強く。優しく。冷静に。ノンアルを貫くすすきの『CLOUD NiNe』一条水輝のホスト論【独占取材】
18歳でホストの世界に飛び込み、個人店・グループ店での経験を重ねてきた水輝さん。
さまざまな仕事を通じて「人と向き合う接客」に惹かれ、ホストという最上級の接客業に魅力を感じてきたと言います。
また、体質をきっかけに選んだノンアル営業は、常に冷静に向き合える強みに。言語力や会話の工夫など、足りない部分を補うための努力も続けてきました。
今の自分が理想に近いと語る水輝さんの姿には、これから挑戦したい方の背中をそっと押してくれる確かな説得力があります。
トピック
好奇心が導いたホストという選択
水輝さんがホストを始めたきっかけを教えてください。
一条水輝:18歳の時に「もっといろいろ経験をしてみたい」という気持ちが強くて。人と関わる仕事が好きで、もっと深く人と向き合える仕事をしてみたいと思ったのがきっかけです。「ホストってやったことないな~」って。
ホストの前は引っ越し、居酒屋、ホテル、コールセンター……高校時代だけでも10個くらいバイトを経験しました。
親から「なんでも経験してみて」と言われて育ったので、いろんな仕事をして自分に合うものを探していましたね。
1店舗目の個人店は半年ほどで退店しましたが、そのあと声をかけていただき。2年ほど働いたあと、大手グループ店を3年ほど経験し、今に至ります。
実際に働いてみて、ホストという仕事の印象はどうでしたか?
一条水輝:2店舗目はただ出勤して、従業員に会いに行くのが楽しかったんです。でもだんだんホストという仕事が、わかりやすく努力が返ってくる世界だと感じました。
自分なりにうまくできていないと絶対に結果につながらない。その過程が目に見えるのが、自分の中ではすごく良くて。努力が形になった瞬間は楽しいなと思いました。
ホストに面白みを感じた?
一条水輝:そうですね。お店全体で一つの目標に向かう青春っぽさも、ホストが楽しいと思えた要因の一つですね。まるで部活みたいに。成人してから味わう青春を感じる人は多いと思います。
ただそれ以上に面白みを感じたのは、ホストは普通の接客とは違って、もっと深く人が見える仕事だということ。
人間性とか本質的な性格がよく見えるというか。そういう「最上級の接客業」だと思っています。一番差が出るのも人間性ですね。
人間性や本質が見える接客業ってなかなかないですよね。
一条水輝:本当にそう。僕はホスト側だけが満足して終わる接客は三流だと思っていて。
女の子が幸せじゃなかったら意味がないし、喧嘩や言い合いになるホストはしょうもないなと感じていました。
僕はそういう場面がなかったんですけど、いろんな人を見てきて、そう思うようになりました。僕自身がノンアルで冷静でいられるからかもしれませんね。
ノンアル営業が育てた、思考と観察の力
ノンアル営業を選んだきっかけは何だったんですか?
一条水輝:成人してからお酒を飲むこともあったんですが、体調を崩すことが増えてしまって。病院に行ってみたら「体質的にあれだね~」って。それをきっかけに、ノンアルでいこうと決めました。
今はノンアルということで車通勤をしています。
飲めないことを不利だと感じたことはありましたか?
一条水輝:正直、飲めるに越したことはないとは思います。いまだに「ノンアルなの?」って顔色が変わるお客様もいますし。ただ、その分ノンアルの僕を選んでくれた人をより大事にしたい気持ちは強いですね。
ノンアルだからこそ工夫していることはありますか?
一条水輝:会話の仕方や言語力の向上はずっと意識していました。飲めないなら、他の部分で必ず補わないとダメだと思って。自己啓発本を買って読み込んだり、相手がどう返したら笑顔になるかを考えたり。その分、考える量は圧倒的に増えました。
ノンアルって冷静にいられるんですよね。そもそもホストになってから考える量も考え方も変わりましたけど!
冷静さが武器になっていると感じる場面も多いですか?
