構えない男らしさ。岐阜『ROYCE』のホスト、大雅が大切にする人との距離感【独占取材】
未経験の状態で地元を離れて飛び込んだホストの世界で、試行錯誤を重ねながら自分なりの接客を少しずつ見つけていったといいます。
大切にしているのは、お客様が「楽しかった」と思って帰ってくれること。そのために相手の反応を見ながら接し方を変え、継続と気遣いを積み重ねてきたそうです。
大雅さんがホストを続ける中で変わっていった心境。そしてROYCEという環境だからこそ踏み出せた一歩について、率直な言葉で語っていただきました。
友人に誘われて地元を飛び出しホストに
まず、ホスト歴と始めたきっかけから教えてください。
大雅:ホスト歴は1年半くらいです。きっかけは、タイミングが良かったのとホストに興味があったからですね。
もともとは現場仕事をしていたのですが、辞めて無職の期間がありました。
時間ができたときに、「何か新しいことをやってみようかな」と考えていたんです。
そのタイミングで、ホストという選択肢が浮かんだんですね?
大雅:そうですね。ちょうどその頃に、ROYCEで活躍していた夢咲愛琉くんがSNSでライブ配信しているのを見ました。
愛琉くんとは高校からの友達で、クラスも部活も一緒だったんですよ。
そんな彼を見て、ホストの選択肢も出てきたんです。
もともとホストをやるつもりはなかったんですが、「愛琉くんにできるなら自分もやってみようかな」と思って。
すぐに「俺もホストやりたいから岐阜行くわ」と連絡して、3日くらいで準備して地元を離れました。
地元を離れる決断に不安は感じませんでしたか?
大雅:不安はありました。でも地元にいたままだと、「だめだったら戻ればいい」という逃げ道があるじゃないですか。
昔は逃げればいいやという考えをすることも多かったので、甘えられる環境をなくして本気で向き合いたかったんですよね。
だからこそ環境ごと変えようと思いました。
あえて自分を追い込む環境に飛び込んだんですね。
大雅:そうですね。自分でなんとかしないといけないなら頑張るしかないじゃないですか。
ただ、ゼロから一人でやるのは正直怖さもありました。
接客業も得意ではなかったですし、全く知らない環境に入る不安もありました。
その不安は、どうやって乗り越えようと考えたんですか?
大雅:最初は、愛琉くんを頼ろうと思っていました。昔から困ったら助け合う関係だったので、信頼できる人がいる環境なら安心して挑戦できると考えていたんです。
慣れない土地ですが、精神的な支えがあったのは自分の中で大きかったです。
おかげで安心して寮に入ってホストの仕事を始められましたね。
結果が出ない3カ月と外への挑戦
実際にホストを始められて順調に進められたのでしょうか?
大雅:最初は全然うまくいかなかったです。人見知りなので、卓に着いても何を話せばいいか分からなくて。
会話が続かないこともありましたし、初回もなかなか次につながらなかったです。
何をやればいいか分からない状況に焦りを感じることもありました。
その状況をどうにかしようと、誰かに相談はしましたか?
大雅:自分より経験がある方に、アドバイスをもらってそれをずっとやっていましたね。愛琉くんや先輩たちから「これもっとこうしたらいいんじゃない?」と教わったことを実践していく感じです。
ですが聞いたことをやっているだけだと足りないという気持ちもあって、自分でもなんかしなきゃなと思って動いていました。
大雅さんは具体的にどんな動きをしていたのでしょうか?
大雅:TikTokの配信を継続していました。卓でお客様を待つだけじゃなくて、自分から来店のきっかけを作ろうと思ったんです。
当時は他の方法も思いつかなかったので、意地でもTikTok配信をやるしかないという気持ちで、時間を作ってずっと配信していましたね。
やることが分かるまでは、これしかできないって感じで。
配信を始めてから変化はありましたか?
大雅:正直配信を始めてから3ヶ月くらいは、思ったような結果につながらなくて心が折れそうになったこともありました。ですが4ヶ月目になると、SNSをきっかけに来店してくれるお客様が徐々に増えてきたのが嬉しくて、モチベーションにつながりました。
お客様の来店数も増えて卓で話せるようになって、相手の反応を見る余裕も出てくるくらいまで慣れてきましたね。
やり続けたからこそより良い接客体験につなげられたんですね。
大雅:そうだと思います。ひとつのことにコツコツやり続けるのは大事だと思いましたね。
新しいことを始めて上手にできなかったとしても、それが慣れなのか性格の問題かは分からないんですよね。
だからこそ自分なりに継続してみるまでやって、「これでいいんだ」と思うくらいまでやるのは大切だと思います。
構えない男らしさが今の接客スタイル
大雅さんが接客番大事にしていることは何ですか?
