素の自分だからこそ、中身を磨く。歌舞伎町『MAJESTY -本店-』来が目指すホストの在り方【独占取材】
元チームメイトの紹介をきっかけに、人生経験として飛び込んだホストの世界。その中で今までとは違う刺激に楽しさを感じたと言います。
人見知りだった自分にできることを探して見つけたのは、内面も外見も磨きながら、素の自分で人と向き合うこと。
育ててもらった場所で、今よりホスト力のある自分を目指す来さんの姿勢と、MAJESTY本店で働く魅力に迫ります。
トピック
普通の道では得られなかった刺激
来さんがホストを始めたきっかけから教えてください。
来:きっかけは、高校のバスケットボール部のチームメイトがここで働いてて、その紹介で入店しました。当時は大学生で、就活もある程度進んでいたタイミングだったので、人生経験として半年くらいやってみようかなという感覚でした。
そこから、ホストの道に進もうと思った理由は何だったのでしょうか?
来:普通に大学生をして、就活をしているのが、あまり楽しくなかったんです。友達もあまり多いほうではなかったので、いわゆるキャンパスライフみたいなものもほとんど経験していなくて……。
就活とかも「みんなやってるから自分もやる」みたいな人も多いと思うんですけど、それが自分の性に合わないと感じていました。
そんな中だったので、ホストの世界がすごく刺激的に思えたんですよね。今までの人生とのギャップが大きくて、自分はこっちの道に行きたいとバイトとして働く中で思うようになったんです。
ホストにはもともと興味があったんですか?
来:身近な人がこのお店で活躍していて、SNSでその姿を見ていたんです。あと、よく迎えに行ったりもしていたので、話を聞く機会も多かったですね。
その話がすごく面白くて、自然と興味を持つようになりました。
他のお店には全然興味なくて、MAJESTY本店かボーイズバーのどちらかにしようかなくらいの感覚でした。お客様と喋るのは少し不安でしたが……
そうだったんですか?
来:僕はすごい人見知りだったので、めちゃめちゃ不安で。学生時代は下ネタも言えないくらいシャイで、ホストを始める前の自分を知っている人からは、向いていないとかやめたほうがいいと言われるくらい。
実際、最初の3カ月くらいは全然喋れなかったんですけど、「自分、変われるな」と徐々に思うようになったんですよね。
慣れないところにだんだん順応していく自分がいて、それが楽しかったし自信につながったんですよね。
だんだん変われたのは、環境の影響もありますか?
来:あると思います!僕は人と仲良くなるのに時間がかかるタイプなので、最初は紹介してくれた元チームメイトにおんぶに抱っこみたいな感じでずっとついていってました。
でもみんな優しいし、お店の柄としてアットホームで馴染みやすいっていうのもありましたね。だからこそ「ここでもっと働きたい」と思ったんです。
今では新人のときに面倒を見てくれた先輩とかから、変わったねって言ってもらえるくらい、シャイな部分は減りました。
楽を選ばず、自分を磨き続ける理由
人見知りな部分以外に変わったことはありますか?
来:もともと、容姿や中身に自信がなかったんです。でも、ホストを始めてからどちらも磨きたいと思うようになりましたね。
外見も内面も磨きたいと思ったときに、自分には何ができるかなって考えるようになって、化粧とか、美容面もいろいろ試すようになりましたね。
お酒も最初は飲まれたりしたんですけど、プロとしての自覚が芽生えたというか。意識が変わった感じです。
ストイックなタイプなんですね。
来:結構ずっと自分の中の軸として、「人生は辛いほうを選べ。楽なほうを選ぶな」というのがあって。中学のときに先生から言われた言葉なんですけど、部活を頑張ってたときも常に意識はしていたんです。
楽をするってサボることじゃないですか。それがあまり好きじゃないんですよね。
楽しても自分のためにはならないし。
性格としては怠惰な方だと思うんですけど、やるからにはガッとのめり込んじゃうタイプです。
そこまで頑張れるモチベーションはどこから来るのでしょうか?
来:自分でもたまに考えるんですけど、ぱっと言葉には出てこないんです。でも、僕はめちゃめちゃ負けず嫌いなんだと思います。それはホストを始めてから、改めて自覚したことですね。
自分では向上心を内に秘めているタイプだと思ってます。
あとは同じお店で活躍している勝利さんとか、すいさんとかを見ているとすごくかっこよく見えるんですよね。
そういう人たちに近づきたい気持ちもありますし、自分もこうなりたいという憧れも大きいです。
一緒にいればいるほど、勝利さんやすいさんのすごさが分かるんです。
小さなことから大きなことまで、日々の積み重ねで実感しています。
憧れが向上心につながっているんですね
来:そうかもしれないです。ホストの面白さって自分の価値が見えることだと思うんです。
お客様にどう見てもらえているかとか、自分がどれだけ必要とされているかとか、そういうものが形として分かる。
外見も中身も磨いていけば成長を実感しますし、自分の価値が高まっていく感覚もあるので、もっと頑張ろうって思えるんですよね。
素の自分を見てほしいから中身を磨く
接客中に意識していることはありますか?
