ホストは青春だ!すすきの『ELITE』KUROが示す“自分を変える”舞台【独占取材】
和歌山から北海道へ渡り、歌舞伎町での経験を経て独立。
「人に価値を与える仕事がしたい」という信念のもと、後ろ盾のない状態から挑戦を重ねてきたそうです。
ホスト=青春という言葉の通り、挑戦と成長を大切にするKUROさん。
教育へのこだわりや、仲間とともに夢を形にしていくリアルな言葉から、『ELITE』というお店の魅力と、人を育てる熱意が伝わってきます。
トピック
挑戦を恐れず、すすきのでつくる新たな舞台
KUROさんはもともと、すすきの出身なんですか?
KURO:いえ、出身は関西の和歌山県です。すすきのは北海道大学に進学したときに来ました。ホストを始めたのは大学4年生の時。漠然と興味があったので、誰に誘われたのでもなく自分からやりたいと思って始めました。
ただ、根底にはもう少し深い理由があって。自分の人生の価値観というか、「自分という人間の価値を最大化できる環境に身を置きたい」という思いがあったんです。
わかりやすく言えば、自分の力や存在で、人の人生をより良くできる、そういう仕事がしたかったんですよね。
人の人生に影響を与えられる範囲や人数が多いほど、その人間の存在価値は高まると思っていました。そういう環境を求めて、この仕事を選びました。
「人の人生をより良くする」という部分が大きかったんですね。
KURO:そうですね。僕の場合は、女の子を幸せにするホストとしてよりも、「ホストとしてもっと活躍したい」「成長したい」と思っている子たちを支えるような立場のほうが、自分の存在価値を発揮できると思いました。
人を幸せにできる質や数、そして影響力という意味でも、そっちのほうが自分に合っていると思ったんです。
それで歌舞伎町からすすきのに戻ってこられた?
KURO:はい。歌舞伎町に行ったのは最前線の空気を知りたかったし、自分を試したかったからなんです。歌舞伎町とすすきの両方を経験してわかったことは、すすきのという街はまだ発展途上だということ。
ホストのレベルもこれから上がっていく段階だし、お店の発信力や環境面でも、伸びしろがたくさんある。
たとえば、うちはYouTubeをやっていますが、当時すすきのでは、そういう発信をしているお店がほとんどなかった。歌舞伎町では当たり前のことが、すすきのではまだ当たり前じゃなかったんです。
だからこそ、「ないものを持ってくる」という気持ちが強かった。
歌舞伎町で得た経験を活かして、すすきのに新しい風を吹かせたいと思いました。
そうした想いが、ELITEの立ち上げにつながったのでしょうか?
KURO:はい。後ろ盾があるわけでもなかったので、貯金を全部かけて挑戦しました。怖さよりも「やるしかない」という気持ちの方が大きかったんです。
歌舞伎町へ行った時もそうですが、挑戦をするときにリスクをあまり考えないんですよね。
僕の性格で一番人と違うなと思うのは、「リスクをあまり気にせずドカンといっちゃう」ところ。
でもそれって、結局「青春したいから」なんです。青春ってリスクがつきものだし、人と同じ選択をしていても青春はできない。
人と違うことを成し遂げようとか、ドラマチックな人生を送りたいと思ったら、リスクを取らないとそんな人生にはならないと思っていて。
だから迷いなくオールインできるんです。見方を変えればただ能天気だとか楽観的な性格なのかもしれませんけど(笑)
学生時代からもそういうところがありましたね。人と同じ道を選ばないというか、ちょっとそれるほうを選んじゃうタイプでしたね。
そういった価値観が、今のELITEにもつながっているんですね。
KURO:そうですね。自分を試したいという気持ちは今もずっとあります。だからELITEという場所を作って、新しい挑戦を続けているんだと思います。
ホストは青春だ!教育で人が変わる環境
ELITEを立ち上げ教育に力を入れているかと思いますが、ホスト教育において大事にしていることはなんですか?
KURO:「物語で伝えること」ですね。教育ってどうしても「AはBである」みたいに理屈っぽくなりがちですが、僕はそういう伝え方はあまり好きじゃないので、少し回りくどくても、自分の実体験を交えながら、ストーリーで話すようにしています。そのほうが相手の心に残ると思っています。
男って理屈で動くと思われがちだけど、結局は感情の生き物なんですよね。
教えてもらったことを、どれだけ「やりたいこと」にできるかが大事なんです。
たしかに、教え方ひとつで感じ方が変わりますよね。
KURO:そうなんです。教育って、知識やノウハウを渡すことじゃなくて、「自分もできそうだな」とか「それ楽しそうだな」って思ってもらうことだと思ってます。結局、やらされている状態では長く続かない。「やるべきこと」を「やりたいこと」に変えられるかどうか。
その差を生むのは、やっぱり共感だと思うんです。
たとえば、「こうしたほうがいいよ」と伝えるときも、単に正解を言うより、自分の経験やエピソードを添えるようにしています。
「KUROさんもそこを通ってきたんだ」と思ってもらえるほうが、気持ちが前に向くんですよね。
共感を生む伝え方を意識されているんですね。
KURO:そうです。どんなに正しいことを言っても、共感がなければ心には届かない。たとえば学校の授業で、公式を覚えても気持ちは動かないじゃないですか。でも「自分もできそうだな」とか「それ面白そう」と思えたら、人は自然と前に進める。
だから、教える側の立場でも、常に相手の気持ちを想像するようにしています。それが僕が考える教育の本質なんです。
それはKUROさんが理想とする先導者像にも通じていますか?
