未来を担う新星──大阪・梅田『VANQUISH』一城柊磨がホストとして走り出した理由【独占取材】z

公開日:2025年7月3日
今回のインタビューでは、業界未経験からスタートし、圧倒的な熱量で存在感を放つ一城柊磨(いちじょうしゅうま)さんにお話を伺いました。
美容の仕事と両立しながら日々努力を重ねる姿勢、そして仲間や先輩への想いに、ホストという仕事の新しいイメージが広がるはずです。
ホストに興味はあるけれど一歩を踏み出せない方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
トピック
ホストとの出会い──「お客さんとして来店したのが始まりでした」

柊磨さんはどのようなきっかけでVANQUISHさんと出会われたのでしょうか?
一城柊磨(いちじょうしゅうま):実は僕、最初は“お客さん”としてVANQUISHに来たんです。友達が一ノ瀬恋さんのお客様で「一緒に行ってみようよ」って誘われて。その子から恋さんのお話を聞いていて、しっかりしているような印象を受けて僕自身も会ってみたいと思ったんです。
それで初めてお店に入りました。
珍しいですね!
一城柊磨:そうですよね(笑)僕も当然恋さん指名で卓についていただいたんですが、正直、ビビッときたというか。「この人みたいに仕事ができるかっこいい男なりたい」って思ったんですよね。
頭の回転も速いし、考え方もすごくロジカルで。僕の中で“理想の上司像”みたいなものがあったんですけど、それにぴったりだったんです。
そこからすぐ入店を?
一城柊磨:そうですね。恋さんにも「俺の元で働けよ」って言っていただいて。自分の人生を変えるタイミングって、あるじゃないですか。その瞬間がまさにそれでした。
ホスト業界に足を踏み入れるのに迷いがなかった、と言ったら嘘になります。
ただ恋さんの人間性に触れて「この人の下でなら、ホストって仕事を本気でやってみたい」って思えたんです。
あと、僕自身もいつか業種とわず運営側に立ちたいという夢があったので「まずは一度現場を経験するのも大切だ」と思ったのも大きかったですね。
出会い方ひとつで人生が変わることもあるんですね。
一城柊磨:本当にそうです。だから僕は「ホストになりたい」というよりも「ここで人間として成長したい」と思って入店しました。
まさか自分がホストになるなんて、1年前の僕には想像もできなかったです。でも、あの日、恋さんに出会ってなかったら……今の僕はいないですね。
悔しさがホストである僕を突き動かした

お仕事は当初から順調だったのでしょうか?
一城柊磨:全然そんなことないです。最初は本当に悔しさしかなかったですね。右も左も分からなくて、ヘルプにもつけず、ウェイター業務ばっかり。まだ「ホスト」って感じではなかったんです。
それでも不思議と「辞めたい」とは一度も思いませんでした。むしろ「どうやったら先輩みたいにお客様を楽しませられるようになれるか」って、ずっと考えてました。
とにかく早く戦力になりたかったんです。悔しくて、毎日出勤して、何かを掴もうともがいていましたね。
最初は美容の仕事をしながらアルバイト出勤をしていましたが、時間の調整ができるようになったのでレギュラーに切り替えました。
その熱意の源は「悔しい」?
一城柊磨:そうです。僕、根本的に負けず嫌いなんです。「自分はまだできない」と思いたくないし、誰よりも早く成長したい。同期の活躍ぶりを見て「絶対に追い越す」と決めていました。
悔しさをモチベーションにすると、おのずと次にやるべきことが見えてくるんですよ。先輩にも「この人を目標にしています」ってあえて言ってました。
すごいエネルギーですね!
一城柊磨:ただがむしゃらにやってただけじゃないです。僕、美容の仕事をしていることもあって、「見た目」や「見せ方」に対してはすごく意識してました。見た目も変わっていくと中身も変わっていくんです。その自分が変わっていく過程って、お客様にも先輩にも伝わるものだと思うので、そこは徹底的に工夫しました。
どういう部分で工夫を?
一城柊磨:いちばん大きかったのは「伝え方」です。自分の熱量や考えていることを、どう言葉にして相手に届けるか。先輩たちの接客を見ながら、自分なりに取り入れて、アレンジして、試行錯誤し続けました。
先輩たちにはない若さや勢いが今の僕の一番の武器だし、完璧じゃないからこそ、その未完成さを魅力に変えられたらいいなって。
実際、「ちょっと垢抜けたね」って言われるとすごく嬉しいし、それがまた次のやる気になるんです。
以前は完璧を求めすぎて自己肯定感も低かったけど、その点も含めて今成長できているなって実感しています!
ホストとして頑張れたのは先輩たちがいたから

