今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は『TOP1ONE』が誇る身長182cmの高身長モデル系ホスト・優美遥さんにインタビューをおこないました!
モデル体型を維持する秘訣や月の美容代はもちろんのこと、2023年10月に副主任になり今後チームを持つにあたってのご自身の理想のチーム像もアツく語っていただきました。
今や後輩ホストを育てる頼もしいホストとなった優美遥さんですが、ホストを始めて4年~5年の間には売れるためのさまざまな工夫もありました。
自分磨きのコツを知りたい方、今現在うまくいかないと悩んでいる方は、この記事を読めばきっと何かヒントがつかめるはずですよ。
■プロフィール |
源氏名:優美遥 ホスト歴:4~5年(※2024年2月現在) 役職:副主任 |
■在籍店舗 |
TOP1ONE(大阪府/ミナミ) URL:https://hostjob.jp/osaka/area80/47/ |
■稼いでいる額 |
困らず遊べて毎日焼肉が食べられるくらい |
■経歴 |
・美容学生の傍ら2019年にホストデビュー ・2023年3月の卒業までは学生とホストを両立 ・2023年10月に副主任へ昇格 |
優美遥:2019年くらいかな。コロナ前でした。ホスト歴でいったら2024年2月で4~5年になります。
ホストを始めた理由は正直ノリですね。周りに誰かホストをやっていた人がいたわけでもなく、SNSに影響されたわけでもなく、なんとなくホストを始めました。
地元の香川の高校を卒業してすぐ、美容師を目指すために関西の美容学校に入学して、学校に通いながらホストを始めました。
なので去年(2023年)の3月までは美容学校と並行してホストをしていました。卒業まではバイトホスト。卒業後にレギュラーホストになり、現在はホスト1本に絞っています。
優美遥:2023年の10月です。副主任になるための昇格条件は、一定の売上金額を3ヶ月維持すること、それからお客様の数。条件を達成すると昇格できます。
副主任の次が主任なんですけど、主任に昇格するためには金額や新規数、それからチーム人数の規定をクリアする必要があります。
『TOP1ONE』では自分の組織を持たなければ主任にはなれないんです。副主任から仮チームを持ち、仮チームの人数を増やしていくというものが条件として組み込まれています。
ちなみにチームの構成は多いと7~8人くらいですね。
優美遥:僕は遅咲きだったので2年くらい経ってから生活に困らない程度に稼げるようになりました。
副主任になった今は、困らず遊べて毎日焼肉が食べられるくらい稼げています(笑)
あと、姉が結婚したときにたくさんご祝儀を渡せました。そのくらいホストは稼げる夢のある仕事ですよ。
優美遥:ありがとうございます!ホストはお酒を飲む仕事なので、体型維持は特に意識するようにしています。
もし「食べ過ぎた・飲み過ぎた」と思ったら次の日は断食。朝昼晩おかずなどは口にせず、水分だけで過ごすようにしています。
お腹が空いたなと思っても、ひたすら常温の水をたくさん飲みます。お水は普段から1日2Lくらいは飲んでいますね。
あと食べる時は食べるとメリハリをつけるようにしています。食べることが嫌いなわけではないです。最近だとラザニアが好きです(笑)
優美遥:ホストになる前から意識はしていました。ホストや美容学校に進んだ裏には「モテたい」という気持ちがあったんです。僕はかっこつけなんで!
そう考えると、ホストを始めた理由のひとつにはモテたいという気持ちがあったのかな。実際ホストになってモテるようになりましたよ(笑)
でもホストになってから美に対する意識はより強くなりましたね。やはり“見られる仕事”なので、自分にお金をかけるようになりました。
優美遥:月で考えると大体7~8万くらいです。金額の内訳は美容室、脱毛、小顔マッサージなどメンテナンスがメインです。
優美遥:僕らはホストクラブの一商品。だから綺麗でいることは当然のことだと思っています。
もし「ルックスに自信がないからホストは……」と応募に躊躇している人がいたら、もったいないと思います。
なぜなら、たとえば髪型ひとつでも人ってすごく変わるからです。髪型で人が変わるというのは、僕が過去に美容師を目指して美容学校に進んだ理由でもあります。
似合う髪型、眉毛、これだけでかっこいい自分に近づけます。あとは清潔感があればモテます(笑)
優美遥:ブランドで言うとcvtvlist(カタリスト)が好きです。ストリート系が多いですね。
『TOP1ONE』は副主任以上かある程度の売上金額があるホストは私服で出勤や営業ができます。
僕はコーディネートのセンスがないので、店員さんに聞いたり、おしゃれな従業員に聞いたりしてコーディネートしています。
店長にダサいと言われて、買い物についてきてもらったこともあります(笑)
優美遥:僕は「素」でやるように心がけています。素の自分で勝負しています。
歴としては4年~5年と業界的にベテランの部類に含まれるようになってきましたが、キャラクターを作ろうとするとやっぱり続かなかったりボロが出てしまったりするんですよ。