一条水輝:冷静さはかなり強みだと思います。僕はずっと素面なので、常に冷静でいられます。言い合いや感情的なトラブルを起こすホストもいますけど、自分はそういう場面がないんですよね。
自分も相手の言動も客観的に見られるので、変な方向に行かないというか。自分と相手の姿を透明人間のように見てる自分がいるんですよ。「今の接客姿を見てる透明人間の俺はどう思うのかな?」みたいな感じです。
お客様との関係性にも影響していそうですね。
一条水輝:そうですね。影響は大きいと思います。冷静に話せるし、一度話したこともちゃんと覚えていられる。感情で接客をしないので、相手も安心してくれるんじゃないかなと思っています。
お客様も僕に向き合っている方が多いと感じますね。
個人店だからこそ伸びるCLOUD NiNeでの挑戦
大手から個人店のCLOUD NiNeに移籍したきっかけを教えてください!
一条水輝:19歳の頃に同じお店で働いていた先輩がCLOUD NiNeにいて、その方の存在が大きかったです。当時、すすきのから家まで送り迎えしてくれたり、お世話になった部分が多くて。大手グループを辞めた時に「また一緒に働きたいな」と自然に思ったんですよね。
本当は引退しようかなとも考えていたんですが、その先輩の顔が浮かんで「もう一度やろう」と思いました。
実際にCLOUD NiNeに入ってみて、どんな環境だと感じましたか?
一条水輝:個人店ということもあって、いい意味でラフで居心地がいいですね。プレッシャーを感じることもあるグループ店とは違って、ホスト初めてという男の子も女性も入りやすいと思います。ホストという仕事をのびのび楽しめるんじゃないかと!
従業員同士も仲が良く、プライベートで遊んだり、遊んだあとにそのまま仕事の話をすることもあります。普段からオンオフがしっかりしているお店だと感じています。
今は内勤も兼務されているんですよね。
一条水輝:はい!でも「内勤5:プレイヤー5」ではなく、どちらも100%の気持ちでやっています。内勤と兼務しているのは、将来のためでもありますが、お店への恩返しの意味もあります。
入店して約半年ですが、お店にお世話になっていないことなんてないんです。だから自分の能力でできることは全部やりたいなと。
それが教育とか、車出勤だからこそできる送迎とかなんです。「優しい」と言われることもありますけど、自分の中では普通なんです。
将来何か事業をしたいなと思っているんですが、何にせよ自分のお店を持つなら、人の育成やマネジメントは絶対に必要になる。だから今やっていることは全部、将来のためにもなっていると思います!
後輩の教育で意識していることはありますか?
一条水輝:一番大事なのは、「背中を見せつつ、言葉でも伝える」ことですね。どっちか片方じゃ伝わらないと思っています。CLOUD NiNeに入ったとき、僕自身もゼロからのスタートでした。新人も僕も、土俵は同じなんです。その中で差がつく理由は必ずあるし、それをしっかり言葉にして伝えるようにしています。
悔しいとか、負けたくないとか、そういう感情が芽生えたら強くなれると思うので!
CLOUD NiNeで磨かれた今の一条水輝のホスト像
ホストとして、どんな姿を理想にしていますか?
一条水輝:今の姿が理想に近いと思っています。いろんな人と心穏やかに接して、楽しく働けて。お客様が笑顔で帰っていく、それが一番うれしいですね。時代にも合っている理想形なんじゃないかなと思っています。
ホストという仕事の面白さはどんなところだと思いますか?
一条水輝:精神面の成長ですね。僕自身、18歳の頃って、いろんなことから逃げていた部分もあったんですけど、ホストをやる中で全部ぶつかって、考え方も生き方も変わりました。
関わる人が成長していったり、変わっていく姿を見られるのも面白いです!
ホストという仕事の面白さはどんなところだと思いますか?
一条水輝:今、お店として大きな目標を達成するために、10個くらい壁があるんですが、それを一つずつ消化しているところです。個人店だからこそ、伸ばせる部分も多いと思っています。もっとお店が盛り上がる土台をつくれたらいいですね。
僕も説得力を増すために、もっと背中で見せられるように頑張りたいです。
これから入ってくる方に伝えたいことはありますか?
一条水輝:男ってプライドがあったりして、自分のやり方だけで突っ走っちゃうことも多いんですけど、素直に聞ける子ほど絶対伸びます。僕、24時間のうち睡眠時間以外はホストのことを考えているので、だいたいの答えは自分の中にあると思うんですよね。
だから、聞いてくれたらなんでも伝えたいです。
ちょっとでも変わりたい気持ちがあるなら、一度このお店に来てみてほしいです。自信がない子でも、ポテンシャルは絶対にあると思うので!
今、僕がCLOUD NiNeにいるので、安心して飛び込んできてほしいです。
本日は素敵なお話ありがとうございました!
一条水輝:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2025年11月18日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。