歌舞伎町ホスト『SINCE YOU... -Day'z本店-』結城陽光が重ねてきた、自分が納得できる瞬間【独占取材】
テレビで見たキラキラしたホスト業界に飛び込み、早い段階で仕事の楽しさに気付いたと語ります。
大切なのは自分が納得できる瞬間という考え方や後輩への向き合い方、そしてホストという仕事の魅力について詳しくお聞きしました。
未経験でも一歩踏み出したくなる。そんな魅力が詰まったインタビューをお届けします。
トピック
人を楽しませる喜びを知ったから続けてこれた
ホストを始めたきっかけは何だったんですか?
結城陽光:深夜番組で見た華やかなホストの世界に憧れて、自分もこの世界に身を置いてみたいと思ったのがきっかけです。そこで自分自身の力を試してみたいな、と思って!
そこからずっとホストを続けてきて、今21年目ですね。
21年もホストを続けているんですね。
結城陽光:そうなんです。でも、僕って何でも続くっていうタイプではないんですよ。
SNSも途中で消えたりしますし、プールで運動しようとしても1ヶ月ぐらいで終わったりします。
だけど、ホストだけは何十年と続けられているんです。
何かひとつでも続けられるものがあればいいかなと思っています。
ホストが続けられた理由に思い当たることはありますか?
結城陽光:新人のころに感じた楽しさが大きいと思います。当時はがむしゃらにやってて、お酒の勢いだけで接客することもたくさんあったんです。
でも、それでお客様や周りの人が笑顔になってくれるのが嬉しくて。
「自分の存在で誰かを楽しませられるんだ」って実感できた瞬間が、今につながっているんだと思います。
ご自身も楽しんでいた、ということでしょうか?
結城陽光:そうなんです。やっぱり自分が楽しくないと相手も楽しくならないって考えているんで。
仕事ってきっとそういうものなのかな、と。
仕事だからこそ、自分も楽しまないと、ということでしょうか?
結城陽光:仕事って人生の一部でもあると思うんです。仕事も生活のために必要ですし、生活のためには仕事も必要じゃないですか。だから両方頑張るかっていう感じです。
お客様が笑ってくれるのも好きですし、嬉しい。
そこを両立できるホストが楽しいと思えたからこそ、ここまで続けてこれたんだと思います。
大事なのは、自分が納得できる瞬間を作れたか
仕事を続ける中で、ご自身で変わったことはありますか?
結城陽光:いろいろ変わりましたね。昔は結構自分に厳しいタイプで、誰にも頼らず自分でやるタイプだったんです。
でも今はみんなでやったほうが効率もいいし、楽しいって思うように変わりました。
いろいろ考えながら経験してきたので、一周回って優しくなったと思います。
優しくなったことで、考え方にも変化があったのでしょうか?
結城陽光:たとえば「疲れた」って言葉は、人によってはマイナス発言だと思うんです。でも疲れたと思うほど、本気で頑張ったという意味でもあるじゃないですか。
声に出して言わなくてもいいけど、そう思うこと自体はいいのかなって。
生きていたら考え方も変わりますし、そこは自分の中でも変わった部分ですね。
頑張った自分を認めることも大事なんですね。
結城陽光:そうですね。ホストって継続して頑張ることだったり、日々の積み重ねが大事な世界でもあると思うんです。
でも僕は周りと比べないで、自分が納得できる瞬間を作れるかが大事かな、と。
1ヶ月頑張って成長を実感できる人もいるけど、できない人だっているじゃないですか。
でも、自分の中で「この1ヶ月頑張った!」と思えたら、それでいいんじゃないかなって。
そういう意味では、ホストの世界は自己満だと思いますね。
結城陽光さんの頑張る原動力はどこにあるのでしょうか?
