歌舞伎町ホスト『DOLCE1』翔音が語る、話せることより大切だと気づいた信頼【独占取材】
今回は歌舞伎町ホスト『DOLCE1』で働く翔音(かのん)さんにインタビューしました。
大学に通いながら営業インターンにも取り組み、夜はホストとして歌舞伎町に立つ翔音さん。21歳という若さながら、夢のために行動を止めない姿勢が印象的なホストさんです。
「顔が良ければある程度いけると思っていた」
そう語る翔音さんが入店2カ月目で気づいたのは「信頼」の大切さでした。
未経験からホストの世界に飛び込み、壁にぶつかりながらも成長を続ける翔音さんにホストという仕事の本質とDOLCE1の魅力を語っていただきました。
トピック
迷っていた翔音がホストの世界に入る決断をした理由
翔音さんは、もともとホストに興味はあったんですか?
翔音:ホストには興味がさほどありませんでした。ホストになるつもりも、当時はありませんでしたね。今も大学に通っているんですが、そのときはアルバイトで歌舞伎町近くの居酒屋で働いていました。
そのお店はホストがよく来るお店で、DOLCE1の方々もよく来ていたんですよ。
ある日、内勤のいおりさんに「うちでやってみない?」と声をかけてもらって。
正直、そのときも「面接だけ行こうかな」くらいの軽い気持ちでした。
どうして面接に行こうと思われたのでしょうか?
翔音:決め手になったのはいおりさんの熱量。実は他のお店さんからも声はかけていただいていたんです。でも熱量が一番どこのお店よりも強くて。
「かっこいいね、うちで1回ホストやろうよ」ではなく、「とりあえず俺に3カ月くれ、絶対輝かせるから」「俺が全部教えるから信じてついてきてほしい。だからDOLCE1に来てくれ」って言ってくださって。
その熱意が心に残ったんですね。
翔音:そうですね。そこまで言ってくれるなら、一度飛び込んでみようかなと。
ルックスを褒めてもらえたのももちろん嬉しかったです。
でも一番大きかったのは、覚悟を持って接してくれたことでした。
その熱意に押されて、DOLCE1に入店を決めました。
入店するときは、不安より自信のほうが大きかったですか?
翔音:自信はありました。昼はテレアポ営業のインターンをしているので、話すことには慣れていましたし。
他の人からも「かっこいい」とルックスを褒められることも少なくなかったので、見た目も悪くないだろうと。
だからこそ、「最初からある程度はいけるだろう」という考えはありました。今思うと少し楽観的だったなとは思います。
でも当時は、とりあえずやってみようという気持ちでしたね。
入店2カ月目で気づいた顔より大事なこと
入店してすぐ、ギャップはありましたか?
翔音:自分が思っていたよりうまくいかなかったです。自信があった顔や営業トークだけでは、足りない世界だったんですよね。
自分が武器と思っていたことは、ホストの世界では通用しなかったという感覚に近いかもしれません。
「なんでうまくいかないんだろう」と考えたときに、ホストの接客は今までの経験とは違うと気づいたんです。
たとえばどういう違いがあったのでしょうか?
翔音:インターンの営業では、かしこまって話すことが多いんですよ。その感覚をDOLCE1に持ってきてしまって、変にかしこまりすぎちゃうことがあったんです。
その気づきがあってから、お店に合わせた接客を意識するようになりました。
意識を変えてから、見えたことはありますか?
翔音:お客様と会話の温度を合わせることの大切さです。空気を読めれば、もっと接客が良くなるだろうなと思いました。
実際にそこを意識し始めてから、少しずつ合わせられるように頑張っています。
お客様に合わせる大切さは自分で気づいたのでしょうか?
翔音:そうですね。DOLCE1の先輩たちを見て気付きました。お客様への押しが強い人が輝ける人というわけではなくて、お客様に寄り添うことで信頼を積み上げている人が輝いていたんです。
それを目の当たりにして、信用が魅力につながる世界なんだと理解しました。
ご自身にとってその気づきの影響は大きかったのでしょうか?
