継続で見えてくるもの。大阪ミナミのホスト『NEVERLAND』璉咲碧桜が未経験から挑む道筋【独占取材】
ホストに対して強い偏見を持ちながらも、「生活を変えたい」という思いから一歩を踏み出した碧桜さん。
未経験で不安を抱えながら始めたけれど、お店の環境や先輩たちとの関わりの中で少しずつ考え方や視点が変わっていったそうです。
今回のインタビューでは、碧桜さんがホストを始めたきっかけから未経験でも続けられた理由、そして今大切にしている想いについて語っていただきました。
トピック
怖さと偏見の中で、それでもNEVERLANDを選んだ理由
碧桜さんがホストを始めた理由から教えてください!
璉咲碧桜(れんざきあお):僕がホストを始めた理由は、お金が欲しかったからですね。僕は母子家庭だったので、家にお金を入れたかったんです。
でも当時は昼職で働いていたのですが、自分の頑張りが評価に反映されにくくて……。
「このまま続けていても給料は増えないだろうな」と、限界を感じていました。
そのときにホストをやっていた学生時代の後輩からタイミングよく声をかけてもらって、生活を変えられる可能性がある仕事だと思って、ホストを選びました。
昼職からホストで働くときに、不安はありませんでしたか?
璉咲碧桜:すごく不安でした。当時はホストに対して強い偏見を持っていて、女の子を泣かせる職業だと思っていたんです。
なので「世界で一番嫌いな仕事」だと、始める前は思っていました。
それでも、体入に行ってみようと思ったきっかけはあったんでしょうか?
璉咲碧桜:正直、体入に行くこと自体もかなり迷いました。それくらい、店選びは慎重だったと思います。実はNEVERLANDの前に、別のお店に体入に行ったんです。そのお店は「今日決めよう」「今すぐやろう」という感じで、圧が強くて……。
そこでホストへの怖さが増してしまったので、「ちゃんと働きやすそうな雰囲気のお店を探そう」と思いました。
その中で、NEVERLANDは何が違ったんでしょうか?
璉咲碧桜:NEVERLANDに体入に行ったときに、「人を泣かせない営業がしたい」と正直に伝えたんです。そしたら先輩に「僕もそう思っていた」と共感してもらえて。その一言が、すごく嬉しかったですね。
働くお店の比較したからこそ、違いがはっきり見えたんですね。
璉咲碧桜:そうですね。「続けられない場所に入っても意味がない」という気持ちがあったので、お店の雰囲気はよく見ていました。
その点NEVERLANDはできる・できないの話ではなくて、不安がある前提で話をしてくれたんです。人事の方やお店の看板を背負う先輩も、無理に入店を迫ることはなくて。
「店ごとに、こんなに雰囲気が違うんだ」と、驚いたのを覚えています。
このお店なら、未経験の自分でもちゃんと向き合えそうだと思って、入店を決めました。
未経験でも続けられる、今のNEVERLANDの環境
実際にNEVERLANDで働き始めてみて、未経験への向き合い方はどう感じましたか?
璉咲碧桜:最初から活躍を求められるという空気ではなかったので、できないことがあっても責められるような感じはなかったですね。未経験という前提で話をしてもらえていたので、安心して仕事に取り組めたと思います。
慣れない環境で働くときに、お店が寄り添ってくれるのは嬉しいですね!
璉咲碧桜:そうなんです。お店側も長く働きやすい環境を作ってくれている印象でした。
先ほども話しましたが、先輩や上の人とも距離感が近いので、分からないことがあったときに声をかけやすいんです。
相談したときも、ちゃんと話を聞いてもらえている感覚がありました。
チーム制を採用しているお店なので新人が一人になりませんし、お店にも馴染みやすい環境なのも大きかったですね。
新人からでも自然と話しかけやすい空気感だと思います。
NEVERLANDのチーム制について詳しく教えてください!
璉咲碧桜:NEVERLANDのチーム制度は、自分で入るチームを選ぶ形です。「自分に合いそうだな」と思ったチームで頑張れるので、未経験の人にとって安心できる部分だと思います。
タイプが合わない人と無理に組まされる、ということもないですし。
チームのまとめ役が中心になって見てくれるので、アドバイスも受け取りやすかったですね。
人によっては、早い段階でお店の雰囲気に慣れているようでした(笑)
営業終わりでも交流などあったりしたのでしょうか?
璉咲碧桜:先輩がご飯やシーシャバーに連れていってくれます。そこでは仕事の話以外にも、普通に会話することも多いです。
そういう積み重ねがあったから、「このお店は新人もちゃんと見てくれている」と思って、安心できました。
未経験だからといって置いていかれることもなかったので、仕事を長く続けられそうだと思いましたね。
続けたからこそ見えてきた、自分の変化
ホストを続けてきて、碧桜さんの中で意識の変化はありましたか?
