歌舞伎町ホスト『SINCE YOU... -Day'z本店-』緋咲レイが語る、接客の余白で積み上げる信頼【独占取材】
地方での夜職経験を経て辿り着いた歌舞伎町。最初は環境の違いに戸惑いもあったといいます。
そこから独自の接客スタイルを確立。先輩のアドバイスを素直に受け入れ、周囲からの見られ方も大きく変わっていきました。
自分の強みを活かしながら成長していく過程は、これからホストを始める未経験の方にこそ読んでほしい内容です。
地方から歌舞伎町への挑戦
緋咲レイさんのホスト歴から教えてください。
緋咲レイ:ホスト歴は3~4年くらいです。歌舞伎町に来る前はボーイズバーもやっていたので、トータルの夜職歴は10年くらいです。
夜職を始めたきっかけは何だったんですか?
緋咲レイ:もともとモデルとか芸能人をやりたくて、いろんなオーディションを受けていたんです。でも、あまりいい結果につながらなくて。チヤホヤされるのが好きだったので、人からカッコいいと言われる仕事ないかなと考えたときに、ホストのような夜職が思い当たったんです。
それがきっかけで夜職の世界に飛び込みました。
夜職を始めるのに不安はありませんでしたか?
緋咲レイ:母も姉も夜職を経験している人なので、不安はあまりなかったですね。もともと人と話すのが好きだったので、「自分もできるかも」という勢いで飛び込んだ感じです。
地方ではどんな働き方をしていたんですか?
緋咲レイ:地元や姉のいた地方で働いていて、ホストではなく昼の仕事もしながらボーイズバーに出勤していました。姉の家に居候したり、実家から通ったり。そんな生活でしたね。
そこからホストに挑戦する流れになったのは?
緋咲レイ:たまたま誘われたのがきっかけです。せっかくだしやってみようかなと思いました。地元の地方店で最初は軽い気持ちで始めたんですが、あまりなじめず入店と退店を何回か繰り返しました。
今思えば、自分が尖っていたというか、周りにうまく合わせられていなかったと思います。
そこからなぜ歌舞伎町のホストになったのでしょうか?
緋咲レイ:いとこのカイリさんが先にSINCE YOU... -Day'z本店-(以下Day'z本店)で活躍していて。カイリさんに誘ってもらったというのもあり、歌舞伎町に来たという感じですね。
とはいえ、地方のように入退店を繰り返したくなかったので、Day'z本店以外のお店も見ようと思っていたんです。
なので、そのときはいろいろ体入して、一番良さそうなところに入店するつもりでした。
比較した結果、Day'z本店に決めた理由は何だったんですか?
緋咲レイ:最初に行ったDay'z本店に入店を決めたので、他のお店は見てないんですよ(笑)体入の時に、ほぼ全従業員が卓についてくれるような手厚さがあったんです。
地方でお店を転々としていたのもあって、地方店では見えなかった従業員同士の仲の良さにギャップを感じたのが決め手でしたね。
接客は観察の設計 テンプレ化が生む余白
仲の良さ以外に感じたギャップはありますか?
緋咲レイ:初回の多さですね。地方にいた頃は、固定のお客様の来店が多かったんです。なので、初回接客の経験があまり積めなかったんですよ。
歌舞伎町に来てからは初回で訪れるお客様が多くて、最初は戸惑ったのを覚えています。
初回の接客は歌舞伎町に来てから磨いたんですね。
緋咲レイ:そうですね。初回はテンプレを作っていて、最初に聞くことや返し方をある程度決めています。
「この話題ならこう返す」というフローチャートが、頭の中にあるイメージです。
バチっと合う話があれば深掘りますし、違うなと思えばすぐ別の質問に切り替えます。
会話のテンポは早めを意識しています。もともとアニメも1.5倍速で見るくらいもともとテンポ感は速いタイプなんですが、それを会話でも。
話題をいくつか投げてみて、刺さった反応があればそこを深掘れるんです。
初回の接客を効率化させている感じなのでしょうか?
緋咲レイ:効率を上げるというより、お客様をよく観察するためですね。接客で必ずやるものは固定化させて、考えることを減らしておくんです。そうすると相手の表情や反応を見る余裕ができるんです。
ちなみに指名のお客様には必ず言う一言を決めています。その反応や表情を見てお客様の細かい変化に気づけるんです。変化に気づければより楽しませられる接客につなげられると考えています。
つまり接客の最初に相手の反応を引き出して、温度感や距離感を測るんです。
ずっと相手の表情や空気を見ながら接客しているので、一日中頭を使っていますね。
帰るころにはヘトヘトになることも多いです。
でも、学生時代から人に合わせるのは昔から得意なので、強みを生かした結果このスタイルに行きついたんだと思います。
その接客で、レイさん自身が気を付けていることはありますか?
