「稼げるホストの条件はシンプル」— 歌舞伎町ホスト『MAJESTY -NOVA-』友介の流儀【独占取材】

公開日：2025/03/31

ホストの世界で成功するために必要なことは、実はシンプルだ――そう語るのは、歌舞伎町のホストクラブ『MAJESTY -NOVA-』の友介さん。

元実業団ランナーという異色の経歴を持ちながらも、ホストとして駆け上がり、今では自らの店を構えるまでに成長されたホストさんです。

その成功の裏には、彼独自の哲学と、確固たる信念があるとのこと。

本インタビューでは、友介さんのホストとしての流儀、そして『MAJESTY -NOVA-』というお店の魅力を余すことなく語っていただきました！

友介さんのプロフィール

友介

業界歴：: 約6年（※2025年3月時点）
経歴：: ・2019年3月『MAJESTY -本店-』に入店
・2020年ズムホスにチャレンジ
・頭角をあらわしグループでも注目されるホストに
・2023年7月『MAJESTY -NOVA-』をオープンしお店を引っ張る存在に

「ホストは稼げる仕事だと信じていた」— 未経験からのスタート

友介さんは実業団のランナーからホストへ転身されたという異色の経歴ですが、なぜこの業界を選んだのですか？

友介：もともと陸上をやっていて、実業団にも所属していました。最初は市役所勤めをしていたんです。

でも、監督と合わなくて3年で退団し、その後はクラブチームを作ったり、イベント運営をしたりしていたんです。ただ、そのイベントで機材を壊してしまい、600〜700万円の借金を背負ってしまって……。