璉咲碧桜:正直ホストを始めた当初は、そこまで仕事に身が入っていなかったと思います。特にヘルプはすごく苦手で、できればあまりつきたくなかったですね。
そこで「自分の席があれば、ヘルプに行かなくてもいいんだ」って思って(笑)
自分の席を作るにはどうしたらいいかを考えて、「楽するために頑張ろう」って思うようになったんです。
「とりあえずやれることはやろう」って考えた結果、TikTokの配信を頑張ろうと思いましたね。
なぜTikTokの配信を頑張ろうと思ったのでしょうか?
璉咲碧桜:体入のときから先輩に「今集客を頑張るなら、TikTokがいいよ」って言われたのがきっかけです。元々、昼職をしていたときにSNSで集客をしていた経験があって、ライブ配信そのものには慣れていました。
なので、最低でも毎日1回はTikTokのライブ配信をやるようにしていました。
慣れていたとはいえ、毎日続けるのは大変ではないのでしょうか?
璉咲碧桜:最初は大変でしたね。実は先輩がライブ配信を毎日チェックしてくれていたんです。
配信ができなかった日があると、「今日はどうしたの?」って声をかけてくれるくらい、ちゃんと見てくれていました。
怒られるとかでは無いんですけど、「ちゃんと続ける前提での話なんだな」と感じて毎日配信していたんです。
そうして続けるうちに、「これ、ちゃんと意味があるかもな」って思える出来事があったんです。
その出来事について詳しく聞きたいです!
璉咲碧桜:入店して4日目に、TikTokをきっかけにお店にお客様が来てくれたんです。そのお客様の助けもあって、はじめてお店で注目を浴びる機会があって。
「この感覚を、もう一回味わいたい」って思えて、僕の仕事に対する姿勢が変わった瞬間でした。
最初は身が入っていなかったところから、変わっていったんですね。
璉咲碧桜:そうだと思います。はじめは楽する気持ちや緊張感でやっていたことでも、続けていたからこそ自信につながる出来事を体験できたんです。
そして一度成功体験を味わうと「もっとこうしたい」とか「まだ頑張れるかもしれない」って、見える景色が変わるんですよね。
ホストの仕事に限らず、何事も継続が大事なんだと気付かせてくれた先輩方には感謝しかないですね。
自分のためから、誰かのためへ変わった視点
ちなみに碧桜さんが影響を受けた先輩はいますか?
璉咲碧桜:いますね。特に銀次郎さんからは、すごく影響を受けていると思います。銀次郎さんは自分が前に出るというより、周りをちゃんと立てる姿勢というか。
新人に対しても、上から押さえつける感じじゃなくて、一人ひとりを見て接しているのが印象的でした。
そうだったんですね。銀次郎さんを意識するようになったきっかけはありますか?
璉咲碧桜:新人のときに、銀次郎さんがマイクパフォーマンスで僕のことを紹介してくれたんです。普通だったら自分やお客様の話をしたい場面だと思うんですが、あえて僕にスポットライトを向けてくれて。
その姿を見て、「自分もこんなホストになりたい」って強く思ったのを覚えています。
実は自分の「人を泣かせない」スタンスに共感してくれた先輩だったのもあって、銀次郎さんがまとめるチームに入ったんですよ。
碧桜さんがチームのまとめ役になったとしたら、どのように盛り上げたいですか?
璉咲碧桜:自分が前に出なくてもいいから、お店の全員が活躍できるようにしたいです。小さくても「できた」って経験が増えるほど、前向きになれる仕事だなって感じてきたんですよね。
だからこそ、誰かが一歩踏み出す瞬間をちゃんと後押しできる存在でいたいなと思っています。
NEVERLANDはお店全体が見られる機会も多いので、一人ひとり前向きに仕事に向き合える空気を作っていきたいですね。
最後に、これからホストを始めようとしている人に伝えたいことはありますか?
璉咲碧桜:ホストは自分に自信がなかったとしても、人となりや価値をちゃんと見てもらえる世界だと思っています。僕自身も、特別な才能があったわけじゃないですし、ホストに向いている性格だとも思っていませんでした。
それでも、続けてきたからこそ見えたものや、考え方の変化がありました。
自分だけじゃなくて、周りを幸せにできる仕事がホストだと思うんです。
なので未経験だとしても、興味があるなら一歩踏み出してほしいですね。
今後のご活躍も楽しみです!本日はありがとうございました!
璉咲碧桜:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年1月28日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。