すすきのホスト『GARAXY』繭が語る挑戦の歩みと仲間からの成長【独占取材】
そんな彼が今、すすきののホストクラブ『GALAXY』で多くの仲間とともに輝きを放っています。
未経験からのスタートで掴んだ成長の実感、尊敬する先輩との出会い、そして仲間との一体感。
インタビューでは、繭さんがどのようにこの世界で自分を磨き、仲間と高め合ってきたのかを語ってくれました。
「誰かのために動く」「嘘をつかずに向き合う」
その真っすぐな姿勢が、彼の歩んできた道のすべてを物語ります。
ホストに挑戦してみたい方にも勇気を与えてくれる内容です。
トピック
寿司職人からホストへの転身ストーリー
ホストを始めたきっかけから教えてください。
繭:最初はSNSで有名なホストさんの動画を見たことです。Youtubeなどで見てて「ホストってかっこいいな」と思うようになりました。当時は仕事の関係上坊主だった自分ももっとおしゃれに、かっこよくなりたいという気持ちが強くて。
そんなとき、Instagramのストーリーにお店の求人広告が出てきて、「挑戦するなら今だ」と思ったんです。
当時はどんなお仕事をされていたんですか?
繭:札幌の老舗寿司屋で3年半働いていました。毎日根気のいる仕事でしたね。店は有名でしたし、誇りを持てる環境ではありましたけど、給料が安定していたわけではなくて。
「このまま続けても将来は見えないな」と考えることも多かったです。寿司屋の仕事も嫌いではなかったけど、それ以上に「もっと自分を変えたい」という思いのほうが勝ちました。
寿司職人からホストへの転身は大きな決断ですよね。
繭:そうですね(笑)最初は「ホストなんて誰でもできるんじゃないか」と軽く考えていたんです。イメージも良くなかったですし。でも実際に面接に行ったら、その考えはすぐに覆されました。
キャストの皆さんが「お客様を笑顔にしたい」と真剣に話していて、自分のためだけじゃなく人のために働いている姿を見たんです。
その瞬間「これは簡単な仕事じゃない、でも挑戦してみたい」と思いました。
実は寿司職人の経験が思わぬところで活きている瞬間もあります。というのも、寿司屋でもお客様に喜んでもらえる工夫を考えていたからです。
ホストも同じで、「どうしたら楽しんでもらえるか」を考える仕事なんだと感じています。
ホストを始めてから、この2年間でどんな変化がありましたか?
繭:大きく変わりました。最初は右も左も分からなくて、ただ必死に食らいつくだけ。でも今は従業員のみんなと一緒に考えたり、後輩にアドバイスする場面も出てきました。
お寿司屋さん時代は自分のことだけで精一杯でしたが、ホストを続ける中で「人のためにどう動けるか」をより意識できるようになった。それがこの2年間で一番の成長だと思います。
あとは自分のためにお金を使えるようになったことも大きいですね(笑)お寿司屋さん時代では経験できなかったことです。いろんなことをできるようになりました。
先輩との出会いが変えたホスト観
入店してから、大きな影響を受けた先輩はいますか?
繭:GALLERY -SAPPORO-の門司くんです。最初に「自分の給料のためじゃなく、店全体を俺が一番盛り上げたいから頑張ってる」と聞いたときは本当に衝撃でした。
寿司屋で働いていた頃は自分のことだけで精一杯だったので、そういう考え方があるんだって驚きましたし、同性からみてかっこいいなって。漢だなって。
「この人みたいになりたい」と思ったんです。
正直、最初は怖い存在でした(笑)厳しい言葉を受けることも多くて……
でも一緒に過ごしていくうちに、その厳しさが全部「お店や仲間を思っての言葉」なんだと分かったんです。
自分を突き放すんじゃなくて、本気で成長を考えてくれているんだって。そこからは怖さよりもありがたさのほうが大きくなって、今では尊敬しかありません。
門司くんは憧れる存在だし、追い抜きたいと思う存在です。良いところを取り入れて、自分の糧にしていきたいですね。
そうした経験で、ご自身の意識も変わったのですね。
繭:やっぱり「1を頼まれたら3で返す」っていう意識ですね。これはもともと学生時代にバスケをやっていたとき、コーチから言われて身についたものなんです。このぐらいでいいやで止まらず、2個3個先まで頑張れって。
だからお客様でも仲間でも、ちょっと先回りして動くことを心がけています。体調を気にかけるなら声をかけるだけじゃなくて飲み物を持っていくとか、相手にしてもらった以上を返す。
それが自然と自分のスタイルになりました。
もちろんお寿司屋さんでも意識していたけど、以前は「どうしたら喜んでもらえるか」で止まっていました。
でも門司くんに出会ってからは「必ず返す」「相手のために自分がどう動けるか」というところまで意識が広がりました。
自分の中だけで完結していた気持ちが、今は仲間やお客様に向けて行動として表せるようになったと思います。
成長のために意識されていることはありますか?
繭:はい。門司くんだけじゃなく、疑問があればいろんな人に聞くようにしています。人によって答えは違うんですけど、どれもその人にとっての正解なんですよね。だからこそ、いろんな考えを聞いて、自分に合うものを取り入れる。それができれば最強になれるんじゃないかなと思っています。
お客様への接し方で心がけていることはありますか?
