大阪ミナミ『Dilemma』如月叶愛の誠実であることが強さに変わるホスト観【独占取材】
大阪ミナミ『Dilemma』で活躍する如月叶愛（きさらぎとあ）さんにインタビュー。
地元の友人をきっかけにホストの世界へ飛び込み、努力を重ねながら「無理をしない誠実な働き方」を見つけた叶愛さん。
仲間と学び合いながら、自分らしく信頼を積み重ねてきた姿勢には、多くの人が共感できるはずです。
挑戦と変化を通して成長してきた叶愛さんの言葉から、Dilemmaというお店の温かい雰囲気と、ホストとしての「誠実な強さ」が伝わってきます。
地元の友人をきっかけにホストの世界へ飛び込み、努力を重ねながら「無理をしない誠実な働き方」を見つけた叶愛さん。
仲間と学び合いながら、自分らしく信頼を積み重ねてきた姿勢には、多くの人が共感できるはずです。
挑戦と変化を通して成長してきた叶愛さんの言葉から、Dilemmaというお店の温かい雰囲気と、ホストとしての「誠実な強さ」が伝わってきます。
トピック
如月叶愛（きさらぎとあ）さんのプロフィール
如月叶愛（きさらぎとあ）
- 業界歴：
- 約4年（※2025年9月時点）
- 経歴：
-
・地元の友達にさそわれホストへ
・某大手店舗で実績を積む
・友人である櫻井冬弥に誘われDilemmaへ
・お店をひっぱる中心メンバーとして活躍中！
挑戦と変化の中で見つけた、ホストとしての自分
叶愛さんはどんなきっかけでホスト業界に足を踏み入れられたのでしょうか？
如月叶愛（きさらぎとあ）：最初は地元の中学の同級生に声をかけられたのがきっかけでした。正直僕がホストになるなんて思ってもみませんでした。ホストって学生時代からすごくモテていた人がやる仕事だと（笑）
別世界というイメージだったんですが、昼職も正直しんどくて気持ち的にも限界でした。
そんな時に声をかけられて、「17歳から同じ会社に勤め続けてきたけど、今やれるうちに新しいことにチャレンジしてみよう！」って思い切ってホストを始めてみたんです。
はじめの頃は、どういう気持ちでお仕事に向き合っていましたか？
如月叶愛：自分がホストとして輝けるか、よりも「まずは努力する」ですね。負けず嫌いな性格ゆえですね。一緒にはじめた地元の友達もすぐ近くにいましたし！
友達はやめてしまいましたが、頑張るきっかけをくれた友達の次は先輩、とどんどん目標ができてきて、気づかぬうちにひたむきに仕事をしていました。
負けず嫌いだからホストの仕事にのめりこんだのかな（笑）
ホストの仕事がお好きなんですね！
如月叶愛：そうですね、気づいたら（笑）でもがむしゃらに努力をしていた時よりも、Dilemmaで働いている今のほうがホストが好きだと思います！
きっと頑張るだけじゃない大切なことを、少しずつ学べたからかもしれません。
というと？
如月叶愛：無理をすることをやめたんです。最初はがむしゃらだったからこそ、形ばかりに固執して。ある程度の線引きをしていたとはいえ、「頑張る＝無理をする」になってしまっていたんです。
でもふと「これでいいのかな」って思う瞬間があって。頑張ること自体は悪くないけど、無理を続けるのは違う。
だからこそ無理なく自分にもお客様にも嘘をつかずにやろうと。そのやり方をしっかり掴んだほうが軌道にもうまく乗れましたね。
誠実さが信頼に変わる瞬間
無理をしない働き方を意識するようになってから、何か変化はありましたか？
如月叶愛：自分に無理をしなくなってから、1人ひとりに向き合う度合いがより本気になったと思います。今は僕と関わったことで、その子の人生が少しでも良い方向に変わればいいなと思っています。
ただその場を楽しませるだけじゃなくて、話していて「なんか前向きになれたな」と思ってもらえたら嬉しいです。
お客様への向き合い方そのものが変わったんですね。
如月叶愛：そうですね。一番大きかったのは、「自分という人間を理解してもらう努力」をするようになったことです。自分を100％知ってもらえたら、無理に取り繕わなくても信頼してもらえる。
そう気づいてからは、できないことは「できない」と伝えるようになりました。その代わりに、「自分にできること」を全力でやるようにしています。
誠実でありたいという気持ちが伝わってきます。
如月叶愛：ありがとうございます。ホストって夢を見せる仕事やと思うんですけど、僕は「できない約束はしない」と決めています。
そのぶん、ちゃんと夢を見させる努力をする。それが僕なりの誠実さかなと思います。
誠実に向き合う中で、どんなことを意識していますか？
如月叶愛：うーん……ホストとして会いたいと思ってもらえる努力かな。だって魅力的ではない人に価値を感じたりはしないでしょ？だからどうしたら相手の印象に残ったり、ホストとしてどんな人にもかわいがってもらえるか、をよく考えていますし、発言ひとつひとつも気を配っています。
もちろん見た目とか男としてかっこいいかも大切にしながらです！
