すすきの『ARROW』の努力家・結城結が対話から得たもの【独占取材】

今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。

今回はすすきののホストクラブ『ARROW』で真摯にホストに取り組んでいる結城結（ゆうきゆい）さんにインタビューしました！

『ARROW』は『ZEUS Group』の第3店舗。一人ひとりが輝ける新しいホストクラブを目指しているお店なんだそう。

そんな同店でホストのお仕事にひたむきに向き合い続けているのが、結城結さんです。

このインタビューでは、そんな結城結さんに日進月歩の成長戦略や、ARROWで働いていて良かったことをお話しいただきました。

未経験から始めてお仕事への向き合い方に悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください。

結城結（ゆうきゆい）さんのプロフィール

結城結（ゆうきゆい）

業界歴：: 1年2か月（※2024年11月時点）
経歴：: ・2023年11月に『ARROW』でホストデビュー
・2024年7月末に掛け持ちをやめてホストに専念
・真摯にホストに取り組み、日々成長中

ホストを始めたきっかけとイメージの変化

―ホストになったきっかけとホスト歴に教えてください

結城結：若いうちだからこそできるお仕事をしたいと考えたからです。

それから、ホストを始める前にホテルの建設現場の現場監督をしていたのですが、どうしても夜寝るのが遅くなってしまって。

その時間で何か自分にとってプラスになることをしたくてホストのお仕事を選びました。

今年の7月、誕生日が来て20歳になるタイミングで掛け持ちをやめて、現在はホスト一本で働いています。

掛け持ちを辞めてからはホストに使える時間がすごく増えました。毎日お店に出られるようになって。

お姫様とお話しする時間が増える分、ホストの仕事にぐっと集中して取り組めているのは良い変化だなと思います。

―ホストを始める前後で、お仕事に対するイメージに違いはありましたか？

結城結：始める前は漠然と「世間からの印象の悪い仕事」だと感じていました。

そもそもホストのお仕事のことを何も知らなかったので、僕自身は全然イメージができていなくて。

ホストを始めたあとは、世間のイメージとは違って悪い仕事ではないと感じています。

イメージが変わった大きなきっかけがあったわけではなくて、ホストとして働く日々が充実しているから自然とそう思うようになりました。

「ホストって楽しい」「ホストになって良かった」と感じることが何度もあったんです。

じわじわと印象が変化したというのが近いかもしれませんね。

働くうえで大切にしていること

出典：ARROW(アロー) - ススキノホストクラブ求人情報 | 体入ホスパラ

―働くにあたって大切にしているマインドはありますか？

結城結：そうですね……コミュニケーションを大事にしたいなと思っています。

それはキャストに限った話ではなく、もちろん女の子相手でも。

なんとなく「もっとコミュニケーションとったほうがいいよな」と思ったところから始まって。

話をしっかり聞くようにしたら、それが活きる機会が何度もありました。

今は常にコミュニケーションをとるように意識しています。

キャスト同士で言うと営業後にご飯行ったり、休みの日にみんなで出かけたり。

直接お仕事に関係しなくても、一緒にいる時間を増やして思ったことが互いに言えるようにしています。

―仕事のしやすさにも影響しそうですね。

結城結：そうだと思います。

コミュニケーションを意識すると、相手への思いやりやそれに伴ったことができたり……

壮大ではないにしても、ホスト相手でも女の子相手でも何かあったらお祝いをするのもそうですね。

ちょっとしたプレゼントをする程度なんですけど、それが仕事をするうえで物事がスムーズに働くきっかけにもなるかもしれませんし。

自分にとっても相手にとっても、コミュニケーションはプラスでしかないのはホスト以外のことでも言えると思います！

―そのほかホストのお仕事のためにした努力したことはありますか？

結城結：入店したてのころ、スキマ時間に一人でシャンコの練習をしていました。

たくさん種類もあるし、覚えるのが大変で自主的にもやろうと思ったんです。

もちろんお店でも何人か集まってシャンコを練習する時間があるんですが、働いているスキマ時間にも自主練習をするようにしていました。

―自主的に動かれているのが素晴らしいですね！

結城結：ほかにも接客のことやLINEの効果的な使い方など、改善点を見つけたら積極的にアドバイスをもらいに行くようにしています。「〇〇についてアドバイスください！」って！

普段意識的にコミュニケーションをしているおかげで、そういう質問がしやすくなっていると思います。もちろんお店が聞きやすい環境というのもありますが！

あと、これは今していることというよりもやりたいことですが、もっと活字が読みたいです。

掛け持ちを辞めたタイミングから考えていることですが、忙しくてなかなか実践できていないので……！

『ARROW』だからできたこと

―ARROWさんだからこそ成長できた部分はありますか

結城結：誰かのために話したりお酒を飲んだりできる、利他的な自分になれたと感じています。

誰かを思いやってプレゼントをしてみるのも、自分のためではなく相手のため。そういった利他的な行動はホストを通してできるようになったことだと思います。

あとは、指示された時にすぐ動けるようになったかな。

さらに言うなら、そこから人に指示を伝える力や指示を聞く力もつきました。

―働く場所としてのARROWの魅力を教えてください。

結城結：ARROWの魅力は、やりたいことをお店の人に伝えたら、それができるような動きをさせてもらえることです。

これまでのやり方に固執せず、変化を許してくれる場所、いろいろ受け入れてくれるような環境なんです。

僕も大きな事ではありませんが、やりたいことを伝えたことがあります。

「こういうふうにしてほしい」っていうのを伝えたら、必ずしも完全にそうなるわけじゃなくても、取り入れてくれる場所だと思います。

結城結さんのこれから

―今後一緒に働いてみたいのはどんなホストさんですか？

結城結：僕はどちらかというと内向的だから、ギャグマンガの主人公みたいに元気のある人だと良いかな。

お店の雰囲気を盛り上げてくれる人が来てくれたら嬉しいです。

人柄ではなく接客面で言うと、女の子の気持ちを引き出すのが上手な人とか。

それ以外でも、その人自身の良さを接客に取り入れられる人、長所を活かせる人が来てくれたらと思います。

―最後に今後の目標とそのためにしている努力を教えてください

結城結：やっぱり、1番を取りたいです。

そのために今は手探りでいろいろ試しています。

例えば、相手が欲しいだろうなというタイミングを考えて連絡を入れてみるとか。

あとは、LINEの文面をそのまま受け止めるのではなく、こう言っているけど実際はどういう気持ちで送っているんだろうと考えるようにしてます。

何をどうしたら売れるみたいなのか見つけていきたいです。

―今後のご活躍も楽しみです！本日はありがとうございました！

結城結：ありがとうございました！

すすきの『ARROW』の努力家・結城結が対話から得たもの【独占取材】