歌舞伎町ホスト『LALA』天喰二乃が輝きを手に入れた、基礎を積み上げるという選択【独占取材】
「最初はノリだった」と笑う気さくな人柄ですが、基礎を大切にしながら着実に歩み続け、今では後輩を育てる立場に。
理系らしいロジカルな思考と、人と向き合う仕事の難しさに向き合う姿が印象的でした。
未経験からでも成長できるLALAの環境や、ホストという仕事のリアルを語っていただきました。
トピック
ノリで飛び込んだ。でも、そこから選び続けた
なぜ二乃さんは歌舞伎町でホストになろうと思ったんですか?
天喰二乃:昼職をしていたんですが、3年目で限界を感じていました。会社員時代もやりたいことがなく、とりあえず就職した感じ。当時は「東京に行けばやりたいことが見つかるだろう」って思ってたんですよ。そしたらお酒が好きだったから、最初はバーテンダーになりたくて。
バイトで応募して、歌舞伎町という街があるから行ってみようと思ったんです。そこが僕の歌舞伎町スタート。バーだと思ったら実際はサパーみたいな場所だったんですが(笑)
それはそれで楽しかったんです。そこに遊びに来てくれていたのが、LALAのホストさんたち。「店、来てみなよ」と言われて、いつの間にかホストになっていました(笑)
では軽い気持ちで?
天喰二乃:そうです!ノリですね。実はホストはあまり良い印象はなかったんです。でもバーに来てくれたLALAのホストさんと話すようになって「あ、ホストって意外と良い人なんじゃん」って(笑)
でも最初は3カ月くらいのつもりでした。
なぜ続けようと?
天喰二乃:意外といけるなって感じて。お金も稼げるという面では給率はホストのほうが良いし、もうホストに本腰を入れようと。中途半端でやるのは違うなって。あとLALAって環境が良かったんですよね。
LALAの環境の良さとは?
天喰二乃:上の人たちがしっかりしていることと、やっぱりAIR GROUPという大きな看板があることですね。オーナーは毎日来てくれるような距離感の近さもあった。将来自分で仕事をしていくことを考えたときに、やっぱり経営側の人が毎日近くにいる環境って大きいなって。
ここでなら学べることが多そうだな、何か見えてくるかも、と思えたんです。
やると決めたら、やるべきことをやるだけ
ホストに本腰を入れると決めてから、まず何を意識されたのでしょうか?
天喰二乃:特別なことはしていないんです。時間を守ることとか、連絡をまめに返すこととか。約束を守るとか、挨拶をちゃんとするとか。本当に、みんながやっているようなことです。
ホストを始めた頃に教わったのはそういった「基礎的な部分」。バスケをやっていたころ「基礎をやれ」とずっと言われていて、本当に基礎ばかりをやっていました。多分それが活きているんだろうな~と今思いますね……!
基礎は今も大事に?
天喰二乃:もちろん!基礎的なことって新人でも誰にでもできることだと思うんです。だから最初からずっと。歌舞伎町には基礎的なことができない人も中にはいます。だからこそ、基礎をちゃんとやっていれば光るものが出てくると思うんですよね!
実際に二乃さんは基礎を大切にされてここまでに?
天喰二乃:そうですね。でも実は順調だったわけではないんです。2年目には伸び悩んだ経験もあります。ずっと平行線みたいな。でもやるべきこと、つまり基礎をやるしかない。チャンスが来るまで毎日自分を磨いて毎日出勤。本当に基礎をやり続けました。
やっぱり昼職を辞めて飛び込んだ世界。簡単には辞められない。「やるって決めたからには最後までやる」と思っていました。「しんどい」で辞めたら人生そこでおしまいだと思うから……
基礎をやり続けた先に今があるんです。その基礎をやったうえで、後輩たちに見られている意識も持っています。
見られる意識?