自分が素直に思ったことをどうしたらまっすぐ伝えられるか、を考えすぎて「本音じゃないでしょ」と言われることもあってむずかしさを感じていますが（笑）
考えて話す姿勢が、信頼にもつながっていそうですね。
如月叶愛：そう思います。初回でも「この人ちゃんとしてるかも」と思ってもらえるように、立ち振る舞いも丁寧にしています。言葉遣いもそうだし、敬語で絶対話すとか、ですね。
どんな人にも、まずは礼儀を大事に。その積み重ねが信頼につながるんやと思います！
仲間に学び、誠実さを育ててくれた環境
Dilemmaにはいつ頃移籍されたのでしょうか？
如月叶愛：去年ですね。Dilemmaを引っ張る櫻井冬弥からの誘いを受けたんです。彼、高校の同級生なんですよ。実はホストを始めるときに冬弥には連絡したんです。彼が当時いた店舗に誘ってもらったんですが、彼がめちゃくちゃ活躍しているのを知っていて、一緒に働くなら自分の実力をつけてからって思っていたんです。
2年半たってDilemmaを立ち上げるタイミングでまた声をかけてくれて。嬉しかったですね。お店ができあがるまではSTUDIUMにいました。
僕は実力をつけてから移籍をしたことを良かったと思っているし、さらにここまで活躍できるようになったのは冬弥のおかげだと思っています。
それはどうしてですか？
如月叶愛：冬弥のホストのやり方を一緒に働くようになってから聞けたからです。どうやって人をまとめるかとか、お客様との関わり方とか……それもホストとして実力をつけていたからこそ、それをものにすることができたのかなって。
冬弥の話を聞いて「まだまだ自分にもできることがある」って思えたんですよね。
仲間から多くを吸収されてきたんですね。
如月叶愛：僕は誰に対しても尊敬してるんで！たとえば新人でも、絶対に一つは学べるところがあると思ってます。
だからどんな人にも敬語で話したいし、リスペクトの気持ちは忘れたくないです。
素敵です！
如月叶愛：僕、感情で話したほうが伝わると思っているので、後輩からしたらちょっと厳しく思えてしまうかもしれないです。でもそれはかわいいからなんですよね。僕が23、24歳で経験したことをもっと若いうちから学べたら良い人生になると思うから、いろいろ教えてしまうんです！
厳しくても「とあさん、とあさん」って言ってくれる子には、もっともっと教えたくなります（笑）
厳しさの裏にはちゃんと愛情があることが伝わります！
如月叶愛：そうかもしれないです。僕、人の悪いところを探すのが嫌いで。誰にでもいいところはあるし、それを引き出してあげたほうが、自分の魅力も相手の魅力も上がると思うんです。
粗探しよりも「いいところ探し」。そのほうがお互いのためになるし、結果的に信頼も深まる気がします。
今のDilemmaの仲間たちといると、そういう考え方が自然に身につくと思いますよ！そう思うのもDilemmaでの人間関係が良いからなんですけどね。
今を全力で生きる。その先に見えるホストの未来
今後、どんなホストになりたいと考えていますか？
如月叶愛：うーん……あんまり先のことは考えてないかもしれません。「今を全力で」っていう気持ちが一番強いです。
目標とか未来も大事ですけど、結局は「今どう頑張るか」だと思っていて。その積み重ねの先に未来があると思うんです。
なぜ「今」にこだわるように？
如月叶愛：僕は従業員たちにホストだけで終わってほしくないと思っていて。どんな道に進んでも、この仕事での経験が絶対に生きるはずなんです。
たとえばお金の使い方、人との関わり方、自分の魅せ方……全部ここで学べることばかりです。
だからこそ、Dilemmaで働く今をどう過ごすかが本当に大事だと思ってます。
後輩には将来苦労してほしくないから、無理のない幸せを見つけてほしいんです。僕は毎日好きなものを食べて生きていけるくらい満足しているから（笑）
本当に後輩思いですね。
如月叶愛：ありがとうございます（笑）前の在籍店舗も従業員が今でも大好きなくらい仲が良かったけど、Dilemmaも本当にそうで。プライベートで遊ぶってなっても全然苦ではないくらい、むしろ一緒にいたいと思える関係性です。
上下関係はあるけど、変にピリピリしてないし、誰でも意見を言いやすい環境です。
お互いに尊敬し合える関係だからこそ、仲間の頑張りを見て刺激をもらえるし、自分ももっと頑張ろうと思えるんです。
そういう意味でも、Dilemmaは成長できる場所だと思います！
Dilemmaのみなさんの成長がこれからも楽しみですね。本日はありがとうございました！
如月叶愛：こちらこそありがとうございました！※本記事は、2025年10月30日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。
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