今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は鍼灸師・柔整師の本業と両立しながらホスト街道を突き進む、大阪ミナミ『La・Velite(ラヴェリテ)』の白咲慶さんにインタビュー!
『La・Velite』はミナミだけでなく歌舞伎町など多くのエリアで様々なお店を経験した一条夏樹オーナーが作り上げたホストクラブです。
さまざまなことを学べるだけでなく、手厚い待遇が魅力な同店で、成長を遂げているのが白咲慶さん。
インタビューでは、本業と両立しながらも、ポイントバトル優勝といった輝かしい結果を残す白咲さんが大切にしている「モテる」についてお話をうかがいました。
ホストという仕事に漠然と興味がある方も、モテる方法を知りたい方も、ぜひ最後までご一読ください。
■プロフィール |
源氏名:白咲慶(しろさき けい) ホスト歴:4ヶ月(※2024年3月現在) |
■在籍店舗 |
La・Velite(大阪/ミナミ) URL:https://hostjob.jp/osaka/area80/356/ |
■経歴 |
・2023年11月にホストをはじめる ・完全予約制の整骨院と両立 ・2024年2月にポイントバトルで優勝 |
出典:大阪ミナミ La・Velite公式X(https://www.instagram.com/lavelite_osaka/)
白咲慶:2つあります。
1つは将来、恋愛事業を軌道に乗せるためです。現在少しずつではありますが、恋愛や婚活に悩みを抱える人を内面と外見の両面からサポートするコンサル事業を始めています。
でもそれは僕が一般人として教えるのは意味がないんですよね。
そこでたどり着いた答えがホストでした。ホストとして実績を残した人からの教えのほうが信頼もあるし、事業の成功にも繋がりやすいのではと思ったんです。
白咲慶:2つ目は僕は夜の経験がなかったのですが、周りを見渡してみるとバーテンさんをはじめ夜職に従事する人が多かったこと。
僕は元々配信もやっていたのでYouTuberの知り合いもいるんですが、最近ホストに復帰したり、地元の和歌山でバーを営んでいる友だちが多かったり……。
周りを見て漠然と「夜の仕事にチャレンジしたい」という思いが芽生えました。
それで去年(2023年)の11月に『La・Velite』に入店しました。
白咲慶:知り合いの紹介です。僕は鍼灸師・柔整師が本職で自分の整骨鍼灸院があり、完全予約制ではありますが患者さんがいるのでレギュラー出勤は難しい。
でも夜職はやってみたいと話した時に「週3でも融通が利くところがあるよ」と声をかけてもらったんです。
それが『La・Velite』。1回体入をして入店を決意し、今に至るわけです。
今も鍼灸師と柔整師を続けています。
白咲慶:整骨鍼灸院は和歌山にあるので、例えば通勤は大変です(笑)
とはいえ、自分のクリニックは完全予約制。患者さんがいらっしゃる時間帯を固定できるので、夜にホストクラブに出勤できるように融通は利きます。
余裕があるのでそれほどバタバタしていません。お仕事の時間が決まっている方からホストと本業の両立ができているです。
スケジュールとしては、金曜日に大阪に来て日曜日までホストクラブで働いて、月曜日の朝に和歌山へ帰って整骨院の仕事という週もありました(笑)
大変ですがお店のサポートもあって、ホストと本業を両立できています。
白咲慶:まぁ僕が女性好きというところもあるんですが(笑)
何より「来てよかった」「楽しかった」とお客様に言ってもらえるところにやりがいを感じます。ホストって感謝される仕事だなと感じます。
人に感謝をされるという点については、鍼灸師や柔整師の仕事と似ているところですね。
「辛い」より「楽しい」という気持ちが優っているから今頑張れています。
後は将来恋愛事業を成功させるには踏ん張りどころかなと!
