友介さんは実業団のランナーからホストへ転身されたという異色の経歴ですが、なぜこの業界を選んだのですか?
友介:もともと陸上をやっていて、実業団にも所属していました。最初は市役所勤めをしていたんです。
でも、監督と合わなくて3年で退団し、その後はクラブチームを作ったり、イベント運営をしたりしていたんです。ただ、そのイベントで機材を壊してしまい、600〜700万円の借金を背負ってしまって……。
そこでもう無理だとなり、
資格なしで稼げる仕事を探したらホストに行き着きました。
もともとホストの仕事に興味はあったんですか?
友介:いや、全然(笑)。
単純に、ホストは稼げる仕事だと思っていたんです。
お酒も好きだし、人と話すのも好きだったので「まあ、いけるだろう」くらいの感覚でした。
あとネットに出ているホストを見て「この人がこのくらい売れるなら、俺も売れるだろう」みたいな(笑)
でも、最初は全然売れなくて、騙されたかと思いましたね(笑)
自分という一人の人間に対してお金を使っていただくのが、こんなに難しいものだと実感しました。
そこからどうやって売れるようになったんですか?
友介:
まずはメディアを見ました。YouTubeもネットに出ている記事も。あとはポータルサイトを見てどんな髪型や服装が良いかとか!
人間心理学や接客における会話術など、いろいろ勉強しました。始めた当初は無知。何も知らなかったから……。
学生時代のバイトでも接客はしたことなかったし、
すべてが初めてだったんです。
勉強のかいあって、未経験2カ月で初ナンバー!そこから順調に売上も役職も上がっている印象です!
友介:当時のMAJESTYってグループでも下の順位から上がっている最中。箱も小さかったんです。
自分で営業活動をやってお客様を呼んでナンバー入りをしていました。
僕はこれまで年功序列の世界で生きていたけど、ホストはそうじゃない。年下の先輩もいるわけです。入店当初は24歳でしたが、18歳の先輩がいるんですよ。
社会経験もないのに先輩なのか、って思っちゃったんです。
プライドで売れたというのもあるかもしれませんね。
負けず嫌いの心や譲れないプライドは勝負の世界では強いですよね。
友介:そうですね。
特に僕は
本当のサービスを提供するから、その価値としてお客さまにお金を払っていただける、という考えを貫いていました。
だからホストを始める前は「女の子にお金を払わせる」という感覚はまったくなかったけど、ホストとして売れることができたんじゃないかな。
ホストって、ただ優しくしていればいいわけじゃなくて、"この人についていきたい"って思わせる力が必要なんです。
僕は強気で接することもあるけど、見捨てることはしない。そういうメリハリが、お店全体の活気にもつながっていると思います。