止まれない理由がある。『OPUST』波風ミナトの原動力と今の在り方【独占取材】
29歳で未経験からホストの世界に飛び込み、今ではお店を引っ張る存在として活躍する波風ミナトさん。
「現状維持は後退」という考えのもと、常に学び続ける姿勢や、人への感謝を大切にする価値観について語っていただきました。
また、お客様との向き合い方や後輩への接し方、そしてこれからの目標についても詳しく伺っています。
ホストに興味があるけど不安を感じる方にも、ぜひ読んでほしい内容です。
トピック
29歳でホストへ挑戦した理由と最初の覚悟
ホストを始める前のお仕事はなんですか?
波風ミナト:もともとはフレンチレストランでホールスタッフをやった後に、音楽活動を7年半ぐらいやってまして。で、29歳になって「音楽やりきったな」ってのもあって、グループを卒業させていただくタイミングで東京に。
大阪出身なんで大阪に住んでたんですけど、東京に住みたいっていう漠然とした憧れがあったんです。それで引っ越してきてホストを始めました。
そこでなぜホストだったのでしょうか?
波風ミナト:音楽をしてた影響もあるのか、頑張り次第で給料が変わるやりがいのある仕事をしたいなと。人生一度きりなんで。接客もお酒を扱うのも好きでしたし、30歳前に新しいことをしたいというところで、YouTube見て「ホスト面白そう」ってパッと閃いてすぐ引っ越しちゃおうって。
そこで、今お店をまとめてるヒナタさんのお客様と僕が知り合いで、OPUSTに飲みに来させてもらったのがきっかけですね。
新しい世界に入る不安はありませんでしたか?
波風ミナト:もちろんありました。だからこそ、29歳の自分が自由にしたいことをできるとしたらこのタイミングしかないなと。
それでうまくいかなかったら、そういうことだなと考えていたんで。
うまくいかせるためにしていたことはありましたか?
波風ミナト:入ってからは先輩を盗み見たり、話を聞いたりしながら、ずっと活躍するための研究をしていましたね。もう、やれるだけやってみるという感じでした。
今でもいろんな方の話から学ぶことは多いので、そういう時間は大切にしています。
止まれない理由と自分を更新し続ける思考
約6年半学び続けてきた今でも学びが多いのでしょうか?
波風ミナト:自分の中で成長が止まったら後退している感覚があって。社長から言われた「現状維持をキープしとるつもりでも、それは後退やから」みたいな言葉が結構印象に残っていて、その時に「あ、そうやな」と思って。
そこからある意味、常にアップデートしないと自分が不安になると思ってるんです。
成長できていない自分に対する不安ですか?
波風ミナト:僕不安症なんですよ。時間を無駄にしたくないとか自分への恐怖というか。
周りのホストは、絶対に自分にはない良いところをお持ちの方がたくさんいらっしゃると思ってるんで。
だからこそ、そういう話を聞いたときに、どういう意図で話しているのかとか。
単純にその言葉の意味をしっかり自分の中に落とし込んでいきたいんです。
人として成長できると、ホストとしての成長にもつながっていくと思っているので、そういう時間は大切にしたいですね。
学びに対する姿勢が変わったのはいつからですか?
波風ミナト:ホストになってから、一気に加速したような気がします。音楽も含めて、好きなことをさせていただいてきた人生ではあるんですけど、昔からシェフやマネージャーに怒られたくない、認められたいという気持ちはあったんです。
高校生のアルバイトをしてるときも、仕事で頭一つ抜けたいっていう感覚はあったんですが、学ぼうとする気持ちは年々強くなっているかもしれないですね。
自分を高めることが、ホストの魅力につながるのでしょうか?
波風ミナト:ホストは自分自身を高めた分だけ、それが自分の魅力として返ってくる仕事。それが醍醐味ですし、楽しさでもあると思います。
悔しい、でも楽しい。支えられて気づいたホストの在り方
その醍醐味を感じられた瞬間はありましたか?