緋咲レイ:嫌なことは嫌って言いますね。無理に合わせることはしないです。TikTokライブで、「愚痴は聞かない」と言っているのもその一つですね。
自分を隠して我慢するくらいなら、最初から自分を出して、それでも合う相手と関係を作るほうがいいと思っています。
丁寧さが男のレベルを上げる
以前の接客は、いまとは違っていたんですか?
緋咲レイ:以前は、ノリと勢いに任せた接客が多かったです。「お客様を楽しませたい」という気持ちだけが先行している感じ。お客様が本当に楽しんでいるかはあまり意識できていなかったんです。今は丁寧さを追加して、お客様が本当に楽しめているかを意識するようになりましたね。
そこから接客を変えたきっかけはなんでしたか?
緋咲レイ:合併したタイミングですね。お店を率いる人がしっかり立つ形になって、環境が大きく変わりました。最初は自分流のやり方でいいと思っていたけど、「違うな」って思うようになったタイミングでの合併。すごい先輩もたくさんいるので、先輩のアドバイスを素直に受け入れるようにしたんです。そうしたら変わって。
合併してお店の雰囲気もグッと良くなって、活気があふれてきたのも変われた要因かもしれません。
レイさんは具体的に何を意識しましたか?
緋咲レイ:接客をより丁寧にすることですね。テーブルマナーはもともと意識していました。そこは変えていません。
でも、言葉選びや立ち振る舞いは特に丁寧寄りに調整しました。細かい部分を整えるイメージです。
変化は実感できましたか?
緋咲レイ:はい、他のキャストから「最近変わったね」と言われることが増えました。お客様からも「なんかいい男になったね」とか「前より楽しい」とかって言ってもらえたんです。
そのときは本当に嬉しかったですね。
今やっていることが積み重なっている実感がありました。
周りに認められた実感を得て、お気持ちに変化はありましたか?
緋咲レイ:そうですね。前は認められたい気持ちが強かったです。でも今は、「お客様の楽しい」を日々更新していく感覚が楽しいですね。
来るたびに「前よりも楽しい」と変わっていくのが面白いんです。
そこまでホストの仕事を突き詰められる理由はありますか?
緋咲レイ:ホストという仕事が好きなんだと思います。もともと好きなことは、とことん突き詰めるタイプなんです。
ホストは自分が商品なので、自分の価値を上げることが大事だと思っています。
ラジオやニュースで話題の幅を広げたり、他店舗の講習動画を研究したり。
暇さえあれば配信もしています。
自分の価値を磨けばその分良い接客につなげられるし、楽しんでもらえるし、店の人たちも自分の頑張りを見てくれます。
だからこそ、モチベーションも維持しやすいですね。
この環境が、緋咲レイを強くした
お店の空気感もレイさんに合っているんですね。
緋咲レイ:そうですね!入店当初から仲の良い雰囲気は感じていました。
合併後はそこに締まりも生まれて、メリハリがついたんです。
やるときはやる、休めるときはしっかり休む。
みんなの意識も上がったように感じますし、お店全体に活気が出て雰囲気もすごくいいですね。
レイさん自身も影響を受けましたか?
緋咲レイ:周りが本気でやっていると、自分も引き上げられますね。お店が変わる前後を知っているので、働く環境の大事さはすごく感じています。
尊敬できる先輩も多くて、本当に居心地が良いと思っています。
レイさんが居心地が良いと感じる理由は何ですか?
緋咲レイ:キャスト同士の仲の良さが一番ですね。ただ仲がいいだけじゃなくて、ちゃんと変化に気づいてくれるんです。
たとえば元気がない日はすぐ声をかけてくれますし、無理しているときもすぐに気づかれます。
お客様を見るのと同じくらいの熱量で、キャスト同士で気遣い合っているんです。
そういう関係性があると、未経験の人も安心できると思いますね。
先輩にも相談しやすい空気感なのでしょうか?
緋咲レイ:そうですね。Day'z本店はチーム制になっています。先輩や上の人との距離が近いんです。
だから上層部や先輩にすぐ相談できますし、アドバイスも具体的でわかりやすいです。
どう成長していけばいいかをちゃんと教えてくれます。頑張りもちゃんと見てくれます。
だからこそ自分も変われたと思っています。
これからホストに挑戦する方に向けて伝えたいことはありますか?
緋咲レイ:興味があるなら軽い気持ちで、体入していいと思っています。ホストは人とのコミュニケーションが大切な仕事。
どんな仕事をするにも必要なコミュニケーションスキルが、ホストを通して磨けると思います。
なので男なら人生経験として、ホストをやってみてほしいですね。
もし興味があれば、SINCE YOU... Day'z本店に応募してみてください。
本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
緋咲レイ:ありがとうございました!※本記事は、2026年3月13日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。