花魁姿が映える『Michele’S』恭太郎が語る、すすきのホストとしての挑戦【独占取材】
公開日:2024/08/22
今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は花魁姿で話題のすすきのホスト『Michele’S』の恭太郎さんにインタビュー!
『Michele’S』は未経験の採用・教育に力をいれているホストクラブ。人間力を高めることに力を入れていると言います。
本インタビューでは恭太郎さんの教育の思いや花魁姿で歩く理由、お店のロゴに込めた思いなどについてうかがいました!
ホストに漠然と興味がある方も、恭太郎さんのことが知りたい方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
トピック
キャストや内勤、運営中枢の存在となった軌跡
―恭太郎さんはいつ頃ホスト業界へ足を踏み入れられたのでしょうか?
恭太郎:19歳になる直前です。最初は大学に通いながらホストを始めました。ただ経済的な理由で大学は1年で中退。
ホストの仕事があったので「稼ごう」という気持ちに完全にシフトしたんです。 かれこれ業界歴は約16年になりますね。
―ホストを始めたきっかけを教えてください!
恭太郎:実は、最初はホストに対して偏見を抱いてたんです。自分とは全然違うタイプの人種でしたし……。
何度か勧誘されるうちにホストというものに惹かれ始めて、友達と「体験に行ってみよう」と体入をしたのが門をたたくきっかけとなりました。
―本格的にやろうと思ったのは何か理由があったのでしょうか?
恭太郎:体験入店で女の子に応援してもらえたことです。
体入でもお金がもらえるので2~3店舗回っていたのですが、最後の店舗で体入した日だけで女の子から応援いただけたんです。
若かったし「結構バンバン応援してもらえるじゃん!」と自信がついて本入店を決めました。
―もともとお話が得意だったのでしょうか?
恭太郎:いえ、最初は喋れませんでした。でも若かったので、選ばれるんだったら楽しいし……という軽い気持ちですね。
―キャストはどのくらいされたのでしょうか?
恭太郎:5年です。そこからは内勤です。
キャスト時代は「自分がまず楽しまないと、女の子を楽しませられない」という教えを守っていました。若さゆえにがむしゃらでしたね。今よりはお酒は飲めなかったけど、勢いで……ということも正直ありました。
ホストの仕事に対して今のような意識に変わったのは、やはり内勤になってからです。人に教える立場になって責任感を覚えたり、「従業員を成長させてあげたい」という思いが湧き上がったりしたんです。
―なぜ内勤になろうと思われたのでしょうか?
恭太郎:内勤になったのは、運営側の存在を目指したいと思ったから。将来的なことを考えた時に経営に携わるメンバーを目指したほうが、お金を得る近道なんじゃないか、と。
それでまずは内勤者として運営を学ぼうと思って内勤になりました。
平の内勤から運営メンバーまでの期間は5年くらいです。それから中心的な立ち位置になるまでが2~3年。現在の立場になったのは、2024年の4月からです。
採用も教育も重視するのは「人間性」
―恭太郎さんが教育で大事にしていることを教えてください!
恭太郎:大事にしているのは「人間性」です。
「かっこいいから」「スタイルがいいから」「面白いから」―ホストはいろんな理由で注目を集めます。ただホストは対人間のお仕事。女の子、お客様がいてこそのお仕事なんです。
だけど人間性が欠けていることで女の子に嫌われてしまったら、チャンスをあげたとしても見捨てられたり、尊敬されなければ男女問わず人が離れてしまったりするんです。 人間力をもっと頑張っていこう、というのはとくに力を入れていますね。
―入店することで人間力も磨ける、ということですね!
恭太郎:おっしゃる通りです。
特に僕は「常に先を行きなさい」という教育をしています。
常に頭を使って勉強して知識を蓄えて……人として尊敬される担当ホストでないといつまでもついてきてもらえないし、応援してもらえないんだよって。昔のオラオラで大丈夫だった頃とはわけが違うんです。
―頭を使う、という点でお店で何か実施されていることはありますか?
