双子ホストで話題沸騰!熊本『ZERO INFINITY』春が語る、自分らしいホスト像【独占取材】

公開日:2024/07/31
今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は熊本で活躍中の双子ホスト『ZERO INFINITY』の春さんにお話をうかがいました!
『ZERO INFINITY』は2023年夏にオープンした注目のホストクラブ。
春さんはそんな同店で運営側を務めており、双子のお兄さん・春野優祐さんと二人三脚でお店を引っ張っています。
今回のインタビューでは、お兄さんの存在やデビューから活躍までの道のり、将来の夢を存分に語っていただきました。
「ホストは夢が叶うかもしれない場所」と語る春さんの記事を読めば、ホストのイメージが変わるかもしれません!
ぜひ最後までご覧ください。
トピック
春から見た双子の兄・春野優祐の存在

―春さんは双子のお兄さんの優祐さんと一緒にホスト業界に飛び込まれたのでしょうか?
春:いえ、僕が後から飛び込みました。なので兄よりも業界歴は短く、現在(※2024年時点)で約3年です。
ただ、最初に誘ったのは僕で、兄に「ホストやってみようよ」と声をかけたんです。でもいざやるとなった時に不安が芽生えまして……。
それで僕のほうは、前職のとび職で親方の一歩手前と呼ばれる「とび技能士2級」の資格をとってからホストにチャレンジすることにしました。その間に兄が先にホストとしてデビューしました。
ホストに飛び込んだ理由はSNSで見かける彼らの姿を見て「ホストってかっこいいな」と憧れを抱いたから。
あと、僕らには夢があったので、その夢を叶えるためにホストの世界に飛び込みました。
―お兄さんの優祐さんが先にホストデビューされたんですね。
春:はい。僕は先に資格を取得することを優先しましたが、性格上1回興味を持ったら、頭から離れなくなってしまうタチ。
資格取得に向けて勉強している間も「ホストをやってみたい」という気持ちが徐々に大きくなっていました。
それに、兄が先にホストを始めて活躍していたことは安心材料のひとつでしたね。兄がいたので、正直ホストに対して「怖い」というイメージはありませんでした。
しかも兄がいた『ZERO』は熊本一のお店と聞いていたので、一緒のお店に入店することに対して迷いはなかったです。
―現在はZERO INFINITYに在籍されていますが、こちらではお兄さんと二人三脚でお店を運営されているのでしょうか?
春:おっしゃる通りです。ことの経緯としては、お店の中核人物から「双子でやらない?」と兄が相談を受けたんです。
僕としても、このお話を聞いたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。お互いに挑戦したいという気持ちが大きく、『ZERO』から現在在籍する『ZERO INFINITY』へ移りました。
今は中核人物の期待に応えられるように必死です(笑)
―双子ホストとしてブランディングを強めたのはいつ頃ですか?
春:それこそ、『ZERO INFINITY』のオープンに向けて力を入れていきましたね。
たとえば、オープン前に開始したTikTokは良い例かなと。双子ホストって業界全体を見てもあまりいませんし、かなり強みになるかなと思って運用を始めたんです。
そうしたらたくさんの人に見られるようになりました。僕らのTikTokを見て初回に来てくださるお客さまも多いです!
―春さんにとってお兄さんの春野優祐さんはどんな存在ですか?
春:家族であり、お互いの目標でもあります。僕としてはすごく良い関係を築けていると考えます。
仲もめちゃくちゃ良いですし、TikTokを見ていただければそれが良く伝わると思います。
―良い関係を築いていらっしゃるんですね。
春:はい!あと、お店を引っ張る兄と運営側の一員である僕の二人三脚で、お店を盛り上げられればと思っています。
未経験スタートだからこそ一緒の目線に立てる

