すすきのホスト『Ragnus』成宮染が語る感謝に向き合い積み重ねた日々が導いた答え【独占取材】
すすきののホストクラブ『Ragnus』で活躍する成宮染さんは、そう語ります。
野球一筋だった学生時代、ホストに良い印象を持っていなかった過去。
それでも一歩踏み出し、続ける中で見つけたのは、「努力から逃げない自分」と「人として成長できる環境」でした。
勤怠や掃除といった当たり前を積み重ね、仲間やお客様との信頼を大切にする。その姿勢は、まさにホストという仕事の本質そのもの。
考え方が揃ったRagnusという場所だからこそ、未経験からでも前を向いて挑戦できる。
そんな価値観を、今回のインタビューで語ってくれました。
トピック
ホストを始めた理由と後悔しない覚悟
染さんのホスト歴とホストを始めたきっかけを教えてください。
成宮染:ホスト歴は2年ちょっとです。ホストを始めたきっかけは、Ragnusで一緒に頑張っている(大和)武尊に誘われたことです。
武尊とは中学校の同級生で、一緒にRagnusの体入に行って「いい店だな」って思ったのでそのまま入店しました。
ホストという仕事に興味があったのでしょうか?
成宮染:最初は、ホストに良い印象を持っていなかったんです(笑)僕ずっと野球をやってきて、坊主だったんですよ。彼女もいたことなかったし、女の子と話した経験もほとんどなかった。
しかもホストを始める前の体重は90キロあったので、自分とは縁のない世界だと思っていたんですよね。
でも昔から昔から自分の頑張りがわかりやすい環境が好きで、いろいろ迷っていたタイミングで誘ってくれたのがホスト。
誘われたとはいえ、せっかく始めるならできるところまでやってみたいと思ったんですよね。
今は「ホストしかできない」っていうくらい、仕事に入れ込んでますね!
どうしてそう思うようになったのでしょうか?
成宮染:ホストの仕事って、自分の頑張りが給料に変わるじゃないですか。自分と他の人の努力が目に見えますし、「これぐらい差があるんだな」っていうのが分かる。
そういうのが好きだし、昼職と比べると普通とは違う感覚があるんですよね。
僕にとって、「普通になって周りと同じになる」っていうのが嫌いというか。
普通に戻るよりは、頑張りが認められる環境のほうが自分に合ってるって思いましたね。
普通が嫌と感じるきっかけがあったのでしょうか?
成宮染:ホスト始める前は、居酒屋で働いていたんですよ。色々気になってしまうタイプなので、時給とか気にせず動き続けていたんです。
でも同じお店でサボっている人を見て、「カッコよくないな」って。しかもその人と同じ時給なんだって思ったらなんだかやるせなくて。
それだったら、頑張りが認められるホストに身をおいて頑張りたいと思うんですよね。
その考えがホストを頑張る原動力にも?
成宮染:そうかもしれませんね。でも実は、野球とホスト以外は長続きしなかったんですよ。頭では「頑張らなきゃ」と分かっていても、自分に言い訳して逃げてしまうことが多くて。何をやっても続かなかったんです。
ずっと続けてきた野球も、一緒にプレーしていた仲間がプロ野球選手になっていくのを見て、「辞めなきゃよかった……」と後悔した経験も。
その時に、今がどんなにきつくても後から後悔するほうがつらいと気づきました。
だからこそ、ホストの仕事では「やるしかない」という気持ちで続けられているんです。
応援される人であり続けるために
ホストを続ける中で、染さんが大事にしていることはなんですか?
成宮染:勤怠とか、ゴミ拾いとか、自分磨きですね。この3つを挙げたのは「これは絶対に必要だよね」という部分をちゃんとやっている人って、自然と応援されると思うから。
正直、お客様から応援される方法なんて分からないですよ。人によって求めるものは違いますし、正解はない。
でも、最低限のベースが整っているからこそ、接客とか会話のテクニックみたいな「プラスの部分」が活きてくると思うんです。
ラクなほうへ逃げないためにも、勤怠や掃除は特に大事にしています。
確かに勤怠や掃除は手を抜きがちな部分ですよね。
成宮染:僕がホストを始めた頃、先輩から「トイレ掃除は大事だよ」と教わったんです。今でも初心に戻りたいときは、営業時間の3時間前に来てトイレ掃除をするようにしています。
みんながやりたがらないことほど、自分から進んでやるべきだと思っていて。
そこを雑にしない人って、応援される人だと思うんですよね。
選んでやってることなんで、手を抜かないし頑張れます。
手を抜かない姿勢って簡単じゃないと思うんですが、その原動力はどこにあるんですか?
成宮染:ホストは、自分ひとりでは成り立ちません。何もできないし、生活すらできないんです。女の子も仕事で大変な思いをすることもある中で、自分だけが「やりたくない」という理由で逃げ続けるのはナンセンス。
女の子たちにもお店の人たちにも支えられているという感謝を忘れずに仕事に向き合いたいんです。
素敵なお考えです!
成宮染:ありがとうございます!一番は女の子にホストクラブという場所では楽しい気持ちでいてほしいと思っていますが!僕の中では「飲んでて面白いホストになろう!」と意識していますね。
でも面白いだけなら、ホスト以外にもたくさん選択肢がありますよね。
だからこそ僕は、「誰よりも応援したくなるような存在」を目指しています。
担当(ホスト)のルックスとか言葉だけに魅力を感じて指名をしたあと、お店に来ている時間を十分に楽しめない可能性もある。
人の中身は話して見ないと分からないので、せめて自分を選んでくれたお客様には楽しい時間を過ごしてほしいんです。
染さんはもうすでに魅力的なホストだと思っていますが、まだ上を目指しているんですね!
