幸せになってほしいから。歌舞伎町『SINCE YOU... -Day'z本店-』ともやが語る"人が育つ環境"【独占取材】
約束をきっかけにホストとして歩みを進め、自分の見せ方や価値観を大切にしながら経験を重ねてきたともやさん。
現在は運営側として、未経験の子に「ホストとは何か」という土台を伝え、一人に依存させるのではなく、店全体で育つ環境づくりに向き合っています。
「人に愛される男の子になってほしい」という言葉の奥にあったのは、厳しさではなく、仲間とともに楽しく働ける自分になってほしいという思いでした。
未経験からホストに挑戦したい方にこそ読んでほしい、Day'z本店で人が育つ理由をお届けします。
約束がホストとして歩みを進める力になった
ともやさんは業界歴がかなりながいと伺っています。
ともや:そうですね。水商売だけでいうともう16年目くらい。Day’z本店に入店してからは6年くらいですね。もともとは名古屋で少し。途中で辞めてこっちに来てバーをやったりもしました。ホストは声をかけていただいたのがきっかけです。
その当時はホスト雑誌やギャル男雑誌が流行っていた時代で、自分もそういうところに出させてもらっていたので、謎に自信があったんですよね。
中学くらいから楽器をやっていて、ビジュアル系や派手な見た目が大好きで、興味を持っていましたね。
上京したのは、モデル活動のため?
ともや:そうです。雑誌の編集の方に「東京に出てくれば使いたい」と言われたのを真に受けて(笑)でも本当に表紙にもめちゃくちゃ使っていただいたり、自分でセットをしていたからそういう企画に使っていただいたりしました。
並行して学生もしていたし、バンドもやっていたし、雑誌もしていたしで忙しくて。ホストではなくバーでバイトをし始めたんです。
その働いていたバーがホストクラブの経営者さんに買い取られる形になって、自然とホストクラブの系列バーになりました。
だから「もう1回ホストやろうかな」と。当時付き合っていた方のことを考えた時に、ホストのほうが都合良かったのも正直あります。
残念ながら離れる形になってしまいましたが、当時将来を考えてホストをやるなら、何年で責任ある立場になって、何年でお店を任されるようになろうと約束をしていたんです。
約束が原動力に?
ともや:そうですね。ただ自分では運が良かった部分も大きいと思っています。もともと雑誌に出ていたり、前に出る仕事をしていたことで、知ってくれている人が多かったんです。かなり有利だったと思います。
だから、ピョンピョンといって比較的目標通りの流れで進めていけたのかな。自然と何かを任されていく立場になっていきました。
ただ順調にいっていた分、自分の価値を下げないことだけは決めていました。
そこは意識していましたね。
「自分の価値を下げない」というのは?
ともや:一回ごとの大きさではなく、会える回数が増えたほうがいいというスタンス。あとは見られ方や期待されているものを崩さないようにする、ということですね。
作っていた自分と、本来の自分
ともやさんは昔からご自分のブランディングを?
ともや:そうですね。でも着飾らず崩し過ぎず、みたいな。昔のほうが作っていたかもしれません!従業員にすら見せない顔もありました。今はめちゃくちゃいじられますし、めちゃくちゃ喋ります(笑)
僕の本来の形はこうなんですよね。僕自身もわちゃわちゃしているほうが好きですし。
本来の自分にだんだん戻っていった?
ともや:だんだんとそうなりましたね。それこそ前のグループで、自分でお店を持ったくらいからです。もともと自分の関わるテリトリーを分けていたんです。家で見せる自分と仕事場で見せる自分を完全に分けていて。社員旅行も絶対に行かないタイプでした。
プライベートを共有することで変わっていきました。
プライベートを共有するようになったきっかけがあるのでしょうか?
ともや:それこそ従業員と向き合わなければいけない立場になったからですね。率先して従業員同士のイベント事やレジャーを盛り上げなければと。いざそういう場に参加してみると、すごく打ち解けられた時間があって。打ち解けられると悩みを言ってくれたりとか、向こうも僕に対して聞きやすくなっていったんです。
最初に距離を置いてたのは、ホストで働く男の子って、結構変わったやつが多いというイメージがあったからなんです。
でも自分から変わっていくようにしたことで「意外とおもろい奴多いな」って気付けた。
ホストで働く人たちって、みんな個性的で面白いんですよね。
Day’z本店のキャストさんも面白い子が多いのでしょうか?
