すすきの『EDEN』キラに聞く、ホストの仕事に向き合う面白さ【独占取材】
30歳という節目に「やってみたかったこと」として、ホストの世界に踏み出したキラさん。
無理に自分を作り込まず、自分らしい接客を大切に、少しずつ仕事との向き合い方やお店を見る視点が変化していったといいます。
営業後も自然と仕事の話ができるEDENの環境や、未経験からでも挑戦しやすい理由を詳しく伺います。
トピック
キラさんのプロフィール
キラ
- 業界歴:
- 約7カ月
節目に挑戦したホストという仕事
ホストを始めようと思ったきっかけはありますか?
キラ:はっきり興味を持ったのが、「愛のハイエナ」を見たときでした。こんだけ熱く語ってんのは演出だったりフィクションだろうなって思って、実際どうなんだろうってので入ってみた感じですね。
もともとホストに興味はあったんですか?
キラ:若いころから声かけられることが多くて、「ホストに見えるのかな?」くらいは意識してて。それで30歳っていう自分の節目で、改めて自分がやってみたかったことなんだろうって考えたときに、出てきたのがホストでしたね。
そこからどこの店舗行こうかなって調べたら、恭太郎さんやEDENのキャストのSNSを見るようになったんです。
EDENのSNSを見て、どう感じたのでしょうか?
キラ:花魁姿で知られる恭太郎さんが、最前線に立って動き回る姿を見て本当に素敵だなと思ったんです!それでここなら頑張れそうだなって感じたので、その流れでシンデレラボーイ☆ライトさんという先輩キャストのSNSも見るようになって会ってみたくなったんです。
会ってみたいというのは?
キラ:30歳手前で入るので正直ちょっと心配だったんですよ。昔のイメージで飲まされたり、みんな若いからいじめられるとか。そういうのは嫌だと思ってたんです。
でも、シンデレラボーイ☆ライトさんを見ていたら紳士的だし、仕事にも真剣に向き合っているのが伝わってきて。
実際に会っても印象以上にカッコいい。
なにより自分の言ってることに責任を持って喋ってくれるんです。「入ったらこうだよ」とか「今現状こうで、こうしたいんだ」とか。
そういう姿を見ていたら、「この人についていこう」「隣でやっていきたいな」って思えたのが、一番強かったですね。
入店の決め手はシンデレラボーイ☆ライトさんだったんですね!
キラ:キャストではそうですね!実は面接のとき、僕の仕事が終わる夜中の2時くらいに面接を組んでいただいたんです。本来なら受付してない時間帯なんですけど、「いいですよ」って言ってくれて。
行ったら恭太郎さんが直々に面接していただいて。それだけで「やっぱりすごいな、ここだな」って感じました。
無理をしないからこそ、自分らしく向き合える
実際に入店して接客はいかがでしたか?
キラ:もともと接客業をやっていたこともあって、自分を売るほうが得意だなと思ってたんです。だからホストという仕事に対する不安はそこまでありませんでしたね。
接客中に意識していることはありますか?
キラ:無理しない接客をしてますね。たとえば初回でめちゃくちゃ盛り上げて卓についたとします。
でも僕は盛り上げタイプではないんで。そうすると指名になったときに、そのテンションを求められるじゃないですか。
でも自分が無理して作ったペースだから、後からしんどくなっちゃうんです。
だから無理はしないですね。
態度とか姿勢で嘘をつかないイメージですか?
キラ:そうですね。僕嘘がすぐバレるタイプなんで、できるだけ嘘をつかないようにしてますね。
無理にキャラを作るよりも、できるだけ自分らしくいたほうがいいなって思っていて。
どんなお客様が相手でも接客の雰囲気はあんま変わらないんで、安定感はあるのかなと思いますね。
最初から自分らしい接客をしていたのでしょうか?
キラ:最初は全然違いました。たとえばワイワイ系が好きなお客様がいて、僕がワイワイ系のシンデレラボーイ☆ライトさんの真似をしていっても二番手なんですよね。
しかも演じている姿だから指名ももらいにくいし、仮に指名をもらえても、その接客がお客様にとって一番楽しいかと言われたらそうじゃないと思ったんです。
そこから今のスタイルに変わったんですね
キラ:そうですね。逆にあまり考えすぎず、自分らしくそのまま接したときのほうがうまくいくことが多くて。
そっちのほうが自分もいいし、そこで選んでくれた方のほうが嬉しいです。
仕事に向き合うほど変わった、時間の使い方
ホストを始めてから、生活に変化はありましたか?