―運営側の仕事内容を教えてください。
春:運営側はキャストだけではなく、店舗目線での行動がより一層求められます。
後輩たちにどう背中を見せるか、ルールをどうやって守ってもらうかなど。考えることはたくさんありますね。
ただし、一人のキャストとして自分の活躍も考えながら周りも見なければいけないので、そのバランスを取ることに難しさは感じています。
ちなみに、『ZERO INFINITY』で運営側になるためには、複数の手順を踏む必要があります。
―従業員と接する時に意識していることはありますか?
春:一人ひとりが置かれている立場や目線に立つことです。
たとえば、未経験でホストを始める方は多いかと思います。僕も完全未経験の状態でホストを始めています。
なので、未経験で入店された方とお話しする際は、当時の自分と置き換えて話をするようにしています。
―実際にZERO INFINITYへ未経験で入店された方はいらっしゃいますか?
春:たくさんいますよ。未経験入店で初月からめざましい活躍を遂げた子もいますね。
ちなみに『ZERO INFINITY』は元からかっこよかった子もいますが、入店した後に垢抜けてかっこよくなった子も多いです。
なので、ファッションやメイクといった見た目に自信がない子も安心して飛び込んできてほしいです。
ちなみに僕も最初はかっこいいの「か」の字も感じられない男の子でした(笑)
見た目は後からついてくるので、ホストで夢を掴みたいなら最初はやる気と勇気があれば大丈夫!
入店時からプロデュースしますし、ホストに必要なことはすべてゼロから教えます。
お客さまとも二人三脚、だからこそ活躍できた

―春さんも未経験スタートながら素晴らしいご活躍をされていますよね。
春:おっしゃる通りです。とくに活躍したのは2023年のバースデーですね。
目標を立てた時、僕は強い信念を持とうと思いました。そうでないと圧倒的に高い熱量は保てないと思ったので……。
そうすると営業方法も自分の中で見直すことができるんです。
―どのように見直されたのでしょうか?
春:お客さま一人ひとりと二人三脚でいることです。僕は応援してくれるお客さまが多いからこそ、二人三脚を大事にしたんです。
それから僕は伝えることに関しては、決して上手いとは言えません。言葉選びも苦手。だからこそ変化球なしで、お客さまには「1,000万円達成したい」と伝えました。
でもただ伝えるだけではこの人を応援したいとは思いませんよね。それこそ、お客さまに協力していただくためには毎日の積み重ねが必要。日頃のケアはかなり徹底しました。
一時的に活躍したって、その後のことも考えなければ意味はありませんからね。
―春さんは従業員だけでなくお客さまとも向き合っていらっしゃるんですね。
春:そうですね。
活躍だけを聞くとバチバチしている環境なのかなと思われるかもしれませんが、実際はめちゃくちゃアットホームな環境です。
それは、従業員はもちろんのこと、お客さまも含めた環境・雰囲気に対してです。
だから応募してくださった方からすると、体入しても気まずさは感じないと思います!
体入に来てもらったら、従業員はまず仲良くなりたいという気持ちが先行するので、面接後も楽しく話せるかと!
それにうちは体入から一緒にシャンコが体験できるのでホストの醍醐味を感じられると思います。
兄との夢を叶えるためにホストを続ける

―インタビューの冒頭でお話しされていた、夢について教えてください。
春:僕の一番の夢は兄と一緒に経営をすることです。
それはホストクラブに限らず、お昼の仕事も含めて何かしらの事業を考えています。
というのも、僕らは高校生の時から一緒のアルバイトをしていたのですが、その時に働いていた先が個人経営の飲食店でした。
その時から兄と「自分たちも飲食店の経営ができたら良いね」って話をしていたんです。
経営をしたいという夢は今でも変わりません。
ただホストを始めてその夢は漠然としたものからはっきりしたものになりました。なので、直近は夢に向かってこれからもまずはホストを頑張っていきたいです。
―素敵な夢ですね。
春:ホストって夢とかやりたいことを叶えられるかもしれない仕事なんです。
もちろん毎月悔しい思いをすることもある世界です。それと同時に努力次第では、お店でも注目を浴びる存在になれる可能性も十分にあります。
自分磨きもそうですが一人ひとりに価値がつく素敵な仕事です。
だからもし興味があるなら、怖い世界ではないので体入にきてくれたら嬉しいです。
―本日は素敵なお話ありがとうございました!
春:ありがとうございました!
※本記事は、2024年7月31日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。