人生の舞台をホストに──すすきの『ATOM -SAPPORO-』もみじが語る素顔と覚悟【独占取材】

元スポーツ選手という異色の経歴を持ち、未経験から『ATOM -SAPPORO-』に飛び込んだホスト・もみじさん。
最初は“つなぎ”のつもりで始めたホストの仕事が、今では「自分を一番活かせる場所」になったと語ります。
親しみやすさとまっすぐな姿勢で支持を集めるもみじさんに、お店の雰囲気やホストという仕事の魅力についてじっくりインタビュー!
どこか素朴さを残しながらも、自分の武器と向き合い、確実に信頼を積み重ねていくその姿からは、「ホストってこういう人もいるんだ」と感じられるはずです。
トピック
ソフトテニスからホストへ。「つなぎ」のつもりが、本気に変わった理由

ホストを始めた経緯を教えてください!
もみじ:ホストを始めたのは、2024年の8月頭くらいですね。実は、僕、もともとはソフトテニスの選手だったんです。競技に打ち込んでいたんですが、実業団を辞めて次のチームに移るまでの間に、何か仕事をしてつなぎとして働こうかなという気持ちだったんです。
その時は、特に大きな目的もなく、なんとなく軽い気持ちで始めたのがきっかけです。
もともとホストはホストって一回はやってみたいとは思っていたけど、「男なら一度は……」みたいな気持ちでした。
結構「男なら一度は……」ってホスト始める人って多いんですよ。
ではもともと数カ月の気持ちで?
もみじ:そうです。実際、初めの頃は「10月までにまたスポーツに戻るか、それともこのままホストを続けるか、どっちかを決めよう」って思っていたんです。スポーツの世界に戻ることを考えていたので、あまり先のことを考えず、軽い気持ちでスタートしたんですよね。
僕、序盤から調子は良かったんです。送り指名もいただけたりしました。でも同期ほどの活躍はできていなかったんです。
思うようにいかない自分に「俺もできるはずなのに」って。負けず嫌いな性格が出ましたね。
それで本気になろうとアルバイトからレギュラーになったんです。
いつの間にかどんどんのめり込まれたんですね。
もみじ:はい!働いていくうちに少しずつホストの仕事の面白さに気づいて、接客やお客さんとのやり取りがだんだん楽しくなってきたんです。そのうち「ここで何かを残したい」という気持ちが強くなってきて、最初に考えていたような軽い感覚ではなくなっていきました。
特に、周りの先輩たちの仕事への取り組み方やお客さんからの反応を見ているうちに「この仕事で活躍するにはどうすればいいのか?」という考えも持つようになりましたね。
それからは、もうスポーツに戻ることは考えず、ホストの世界で成功することだけを目指して頑張るようになりました。
自分の強みを活かせる場所。「楽しい」が武器につながる仕事

接客が楽しいと思えるのはもみじさんの強みですね。
もみじ:そうかも(笑)もちろんうまくいかない時期もあったけど、接客は全然嫌じゃなかったし、楽しめていましたね。女の子の話を聞くのがシンプルに面白かったんですよ。ソフトテニスしかやってこなかったから、知らないことだらけで。でもそれが逆に新鮮で、知れるのが嬉しかったです。
その中でお客様から選ばれるってすごいですね。
もみじ:僕、めちゃくちゃロープレ(ロールプレイング)をしたんですよ。女の子の知り合いに付き合ってもらったり、お店の先輩にアドバイスもらったりして、とにかく「楽しく話せる空気」を作ることだけ意識してました。
自主的にロープレをしたのは、「僕が一番お店で楽しそうにしている人になろう」と決めたから。
会話の内容がどうとかより、まずは楽しそうにしてること。それだけで、印象は全然違うと思います。
もみじさんとお話ししていると、相手が話しやすくなる空気を作るのがお上手だなと!
もみじ:嬉しいですね!僕、人のこと嫌いになることがないんですよ。男も女も。「この人ちょっと無理かも」というのがないんです。だから誰とでも楽しく話せるし、それが今の仕事では武器になっているのかなって!
ホストという仕事で自分の良い部分がうまく活きた、って表現が一番しっくりくるかもしれません!だからホストを始めたからといって変わったことはあまりないかも!
キラキラは好きなので、洋服やアクセサリーで自分をキラキラさせたり髪型変えてみたりしますけど(笑)ちなみにうちの店は内装もキラキラしていますよ!
ホストのお仕事を楽しんでいらっしゃるんだと伝わってきます!
もみじ:でも僕、毎日お店出てますよ。休まないです。休む意味がわからなくて(笑)スポーツやってたから、“休んだら終わり”って感覚がずっとあるのかもしれませんね(笑)
あとホストってちゃんと自分が頑張った分、お客様の反応とかで返ってくる。それがモチベーションになってる。
だから無理にキャラ作ったりしなくても、自分のままでチャレンジできるのは大きいと思います!
“ホストっぽくない”が魅力。ATOM -SAPPORO-というチーム

