歌舞伎町ホスト『ACQUA』凪海斗は「思考を止めない」かっこよさを積み上げる歩み【独占取材】
銀行員という安定した道から一転、未経験でホストの世界へ。そこには勢いではなく、自分で考え抜いた覚悟がありました。
環境に甘えるのではなく、思考と試行錯誤で成長を重ねる姿勢。そして「憧れられる立ち位置」をつくるという仕事観。
日々前へ進む凪海斗さんの言葉から、挑戦のリアルをお届けします。
トピック
銀行員だった僕がホストを選んだ理由
海斗さんはもともと銀行員だったと伺っています。
凪海斗:そうなんです。銀行員を選んだのは、将来経営をしたいと考えたときに、まずは「お金の流れ」を知りたかったから。
働きながら資金の動きや考え方を学べたのは、自分にとって大きかったですね。
将来のことを見据えてだったんですね。ではそこからなぜホストに?
凪海斗:きっかけは家族ですね。弟やいとこがスポーツをやっていて、もし何かあったときや、引退したあとに「帰ってこられる場所」を作りたいと思ったんです。自分の中で、漠然とですが、「自分が強くならないといけない」という気持ちがありました。
スポーツや芸能の分野に携わりながら経営し、最終的には保育園の園長先生になりたいという夢も描いています。
だからこそ、自分が影響を持つことが必要。そのときに選んだのが、ホストという道です。ホストをするために熊本から上京し歌舞伎町に来ました。
不安はありませんでしたか?
凪海斗:もちろん迷いはありました。環境も人間関係も全部変わりますし、不安はありました。でも、とある人に言われたんです。「夢はあるけど、情にアツい人だから、このままだと周りにかわいがってもらっているうちに踏みとどまってるままになるんじゃない?」って。
その言葉でハッとしました。弟が引退を考えているんですが、もし弟もいとこもこのまま……となったらその先どうしていくのか。動けるのは僕しかいないって思ったんです。
だから行動できたんだと思います。
勢いではなく、覚悟だったんですね。
凪海斗:そうです。自分で考えて、自分で選んだ挑戦です。本当は自分もキラキラしたかったしや、自分を商品とするホストもずっとやってみたかった。でも考えすぎてできなかった節があります。だからこそ、今は頭も動かしつつ勢いもとどめてはいけないと思っています。
駆け出しの身ではありますが、店の中でも垢抜けとか成長スピードが早いと言っていただけるのは、頭を使ってホストの仕事に向き合っているからだと思います。
未経験でも考えて決めた道なら、やり切れる。そう思って今も進んでいるんです。
自分次第。本気同士が出会う場所
数あるお店のなかで、海斗さんはなぜACQUAを挑戦の場として選ばれたのでしょうか?
凪海斗:知人にACQUAの会長を紹介してもらって、お話をする機会をいただいたんです。会長の考えを聞いた時に「この人の下なら」って思ったんです。しかも会長は芸能事業もやっていて、それは僕の目指す世界そのもの。
「ACQUAに行かせてください」と自分からお願いしました。ACQUAにどんなキャストがいるのかも知らなかったけど、会長のもとで働きたいなって。
ACQUAに入店してどんな印象を受けましたか?
凪海斗:キャスト間の仲がめちゃくちゃいいなというのが最初の印象です。それに未経験で入った人たちもみんな頑張ってるし、手厚いサポートがあって。上の人たちも含めてみんな熱量が高いんです。
ACQUAは未経験の子も増えてきていますよ。
みんなで高め合える環境なんですね。
凪海斗:そうです!特に1番仲良くしていただいている瑛翔さんとは、仕事の話しかしないかもしれません。
僕はある程度はなんでもできてしまう人間。だから中途半端になるところがありました。特に銀行員時代は……。それって守られているからなんですよね。
ホストは本当に自分次第の世界。逃げられない状況を自分で作るから、いろんな人の意見を聞いて動くしかないんです。
ほぼ同期入店の飛華(あすか)は親友であり切磋琢磨できる相手。人生で一番悔しいなって思うことも飛華きっかけでした。「待っとけよ」って思えるけど、そこにはお互いリスペクトがある。そういう信頼関係を築ける仲間もいます。
少年漫画みたいなアツさも感じますね!
凪海斗:本当にそう!僕、少年の心があるからそういうの大好きなんですよね(笑)新人同士もそうやって切磋琢磨できる環境だから、お互い刺激し合って自分磨きもできるんですよね。だから未経験だからといって引け目に感じない。それがACQUAの良さだと思います。
厳しいと感じることもあるかもしれませんが、自分が動いた分だけ何かが帰ってくるし、誰かが見てくれますよ。
思考を止めない!試行錯誤で掴んだ変化
海斗さんはホストを始めてまず何を意識されましたか?