成宮染:僕、根性には自信があるんですけど、ホスト力はあまりないと思っているんですよ。器用なタイプではないので、トークや見せ方の部分は伸ばしていかなきゃいけないなと思っています。
さっき言った応援される存在になるために、本気で接客するんです。本気すぎて月末とかは全然泣いちゃいますね(笑)
それだけ誠実に取り組んでいるからこそ、お客様にも他のキャストにも「この人に付いていきたい」と思ってもらえる存在になれているのかなと思っています。
仲間と信頼でつくる、次のステージ
現時点でも、染さんに憧れる方も多いんじゃないかと思っています!
成宮染:実はお店から、チームのまとめ役を任せてもらうことになっているんです。なのでこれからは自分だけじゃなくて、みんなが全力を出せるようにしていきたい。
みんなの「後からこうすればよかった」という後悔が少なくなれば、もっとチームが盛り上がると思っています。
後輩をどう導いていくか、考えはありますか?
成宮染:あまり深く考えたことはないですね。何事も経験だと思っています。僕も含めてですが、先輩が言うこと全部が正解なわけじゃない。僕は根性論派ですが、みんながみんなそうではないし、一人ひとりの答えがあります。
新人が言っていることのほうが、もしかしたら合っているかもしれません。
正直「これはこうだよ」って、教えたくなることもあります。
ですが僕自身、意見の押し付けは好きじゃないのでやらないように気を付けているんです。
考えを押し付けず、尊重しながら教えるって素敵ですね。
成宮染:ありがとうございます。自分だけの視点で物事を考えると、どうしても不満だらけになっちゃうんですよね。たとえば、「こんなに頑張っているのに、なんで認められないんだろう」と思うこともあります。
でも周りを見てみると自分より頑張っている人がいたり、責任を取ってくれている上の人がいたりする。
自分を少し引いた視点で見ると、仮にマイナスがあっても「自分の運が悪かった分、お店のいいところもあったよね」って思えるんです。
そうしたほうが情緒が安定するんですよね。
タイミングによっては、運のせいにしたくなるときもあると思いますが……
成宮染:やるべきことを丁寧にやっていれば、運は寄ってくるものだと思っています。運は頼るとか逃げるために使うんじゃなくて、引っ張ってくるもの。
「なにかいいこと起こらないかな」って思いながら、毎日誠実に過ごしていく。
そうしているうちに、いつか訪れるチャンスに巡り合えるんです。
自分ならやれるって信じて続けていけば、目標は叶うと思っています。
そこまで我慢強くできるのは、染さんに目標があるからなんですね!
成宮染:そうですね。将来的には、経営側に回りたいと考えています。ただどんなに経営力があっても、従業員や後輩がいないとお店は成り立たない。
だからこそ、自分を信じてついてきてくれる人を、どれだけ増やせるかを毎日意識しています。
信頼が最も大事だと思っているので、勤怠や掃除をしっかりやることも、全部この目標につながっていると思っています。
考え方が揃うRagnusで、ホストとして成長する
染さんが感じている、Ragnusというお店の魅力はどこでしょうか?
成宮染:お店全体の考え方がちゃんと揃っているところだと思います。Ragnusは、僕の入店当初からクリーンな運営を大切にしてきたお店なんです。
「業界的にOKだからやる」じゃなくて、「人としてどうか」「お店として正しいか」をちゃんと基準にしている。
上の人たちがそういう考え方だから、自然と従業員みんなも同じ考え方を持っているんですよね。
安心して働ける環境だからこそ、目の前の仕事や目標に集中できる。そこが大きい魅力だと思っています。
働く中で、意見を伝えやすい環境だと感じますか?
成宮染:かなり言いやすいと思います。「こうしたほうがいいんじゃないか」とか、「ここを改善したい」という話も、ちゃんと聞いてもらえる。
上から押し付けられるというより、「一緒に良くしていこう」というスタンスなんです。
チーム制なので、身近に相談できる人たちがいるのも大きいですね。
そういう空気があるから変に我慢せず、前向きに働けていると思います。
未経験の方にとっても、成長しやすい環境だと思いますか?
成宮染:成長しやすいと思いますね。まず、必要なことはしっかり教えてもらえます。
その上で、実際に卓について自分で考えを深めていく、というスタイルですね。
僕自身、経験することが最大の成長だと思っているので、この環境は合っていると感じています。
ただ教わるだけじゃなくて、自分で考えて動く機会があるから、自然と力がついていく。
未経験でも、ちゃんと前に進める環境だと思います。
染さんにとって、ホストという仕事の魅力はどんなところでしょうか?
成宮染:ホストは、人として最もレベルアップできる仕事だと思っています。考え方も変わりますし、人との向き合い方も変わる。
自分の弱さや甘さと向き合う時間もあるので、成長スピードは早いです。
僕も、華音さんから人としての魅力を学びたくてRagnusを選びました。
今は経営者の夢を叶えるために、背中を追いかけながらホストを頑張ってます!
最後に、これから挑戦しようか迷っている人へメッセージをお願いします。
成宮染:やらないで後悔するより、一度挑戦してみたほうがいいです。ホストに向いているかどうかは、正直やってみないと分からない。
ただ、僕みたいに夢や目標ができて、人生の見方が変わることもあります。
Ragnusは、人として成長できる環境。
少しでも興味があるなら、気軽に体入に来てほしいですね。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
成宮染:ありがとうございました!※本記事は、2025年12月23日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。