歌舞伎町ホスト『SINCE YOU... -Day'z本店-』の心が語る、焦りを手放した先にあった変化【独占取材】
未経験でこの世界に飛び込み、最初は順調に見えたホスト人生。しかし2年目、思うように結果が続かない壁にぶつかります。
そんなとき支えになったのは、先輩たちの言葉でした。
「焦るな」
その一言をきっかけに、心は自分のペースを見つめ直します。焦りを手放した先で見えたものとは何だったのか。
今回のインタビューではホストとして、そして一人の人間として成長していく姿に迫ります。
トピック
「変わりたい」から始まったホスト人生
心さんはどうしてホストに?
心:声をかけていただいたのがきっかけです。その時からずっとここSince You…Day’z本店(以下Day’z本店)です。当時は正直ホストをやるつもりはなく、体入費だけもらって帰ろうかな、というつもりだったんです。
体入で話しているうちに、気づいたら入店することに(笑)
気づいたらだったんですね(笑)
心:そう、単純にみなさんの話がうまかったんです(笑)男の扱いもうまいんだな、と思いました。それとやっぱりかっこいい人もたくさんいて。この人たちと働いて、この人たち以上に指名をいただけたら……なんて想像したんですよね……!
そうだったんですね。
心:まぁ夜の世界は体験したいなとは思ってたんです。なんとなく夜の世界観が好きで。メンコンとかボイバとかを考えてたんですが、いいタイミングだしホストやってみようかなって。
勢いとタイミングは大事ですね。
心:本当にそうです。実は僕、茨城のド田舎出身なんです。コンビニも最寄り駅も徒歩圏内じゃ行けないくらいの。
友達がメン地下をやっててめっちゃ垢抜けたんですよね。東京に行ってあからさまに変わってて。うらやましかったんです。僕もかっこよくなりたくて。それで数カ月だけ東京に行ってみようと。
そんな時に声をかけていただいて、ホストに。「せっかくならもう少し変わってから帰りたいな」って思いも芽生えてきました。
そうしたらいつの間にか3年。帰る気なくなっちゃったんですよね(笑)
落ち着きと共感力が生んだ“話しやすさ”
心さんは落ち着いた印象があります。
心:周りからもよく言われますね。年齢よりも上に見られることも多いんです。年齢を当てられたことがないくらい。23歳(※2026年2月時点)というと驚かれます(笑)
あとは「声いいね」とも言われますね。「見た目と合ってない」も多いかな(笑)
結構ギャップと声で覚えていただけることは多いです。
接客のときも聞き役が多い?
心:そうですね。頼られることは昔から多いタイプで。僕、恋愛経験はなくて。学生時代から女の子とは恋愛関係には発展せず、友達になってしまうようなタイプだったんです。見た目も角刈りで今とは全然違って(笑)
ホストをやる前から友達の相談は聞いていましたね。「話しやすい」と言われることも多かったかな。
だから気軽にお店に来ていただけるお客様は多いと思います。「ちょっと飲みに行こうかな」みたいな。そこで仕事の愚痴だったり、相談だったりを聞きます。
聞き役でいるときに大切なことはありますか?
心:それは共感力ですね。僕、来てくださった方に情が入っちゃうんですよ。だから絶対に嫌な気分とか損をしたとは思ってほしくなくて。
だからこそ共感力は大事。あとは僕に対するダメ出しも素直に受け取って直すことですね。
素直に耳を傾けてくれるのは、話す側としては嬉しいですね。
心:そう思ってもらえたら良いですね。僕は聞けるし喋れるしどっちもいけるんですが(笑)めっちゃしゃべりますよ!
順調だった1年目、そして2年目の壁
聞き役もできて、話すことも得意とのことですが、入店してからのスタートはどうでしたか?
心:そうですね、最初からぽーんとうまく行きましたね。「意外とやれるな」って手ごたえを、入店2カ月目くらいには感じていました。もちろん先輩のサポートはありましたが。そのまま1年目は調子よく。周りからも「早いね」と言われていました。褒められるから調子に乗ってはいましたよね(笑)
でも2年目で本当に苦労したんです。
その苦労とは?
心:リピートが弱かったことですね。初回で送り指名をいただいても、次につながらない。たくさん指名いただいているように見えても……って感じで。
その時に言われたのは「優しさが出過ぎている」と。時には攻めることも大事という意味なんですが、そこが一番苦労しましたね。工場勤務経験もあるので、お金の大切さを知っているから……
攻めるって難しいですね。
心:そうなんです。価格にクオリティが見合っているのかな、とか迷うこともありました。SINCE YOU…GROUPの中で、Day’z本店はDの一族というグループに属しているんですが、そこにすごい人が多いんです。そらまるさんとか、(天色)りょーたさんとか。華があるし。
でもそういう人たちと関わりがあるんです。だからこそ、そういうお手本のような人からいろいろ盗めるんです。
お手本とアドバイスで乗り越えたということでしょうか?
心:そういうことになります。やっと去年(※2025年)くらいからリピートしていただけるようになりましたね。
時間はかかりましたが、自分のやり方を考えるきっかけになりました。
焦りを手放した先にあった変化
2年目の苦労と向き合う中で、何か気づいたことはありますか?
心:焦ると振り回されちゃうんですよね。去年、一昨年は振り回されていました。でも先輩からずっと「焦るな」って言われてたんです。焦りが出るとやっぱり振り回されちゃうので、そこは本当に意識するようになりました。
焦らない、つまり自分のベースは絶対に崩さない、ということですね。
あとは何をするにしても、ポジティブに捉えるようにしてるんです。ギブアンドテイクっていう言葉がありますけど、ホストは最初「与える」が大切。
たとえ返ってこなくても、それは僕にとっての「経験」を与えてもらったということになるんです。僕が損することってないんですよ。
自分のペースでポジティブにいられると、余裕も出てきそうですね。
心:本当にそうだと思います。自信がつきました。地元の友達にも「変わったね」と言われます。本当に最初は自信がなかったし、いわゆるブス。色黒だったし、ニキビもすごかったし。インスタに自分の顔を載せたり、ましてやTikTokの投稿なんてしませんでした。
でもホストだからやらなきゃいけない。じゃあどう見せたらいいのか、と自分磨きをするようになって化粧もして、整形もして。そうしたらコンプレックスがなくなるんです。
ホストは自信がつく仕事?
心:そうです。あとはDay'z本店が「見てくれる人が多い」環境だからだと思います。ともやさん、(結城)陽光(ひかる)さん……見守ってくれる先輩方がたくさんいます。男としてかっこいい兄貴みたいな方も。
そういう先輩たちに言われたことが、後々「あ、そういうことだったんだ」と紐づく瞬間も面白いなと思います。
先輩たちはずっと褒めてくれたり、期待してくれている。この環境だから自分のペースを保ちつつ成長できるんだと思います!
それに僕は(緋咲)レイという、頼れる存在ができました。こういう仲間に会えるのも、Day’z本店の魅力かと!
Day'z本店だからホストを頑張れているということでしょうか?
心:おっしゃる通りです。もう店の人たちは東京の家族みたいな存在。遊びに行ったり、旅行に行ったり。本当に毎日が充実しています。
人生つまらないな、と思うならホストを選択しに入れてみても良いと思います。思いがけないようなチャンスが巡ってくることもある世界です。
体入費目的でも良いから、まずは来て空気感を知ってほしいですね。
心さんのこれからのご活躍も楽しみです!本日はありがとうございました!
心:ありがとうございました!もっと華のあるホスト目指して、頑張ります!※本記事は、2026年3月13日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。