『TOP1ONE』ホスト・桜咲 岳が貫く“誰かのために頑張る”という在り方【独占取材】

公開日:2024/02/27
今話題のホストさんを紹介する本シリーズ。
今回は大阪ミナミにある『TOP1ONE』の桜咲岳さんにインタビューを行いました!
学費を稼ぐ目的で、ホストの世界に足を踏み入れた桜咲岳さん。
6年のキャリアで、従業員から頼られ今や教育にも携わる存在です。
今回のインタビューでは岳さんの仕事術、今後の展望などを語っていただきました。
桜咲岳さんが在籍する『TOP1ONE』で働いてみたい方、桜咲岳さんの仕事術を参考にしたい方はぜひ読んでみてくださいね!
トピック
ミナミのホストクラブ『TOP1ONE』、それが桜咲岳の始まりだった

―ホストを始めた理由についてお聞かせいただきたく思います。
桜咲岳(以下、敬称略): ホストを始めた理由は、大学の学費を支払うためです。
大阪の大学に通っていましたが、学費はもちろん生活費や家賃もすべて自分でやりくりしていました。
出身の三重県から大阪に行くにあたって、親から「学費や生活費を自分でやりくりするなら大阪に行ってもいい」と条件を提示されたんです。
その条件をのむ形で大阪に来て、最初は大学に通いながらバイトをしていました。
ですが、普通のバイトだけだと学費や生活費をまかなうのが厳しくて……。
悩んでいた時にちょうど友達からホストの仕事を紹介され、2017年10月に『TOP1ONE』に入店した感じですね。
―大阪ミナミには色々なお店がありますが、その中でもTOP1ONEに入ろうと思った理由は?
桜咲岳:一番の理由は友達の紹介でしたが、もう一つの理由は従業員たちの仕事に対する熱量ですかね。
正直にいうと、入店前の僕はホストに対して強い偏見を抱いていました。
あと、かなり生意気で敬語もあまり使えなかったので、先輩に殴られるかもしれないと不安でした。
ここに入店する前に従業員の方と話をしましたが、夢や働く目的がある方が意外に多くて。
従業員の熱量に感銘を受けて、ホストの偏見がなくなりましたね。
待遇面で言えば、「実績金」という制度が一番の魅力でした。
実績金は他のお店にはない制度なので、僕が新人だった頃は大変助かりました。
未経験で入った人を大事にしてくれる点も、このお店を選んだ決め手でしたね。
勢いある『TOP1ONE』でチャンスをつかめた仕事論

―大躍進した秘訣を教えてください。
桜咲岳:達成するまで、自分の目標を周りに共有し続けたことが秘訣だと思います。
自分に言い聞かせることもそうですが、強制的に自分を追い込む感じですね。
大勢に宣言した以上、何が何でも目標を達成しなければなりません。
逃げられない状況を作って自身のモチベーションを上げたことが、目標達成につながったと思っています。
―秘訣に関わる部分ですが、お客様と接する際に意識されていることは?
桜咲岳:僕が常日頃から意識しているのは、お客様のニーズに合わせること。
ホストクラブに来るお客様は、人によって目的が違うと思います。
例えば、「楽しく飲みたい」「バー感覚で楽しみたい」「話を聞いてほしい」など、お客様のニーズは人ぞれぞれなんです。
そのため、各々のニーズに合わせた接客方法を意識しながら接客していましたね。
あとは、お客様が求めている答えを先読みすることです。
基本的に相手が何を言うのか、どう返ってくるかを先に考えて、適切な返事を送っています。
「僕がトークでこう話したら相手はこう返してくるだろう」と、先読みしていますね。だから相手からの返答はだいたいわかります。
―仕事で活躍するためのマインドについてお聞かせください。
桜咲岳:何事も「50:50」の精神で考えています。
自分の発言や行動が成功する可能性もあれば、失敗する可能性もあります。
例えば、自分の計画は100%成功すると思って行動したら失敗してしまった……なんてことはよくあると思います。
100から0になったときの落差はかなりショックですよね……。
そこで、「もしかしたらこういうパターンもあるかもしれない」と代替案を作っておくんです。
もし失敗しても、別の案に切り替えれば失敗のリスクが減ると思います。
僕はどちらかというと、失敗しないように成功の確率を上げたいタイプですね。
人材の指導にも力をいれるワケ

―ここまで従業員から頼られているのは教育力と伺っています!
桜咲岳:嬉しいですね、僕自身も人材の教育力も必須だと考えています。
僕は信頼されるためには、自分の指導力で後輩の才能を伸ばせるかどうかも試されると常日頃から意識しているんです。
そこで必要になるのが、人への伝え方だと思っています。
―人への伝え方を大事にしている理由を教えてください。
桜咲岳:僕が初めてチームを作ったとき、3人の後輩に同じ教え方をしていたんです。
自分の考えを強引に押し付ける形で指導したら、2人は伸びたものの1人は辞めてしまって……。
なぜ辞めたのかを考えたら、その人に合った教え方をできていなかったと自覚したんです。
先ほどお客様のニーズに合わせる話があったと思いますが、従業員の性格や育った環境、性格、仕事に対する取り組みはそれぞれ異なります。
従業員の中にはマイペースな子もいますし、気持ちの弱い子もいます。要は十人十色ですね。
できれば従業員には長く一緒に働いてもらいたいんです。だからその人に合った教え方をするようにしています。
―和歌さんも岳さんがいてこそ、とおっしゃっていましたが、どういった教え方をされましたか?
桜咲岳:ホストは「感覚で接客するタイプ」と「頭で考えるタイプ」のどちらか一方だと思いますが、僕は後者でした。
それで僕は、「どうすればお客様が指名したくなるホストになれるのか」という考え方をわかりやすく、事細かく教えてあげました。
僕の教え方が和歌にマッチしたのか、彼の活躍ぶりは非常に目覚ましいものになりましたよね。
―岳さんご自身は仕事への意識は変わりましたか?
桜咲岳:責任感がぐっと増しましたね。
だからみんなの見本になれるよう、発言や行動も注意深く意識しています。
伝え方や行動によって印象が悪くなる恐れがありますからね。50:50の精神で働いていますよ。
僕は綺麗事抜きで、従業員全員が輝く店を作りたいと本気で思っています。そのためにも、自分がしっかりしなければいけないなと。
「ホストを辞めてもずっと働ける環境を作りたい」桜咲岳が目指す理想の未来

―今後の夢や目標についてお聞かせいただけますか?
桜咲岳:夢というよりも、目標が近いですね(笑)
目標で言ったら、来年以降に複数の店舗を出すことですね。
あとセカンドビジネスではないですが、2~3年後に飲食や美容のお店を開業しようかなと。
ホストは長くできる仕事ではないので、辞めたあともみんなが稼げる環境をしっかり作ってあげたいと思っています。
―最後に、TOP1ONEで働きたい方に向けてメッセージをお願いします。
桜咲岳:ミナミにはホストクラブがたくさんあります。
その中でも、我々『TOP1ONE』は教育力に関してはどこの店にも負けない自信があります。
あとは、従業員たちがほんまに仲が良いんですようちの店(笑)
多分どこの店の人も「うちは仲が良い」と言うと思いますけど、『TOP1ONE』は退店率がめっちゃ低いんです。
従業員の満足度が高い環境なので働きやすいですよ。
あとは未経験者が伸びやすい環境を作っています。ミナミでホストを目指したい方は、ぜひ『TOP1ONE』に応募してみてください。
―素敵なお話ありがとうございました!
桜咲岳:ありがとうございました!応募待っています!!
※本記事は、2024年2月27日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。