だったら素の自分を好きになってくれるお客様を大切にしようと、ふと考える瞬間があったんです。
ちなみに、ホストを始めた当初は王子様系でやっていたんです。髪も伸ばしていましたし、今よりもっと金髪でした。
バレンタインにチョコをくれたお客様に、ヘルプでもホワイトデーに薔薇を配ったこともあるのですが、そのキャラは自分に合いませんでした(笑)
あと一昨年(2022年)の終わりに髪をバッサリ切ったことがあって。同じことをして売れないんだったらまず見た目を変えようと思ったんです。
見た目を変えてからお客様から指名をいただくようになりました。転機がきて2023年の10月に副主任に昇格できたといった感じです。
優美遥:ん~……まずなにで躓いているかを先に聞き出しますね。お客様はいるけど売上が伸びないのか、お客様の数が少ないのか、原因を突き詰めてから具体的なアドバイスをします。
例えば「お客様の数が少ない」だったら「お客様と出会いに行っていない」からアドバイスが始まります。
重要なのは、アドバイスをされたら行動に移すこと。結局のところ行動できなければ永遠に伸びないですからね。
もう一つ例を挙げるなら、もし本数に悩んでいるならまずは初回の7分間でどう自分を見せるか、組み立て方を自分で考えてもらいます。
ほかにもDMを使った営業のかけ方も、全員に同じ声掛けをしていたら良くないといったように。少しずつ考えや行動に変化をつけさせます。
指名が獲れないまま同じ接客をしていたら本数が伸び悩むのは当たり前ですから……。
ちなみに僕は初回でガンガン思い切っていくようにしています。
初回のお客様が全員指名してくれるわけではない、もうその後会うことはないかもしれない、だったら思い切って自分を見せたほうが良いかなって思っています。
優美遥:やっぱり初めてのタワーですね。ホスト3年目の、2回目のバースデーの時でした。
あの時は酔っぱらいましたね。今まで周りがタワーをやっているのを見ているだけだったのが、いざ自分がタワーできたという達成感。
あの時は本当に嬉しかったです。
優美遥:そうですね。僕は入店したきっかけでもある、運営の部長である優美涼さんに「優美」という名字をいただきました。
優美涼さんとの出会いは体入の時。涼さんは人間性が素晴らしく、ちゃんとできている人。僕の憧れの人です。
というのも、僕は入店当初はよく怒られていたんです。いろんなことで怒られはしたんですが、その度に涼さんは向き合ってくれました。ダメなことはダメとはっきり言ってくれるんです。
4~5年一緒に働いていますが、今でも憧れの人であることに変わりはありません。そういう憧れの人がいるお店っていうのは、『TOP1ONE』で誇れるところでもありますね。
優美遥:憧れの対象になる人がいる以外だと、フレンドリーなところかな。
ホストってまだ世の中的には嫌なイメージがついていますが、『TOP1ONE』で見るとなんでこんな良い子が揃っているんだと思うんですよね。
僕も体入(体験入店)の時に「人と波長が合うな」と思って入店を決めました。体入自体は知り合いの紹介だったのですが、体入の日に入店を決意したんです。
売れる人ってぶっちゃけどこのお店でも売れると思っています。大事なのは働いていて自分が楽しい場所であるかどうか。
特に今は教育にも力を入れていて、役職ついている子たちもホスト歴2年未満が多いです。本人の努力は当然ですが、教育の力も大きいんじゃないかな。
それに今は店売りも右肩上がり。『TOP1ONE』は完成しきっていないお店だし勢いがあるので、新人からすると売れやすい環境に身を置けると思いますよ。
優美遥:ノルマはありません。ただ目標はあります。目標もお店から言われるのではなく自分で設定することが多いです。
チームリーダーから目標を設定されることもあると思います。明確な目標があるほうが人間は頑張れますからね。ノルマというプレッシャーはないけれど、目指すべき先は作るべきだと思います。
僕はこれから副主任として仮チームを作っていきますが、自分のチームは「ホストを辞めた後、社会に出て誰からも頼りにされる子」を育てていきたいと考えています。ホスト以前に人間性はしっかりしていきたいので……!
目上の人を立てつつ、下の子を引っ張っていきたい。それが僕の目指すべきチームリーダー像だし、そういう子を育てていきたいですね。
それから指示するのではなく「一緒にやろう」と言える大人になりたいです。
優美遥:います!同じ副主任のKAITOです。元々専門学校の時の同級生なんです。
同級生ということもあって気になっていますし、今は彼のほうが売れているのでなんとか勝ちたいっていう気持ちがありますね。
優美遥:もし今ホストをやるかどうか悩んでいるなら、人生一度きりだからホストをやってみるべきだと思います。
ホストを始めるなら1日でも早いほうが良いので、迷っているなら思い切って応募ボタンを押してみてください!
優美遥:ありがとうございました!
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