恭太郎:ディスカッションです。 うちはチーム制を採用していて、ミーティングの場でディスカッションをします。
求人にも書いてありますが、テーマはさまざま。このディスカッションでは答えを求めるというよりも、「より良いものを作るために今何を優先させたほうがいいのか」などを話し合っています。
―普段から考えて言葉にすることを習慣づけていらっしゃるんですね!
恭太郎:ええ。またディスカッションは、お店をより良くするためにも効果があります。
最近話合ったテーマだとお店のシステム。僕ら運営側が感じる問題とキャストたちが思う問題って全然違うんですよ。運営側はお客様重視だけど、キャストは自分のことも考えなければならないんです。
店休日もそうですね。店休日を増やそうか、と運営側が思ってもキャストは働きたいと思っている。「最近働いているから月中に連休作ったよ」と言ってもキャストは「1日でも多く働いて活躍できるようになりたい」「年間の目標があるから、もっとやりたい」と思ったりしているんです。
実際良い方向に進んでいでいるし、キャストから意見が出ることで僕ら運営陣が気づくこともある。だからディスカッションを大事にしています。
キャスト側も自分の意見を言えるのでやりやすいと思いますよ。
未経験から羽ばたけるのが『Michele’S』
―『Michele’S』さんが未経験特化であるのには理由があるのでしょうか?
恭太郎:うちの系列はすすきので長くやっていますが、未経験の子が多いのがひとつの理由です。
うちのモットーは「アットホームな大きなファミリー」。
右も左も分からない子たちをイチから育てていくことで、一緒に壁にぶつかったり、悲しんだり、喜んだり、遊んだり、そうした絆を大事にしています。
だから「ホストをやったことない」という経験については気にしなくて大丈夫です!未経験の子でも平均して最初の3カ月で30万ほど稼げます!
―未経験とはいえ、採用基準は何かあるのでしょうか?
恭太郎:これといったものはありません。
ただ僕が見ているのは「素直か」「嘘をつかないか」「時間を守れるか」です。なぜならその最低限のことをやれば、平均並みになれるからです。ホストだからこそ人としての常識を持つのが大事だと思っています。
そのうえで「言ったことは最低限やる」「すぐに諦めない」「謝る」「感謝の気持ちを伝える」ができると、すごく伸びると思います。
―実際に未経験から伸びた方はいらっしゃいますか?
恭太郎:うちに入店して伸びない子はいません!断言します。
特に銀時というキャストは3ヵ月で100万稼げないと辞めるくらいの覚悟でやってます。そして必ず売らせます。
それに銀時はイケメンですが、まず内面がアツい。ホストは顔だと思われがちですが、中身のほうが大事だと僕は思っています。
あとは明日香。前の箱からずっと付いてきてくれています。彼は最初は皆勤賞も取れませんでした。
それでも僕は心を鬼にして毎日言い続け、彼自身も変わる努力をしてきました。そんな彼も皆勤を続けやっとお店の中核メンバーのひとりになりました。
そして彼の良さは圧倒的な人間性です。だからこそ長いお客様が沢山いてずっと応援してもらえるんですよ。
伸びしろだけで言えばお店の中でも頭一つ抜けてあるかもしれない明日香さん。
「歌舞伎町でチャレンジしてみたい」という漠然とした気持ちがあるようですが、まずはすすきので成し遂げてからだと僕は思っています。
これからも進化し続けていってまずは店を引っ張ってってほしいですね。
―恭太郎さんは歌舞伎町へのチャレンジも応援してくださるのですね!
恭太郎:ええ。僕自身もすすきのからスタートして、ある程度注目を浴びて歌舞伎町やら立川にも行きすすきのに戻ってきました。
歌舞伎町とすすきのは全然違います。客層もキャストも。街の雰囲気もすべて違いました。10年以上も前なので今とはちょっと違いますが……今はホストが世間に認知されつつあり、やりやすくなっていると思います。
だから未経験特化のMichele’Sからもし歌舞伎町に挑戦したい、という子がいるならば背中を押してあげたいとは思います……!