凪海斗:最初は「万人受け」です。まずは上京すると決めたときに約10kgダイエットしました。それからさらに絞りつつ、万人受けする服装やメイクを意識し始めましたね。
なぜ万人受けから?
凪海斗:土台を作るためです。万人受けする基本を作れば「自分がどの層に刺さるか」が見えてくるんです。最初に自分のこだわりで動くと、その人にしかウケない。だから一度、万人受けする状態を作って、その中で自分が響く層を見つけるんです。
それって、対面で話すだけじゃなくて。例えば、目の前を歩くだけでも「目に入る」じゃないですか。
「かっこいい」って思ったら目に入るし、思わなかったら目に入らない。だからまず、万人が「いいな」と思う見た目から入るんです。
そこからどのような変化を?
凪海斗:話し方のトーンを上げたり、態度もちょっと大きくしたり。そうしたら層が広がった感覚があります。
これはやっぱり試行錯誤をしたからですね。うまくいかない時、動くのも大切だけど闇雲に動かず仮説を立てる。例えば「なぜあの初回で送り指名を取れなかったのか」とか。
試行回数を重ねて、その中で「あ、この時が良かったな」って気づく。そしたら「この考え方が良かったんだ」って言語化できるんですよ。
言語化というのは、つまり?
凪海斗:理由を言葉にするということです。「なんとなくうまくいった」じゃなくて「この時こうしたから、こういう結果になった」という因果関係を見つけるんです。だから後輩に聞かれた時に説明できるんです。僕が再現性のある方法として伝えられる理由ですね。
試行錯誤して言語化をしていく?
凪海斗:そうです。僕が大事にしているのは、思考を止めないこと。思考を止めてしまえば、そこで成長がとまってしまいます。
僕自身もっともっとまだ全然いけると思っています!
憧れられる立ち位置をつくるという仕事観
試行錯誤を重ねる中で、接客で大事だと感じたことはありますか?
凪海斗:やっぱり立ち位置ですね。最初から「憧れられる位置」にいないとダメだと思っています。自分より下と思われてしまったら、選ばれない。
だから外見もそうですし、姿勢や振る舞いも含めて整えることを意識しています。
立ち位置を整える、というのは?
凪海斗:年齢が上がってくると、本当にモテる人って変わってくると思うんです。若さだけじゃなくて、真摯さとか、その人の在り方が大事になる。そういう部分が大事だと思っています。
それは距離感という面でも?
凪海斗:おっしゃる通りです。距離感は特に大切だと思っています。一気に近づくよりも、尊敬される位置にいること。僕は感情に寄せるよりも、尊敬してもらえる関係を大事にしています。
この関係でいることによってホストとして急に上がることもないかもしれない。でも急に下がることもないと思っています。
安定して積み上げていくイメージですね。
長く続けられる形ですね。
凪海斗:そうですね。でも僕はまだ途中です。でも整えて積み上げていけば、必ず立ち位置は変わる。それがこの仕事だと思っています。
夢を描きながらACQUAでの挑戦は続く……
海斗さんが感じるACQUAの魅力は?
凪海斗:全員の考え方が詰まってるところですね。ホストって同じカラーってないから、みんなからたくさんの考えを学べます。
新人、特に未経験者が成長するにはいろんな人の話を聞くことが大事だと思います。他の人の考え方を聞くと、「この人はこういう考え方なんだ」って。それも考える力のひとつになります。
僕もいろんな人に聞きました。ACQUAはキャスト同士が仲が良いから聞きやすいですしね!
キラキラしている人もたくさんいるから、「どうやったらそんなキラキラできるんだろう」「どんな服装を着ているんだろう」って学びたくなるはずです。
考え方が全員聞けるから、全部が学びになるんですね。
凪海斗:そうです。ホスト業界は一般的に悪く見られることが多々あるけど、そうではないんですよ。SNSを使いながら僕は新しいやり方で「そんなことがない業界だよ」ということを見せていきたいし、もっとクリーンであることを証明できる業界を作っていきたいなと思っています!
だからまずは、ACQUAで自分のチームを持つことが目標です!
そのうえで人として尊敬されるような、芸能人のような在り方でいられる理想のホストになれたらなと思います!常にキラキラした人でありたいんです。
それでお店の顔としてホス看(歌舞伎町のホスト看板)に載りたいです。僕ならできると思っています。お店も一丸となってグループでもっと注目されるようにしたいですね。
素敵な目標ですね!
凪海斗:ありがとうございます!もし今迷っている子がいるなら、僕が君の良いところを見つけます。本質的にどんなタイプであるかも見つつアドバイスしますし、協力します。
一緒にACQUAで頑張っていけたらいいなと思います!
本日は素敵なお話ありがとうございました!
凪海斗:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年2月20日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。