キラ:時間の使い方とお金の使い方は、かなり変わりましたね。ホストを始めてからは、営業中も大事なんですけど、営業時間外のほうが大事だなって思ってます。
営業時間外のほうが大事というのは?
キラ:漫画を読む10分をスキンケアしたり、お客様のことを考える時間に使ったり。そういう自分磨きをする時間が増えましたね。
それもあって、ホストの仕事にも自然と時間を使うようになりました。
そう考えるようになったのは何かきっかけが?
キラ:1回お客様の声かけに気づかなかったときがあって。あとから聞いたら「そのときちょっとしんどくて声をかけたけど」みたいな感じで……。
もしあのとき気がついていたら、話が変わったのかなとかがあったんで。
そうやって誰かが困っているときに、何もできないのは嫌だなって思うようになりました。
だからこそ、今はなるべく動ける状態にはしてますね。
仕事の面白さはどんなところにありますか?
キラ:「ホストじゃなかったら経験できないこと」に目が向いているんですよ。普通に生活してたら、出会えない人とか業種の人とお話ができる機会が多いので。
そういうのが単純に面白いです。
その中で意識していることはありますか?
キラ:知らない話題が出たら、ちょっと調べて頭に入れておくようにしてますね。次に会ったときに、少しでも話せたほうがいいなと思うので。
やりながら広げていく感覚なんですね
キラ:そうですね。毎日変化があることによって、幅が広がって価値観が磨かれていくのが楽しいです。いろんな人と話す中で、自分の見える世界も少しずつ広がっていく感じがあるので。
だから疲れるっていう感覚もあんまりないですね。
仲の良さと仕事への熱量が両立する環境
EDENで働いて意識が変わったことはありますか?
キラ:最初の頃はホストって、どこのお店でも変わらないと思ってたんです。でもだんだん、「EDENだからこそやりたいこと」がなんとなく見えてきて。
まだ半年とかなんですけど、お店のほうに目線が向いて、自分がしなきゃいけないこととかは変わってきましたね。
具体的にどう変わってきたのでしょうか?
キラ:自分だけじゃなくて、お店全体で考えるようになったところですね。悔しいから卓につかないじゃなくて、「また来てもらえたら嬉しいから動く」という意識に変わりました。
視点が変わったきっかけはありましたか?
キラ:2~3カ月目くらいのときに、上司がチラッとおっしゃってたんです。そのときは理解はできても、正直まだ自分の中で納得しきれていなかったんです。でもだんだん納得して動けるようになりました。
お店も自分が考えて動いているのを見てくれているので、徐々に変化したタイプですね。
お店の雰囲気はどうですか?
キラ:仲がいいのはもちろんなんですけど、仕事に対してちゃんと向き合ってる人が多いですね。営業が終わった自由時間も改善点を言い合うくらい仲が良いというか。
ただ仲良しっていうより、仕事のことをちゃんと話せる関係なんですよね。
それに恭太郎さんとの距離も近いんです。面談の機会もありますし、落ちてるなってときは声をかけてくれたりするので。
そういうふうに見てもらえてる環境だから、自分もちゃんと考えて動こうって思えるんですよね。
印象に残っているエピソードはありますか?
キラ:シンデレラボーイ☆ライトさんと焼き肉食べ放題に行ったときなんですけど、話しすぎて三皿くらいしか頼まなかったんですよ。2時間半くらいずっと話してました。
人間関係で不安はありませんでしたか?
キラ:それが全然なくて。学校とか昼職だと、「この人にはちょっと気をつけたほうがいいかも」って人が一人二人いたりするじゃないですか。
でもEDENには本当に一人もいないんですよ。
みんなちゃんとお店のことを考えていて、お互いを見ながら成長しようとしているので。
だから昨日より今日のほうが、いい営業だったなって思えるのが日常ですね。
これから始める方へメッセージをお願いします
キラ:少しでも興味があるなら、話を聞きに来るだけでも全然OKです。ホストは自分の行動や言動が、自分の価値になっていく仕事。
未経験からでも始められる環境だと思うので、やってみたいと思ったら挑戦してみてほしいなと思います。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
キラ:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年5月19日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。