寂しいけど、Michele’Sでしっかり学んでからなら、十分チャレンジできると思います。
花魁姿にたどり着いた理由
―『Michele’S』さんはSNSにも力を入れていらっしゃいますよね。
恭太郎:はい!今のホストはSNSがマスト。SNSで輝ければホストとしてのチャンスもつかめます。言い換えればどのホストもSNSをやらなきゃいけない時代です。
―お店のSNSでは恭太郎さんが花魁の格好をされていますが、花魁である理由を教えてください!
恭太郎:先ほど申し上げたように今はSNSが必須。SNSがないとこの時代注目を浴びる人物になれないんです。
でもキャストたちはいっぱいいっぱい。だったら僕がやるしかない、と。「ただ君たち、いいね押してね」くらいの気持ちはありますが(笑)
ただ注目を集めるにも、二番煎じじゃしょうがない。とりあえず誰もやったこともないことを……と探した末の結論が、男で花魁の衣装だったんです。男で花魁衣装で街を練り歩くなんて、いないですよね。
まずは目立って「なんだあの人は?」って興味を持ってもらい『Michele’S』の名前を広めるのが狙いなんです。
もちろん和が好きというのもあります!入れ墨も和彫りなので……!
―誰もやっていないこと、とお好きな和を結びつけた末の花魁なんですね!
恭太郎:僕はおじいちゃんおばあちゃんっ子。祖父母の家には刀の模型や兜が飾ってあったんです。育ってきた環境に和が多かった。
だから着物や和彫りに自然と惹かれたんだと思います。
まぁ今は韓国ドラマにハマっているので韓国ドラマしか見ていないんですけどね(笑)
恭太郎が目指す「すすきの屈指の存在」とは
―ホストに興味がある方へ一言メッセージをお願いします!
恭太郎:一度きりの人生とかベタですが、今という時間は今この瞬間しかありません。だから1週間でも良い。ちょっとだまされたと思って一旦身を預けてもらえませんか?
未経験だったらなおさら、人生を変えてあげられる自信があります!
今まで触れ合ってこなかったり、耳にしなかったことだったりを体験できます。僕があなたの手を引っ張ります。
そのためにもまずは一歩踏み出す勇気。勇気がないと何も始まりません。
うちはそこまで敷居が高いお店ではありません。アットホームでワイワイできるお店です。だまされたと思って来てみてください!
―最後に今後の野望を教えてください!
恭太郎:絶対にすすきのでも屈指の存在になる!これは時間がかかっても諦めません!
屈指の存在というのは、活躍とかだけでなく、「どのホストクラブが流行っているの?」と聞かれた時に「Michele’Sだよ」「おすすめはMichele’Sだよ」「Michele’S行っておけば間違いないよ」と言ってもらえたらと思います。
女の子が「楽しかった」と笑顔で帰ってくれる大衆店、注目店になりたいです!
―何をもって屈指の存在なのか明確ですね!
恭太郎:ありがとうございます!目標のためにも、みんなで頑張っていければと思います。
Michele’Sのお店のロゴには「みんなで目標を目指して頑張っていくぞ」という思いが込められています。
2023年8月に制度がスタートしたんですが、その時の中核メンバー5人がペンのような模様。その中核メンバーを囲うような点々はろくでもなかったり、引きこもりだったり、そういう人たちも含めていろんな人が僕らの周りに引き寄せられて真ん中に集まっているイメージ。
「中核メンバーを筆頭に周りも含めて上に上がっていく」というメッセージ性が込められています。
斜め上にある輝きが一応僕。これはあえて最上にしていません。運営陣側の存在なので僕のお店という感じはありますが、上にいるのではなくちょっと下がったところから、みんなを見守りながら照らしているイメージです。
一緒になって動ける、というMichele’Sの良いところも表していますよ!
―素敵です!これからのご活躍も楽しみにしております!本日はありがとうございました!
恭太郎:ありがとうございました!
※本記事は、2024年8月22日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。