大阪キタ『Hatch OSAKA』のホスト・酒虎涼汰が語る成功の掴み方【独占取材】

今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は、大阪キタのホストクラブ『Hatch OSAKA』に在籍している酒虎涼汰(さけこりた)さんにインタビューしました!
同店は、大阪に拠点を置く人気グループ「HATCH GROUP」の系列店です。
この記事では、同店で働く酒虎涼汰さんがどのようにして成功を掴んだのかを深掘りしていきます。
加えて、美容師からホストを選んだ理由、源氏名の由来、仕事術なども存分に語っていただきました。
『Hatch OSAKA』で働きたい方、酒虎涼汰さんが気になっている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!
酒虎涼汰(さけこりた)さんのプロフィール

酒虎涼汰(さけこりた)
- 業界歴:
- 5年(2024年4月時点)
- 役職:
- 副主任
- 経歴:
-
前職:美容師
・2019年、友人に誘われてホストデビュー
・その後、高校の先輩に誘われてHatch OSAKAに入店
「酒虎涼汰」という源氏名の由来とは?

―ホストを始めようと思った理由は?
酒虎涼汰(以下、敬称略):僕は美容学校に通っていて、その時の友人がミナミでホストをしていたんですよ。
僕も夜職に少し興味があったので、友人から体験談を聞いて自分もやってみようかなと。
友人に誘ってもらったお店で少し働いたあと、いま働いている『Hatch OSAKA』に移籍した感じですね。
―Hatch OSAKAで働こうと思った理由は?
酒虎涼汰: 1店舗目は人間関係がうまくいかなくて辞めてしまいました……。
辞めてからどうしようか考えていたある日、梅田で高校の先輩とカラオケに行く機会があったんです。
その高校の先輩が『Hatch OSAKA』で働いていて、話しを色々聞いているうちに「自分も行ってみたい」と思ったのが入店の理由ですね。
―なるほど、2店舗とも知り合いのつながりで入ったわけですね。
酒虎涼汰:そうですね。僕の周りでホストをやっている人は意外と多かったので世間は狭いなと(笑)
ともあれ友人や先輩に誘ってもらえたから、こうしてホストの仕事ができていると思っています。
―個人的にですが、酒虎涼汰という源氏名の由来が気になっています。
酒虎涼汰: 読んでみたらわかると思いますが、「酒懲りた」って意味なんですよね(笑)
事の発端は、社長が参加している会議でした。
僕の源氏名をどうするか決めている最中、ある先輩が隣に座っている社長に「さけこりた」とぼそっと言ったんです。
不本意ではありますが、社長がその源氏名をえらく気に入ってしまい、いまの酒虎涼汰になったわけです。
僕はお酒が好きなんですけど、酒癖が悪すぎるからというのが源氏名の由来です。
お客様を第一に考えることが成功の秘訣

―副主任に昇格できた理由をお聞かせ願えますでしょうか?
酒虎涼汰:僕自身、お客様と真剣に向き合うことしかしてこなかったんです。
たとえば相談に乗ってあげたりとか、一番苦しいときには一緒にいてあげたりとか。
僕の力というよりは、お客様が僕のために頑張ってくれたおかげなんです。応援してくれたお礼に、僕はお客様に精一杯尽くすようにしています。
あと、僕はフットワークが軽いので、プライベートでお客様からお酒を誘われたらできるだけ駆けつけます(笑)
お客様の応援があっての功績ですけど、お客様を第一に考える姿勢が副主任の昇格につながったのかなと。
―仕事で何かを学ぶことはありますか?
酒虎涼汰:以前、あるお客様が「自分の発言や行動に責任を持たなきゃいけないよ」と教えてくれたんです。
それから、他のお客様からもいろいろと教えてもらいまして。
お客様から教わったことを忘れずに実践した結果、いまのお客様から「変わったね」と褒めてもらえたんです。
先輩からは接客やマナー、お客様からは人間性を教わるといった感じでしょうか。そういう意味で、ホストは学びが多い仕事だと思いますよ。
―新人時代で一番つらかったことは?
酒虎涼汰:僕は実家を飛び出して、何もない状態でホストを始めたんです。
だから、『Hatch OSAKA』に入ってしばらくの間は寝る場所がなくて……。当時は24時間営業のマクドナルドで過ごしていました。
ただ、入店して2ヶ月後に「なんで寮に入らへんの?」と先輩に言われたのがきっかけで、寮に入ったんです。
家無しのあの2ヶ月はかなりきつかったですね……。
―成功をつかむために実践したことを教えてください。
酒虎涼汰:『Hatch OSAKA』に入ったものの、僕は接客態度が悪いと内勤さんに指摘されて、新規の卓やヘルプにつけませんでした。
しばらくはグラスを洗ったり、掃除をやらされたりしていましたね。
見返したいという思いで、自分の力で売上を出そうと思ったんです。
いまは研修制度がありますけど、僕が入った当時は独学でした。だから僕は先輩の接客を参考にしましたね。
―カリスマを目指すにあたって、現在努力されていることはありますか?
酒虎涼汰:相手のことを一筋に考えて、どれだけ時間を作れるのかを意識しています。
どれだけプライベートで飲んでいたとしても、お客様がお店に行くとなった場合に備えてすぐ動けるようにはしています。
「ホストは最強の接客業」酒虎涼汰が語るホストの哲学

―酒虎涼汰さんにとってホストはどんな仕事だと思いますか?
酒虎涼汰: お客様のことを真剣に考えて接客するのがホストの使命だと思います。
自分たちがエンタメを演出する、密接な人間関係を築けるといった意味でも、ホストは最強の接客業なんです。
―ホストをはじめるならこれだけは知っておいてほしいことは?
酒虎涼汰:お客様について考えることを知ってほしいですね。
来店されるお客様はさまざまなので、ときには話がかみ合わないこともあります。イライラする場合もあるでしょう。
でも、自分の感情をお客様にぶつけるのではなく、そのお客様がなぜそういう発言をしたのかを考えてほしいと思っています。
発言の意味をちゃんと考えてあげれば、どんなお客様でも対等に話せるようになります。
お客様に寄り添ってあげるスキルも今後大事になると思いますよ。
―Hatch OSAKAで働きたい方に向けてメッセージをお願いします。
酒虎涼汰:うちは団結力がすごいんです。チームの子が困っていたらすぐ助けてくれます。初めての人も安心して働けるはずですよ!
少しでも興味があればぜひ体験入店してほしいです!
―ステキなお話ありがとうございました。
酒虎涼汰:ありがとうございました。