ここまでで柊磨さんの努力や情熱が伝わってきています!
一城柊磨:ありがとうございます!ここまでできたのは、間違いなく先輩方の存在が大きかったです。
最初先輩方はもうオーラがすごくて話しかけられないくらいだったんです。でも、そんな僕に向こうからフランクに話しかけてくれて。
「困ったことあったら何でも聞いていいよ」って言ってくれたのが、本当にありがたくて。
そういう空気って、新人さんにとってはすごく心強いですよね。
一城柊磨:そうなんです。最初の頃、ガチガチに緊張していた僕を気にかけてくれたり、営業中じゃない時間でも話を聞いてくれたり。しかも僕らのことも全力で楽しませてくれる。魅力的でしかないですよね。
VANQUISHのキャストのみなさんの人間味が伝わってきます。
一城柊磨:VANQUISHの先輩方って、ただ仲がいいとかじゃなくて、芯の部分が本当に真面目でまっすぐなんですよ。ふざけるときはふざけるけど、仕事や後輩への向き合い方はすごく本気で。そんな先輩たちを見て、「僕もこうなりたいな」って心から思えたんです。
「この人たち、すごいな」と感じたきっかけって何かありましたか?
一城柊磨:ヘルプにつかせてもらってる中で感じたんですけど、どの先輩も場の空気を一瞬で変える力があるんです。会話の引き出しも多くて、自然体でお客様を楽しませてる。その一方で、裏ではめちゃくちゃ努力してるのも知ってて。だからこそ、言葉の重みもあるし、背中で語ってる感じがあって……本当に尊敬しかないです。
みんな性格もスタイルも全然違うんですけど、自分なりの個性をちゃんと活かしてて、それぞれに学べることがあるんです。「この人のこういうところを吸収したいな」って思える先輩が、何人もいる環境ってすごいと思います。
そうやって自然に学んでいける環境があるんですね。
一城柊磨:はい。それに、何かを聞きたいと思った時にすぐ相談できる空気があるのも大きくて。上司って、普通だったら近づきづらい存在じゃないですか。でもVANQUISHでは、皆さん本当に親身になってくれて。キャストの人間味がこのお店の一番の魅力かもしれません。
憧れを超える存在になりたい

源氏名の一城は先輩の一城悠さんから?
一城柊磨:そうなんです。悠さんにものすごくお世話になってきたんです。実は、悠さんが「自分に似てるから育てたい」といっていた苺さんが、今度は僕を同じ理由で育てたいとって言ってくださって。
そのバトンを、僕が今受け取ってるんだと思うと、すごく大切にしたいと思ったんです。だから「一城」の苗字を頂きました。次へつなげる決意の表れでもあります。
VANQUISHは素敵な先輩がたくさんいらっしゃるんですね。
一城柊磨:そうですね!この世界に足を踏み入れるきっかけになった一ノ瀬恋さんも変わらず目指すべき背中そのもの。
でもただ憧れで終わりたくはないんです。いつか恋さんを超えて「今度は自分がみんなの目標になれるような存在になる」っていうのが、僕の大きな夢です。
今はいずれはVANQUISHの柱のひとりとして、この店の未来を作っていきたいと思っています!
頼もしいですね!
一城柊磨:このお店に入ったから成長できたから、かもしれません!ホスト業界は最初不安だでしたし、今この記事を呼んでくれている人の仲には「なんかちょっと怖そう」だとか「キラキラし過ぎてて自分とは違う」って思っている語っていると思うんです。
でももし少しでも「自分を変えたい」とか、「もっとかっこよくなりたい」って思っているなら、VANQUISHはその一歩にぴったりな場所だと思います。
先輩たちはみんな本当に人間味があって、真面目で、面倒見が良くて。分からないことがあっても、ちゃんと向き合ってくれるし、何よりみんなで一緒に成長していこうっていう空気がVANQUISHにはあります。
一歩踏み出すのって勇気がいりますけど、動き出さないと何も変わらないと思うんです。もし迷っているなら、まずは話を聞きに来るだけでもいいし!
僕も待ってます!
本日は素敵なお話ありがとうございました!
一城柊磨:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2025年7月3日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。