波風ミナト:グループで注目されるほど活躍させてもらったことですかね。そこから、自分のことを知ってくださる方が増えたりステップアップしていけたので、そこが大きかったかな。
努力が実を結んだ形だったんですね。
波風ミナト:そうですね。でも、自分一人の力でそうなれたとは全然思っていなくて。来てくださるお客様や周りのサポートのおかげで成り立っているんで、周りがいなければ何にもできないとリアルに思っています。
全てにおいて自分の力だけじゃないとちゃんと思ってるから、感謝の気持ちは忘れないっていうのは大事にしたいですね。
それだけ感謝を大切にされているんですね。
波風ミナト:もちろん目標に届かなかったり、自分自身に悔しい思いをしたりもあります。ですが、それはそれとしてお客様にお店に来ていただいているときは楽しいんで。
何回も来てくださることで、相手の魅力に気づけたり、分かったりする瞬間も楽しいです。
逆に自分のことをもっと知ってもらえた瞬間も楽しいですし。
感謝や発見を大切にしているのが伝わります
波風ミナト:ありがとうございます。その場だけ楽しかったではなくて、また遊びに来たいとか幸せだなって思っていただけることが大事。
どんな人にも価値を見出してもらえるのが、ホストとしての価値なのかなと思います。
なので、見える部分だけじゃなく、やっぱり中身あるなって思ってもらえるホストでありたいなっていう風に思いますね。
今は尊敬される立場だと思いますが、さらに上を目指しているんですね。
波風ミナト:そうですね。まだまだやれることがいっぱいありすぎて(笑)自分の成長ももっとしたいんですけど、お店のこととか後輩が成長する姿を見る楽しさもあるので、そこをもっと頑張りたいです。
後輩教育とOPUSTで目指すこれからの形
後輩と接するときに意識していることはありますか?
波風ミナト:自分の考えを押し付けるのはまず嫌ですね。もちろん伝えるべきことは伝えるんですけど、基本その子にも考えてほしいし、考える癖をつけてほしいと思ってるんで。
「自分だったらこういう感じでアプローチするけどどう思う?」って、言い切らずに問いかけるように意識してますね。
あと何でも相談できる雰囲気でいたいなって思ってます。
自分で考えさせることを大事にしているんですね。
波風ミナト:そうですね。グループのテーマとして人としてちゃんとするっていうのがあって、ホストというだけじゃなくて働いている人として成長しようっていうのがあるんです。
会長の考えとか日本舞踊とか僕も見に行ったり、今だと読書タイムがあったりとか。
お客様を大事にするのもすごい徹底しているお店なので、働く安心感は魅力だと思いますね。
それに教科書みたいなマニュアルもあるんです。
テクニックだけじゃなくて、まずはマインドが大事という内容なので、基礎から学べる環境もあると思います。
お店で働く従業員の印象はいかがですか?
波風ミナト:明るい人から読書が趣味っていう子も働いているので、いろんなキャラクターがいますね。あと、おせっかいお兄ちゃんが多い(笑)
なので、僕ら側から声をかけて話したりアドバイスさせてもらったりするので、成長を実感できると思います。
どんな人でも働きやすそうですね。
波風ミナト:そうだと思います。年齢層も幅広いですし、落ち着いた雰囲気のキャストもいるので、若い子だけのお店という感じではないですね。僕自身も29歳から未経験で始めているので。
年齢とか経験で線を引くというより、「これから頑張りたい」って気持ちを見てくれるお店だと思います。
だから、最初に不安がある人でも飛び込みやすい環境なんじゃないかなと思います。
僕も席でも裏でも全然サポートしますしね。
最後に、これからの目標を教えてください。
波風ミナト:従業員を増やしてお店を活気づけたいですね。みんなと一緒にお店をもっと盛り上げて、「Smappa!GroupといえばOPUSTだよね!」って言ってもらえるような、お店作りをしていきたいなと思っています。
お客様にも、体入に来てくださった方にも、どんな理由でもいいので来てもらえるようにしっかり盛り上げていきたいなと思います。
本日はお忙しい中、貴重なお話をいただきありがとうございました!
波風ミナト:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年5月20日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。