弱さを見せて、熱狂を生む。広島ホスト『AIM by ACQUA』青が語る、飾らないチーム論【独占取材】
お昼のお仕事での試行錯誤を経てホストの世界へ飛び込むと、飾らない人間性と圧倒的な「人たらし」で、すぐさまお店を引っ張る立場に。
自身の「弱み」を包み隠さず晒し、仲間を頼る独自のマネジメント論とは。
「毎日に熱狂したい」「自分らしく働きたい」と願う全ての人へ届ける、等身大のインタビューです。
トピック
実は一人でいられない「寂しがり屋」。不器用な僕がホストに惹かれた理由
まず、青さんがホストになったきっかけを教えてください。
青:きっかけは、知り合いの女の子に誘われたこと(笑)。専門学校を卒業したあと、上京して有名な美容室で働いていたんですが、めちゃくちゃきつくて3ヶ月で辞めて広島に帰ってきたんです。その時に知り合いの女の子から『いい仕事があるよ、面接に行ってみたら?』って言われて。
言われるがまま面接に行ったら、その子が通っていたホストクラブで。思わぬ形でのスタートでしたが、それが僕とホストという仕事との出会いでした。
衝撃的なスタート!未経験だと、最初は戸惑うことも多かったのでは?
青:はい、最初はすごく怖かったです。初回の接客って先輩と一緒に大勢で席につくことが多いんですが、集団だとあまり素が出せなくて「1対1の二人きりなら、もっと自分の良さを伝えられるのに……」って悩むことも。
でも、八方美人に必死でお客さまに向き合っていくうちに、少しずつ相手の素敵な部分を見つけるのが得意になって。
それから次第に、初対面の方ともすぐに打ち解けられるようになって、周りから「初回に強い人たらしだね」って言われるようになりました。
「人たらし」はすごいですね。昔から人と関わるのがお好きだったんですか?
青:そうなんです。実は僕、人に依存しないと生きていけないタイプでして(笑)。昔から人が大好きで、一人で過ごすのがすごく苦手だったんです。だから夜中に家で一人でじっとTikTokを見てるくらいなら、お店に出勤して誰かと過ごすほうが自分には合っていて。
「人と話したい、関わりたい」という自分の性質が、結果的にこの仕事と上手く噛み合っているんだと思っています。
なるほど!ちなみに、最初に入店されたのが今のお店ですか?
青:いえ、AIM by ACQUAは最初のお店とは別です。ちなみに最初のお店は、生活リズムがあまりにも真逆だったのと、頑張りすぎて燃え尽きてしまって9ヶ月ほどで退店(笑)。当時はあまり簡単に移籍ができる時代じゃなかったので、そのあとはほとぼりが冷めるまで3、4年くらい美容師として働いていました。
でも、お昼の仕事自体があまり好きになれなくて、衝動的に美容院を辞めて次の日に別のお店へ面接に行ったり、合格しただけで満足して結局辞退しちゃったり……。
一度手に入ると満足しちゃうタイプで、当時は社会人としてかなり不器用でしたね(笑)。
そう考えると、お昼のお仕事よりホストのほうがご自身に合っているんでしょうか?
青:はい、ホストという仕事は本当に肌に合っていて。一般的なお昼の仕事って、毎日決まった時間に出勤して退勤するじゃないですか。そういう普遍的な毎日も素敵なことなんですけど、僕には変化が必要だったんですよね。
その点この仕事は、出勤してその場にいるだけで毎日に変化がつけられる。昨日まで何もなくても、きょうお店に行くことで新しい出会いやチャンスがある。そうやって普遍的な日々に変化を起こせることが、この仕事の大きな魅力だと思います。
自分の「弱み」はあえて晒す。立場を超えてお互いに頼り合える関係性
AIM by ACQUAには、どういった経緯で入店されたんですか?
青:いつか歌舞伎町のホストとして挑戦したくて、そのための準備資金を短期間でしっかり貯めるために、夜の世界へ戻ることにしたんです。そのタイミングで同じグループのACQUA -Hiroshima-を知り、上の方にInstagramで「明日、面接してもらえますか?」と直接DMを送って、翌日には面接だけでなく体験入店もさせてもらって。
行動力だけはあるので、迷うより先にまず動いて飛び込みました。
最初はACQUA -Hiroshima-で体入されていたんですね!
青:はい。ちょうどその日はプレオープンだったんですが、初日からかなり強い手応えを感じられたなあ。でもそれ以上に、上の方が僕に対してすごく温かく接してくれて、おもてなしの精神や人柄にめちゃくちゃ惹かれましたね。
「この人のもとで頑張りたい」と思って、体入2日目にはすぐ入店を決めたんです。
入店されてからは、どのようにキャリアを重ねていかれたんですか?
青:ACQUA -Hiroshima-のプレイヤーとして働いて4ヶ月ほど経った頃、上の方から「新店舗(AIM by ACQUA)を一緒に立ち上げないか」と打診されたんです。まあ、最初は「無理です!」って本気で断ろうとしてたんですけど(笑)。というのも、当時はまだお客さまも多くなかったですし、自分がお店を引っ張っていくイメージがどうしても湧かなくて。
それでも、その打診してくれた方へのリスペクトから覚悟を決めて、立ち上げに挑むことに。
当時は歴の浅いメンバー中心のスタートで不安もありましたが、みんなで一致団結した結果、初月から想像以上にいい形でオープンを迎えることができました。
お店の顔という立場になって、青さんの中でどんな変化がありましたか?