大雅:やっぱり、お客様が満足して帰ってくれることが一番ですね。派手に盛り上げることよりも、その人に合った時間を作ることを大事にしています。
自分がどうかより、相手がお店に遊びに来てよかったと思ってもらえるかどうかを見ています。
その人に合った時間というのは、具体的にどう作っていますか?
大雅:お客様の楽しみ方は人それぞれ違いますし、その日の状況によっても変わると思っています。なので、タイプや空気感を見て接客方法を変えています。
たとえばお酒が好きな方ならゲームで一緒に盛り上がりますし、悩みがある方なら無理にテンションを上げずにしっかり話を聞くようにしています。
その人や状況次第で、毎回やり方は変えていますね。
それは初回の方にも同じようにしているんですか?
大雅:初回の方はまた別の工夫をしています。最初はテンション上げて卓に行くんですけど、2分くらい話して「違うな」と思ったら変えます。
盛り上げるか、自分が体を張ってふざけるか、相談に回るか。自分の中に3つくらいパターンを試すようなイメージです。
相手の反応を見てその場で切り替えながら、一番良さそうな接客ができるようにしています。
接客しながら細かい変化に気づくのは難しそうですね。
大雅:場数を踏んで、慣れてきた部分が大きいと思います。「その人が何を求めているか」ちゃんと見ないと分からないので、相手に寄り添う姿勢は大事にしています。
やっぱり信頼は大切だとなので、レスポンスを早くするとかネイルとか小さな変化に気づくとか。
そういう基本的なことも含めて、ちゃんとやろうと思っています。
お客様も安心して楽しめそうです!
大雅:お客様にそういっていただけると嬉しいですね。見た目は怖そうって言われることもありますけど、話しやすいって言われることも多いんです。
実は新人の子たちが「大雅さんご飯行きたいです」とか「相談があるんです」って言って、自分から声をかけてくれることもあります。
それって信頼してくれているから来てくれるんだと思うので、ありがたいですね。
お客様もお店のキャストも、居心地のいい距離感はそれぞれ違うと思っていて。
そこをちゃんと見てあげるのが、信頼につながるのかなと思っています。
ROYCEなら気兼ねなく挑戦できる
後輩や先輩との距離感も近いのでしょうか?
大雅:そうですね。先輩後輩関係なく距離感が近いと思います。上の人も自分からいじられに来るような人なので、同じ目線で話してくれるのがすごくいいなと思います。
営業終わりにご飯に行くとか社員旅行なんかもあるので、仲良くなるチャンスも多いと思います。
僕も教育には携わらせてもらっているので、話しやすい関係性は意識していますよ。
お店全体で仲が良いと雰囲気もよさそうですね。
大雅:そうですね。お客様からもお店全体の雰囲気を褒めてくれることもあります。
困ったときにもちゃんと助けてくれるので、放置されている感覚もなくてあたたかさを感じますね。
僕もROYCEで人見知りしなくなって前向きになれたので、働いてきてよかったなと思っています。
ホストを始めてから他に変わったことはありますか?
大雅:前より自信がついたのと、美意識は高まりました。周りのキャストも皆メイクをしていますし、肌がキレイな人が多いんですよね。
そういう姿を見て、自分もYouTubeで化粧のやり方を勉強したり、スキンケアをちゃんとやったりするようになりました。
お客様に見られる意識があると、自然とそういった部分にも気をつけるようになります。
これからホストを始める方に向けてメッセージをお願いします。
大雅:ホストは自分に自信がなくても、自信が持てるようになれる仕事だと思うんです。僕も最初は自信がなかったんですが、見た目的にも精神的にもカッコよくなれたので、興味があるならチャレンジしてみてほしいですね。
ROYCEは教育もしっかりしているし、まずは先輩について行けば安心できる環境だと思います。
ホストの体入を通じて、お店の雰囲気を感じてくれたら嬉しいですね。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
大雅:ありがとうございました!※本記事は、2026年3月6日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。