天喰二乃:僕が入った時もキラキラした先輩を見て「かっこいいな」「ああなりたいな」と思っていたからこそ、見せ方も考えていますね。「見られている」って意識も大切です。僕は頭の先から爪の先まで。爪もトップコートを塗ってピカピカに。これは先輩に教えてもらったことなんです。先輩の爪がきれいで「それどうやってやるんですか?」って!
正解がないから、試行錯誤を続ける
二乃さんはお話を聞いていると、すごくロジカルに考えている印象があります。
天喰二乃:そうですね。実は僕、ゴリゴリの理系なんですよ(笑)だからロジカルに考えたい。でもホストの仕事って「正解がない」ってことにたびたび直面するんです。今でも悩むこともありますよ。
正解がない、というのは?
天喰二乃:算数・数学みたいに公式があって正解があればいいけど、人間って違うじゃないですか。人対人の仕事だから、ロジカルで整理しようとしても最後は人間の感情が入ってくる。
感情と理屈のバランスは難しいから、今も苦戦することがあるんです。そこがホストの面白さでもあるんですが……!
後輩キャストお一人おひとりにとっても正解は違う?
天喰二乃:もう本当にその通りで。この子の正解でも、別の子には不正解かもしれないんです。僕は段階に見合った伝え方をしています。ある程度力のある子には二人で話す時間をつくって状況や考えを整理する。新人の子には基礎をわかるまで伝え続ける。
やっぱり基礎がないと、ということで口酸っぱくですね。
ちなみに基礎以外で大切にしていることはありますか?
天喰二乃:ん~相手への興味や仲良くなりたいという気持ちかな。そういうのって伝わるんですよね。人間関係のお仕事だから……何が刺さるかは本当にわからないんですよ。合う合わないのフィーリングもありますし、そこは理屈では説明できない部分ですね。
だからまずは相手に興味を持つ。これだけです。
その姿勢が、LALAという環境を強くしている
いまLALAではどんな雰囲気でお店を運営されているんですか?
天喰二乃:今は班制度で、月ごとにメンバーを入れ替えるようにしています。やっぱり同じお店で働く以上、チームとしてやっていくことが大事だと思っています。みんなで同じ方向を向いてお店を回していければ、と!
チーム制ではなく月ごとに変わる班体制を採用したのはなぜですか?
天喰二乃:派閥みたいなものができないようにするためです。僕はみんなで育つ環境を作りたいんです。班が回れば、いろんなヘルプを組めるようにしています。チーム内だけで完結してしまうと、もったいないことってたくさんあるんです。
全員でLALAっていうチームとして、みんなで底上げできるようにしたいんです。
お店全体で底上げするから力がつく?
天喰二乃:そうです。初回接客はみんな上手ですよ。僕も送り指名がとれないこともあるくらい。上の方も内勤さんも、まず基礎を徹底的に叩き込んでくれるんですよね。だから基礎力をつけたうえで伸ばせるんです。
グループで見ても、未経験スタートから活躍している子は多いと思いますね。
LALAはホストとしての力を伸ばし羽ばたける場所なんですね。
天喰二乃:まさにそう!上の人とも距離が近いんです。僕も今後輩たちを育てる立場として、上の方々から勉強させてもらえています。僕も正直先輩についていくほうが得意というか……
でも今はやるべきなのは上層部としての動き。上の方が近くにいるからこそ、後輩からの見せ方も意識しつつ、後輩教育や上層部としてのあるべき姿としてこれからも頑張っていきたいと思えるんです。
だから入店してくれた子は責任を持って力を伸ばしてあげたいと思います。最初は怖いと思いますが、「やらない後悔よりやる後悔」と思って体入に来てくれたら嬉しいですね。
二乃さんだけでなくLALAのみなさんのこれからの活躍が楽しみですね!本日はありがとうございました!
天喰二乃:こちらこそありがとうございました!僕も経営の勉強をしながら、まだまだホストは続けていきます!※本記事は、2026年3月9日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。