青:一番変わったのは、自分の弱みを隠さなくなったことかな。この立場の人って、なんでも自分で解決できるのが普通かもしれないですが、僕はまだ経験値が足りないので、アウトプットが上手くできない時もあって。だからキャストから何か質問された時も「今日は答えが出ないから、一日考えさせて」とか「間違ってたら教えてくれ」ってハッキリ言っているんです。
無理に知ったかぶりをせず、素直に弱みを見せられるようになったことが変化でもあり、今の自分の一番の強みかもしれません。
それは素敵な強みです!マネジメントで意識していることはありますか?
青:自分にできないことは無理をせず、得意な仲間に頼ること。僕は新人教育や細かいフォローがあまり得意ではないので「俺はこういう部分が得意じゃないから任せるし、みんなにも頼ると思う」って、あらかじめミーティングで全員に伝えているんです。
同時に「俺を上手く使ってほしいし、俺もみんなを頼らせてもらうね」とも話していて。
僕自身が素直に弱みを見せることで、キャストみんなも素直になって、お客さまに自分の想いをストレートに伝えられるようになってくれたらうれしいですね。
否定せずに、個性を伸ばす。一人ひとりの選択や「これから」に向き合う場所
新人のキャストさんと接する際、何か意識されていることはありますか?
青:僕はもともと人間がめちゃくちゃ好きなので、相手の悪いところを探すんじゃなくて「この人はどんな人なのかな?」って知ることから始めるようにしているかな。お店に入ったばかりの時って、誰でも緊張するじゃないですか。それぞれ考え方も違う人ばかりですし。
だからこそ、まずは相手に興味を持って話を聞いて、一人ひとりの人間性を理解することを第一に考えていますね。
キャストさんによっていろんな考え方があると思いますが、どう受け止めていますか?
青:ホストという仕事に対して、どんな考え方や働き方であっても、僕は絶対に否定したくありません。例えば、お昼の仕事をメインにしながら兼業で頑張りたいっていうキャストも、中にはいるじゃないですか。
そういう人にも、お店や僕の都合を押し付けるんじゃなくて「本業を大切にしながらここでも成長していこう」ってそのまま肯定して認めるようにしています。
自分の価値観だけで決めつけず、その人の選択を一番に応援したいと思っているので。
自分のスタイルを認めてもらえるのは、働く側としてもすごく安心感があると思います。
青:そう言ってもらえるとうれしいですね。僕はお店を大きくすること以上に、キャスト一人ひとりが個性を伸ばせる環境を作りたくて。
マニュアル通りに縛るのではなく、その人の良さが活きるやり方を一緒に探していきたい。
AIM by ACQUAが、みんなそれぞれ自分らしく輝いて成長できる場所であるようにと、本気で思っています。
まずはこのお店で、一人ひとりが個性を活かして成長していくことが大切なんですね。
青:そうですね。やっぱりここで努力して成長できた経験って、絶対その先の人生でも大きな自信になると思うんです。もちろんホストとして極めていくのも最高ですし、もし将来「自分の美容室を持ちたい」みたいな別の夢ができたとしても、ここで培った営業力や人との向き合い方は絶対に無駄になりません。
ただ今を楽しむだけじゃなくて、ここで頑張った経験が次の人生の大きな武器になるようなサポートを、これからも続けていきたいですね。
毎日に「熱狂」しよう。身体ひとつで飛び込める、新しい自分への一歩
このお店を引っ張ってきた中で、どんな想いを大切にされてきましたか?
青:立ち上げ当初は本当に不安ばかりでしたが、僕自身が支えにしていたのが「毎日に熱狂する」という言葉です。昼職のように毎日同じことの繰り返しではなく、出勤してその場に立つだけで新しい出会いや変化が生まれるのが、この仕事の面白さ。
だからこそキャストにも「今日という日に熱狂しよう」と伝えていますし、みんなが夢中になって働ける環境を作ることを一番に意識してきました。
キャストさん同士の雰囲気や、仲の良さはいかがでしょうか?
青:めちゃくちゃ仲が良いですね!どれくらいかというと、キャスト2人と僕の3人で、7.3畳の1Kでルームシェアをしているくらい。あ、ちなみに猫もいます!(笑)営業後も自然と家にみんなが集まって一緒にご飯を食べたり、たわいもない話をしたりしていて。
立場が違うことによる壁みたいなものも全然なくて、プライベートから自然体でいられる温かい空気感があるのは、うちの一番の自慢です。
未経験の方がホストを始めるにあたり、何か必要な準備はありますか?
青:身だしなみを整えて、身体ひとつで来てもらえれば十分!特別なスキルや経験なんて一切いりません。分からないことや困ったことがあっても、温かい先輩たちが全力でサポートしてくれますから。
一人で抱え込ませない環境が整っているので、本当に安心して飛び込んできてほしいなと思っています。
最後に、AIM by ACQUAへの応募を迷っている方にメッセージをお願いします!
青:「人生を大きく変えたい!」みたいな固い意気込みじゃなくて、最初は「挑戦してみたい」とか「ちょっとした暇つぶし」くらいの軽い感覚でいいと思うんです。大事なのは、勇気を出して一歩踏み出してみること。
AIM by ACQUAには、一緒に夢中になれる仲間がいる。
その最初の一歩が、自分の可能性を広げるきっかけになると信じています!
※本記事は、2026年9月24日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。