結城陽光:僕の考えとしては、1年のうちに1回でも自分でやりきれたと思える瞬間があればいいっていう考え。そんな感じでやってたんですけど、仲の良い後輩がめっちゃ注目されるようになったんです。
それで悔しくて「あいつができるなら、自分も」と思ったときもあります。
その月は誰が来てくれるのかを、1日ごとに紙に書いて考えていました。
頭がパンクしそうになったんですけど、それでも自分が決めた目標に対して納得できるところまでやりきりましたね。
それだけ高い目標だと、気持ちを保つのも大変そうです。
結城陽光:やり続けたもん勝ちですね。人間なので、つらいことやしんどいときって誰にでもあると思うんです。
ただ、その分人の優しさに気づけたり、嬉しい瞬間をより大きく感じられるんです。
「この先に何か幸せなことがある」って思いながら頑張っています。
成長の方法は一つじゃない
後輩の方にはどんなアドバイスを?
結城陽光:自分からはあんまり言わないですね。相談しにきたらもちろんアドバイスします。そのときも「こうしたほうがいいんじゃない?」とか「自分だったらこうするかな」って伝える感じです。
そのうえで、「ほかの人にも聞いてみたら?」とも言いますね。
なぜ他の人にも聞いてもらうのでしょうか?
結城陽光:いろいろ試してほしいですし、自分に合った方法を見つけてほしいからですね。成長のための正攻法や正解があるんだったら、みんな同じ方法で伸びるはずじゃないですか。けど実際には違うわけですよ。
いろんなやり方がある中で、その人だからできたっていうこともあると思うんです。
結局は本人のやる気だったり、行動だったりが大事だと思いますね。
最低限は伝えるけれど、あとは本人に任せる部分もあるんですね。
結城陽光:そうですね。予定がなく何もせずにいるなら、できることから行動したほうがいいんじゃないかとは思います。
サボるくらいなら動いた方がいいよ、と。
でも、無理してほしいわけではないんですよ。
その人の考えや状況もあると思うからこそ、最低限は伝えるって感じですね。
あえて言わないスタンスなんですね。
結城陽光:そうですね。僕だってホスト歴は長いですけど、全部教わったわけではないし、失敗することもあります。
それこそ営業方法は人それぞれで一つじゃないんで、全部を教えることはないですね。
どちらかというとコミュニケーションを取るほうが多いです。
アドバイスよりコミュニケーションなんですね。
結城陽光:そうですね。アドバイスだとこちらが良かれ思っていても、言われて嫌だなって思う人もいるかもしれないじゃないですか。
僕は、みんなには気持ちよく働いてもらいたいとは思っているので。
だから「最近どう?」とか、落ち込んでいそうだったら「どうしたの?」って声をかけることはありますね。
その人にとって、ありがとうって言い合える仲間でいられたらいいなと思いますね。
人のために動くことが自分に返ってくる
「ありがとう」と言い合える関係を大事にしているんですね。
結城陽光:おっしゃる通りです。ありがとうって言われて、お互いに嫌な気持ちにはならないじゃないですか。
人のためにできることをやっていたら、きっと一周して返ってくると思うんです。
相手のためにもなるわけだから、そう考えたほうが良いと思うんですよね。
実際に、人のために動くことも多いんですか?
結城陽光:そうですね。いつもヘルプとかで助けてもらっていますから。だからこそ、自分のお客様ではなくても、他のキャストのお客様の誕生日など大事な場面では、自分の卓を離れてでもヘルプに行くこともあります。
自分がそういう風にやっているからこそ、逆に自分のお客様が誕生日のときは来てもらったりとかもあるんです。
ヘルプに限らずですけど、人やお店のためにやったことが最終的に自分に返ってくると思っています。
みんなで助け合っているんですね。
結城陽光:そうなんです。Day’z本店はそういう意味でも働きやすい環境だと思いますね。
18歳から30代後半までいてバラバラなんですけど、仲が良くてアットホームな感じです。
実は人見知りのキャストも多いので、人と喋るのが苦手な人も逆に安心すると思いますよ。
ホストをやってみたいけど不安という方も始めやすそうです!
結城陽光:一度面接や体入に来たら、きっと仕事の楽しさがわかると思います。僕が21年もホストを続けられるのは、この仕事に魅力を感じているからなんです。
人との出会いや思い出もすごく濃くて、この仕事を通してたくさん成長させてもらいました。
やってみて違うと思ったら後から笑い話にすればいいんで、人生勉強だと思って一度面接を受けにきてくださいね。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
結城陽光:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年6月9日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。