来:お店に足を運んでいただいたお客様には、たくさん笑顔になってもらって楽しんでもらうっていうお店のモットーみたいなものがあります。ホストって、かっこいいとかクールなイメージがあったんですけど、勝利さんが「俺らが一番笑わせる」みたいなことを言っていて。
それを聞いて自分のイメージと違ったので、素直にそうなんだって思いました。それ以降楽しませることは心がけていますね。
お客様によって楽しませ方は変えたりするのでしょうか?
来:そのときのノリとか空気感とかですかね。その場で求められていることや、自分がすべきことをしようと思っています。
自分はあまり飾らないというか着飾れないタイプなので、そこは無理しない範囲で自分らしくやっています。
無理に飾らない接客は、自然とそうなったのでしょうか??
来:そうですね。その中で素の自分を見てほしいという感覚はあります。
僕はどちらかというと、中身を見てもらいたいと思うんです。
だから着飾らないし、着飾れない。
そのうえで、内面も外見も磨いていくことが大事だなと思いますね。
中身を見てもらうにあたって、大切にしていることはありますか?
来:当たり前のことですが、筋が通っているかは大切にしてますね。別にホストだけじゃなくても、「お客様は神様」みたいな考え方が、元から好きじゃなかったんで。
もちろんお客様と従業員という関係ではありますけど、それよりも人として向き合うことに重きを置いていますね。
だからこそ内面も外見も磨いて、自分の価値とかホスト力を高めていくことが大事だと思っています。
来さんにとって、ホスト力とはなんでしょうか?
来:今の自分が思うホスト力は、お客様に楽しんでもらうために、自分がどれだけやれるかだと思うんです。技術的な話っていうよりかは、自分のキャパシティの広さですね。
パワー、気持ち、根性、エネルギー。そういうのがあれば、もっとストイックにできるのかなって思いますね。
育ててもらった場所で、今よりホスト力のある自分へ
ホスト力を高めた先の目標はありますか?
来:看板広告には載ってみたいです。ただ、自分の中で「ここまで行きたい」というラインがあって、まずはそこまで行くのが先。
そこまで行ってから、看板に載らせてよっていう感覚です。
とりあえず、ホスト力も含めて今の自分の倍くらい成長したいですね。
働く中で、このお店なら目指していけると感じたのでしょうか?
来:そうですね。そう思えるのも、かっこいいと思える人がお店にいるから。実はあるとき営業中に嫌なことがあって、感情が表に出そうになったことがあったんです。
そのときに勝利さんがふらっと来て、「どうしたの?」と声をかけてくれて。
それで涙が止まらなくなっちゃったんですよね。
日頃から、暗い顔をしているキャストには気を配ってくれる方なので、本当に頼れる大きな存在だと思います。
僕自身、人見知りで先輩付き合いが得意な方ではないんですけど、後輩から相談されたら役に立ちたいです。
自分も先輩たちにそうしてもらってきたので、今度は自分が受け継いでいきたい感覚があります。
お店の雰囲気としては、どんな印象がありますか?
来:MAJESTY本店の雰囲気はアットホームで、部活みたいな感じがあるんです。「みんなでお店としてここを目指そう」とか、話し合う機会もある。
なので、自分のためだけに動いているというより、お店やみんなのためにも動いているキャストが多いですね。
それは営業中でも、営業時間外でもすごく感じます。
ホストは個人で頑張る印象もありますが、実際は違うのでしょうか?
来:そうですね。ホストってソロプレーのイメージを持たれることもあると思うんですけど、僕はあまりそういう感覚がなくて。
チームプレーというとまた少し違うんですけど、みんなで楽しい空間を作って、それをお客様に提供しているイメージです。
もちろん担当やホストありきではありますが、みんなで作っている感覚はすごくありますね。
最後に、これからホストを始める方に伝えたいことはありますか?
来:こんな超絶人見知りの僕がここまで変われたのは、MAJESTY本店の環境とみんながいたから。割とみんなウェルカムな感じなので、疑問が出てきたらフランクに聞きに行けますし、馴染みやすいと思います。
本当にお店とキャストのみんなが大好きなので、興味がある方にも、この雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
それにメディアでお店を知って、「あのドラマ見てきました」って来てくれる人もすごく多いので、知名度は高いと思います。
初回のお客様も多いので、チャンスはあります。
そういう意味では新人の方も安心できるかなと。お店の従業員は困っている人を見て、見ぬふりをするような雰囲気はないので、興味がある方はぜひ体入へ!
お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
来:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年6月15日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。