そこでもう無理だとなり、資格なしで稼げる仕事を探したらホストに行き着きました。

もともとホストの仕事に興味はあったんですか？

友介：いや、全然（笑）。単純に、ホストは稼げる仕事だと思っていたんです。

お酒も好きだし、人と話すのも好きだったので「まあ、いけるだろう」くらいの感覚でした。

あとネットに出ているホストを見て「この人がこのくらいできるなら、俺にもできるだろう」みたいな（笑）

でも、最初は全然うまくいかなくて、騙されたかと思いましたね（笑）自分という一人の人間に対してお客様に選ばれることがこんなに難しいものだと実感しました。

そこからどうやって活躍できるようになったんですか？

友介：まずはメディアを見ました。YouTubeもネットに出ている記事も。あとはポータルサイトを見てどんな髪型や服装が良いかとか！

人間心理学や接客における会話術など、いろいろ勉強しました。始めた当初は無知。何も知らなかったから……。

学生時代のバイトでも接客はしたことなかったし、すべてが初めてだったんです。

負けず嫌いの心や譲れないプライドはホストの世界では強いですよね。

友介：そうですね。

特に僕は本当のサービスを提供するから、その価値としてお客さまにお金を払っていただける、という考えを貫いていました。

ホストって、ただ優しくしていればいいわけじゃなくて、"この人についていきたい"って思わせる力が必要なんです。

僕は強気で接することもあるけど、見捨てることはしない。そういうメリハリが、お店全体の活気にもつながっていると思います。

俺様キャラの稼げるホストがやったシンプルなこと

友介さんといえば「俺様キャラ」として知られていますが、そのスタイルは最初から意識していたんですか？

友介：いや、むしろ何も考えていなかったんです。もちろん他の活躍するホストで勉強はしていましたけど、もともと自我が強いタイプ。

何か恰好をつけてもすぐにほころびが出てしまう。だったらこのまま突き進もうと。そうして気づいたら俺様キャラが定着していたんです。

同級生もお店に遊びに来てくれたんですが、「変わらないな」って言われます（笑）

そのスタイルが接客に影響を与えたと思いますか？

友介：間違いなく影響はありましたね。

それにMAJESTY がTikTokでバズり、来てくださるお客さまの母数もグッと増えた。顧客数は2倍くらいに増えたかな。

僕自身はあまり変わっていないけど、こうしたSNSの力って本当に大事だなって実感しましたね。

業界的にも入口はSNSになっているので、SNSの力が強いお店は軌道にのっている印象ですね！

SNSの他にも何年も活躍するための要因はなんだったと思いますか？

友介：ホストの世界って、"当たり前のことを当たり前にやる"人が意外と少ないんですよ。

だから、僕はただ"毎日出勤する"とか"ちゃんと営業する"とか、基本的なことを徹底しました。それだけで周りと差がついて、伸びていきました。

現在お店をけん引する立場とホストの兼任をされていらっしゃいますが、相当大変では？

友介：僕は「自分が行きたいから」「今日は飲みたいから」というお客様を増やしたんです。

ホストってゴリゴリの営業のイメージがあると思うんですけど、僕の場合は楽しくやること。

そうすれば僕もお客様もストレスが少ないんです。サブ担みたいな立ち位置にいることが多いかな。

今はめちゃくちゃ穏やかですね。

ホストがより好きになった？

友介：そうかもしれません。

この業界はいろんな方と出会えるので、僕らのほうが勉強になることが多い。面白いですよ。

『MAJESTY -NOVA-』という店の魅力とは？

そんな友介さんの『MAJESTY -NOVA-』はどんなお店ですか？

友介：まず箱がきれい！グループの中でも大きくて、内装も2億くらいかけています。

環境的にはちゃんとホストできる場所ですが、アットホームでフレッシュなのがうちの強みですね。

未経験スタートも多くて本当にフレッシュ。これからみんなの成長が楽しみですね！

「自分が求めれば自分を変えられる環境」って言えば良いのかな。

『MAJESTY -NOVA-』には未経験スタートの方もいらっしゃるんですね！

友介：はい！未経験から始めた子が多いですね。ほとんどが"ホストで人生変えたい"って思って入ってきた子たちです。

だからこそ、僕も本気で育てようと思えるし、そういう環境を作っているつもりです！

自分が自分が、というよりもキャストが活躍する姿を見れるのが楽しいし、なによりも嬉しい！MAJESTY -NOVA-を立ち上げるのについてきてくれた隼（じゅん）やカヲル、（大空）翼は飛躍してくれていて嬉しいなって感じますね。

俺についてこい！『MAJESTY -NOVA-』でなら、人生を変えられる

ズバリ聞きます。どんな人に来てほしいですか？

友介：気合が入っている子。本気で人生を変えたいと思っている人ですね。

何もわからない、という状態でもホストに本気で向き合ってくれる子は教えがいがあります。そうじゃないと「聞きにきてね」と言っても形だけになってしまいがちなんです。

本気で人生変えたいと思っていれば、周りの環境を使ってやろうと思うはず。そのくらい貪欲で気合が入っていると、これからの成長がより楽しみになりますよね。

もちろん「本気で変わりたい」と思えるようなアプローチも僕はします。先ほども言いましたが、うちは求めれば自分を変えられる環境なので！

そういう子たちは、どうやって育てていくんですか？

友介：最初のうちは「こうしたほうがいいんじゃない」って具体的に教えるけど、最終的には自分で考えて動けるようにならないといけない。

だから、考える力をつけさせるようにしています。僕が言ったことをそのままやるんじゃなくて、そこから自分なりのスタイルを作れるようになってほしいですね。

友介さんの俺様キャラのように自分の強みはどのように見つければ良いのでしょうか？

友介：僕は強みがない子っていないと思っています。「優れていないな」と思う部分も、見方次第では強みになるからです。

グループを率いる桑田さんも弱さを強みに変えるという考え方を持っている方で、伝え方次第でどうにかなるとおっしゃっています。

自分の強みに気づいていないか、もともとある良いところをどういう風に活かそうか考えられていないのか、それはどちらかわかりませんが、僕はこのお店に入ってきてくれた子の強みを磨いてプロデュースしてあげられたらなと思います！

ホストは自分の強みをアピールことが大事なので！

最後に、この記事を読んでいる未来のホストたちにメッセージをお願いします。

友介：ホストの仕事は、確かに楽じゃない。でも、"本気でやれば絶対に形に現れる"ってことは、僕自身が証明してきたつもりです。

MAJESTY -NOVA-は、そんな僕が作った店だからこそ、稼ぎたいと思っている人にとっては最高の環境だと思います！僕と一緒に、この店をさらにデカくしていこうぜ！

本日は素敵なお話ありがとうございました！

友介：ありがとうございました！

※本記事は、2025年3月31日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。

「稼げるホストの条件はシンプル」— 歌舞伎町ホスト『MAJESTY -NOVA-』友介の流儀【独占取材】