もみじさんが『ATOM -SAPPORO-』を選んだ理由って、なんだったんですか?
もみじ:求人サイトで一番上に出てきたからです(笑)あと、専門学校時代に大阪に住んでたことがあったんで、「関西のグループなんだ」っていう親近感もあって。それで決めました。
本入店してすぐ「ここにして良かった」と思ったんです。その理由は人。みんな優しいし、めっちゃ面倒見が良いんです!
それは安心ですね。未経験でも飛び込みやすそう!
もみじ:全然大丈夫です。話し上手な先輩ばっかりなんで、わからないことも教えてくれるし!お店としても研修制度がちゃんとしているし、どんどん良くなっている。僕が入店した時よりもさらに入りやすくなっていると思います!時代にちゃんとついていっている証拠かな。
お店の雰囲気を教えてください!
もみじ:ホストホストしてない、かな!居心地は良いですよ!あたたかいお店です。あと関西のノリがあるというか、かっこいい兄ちゃんたちがワイワイしてる、みたいな(笑)それに面倒見が良い人がほとんどです。
最初入店した時も「おいでおいで!」って迎え入れてくれるので、なじめるかな?といった不安はないと思います!
むしろすごくなじみやすいと思います。
お店の好きなところは、やはり「人」ですか?
もみじ:そうですね!どんなに内装が綺麗でも、人が合わなかったらキツいと思うんで。僕は、人間関係がほんとに良いから毎日出勤してるようなもんです。だからこそ、自分も後輩が入ってきたときに、ちゃんと面倒見たいなって思ってます!
ホストになるのに遠慮はいらない!

今では後輩ホストさんにご指導も?
もみじ:はい!僕はサポート側ですね。初回のお客様の接し方とか……僕が実際にやってきてうまくいったことをそのまま伝えています!
ロープレをやりこんだ積み重ねを?
もみじ:そうです!僕、自分のノウハウを全部教えて高め合える仲間が増えるほうが、絶対面白いって思ってるんですよ。
刺激をくれる存在がいないとつまんないじゃないですか。どうせやるなら、みんなで上を目指した方が楽しいし、その分自分も頑張れると思うんですよね!
だから僕が培ってきたものは伝えていきたいと思っているんです!
未経験の方も安心してチャレンジできそうですね。
もみじ:ホストは未経験でも全然いけます!だって僕がそうだったんで!話し下手でも、人見知りでも、お店の人がみんなで面倒見てくれます。だから最初の不安って、思ってるよりすぐなくなりますよ。
だから迷っている方がいるなら、「僕が面倒見るので、一緒に働きましょう!」って言いたいです!
理想は「この人に憧れて入った」って言われるような存在になることですけどね(笑)
今後のご活躍も応援しております!本日はありがとうございました!
もみじ:ありがとうございます!これからも頑張ります!※本記事は、2025年7月4日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。