翔音:かなり大きかったですね。ホストは勢いだけではなく、丁寧に信頼を獲得する仕事だという認識に変わりました。
だから今は見た目やトークだけでなく、お客様にどう向き合うかを大事にしています。
まだ入店して2カ月程度ですが、この気づきがあったからこそ、前向きな気持ちでホストを続けられているんだと思います。
忙しさを理由にしない。翔音の自己投資と時間設計
大学とインターンをしながらホストを続けられる理由はあるのでしょうか?
翔音:大変ではあるんですけど、それ以上に中途半端にやりたくないんです。どうせやるなら、ちゃんと向き合いたいと思っていました。
営業後に勉強をして、始発でそのまま学校に行ったり、インターンに向かったりと忙しいのは分かっていましたけど、やると決めた以上は本気でやろうと。
毎日ハードなスケジュールになっていませんか?
翔音:ハードになることは分かっていたので、DOLCE1の入店時にも相談したんですよ。そしたらお店も柔軟に協力してくれると言っていただけたんです。
たとえばテスト期間はDOLCE1の寮を特別にお借りして、勉強や仮眠を取らせていただくこともあります。
そこから始発で帰って、そのまま学校やインターンに向かうこともありますね。
きついと思う日ももちろんありますが、僕は働くのが趣味というか。なので動き続けていたほうが楽なんですよね。
学校もインターンもホストも、それぞれ大切にしているのはなぜでしょうか?
翔音:それぞれプラスになることがあるからです。正直、収入面だけで考えればホストのほうが伸びしろはあると思います。ですがインターンのほうは、ホストとはまた違ったスキルややりがいがあるんですよね。学校もそうです。
どれも将来的に必ずプラスになると思っています。
自身の成長を前向きに捉えているんですね。
翔音:そうですね。最終的には自分磨きにつながるのが楽しいんですよね。僕の夢は、誰もが振り向くような容姿や実績を手に入れること。
そのためには今ある時間をどう工夫して使うかが大事なんだと実感しています。
そういう自分に配慮して柔軟に対応してくれるDOLCE1には、すごく助かっていますし、感謝しています。
新人を一人にしないDOLCE1の育成体制
お店の先輩たちの印象はいかがでしたか?
翔音:入店当初からすごく気にかけてくれているので、放置される感覚はありません。相談もしやすい環境なので、分からないことはすぐに聞けますし、アドバイスもいただいているので助かっています。
相談しやすい環境だと思った理由はありますか?
翔音:DOLCE1はベテランホストが多い環境で、5年以上仕事を続けている先輩も珍しくありません。そういうお店だからか、「新人を育てよう」という空気があると感じました。
誰か一人が教えるというより、チーム全体で新人を育てようとしている感覚です。
特にいおりさんは、今でも「最近どう?」って連絡をくれたり、相談に乗ってくれたりするんで、そういう継続的な関わりが相談しやすい環境を作ってるんだと思いますね。
教えている新人が成長した姿を見て、先輩たちも自分の接客に取り入れている場面を見たこともあります。そういうお互いに学び合っている雰囲気が、僕には新鮮でした。
そういう姿勢に刺激をもらっていますね。
先輩たちも前向きな気持ちで仕事に取り組んでいるんですね。
翔音:そうなんです。DOLCE1は歌舞伎町でも10年以上も続く歴史のある老舗店です。
長く店名を変えずに続いているのは、先輩たちの積み重ねがあってこそなのかなと。
翔音さんが感じているDOLCE1の強みは何でしょうか?
翔音:やっぱり「見てもらえている」という安心感です。自分なりにしっかり頑張っていれば、できなかったことも含めてちゃんと向き合ってもらえる。
だからこそ、僕も本気でホストを続けられているんだと思います。
まだ2カ月ですが、この環境があるからこそ、未経験の僕でも挑戦できていると感じています。
最後にこれからホストを始める方に向けてメッセージをお願いします。
翔音:ホストは一瞬の派手さではなく、継続して信頼される人が輝ける職業だと思います。ルックスやトークも大事ですが、それだけが全てではないと実感しました。
自分に自信がない方でも、少しでも変わりたいという気持ちがあれば、一度体験してみるのもいいと思います。
迷っている時間が一番もったいないので、DOLCE1で一緒に働いてくれたら嬉しいですね。
お忙しい中、インタビューのお時間をいただきありがとうございました!
翔音:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年3月12日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。