歌舞伎町ホスト『MILDROUS』海斗が感覚で向き合い、見直しながら変わってきた理由【独占取材】
もともとはホストに興味がなかったという海斗さん。大学生の時、友達に勧められて体入へ行ったことをきっかけに、この世界へ飛び込みます。
柔らかい話し方が印象的な一方で、根本にあるのは強い負けず嫌いな性格。うまくいかない時期には自分自身を客観視し、「ありがとう」という言葉ひとつまで見直しながら、少しずつ変わってきたと話します。
俊さんとの出会い、MILDROUSに流れる「人のために動く空気」、そして不安があれば聞くという海斗さんの姿勢からは、周りに刺激を受けながら自分を変えてきた人の柔らかな強さが見えてきました。
トピック
体入でホストのイメージが変わった
海斗さんのホスト歴から教えてください!
海斗:約5年くらい。ちょっと間が空いた期間もありますが、ずっと歌舞伎町です。前のお店が2年半くらいMILDROUSが3年くらいですね。海斗さんはどうしてホストを始めようと思ったのでしょうか?
海斗:大学生の時に友達に「やってみたら」と言われたのがきっかけです。僕自身はホストに興味があったわけではないんですが、当時ホストのYouTubeが流行ってて。おしゃれが好きで、当時ホストっぽい恰好をしていたから、それでやってみたらと言われたんだと思います。
で体入してみて、「あ、面白いじゃん」と行ってみてその日に入店を決めました。MILDROUSとは別のお店です。そのお店では2年半くらい働きました。
体入当日に入店を決めるほどの面白さ?
海斗:はい。1番はイメージとのギャップですね。僕、ホストってもっと髪が長くて、もっとチャラくて、あんまりちゃんとしていない人が多いものだと思ってたんです。でも実際行ってみたら意外と違って。良いギャップですね。
ちょうどバイトもしてなくてやることがなかったのも、ホストを始めた理由のひとつです。
ちなみに僕にホストをすすめた友達はやらず(笑)今でも仲良いので、たまに会ってホストの話をしていますね。
入ったあとも楽しくてホストを続けられたのでしょうか?
海斗:いや、続けていく中で仕事の奥深さがわかってきたというか……始めてみて、思っていた以上に難しい仕事だと気づきました。最初は楽しく話すだけで成り立つのかなって思ってたんですけど、全然そんなことなくて。お客様と向き合って、お金をいただくっていう関係の難しさを実感しましたね。
ただ楽しいだけじゃなくて、ちゃんと責任を持って向き合わないといけないんだなって。だからこそ頑張ろうと、仕事にのめり込めたんです。
思うようにいかない時期を支えた、負けず嫌いな一面
ホストは最初難しいと思ったとのことですが、ホスト人生は順調に?
海斗:いや、最初は全然!最初の半年くらいは本当に全然うまくいかなくて、かなり苦戦してましたね。周りを見ても、思うようにいかずに辞めていく同期も多かったですし、しんどい時期ではあったと思います。
それでも逃げ出さなかったのはなぜですか?
海斗:中途半端なまま辞めるのが一番ダサい、っていう気持ちが強かったからです。負けず嫌いなんですよね。見た目や話し方から柔らかく見られることは多いんですが、意外と(笑)
自分に負けたくない、というよりは周りに負けたくないというか。根本にはずっと負けず嫌いがありますね。
1人だと怠惰になってしまうから人間なんです。だから周りがいてこそ頑張れる。周りの人を目標設定にしたりしているんですよ!
周りの人を目標設定?
海斗:そうです。毎日違う目標設定をして「今日は〇〇にこれだけは負けない」とか。それでいうとMILDOROUSは目標にできる人がたくさんいる環境。特に(五十嵐)俊さんは本当にすごい人で、「そう来るか」と毎回刺激をもらえるんです。
感覚で向き合いながら、自分を見直してきた
海斗さんはお話上手だと感じますが、普段も海斗さんが話すスタイルの接客なんですか?
海斗:いや、僕、喋るより聞くほうが好きなんですよ。自分がいっぱい喋るより、相手の話を聞いているほうが楽しいというか。お客様の悩みも結構聞きますし、従業員の話を聞くのも好きです。その分「ちゃんと話を聞いてくれているな」が伝わることは意識してますね。
聞いているな、を伝える?
海斗:そう。「こいつ聞いてないな」って、意外と伝わってしまうじゃないですか。だから表情とか目線とかは気をつけてます。ちゃんと目を見て聞くとか。
心で聞いている、とまでは言わないけど、そういう風に伝われば良いなって思うんです。
話を聞いてもらえる、と感じられると嬉しくなりますもんね。
海斗:そうなんです。ホストの接客自体はめっちゃ感覚ですけど(笑)でも感覚だからこそ、自分を見直すことも必要なんですよね。
というと?
海斗:実は、去年(2025年)うまくいかない時期もあって。その時に自分よがりで周りのせいにしていた部分があったって気づいたんです。客観的に見たら、全部原因は「自分」だなって。自分がやれていなかっただけだったんですよね。
自分の発言する言葉も意識するようになりましたね。
自分の発言?
海斗:あるお客様から「“ごめんね”より“ありがとう”を言ってほしい」って言われたことがあって、それから「ありがとう」を増やすようにしました。LINEってワードで過去の履歴を検索できるじゃないですか。「ごめんね」で何件、みたいな。それで確認したら、確かに「ごめんね」が多かったんです。
そこから意識して「ありがとう」を増やしていったら、だんだん変わっていきましたね。
感覚でやっている部分は大きいですけど、うまくいかない時は自分をLINEの検索みたいに客観視して見直すようにしています。
MILDROUSに流れる、人のために動く空気
海斗さんはどうしてMILDROUSに?
海斗:縁ですね。俊さんのTikTokライブを見て、「なんかすごい人がいる!」と思って体入に行きました。最初から「絶対MILDROUSが良い!」というのは正直なかったんです。
でもたまたま俊さんのお客様に知り合いがいて。そのほかにも俊さんとはヘアメの場所が一緒だったり。いろいろ縁を感じて入店しました。
そこから3年。やはり空気感が良いのでしょうか?
海斗:そうですね。俊さんや店の空気に影響を受けることが多いですね。僕も俊さんの影響で筋トレを始めて、今も続けてます。あとMILDROUSって、人のために動く人が多いんですよ。掲げているわけじゃないんですけど、普通にみんながそうしている感じで。
たとえばご飯食べてて後輩が同じ店にいたら会計をさらっと払ったり、一人になっていたら自然に誘ったりとか。寂しい思いをすることもなく、安心して働けると思います。
過ごしやすい環境なんですね!
海斗:そうですね。大人な人が多いですし、経験者もいるから、不安があれば聞ける環境だと思います。再現性のある接客をしている人が多いから、勉強にもなると思います。キャラもやり方も違うけど、本質的なものって多分変わらないと思うんですよ。みんな「与える」ことを毎日やっています。
未経験の方も経験者の方も、安心して働けるんじゃないかなと。僕もお酒が弱いんですけど、それでも働けてますし(笑)
実際に体入に来て、このMILDROUSの雰囲気を感じてもらえたら嬉しいですね。不安があったら僕が聞きますよ。
海斗さんのこれからのご活躍も楽しみです!本日はありがとうございました!
海斗:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年5月22日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。