったくらいのイメージです。
ホストのどういうところが面白そうだと感じたのでしょうか?
なにわりゅうじ:自分が商品っていうところです。もともと歩合制の仕事だったり、何かを売ることに慣れていたわけではありませんでした。
それでも、自分が商品になる仕事ってどうなんだろうと思ったんです。
そこが面白そうだなと思いました。
学校を卒業するタイミングだと、昼職という選択肢もあったと思います。
なにわりゅうじ:そうですね。ただ、一般的な昼職があまり面白そうな仕事だと思えなかったんです。
当時は趣味とかもなかったので、自分が面白そうと思える仕事をしたいな、と。
せっかく働くなら真剣に取り組みたいと思って、興味を持てたホスト業界に進みました。
後輩ができて変わった、言葉に行動を合わせる姿勢
ホストとして、考え方が変わったタイミングはありましたか?
なにわりゅうじ:後輩ができたタイミングですかね。それまではただ自分が頑張ればよかったんですが、後輩が入ってきたときに教えたり何かを言う立場になったんです。
そこで、考え方が少し変わって人として成長できたかなっていう風に思います。
後輩ができたことで、どんな変化があったのでしょうか?
なにわりゅうじ:もっとちゃんとしなきゃいけないなと思うようになりました。僕は、どちらかというと適当な部分が多かった人間なんです。
でも上の人たちしかいないときと比べて、下の子たちがいる立場では責任感が違うと思ったんです。
だからこそ、自分の適当だった部分に対してちゃんと考えるようになりましたね。
といいますと?
なにわりゅうじ:自分が後輩に何かを教えるときに、積み上げたものだったり行動が伴っていないと、言葉って通じづらい部分があると思うんです。ホストって、普段の行動や積み上げてきたものが見えやすい仕事。
そういったもので背中を見せられると、伝えるときに説得力も出ますし。
なにより「自分が言うからには、やることをやっていないのは嫌だな」っていう気持ちが大きかったですね。
そこまでちゃんとしようと思えたのは、どうしてですか?
なにわりゅうじ:シンプルに、後輩にちょっとかっこつけたいな、と。やっぱ、背中で示してくれる上司はカッコいいと思うんですよね。
自分がそういう上司についていきたいと思うからこそ、まずは自分がそういう人になりたいと思いました。
個人から組織へ。考える力と熱量を育てる運営目線
後輩に教える立場になってから、見る範囲は変わっていきましたか?
なにわりゅうじ:そうですね。ただ以前と違って、今は運営サイドにいるので、よりお店全体のことを見たり考えるようになりました。前は、自分のことを慕ってくれている後輩だったり、自分の先輩だったり、ある程度話す人は限られていたんです。
でも今は、全体や大人数のことを見るようになりましたね。
お店全体を見る立場になると、難しさもありそうです。
なにわりゅうじ:そうですね。でも全部僕が見ているわけではなく、任せられる人に任せてるようにしています。全体を見るようになると「自分が教えたほうが良いのかどうか」というところまで考える必要があるんです。
自分が教えるのか、任せるのか。いろんな視点で物事を見るようになったので、そこのバランスは難しいなと感じていますね。
ちなみに教えるときに大切にしていることはありますか?
なにわりゅうじ:自分で考える力をつけさせることは意識しています。僕のやり方だけが正解というわけではありません。
正解は、お客様の数だけあるし、キャストの数だけあると思うんです。
だから小手先のテクニックを教えるというより、考える力が育つように教えるってことは意識していますね。
すぐに答えを教えるわけではないんですね。
なにわりゅうじ:そうですね。まずは自分でいっぱい行動してもらって、それに対して自分で考えてもらって、そこから質問をもらうようにしています。
一回自分で考えてから、何を聞きたいのかを整理して聞きにきてもらうことは大事にしていますね。
行動して考えることを大切にしているのは、なぜでしょうか?
なにわりゅうじ:一人ひとり個性が違うので、他の人と同じやり方をしても上手くいくわけではないと思うんです。なので、自分で行動して、経験して、そこから学んでいくことが必要かなと。そのためには、まず熱量と行動量が大事だと思っています。
良くも悪くも、人間って周りの影響を受けやすいと思うんです。
だからこそ、熱量が波及しやすい環境にしたいっていう気持ちがあります。
頑張る子はどこに行っても頑張ると思うんですが、そうじゃない子も自分から頑張れるような環境を作っていきたいですね。
その環境の中で、どんな姿勢を育てていきたいですか?
なにわりゅうじ:ホストとして頑張るにも、やっぱり真面目さや勤勉さみたいなところって重要なんです。当たり前のことを当たり前にやれる人が成長できる業界だから、ホストを離れたあとにもつながっていくと思うんです。
ホストは年齢的な期限が短いし先がないイメージなんですけど、違う事業を拡大した先で働いてほしいという気持ちがあります。
だからこそ、もしホストを離れたとしても、「ここで働いて人間として成長できたな」って思えるグループにしていきたいと思っているんです。
人として向き合う場所。真剣に過ごした時間が、その先につながる
「人間として成長できる環境」にしたいと思うのはなぜでしょうか?
なにわりゅうじ:ホストの仕事って、人間力が大事だと思うんです。人としてしっかりしてるかどうかですね。自分のことだけじゃなくて、いろんな人だったりいろんなことを大事にできる人を育てたいし、僕自身もそうありたいと思っているんです。
結局人としてしっかりしてないと、お客様も応援したくならないじゃないですか。
ヘルプにつく人や運営する人など、いろんな人で成り立っているものがホストクラブなので、人間としてしっかりしていない人ばかりだと、お店自体がうまくいかなくなるんじゃないかと思うんです。
だからこそお客様にも、周りの人にも、ちゃんと向き合うことが大切。
プレイヤーをやってたときも人間力は大事だと思っていたんですが、運営側の立場になってより思うようになったかもしれないですね。
お店としても、人としての部分を大切にしているのでしょうか?
なにわりゅうじ:そうですね。上の人たちも、個人の頑張りだけを見ているのではなく、人としてどうかという部分を重視している人が多いです。
だから、活躍しているからといって理不尽なことをしていても、それを無視するような環境ではありません。
それに新人であっても、真面目に熱量を持って取り組んでいる部分は見てもらえると思います。
そういう意味でも、新人とか未経験とかはあまり関係ないですかね。
未経験の方でも、周りに相談しやすい環境はありますか?。
なにわりゅうじ:そうだと思います。未経験の人も多いですし。先輩や上の人との距離が遠い感じではないので、誰にでも聞きやすく親しみやすい空気はあると思います。
それでいて、みんなで高め合える環境になっているかなと思っていますね。
最後にホストを始めるか迷っている人に向けて、メッセージをお願いします!
なにわりゅうじ:やりたいことのためでも、お金のためでも、頑張ってくれるなら歓迎したいですし、応援したいですね。さっきも言ったんですが、どうせ仕事で時間が過ぎるなら真剣に取り組めるほうがいいと思っているので。
ホストは熱量さえあれば誰でも変われる世界だし、そのためのサポートもします。なので興味があれば体入からでもお店に入ってついてきてください。
お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
なにわりゅうじ:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年7月7日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。