繭:女の子に対して変に嘘はつかないことです。ごまかしたりせず、ちゃんと伝えるべきことは伝える。そのうえで、いいところや素敵だなと思った部分はきちんと言葉にするようにしています。そうすることで信頼してもらえるし、自分自身も嘘をつかずに接客できるので、自然体でいられるんです。
仲間と築く『GALAXY』での日々
『GALAXY』の環境について、どんな魅力を感じていますか?
繭:一番は「仲間の存在」ですね。うちは本当に雰囲気が良くて、一体感があります。僕自身は「目標をこれにする」とはっきり言えるタイプではないんですけど、周りがそれを手伝ってくれて一緒に達成できる。だから「みんなでつかんだ」という感覚があって、仕事がすごく楽しいんです。
アドバイスも、必要なときに聞けばちゃんと教えてくれるし、逆に気づいたときは自然に声をかけてもらえる。悪いところがあればはっきり言ってくれるし、言われないまま放置されることはない。そういう環境って本当に恵まれていると思います。
素敵な環境ですね。
繭:そうなんです。それと、うちはやる気をちゃんと形にできる場所だと思います。うちのメンバーはほとんどが未経験からスタートしていて、そこで積み上げてきた実績があるから、これから入る子も安心できるんじゃないかなって。
僕たち自身も同じように壁にぶつかってきたからこそ、新しい子が悩んだときに気持ちをくみ取ってあげられるし、一から一緒に考えて教えていけるんです。
僕自身も最初のころ、まだ門司くんのことを怖いと思っていた時期に「お前はこういう人だから、こういうふうになれるって期待しているよ」って声をかけてもらったことがあって。本当かどうかは分からなかったけど(笑)
それでもすごく嬉しかったんです。これまであまり期待されることがなかったので、余計に心に残っていて。そういうふうに後輩を思ってくれる人が多いのが、『GALAXY』の一番の魅力だと思います。
お店で過ごす中で印象的なエピソードはありますか?
繭:イベントや大事な日には、自然とみんなが一つになれるんですよ。例えば、あるキャストの誕生日イベントでは、本人以上に周りが盛り上げて「どうすればお客様に楽しんでもらえるか」を一緒に考えて動いていました。その一体感を感じたとき、「ここでなら誰よりも本気を出せる」と思ったんです。
個人で輝くことも大事ですけど、仲間と一緒だからこそ味わえる楽しさや達成感がある。それがGALAXYで働く大きな魅力だと思います。
そうした仲間との関わりが、ご自身の成長にもつながっているのでしょうか。
繭:間違いなくつながっています。自分ひとりだったら絶対に出せなかった力も、仲間と一緒だと自然と引き出されるんです。周りに刺激を受けながら「もっと頑張ろう」と思えるし、いい意味で切磋琢磨しあえる。ホストって派手に見られがちですけど、実際は仲間と一緒にコツコツ積み重ねる仕事だと思っています。だから、これから入ってくる方も「一人で戦う必要はない」という安心感を持ってもらえたら嬉しいです。
お店の雰囲気だけでなく、グループとしての支えも大きいと感じますか?
繭:大きいですね。グループ(ニュージェネレーショングループ/NGG)の上層部が定期的に来てくれるんですが、歌舞伎町の本部の方が月1回、すすきのまで来てくださったり、本部勤務の方が月2回ほど来てくださったり。
不定期ですが、歌舞伎町のお店の方がゲスト出勤してくれることもあります。
直接褒めてもらえたり、アドバイスをもらえたりすることで、自信を持てるし刺激にもなるんです。
あるとき、お酒の席で勢いで「もっと成長してみせます!」って話したら、上層部の方が「お前ならきっとできる」って言ってくれて。そのうえで、これからどう動けばさらに良くなるかまで一緒に考えてくれたんです。
「本気で見てくれているんだな」と感じて、自信につながります。入店したらそういった自信もつけられると思いますよ。
すすきのホストとしての未来への挑戦
これからの目標や描いている未来を教えてください。
繭:まずは、もっと多くの人にGALAXYの名前を知ってもらいたいですね。すすきのでホストクラブといえばGALAXY、そう言ってもらえるようなお店にしたい。
そのためには僕自身も成長し続けて、「この人に会いたい」と思ってもらえる存在にならなきゃいけないと思っています。
繭といえばこのお店!って理想ですよね。
そしていずれは後輩から「繭さんみたいになりたい」と言われるような先輩になりたいし、仲間と一緒にお店全体を盛り上げていくのが今の大きな目標です。
最後に、ホストに挑戦してみたいと考えている方へメッセージをお願いします。
繭:僕も最初は「本当に自分にできるのかな」と不安でした。でも挑戦してみたら、環境にも仲間にも恵まれて、想像以上に自分を変えられたんです。ホストって、ただ華やかに見せるだけの仕事じゃなくて、「誰かのために動く」「仲間と一緒に高め合う」ことが大事なんだと今は思います。そういう意味では、どんな人でも成長できるチャンスがある仕事です。
だからもし少しでも興味があるなら、迷わず一歩踏み出してほしい。きっと自分でも気づいていない可能性が見つかるはずです。ぜひ体入に来てみてください!
本日は素敵なお話ありがとうございました!
繭:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2025年10月9日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。