白咲慶:今少子化が進んでいる要因って恋愛したことがない男性が増えていることにあると思ったんです。
今男性の4人に1人が恋愛したことがないと言われています。
きっと収入も影響しているかもしれませんが、そこをコンサルしていけば事業としても日本の未来も花開くのではないかと。
白咲慶:「女性に対して1番の理解者でいろ」ですかね。
女性は男性よりも本音と建て前を意識していると思います。だからこそ男性は共感力を求められます。
1番の理解者でいるためには、女性の言動一つひとつに気を付けながら質問を投げかけると気持ちがうまく読み取れると思います。
最初の突破口としての質問は、その女性が一番気にしていそうな箇所に関することが良いんじゃないでしょうか。
例えば服装に気を遣っているなら来ている服のブランド名、仕事に熱意がある人ならその仕事を選んだ理由。
意識しているところは人それぞれ違うけれど、まずは一番気にしてそうなところを探してみることが大切だと思います。
白咲慶:そうです。ただそれだけでは足りません。女性の声のトーンにも気を配れると良いですね。
白咲慶:それでいうと先ほど話した共感力・観察力です。
今は入店してまだ4ヶ月とペーペーではありますが、「あなたといれたから~」「良い時間だった」「話せてよかった」という一言を自然と言えるようになりました。
ホストを始めてよりマメに相手に伝えられるようになったと思います。マメになったからこそ親密度の高まりも実感しています。
白咲慶:自分次第ではありますが、顔面はそこまで関係ないのかなと。
ホストってやっぱり男前な人が多い。けど僕自身ルックスにそこまで自信があるわけではありません。
それでも行われたポイントバトル(非役職者による指名やシャンパン、延長などによってポイントを競うイベント)で優勝することができました。
顔面以外でも勝負できることってあるんです。
例えば「声のトーン」「話の内容」「手の動き」。ホストの世界でも世間でもやり方次第で顔以外でも勝負できるよということは伝えたいですね。
元々恋愛事業で勉強していたことですが、ホストでも発揮できています。
白咲慶:アニメや映画はネタにしやすいですよね。
流行を知っていないと会話のきっかけを作れないので、僕は「月に映画を4本観る」をルーティンにしています。
あとホストってエンタメなので「ひと笑い」は絶対入れると決めて接客しています。
相手の発言に対する返し、要は反射神経が必要になります。ひと笑いを取れるようにお笑いや配信で勉強しています。
逆に真剣な話をしている時は、あえて間を入れるようにしていますね。
出典:大阪ミナミ La・Velite公式X(https://twitter.com/LaVeliteosaka/)
白咲慶:僕は普段からマメに営業しています。「1日3件はお客様に電話する」を続けているんです。
それは自分を指名してくださるお客様だけでなく、見込み客である女性に対してもです。
それを続けたからこそ指名は増えていますし、ラスソンを獲れるくらいの高額を入れてもらうこともできました。
ポイントバトルがあったからだと思いますが、先月(2024年2月)のお給料はその前月の約4倍にまでなりましたね。
※ラスソン:ラストソングの略称で、その日の売上が1番高かったホストが好きな歌を歌うこと
白咲慶:もちろん指名してくださるお客様には受け身にならず、遠慮せずに言うようにしたことです。
接骨鍼灸院でも同じことが言えますが、接客においては相手のペースに飲まれすぎず主導権をある程度握るのが大切ですね。
これはどんなビジネスにも通じることだと思います。
言うことは言う、共感するところは共感する、このメリハリが高額を入れてラスソンを獲れた要因だと思っています。
これって実は恋愛でも言えることなんです。なよなよした人間に話を聞いてもらいたいと思いませんよね。
だからデートに誘う時でも自分から「何時に」「どこで」と自分から予定を立てる。リードするってこういうことなんですよね。
白咲慶:個人店だからこそ、ありのままの自分を表現できる場所です。
ホストはまだまだ偏見があると思いますが、実際働いてみると健全な職種だと感じました。
働くという選択を迫られた時の一つの選択肢にホストはなれると思っていますよ。
白咲慶:ポイントバトルのような、新人でも勝負できる環境であることは魅力のひとつですね。
あとは教育がしっかりしているところ。僕はまだ入店して間もないけれど、知りたいと思った時に上の人に聞ける雰囲気があります。
誰に聞いても良いんです。僕もまんべんなく聞いていますね。良いところ取りができますよ!
白咲慶:僕は組数No.1を獲りたいです。組数No.1ということは、それだけお客様がいらっしゃること。
モテるって複数人の女性からアプローチされることだと思っているので、今後はより一層組数を意識してホストという仕事を頑張っていきたいです!