KURO:そうかもしれませんね。僕の理想は、人の心に火をつけられる人。特別に優秀じゃなくてもいいし、頭が良くなくてもいい。一緒に話したりご飯を食べたりするだけで、「明日から頑張ろう」と思わせられるような人です。
どちらかというと、高校野球の監督に近いかもしれません。自分がプレーするわけじゃないけど、たった一言でチーム全体の士気を上げるような存在。
僕は人を怒るのが得意じゃないので、厳しさよりも理解と優しさで包み込むタイプです。
そうやって「この人を甲子園に連れていきたい」と思ってもらえる、そんな関係が理想ですね。
まさに“青春”を感じる関係性です。
KURO:僕にとってホストって、まさに青春の舞台なんですよ。先ほども言った通り、青春ってリスクがつきものだし、人と同じ選択をしていたら青春はできない。そう思うからこそ、リスクを取って挑戦する。
その姿勢がホスト教育にもつながっていると思うんです。
失敗してもいいから、挑戦してほしい。そして、仲間と本気でぶつかり合いながら成長していく。
そういう意味で、ELITEは青春できる場所なんです。
自分を変えたい人が成長できるELITEという舞台
ELITEにはどんなキャストさんが多いのでしょうか?
KURO:優しい子が多いですね。ただ、中には「もっと厳しくしてほしい」「叱ってほしい」と言う子もいます。
僕自身、上から押さえつけるタイプではなくて、等身大で話すのが得意なんです。よくも悪くも、身近なお兄ちゃん的な存在。
いじられることもあるけど(笑)それでもいいかなと思っています。
でも中には「もっと威厳のある強い先導者でいてほしい」と思う子もいて。そこは自分の理想像とのギャップとして、ずっと感じている部分ですね。
理想と求められる姿にギャップがあるわけですね。
KURO:そうなんです。僕は威圧的なリーダーより、理解者でありたいと思っています。優しいキャストって自分には厳しくて、だからそういう厳しさを渇望している子もいるんだと思います。そこは経営を始めて一番刺激を受けた気づきでした。
特にうちを選ぶ子たちは「変わりたい」という気持ちが強い。
大手のグループもたくさんある中で、あえて個人店のELITEを選ぶ理由は、今の自分を変えたい、停滞している自分を動かしたい、そういう思いがあるからなんです。
面接では、どんな部分を重視して見ているんですか?
KURO:ホストクラブって基本的に「誰でも採る」傾向がありますが、僕はポテンシャルを見ています。外見やトーク力よりも、「この子はどんな人間として成長していけるか」を重視しています。
面接でも「ELITEは自分を変えたい人を全力でサポートする場所」だと伝えています。だからこそ、未経験の子も安心して入ってきてくれる。
本気で変わりたいと思っている子にとって、ぴったりの環境だと思います。
そのポテンシャルというのは、どんな要素なんでしょう?
KURO:声の大きさ、リアクション、ちょっとした返事の仕方。そういう細かい部分に人柄って出るんですよね。男から見ても、女の子から見ても、「この人いいな」と思える素直さや人の良さ。
そういうかわいげがある子はやっぱり強いです。愛嬌がある人って、仲間にもお客様にも応援されるんですよ。
ホストって一人の個人事業主。自分の努力や人間力が、そのまま形になる世界なんです。
だから仲間はビジネスパートナーでもあるし、応援してくれる人がいないと成り立たないんです。だから愛される人間力がとても大事だと思います。
ホストを通して人生を変えるELITEのこれから
今後のビジョンを教えてください。
KURO:長く居続ける場所にしたいわけではないんです。短い期間でぐっと成長して、次のステージへ進んでほしい。ホストで人間力やマネジメント力を磨いて、自分のやりたい道へ踏み出していく。そういう“卒業”を前提に考えています。
感覚的には3年くらい。高校野球みたいに、区切りを決めて本気でやり切る。卒業後はOBのように関わってくれてもいいし、また一緒に仕事をする関係もすごく素敵だと思います。
ELITEで働く面白さはどんなところにありますか?
KURO:新しい店だからこそ、みんなで作っていく実感があります。自分が主役の一人としてお店を動かしていく。だから「これを変えたい」「こうしていこう」という意見が自然に出るんです。
そういう声を聞けるのも、僕にとってすごくうれしい。みんな覚悟を持って入ってきてくれているから、空気が前向きで、どの瞬間も青春みたいに熱いんですよね。
大きな海に一滴の墨を垂らしても、色は変わらない。でも、小さなコップなら一滴で色が変わる。ELITEは後者なんです。
規模が小さい分、自分の行動がダイレクトに伝わる。その責任の重さも、同時にやりがいなんですよね。
最後に、これから応募を考えている方へメッセージをお願いします。
KURO:ELITEは比較で選ぶような店じゃないと思っています。うちにしかない空気があるし、ここにしかない価値がある。「変わりたい」「自分を試したい」その気持ちさえあれば、どんなスタートでも大丈夫です。
僕たちは一人ひとりと向き合って、その人がちゃんと前に進めるように全力で支えていきます。
少しでも心が動いたなら、一度話をしに来てください。青春って、そういう瞬間から始まると思うんです。
ELITEさんの未来が楽しみですね。本日は素敵なお話ありがとうございました!
KURO:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2025年10月17日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。