ともや:そうですね。実は前僕がやっていた店と雰囲気がすごく似てて。従業員同士が仲良いし、それがここを選んだ一番の理由なんです。仕事はやりやすいですよ。
少ない量を一つずつ、土台を作っていく
Day’z本店では現在はどのような立ち位置なのでしょうか?
ともや:現在は運営側。未経験の子に対して「ホストとはなんぞや」を教える立場にいます。来てくださる方には指名も受け付けていますよ。
ホストの入門を教えてくれる、ということでしょうか?
ともや:おっしゃる通りです。ホスト始めたてだと大学生の延長みたいな感覚で来る子も結構いるんですけど、やっぱりこの仕事って「また会いたい」と思ってもらう仕事なので。じゃあ、どうしたらそう思ってもらえるのか。そこをまず考えさせるところから始めます。
接客テクニックよりも先に土台を作るイメージ。土台となる意識づけをしていく感じですね。
ホストとしての意識づけ?
ともや:そう。「プラスアルファ一つ、普通の男の子がしないことをする」。この意識です。ここからがスタートになります。テクニックみたいな部分は、実際に頑張っているメンバーから聞いて、目の前で見てやってみるのが大事。だからこそその考え方の土台を渡すんです。
人によっては教え方を変えますが、まずは少ない量を渡して一つずつ習慣化していく。そっちのほうが伸びるかと。
全部できなくても良いんです。「ホスト始めてからこれが変わったな」っていうものが、一つでもできれば僕は十分だと思うんです。
少しずつステップアップしていく、ということですね。
ともや:はい!でも一番最初は、従業員と仲良くなることが先決だったりします。お客様にどう見られるかの前に従業員同士で関係が作れると、ヘルプでも自然に会話に入れるし、初回でもペアで会話を広げられるわけです。
それに答えって、僕だけが持ってるわけじゃない。特にテクニックに関してはいろんな人に聞いて自分に合うものを選んでいけばいいと思っています。「この人だけ見ていればいい」じゃなくて、いろんな先輩を見てほしいんです。
この仕事を始める子たちも、何か目的があって入ってくるからこそみんな幸せになってほしい。だったら僕だけじゃなく、せっかく周りにいい見本がいるなら、そこからも吸収してほしいなと思っています!
人に愛される男の子になってほしい
ともやさんはキャストにどんなホストになってほしいとお考えですか?
ともや:ホストで活躍してほしいというよりは、人に愛される男の子になってほしいと思っています。男女関係なく、常に周りにたくさん人がいるような子。
そういう人って、何か困った時に誰かが助けてくれるんです。そういう人間関係を作ることが、結果的に人間力につながると思うんです。
あと大事なのは、家族や友達に自信を持って話せる自分になってほしいということ。
ホストって職業的にまだ世間的にはいい方では認知されてないじゃないですか。
だからこそ、この世界に飛び込んできてくれたのなら「俺、こういう仲間とこういうお店で楽しく働いてるよ」って、親や友達に堂々と言える自分になってほしいですね。
Day’z本店は胸を張れる環境なんですね。
ともや:そうです!従業員同士が仲良いですし、チームワークができているので困った時には誰かがサポートしてくれます。未経験の子にとってはとてもやりやすい環境だと思います。今みんなを引っ張っていってくれているような子も、未経験からステップを踏んできた子がいますから、自分の経験をもとに教えられる子がいるんです。
また経験者の子も僕らみたいな長くやってきたメンバーが手厚く教えられると思います。
チームワークができているからこその強みがあるんですよ。役割分担をしたり。
安心してスタートできそうですね。
ともや:経験者も未経験者もまずは店に慣れるところからがスタートですが、その入口はいいほうだと思っています!陽キャだけじゃなくていわゆる陰キャもいて、誰がどのタイプに合うかをつなげるのが上手な子がいるんです。
自分のお客様でなくてもヘルプについたり、サポートしたり、居心地が良くて楽しいと思いますよ!
ともやさんはDay’z本店での展望はありますか?
ともや:モンスターみたいなお店にしたいとみんなが目指しているので、そこに貢献したいですね!Day’z本店の未来が楽しみですね!本日は素敵なお話ありがとうございました!
ともや:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年5月13日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。