歌舞伎町『MILDROUS』きょうま。が貫く、自分を飾らず言葉と行動を一致させるホストの在り方【独占取材】
友人との軽いノリから、何も知らないまま飛び込んだホストの世界。知らないことを学び、小さな成功を重ねながら歩んできました。
大切にしているのは、嘘をつかず、自分を作らないこと。接客でも仲間との関係でも、必要だと思うことは本音で伝えます。
人と熱量に惹かれて選んだMILDROUSで、飾らず、人とまっすぐ向き合うきょうま。さんのホストとしての在り方に注目です。
トピック
何も知らない「異世界」から始まった
ホストを始めたきっかけを教えてください。
きょうま。:地元にいたときに、東京の大学に通っている友達が帰ってきてて、一緒に遊んでたら二人ともコロナになっちゃったんですよ。僕も友達も一人暮らしだったので、どこで療養するか話した結果、横浜にある友達の家で過ごすことに。
症状が落ち着いたあとは暇だったので、車で歌舞伎町や渋谷を回っていたんです。
そこで「二人でホストをやってみたくない?」という話になり、本当に軽いノリみたいな感じで友達と一緒に始めました。
当時、ホストについてはどれくらい知っていましたか?
きょうま。:友達は有名なホストは知ってたみたいですけど、僕はSNSとかも見てなかったので、ほとんど何も知りませんでした。歌舞伎町がどんな街なのかも分かんないくらい(笑)
全くの無知で来たので驚く余裕すらなくて、「こういう場所なんだ」くらいの感覚でした。
見るものが全部新しくて、異世界に来たような感覚でしたね。
入るお店は、どのように決めたんですか?
きょうま。:Googleで「ホストクラブ」と検索して、最初に出てきたお店へ行きました。ただ、最初に訪れたお店は未経験者が多い時期だったらしく、「今は未経験者を取ってない」と言われたんですよね。
系列の別の店舗を案内されて、そのままの流れで入店したっていう感じ。なので、実はMILDROUSは2店舗目なんです!
実際に仕事を始めてみて、最初はいかがでしたか?
きょうま。:ホストって、いわゆる「爆弾」みたいな、やっちゃいけないことや言っちゃいけないことがあるじゃないですか。それを気にしながら接客していたので、最初はほとんど喋れなかったですね。
でも1~2カ月くらいで仕事にも慣れて、普段の自分として会話できるように。その後、入店から4カ月くらいで掃除組を抜けました。
少しずつ仕事にも慣れていったんですね。
きょうま。:僕、昔からゲーム感覚で仕事してるんです。どうせやるなら、楽しいほうがいいじゃないですか!友達と一緒に始めたので、当時は「友達より先にレベルアップしたい」と本気で思ってましたね。
あと、知らないことを学ぶのも好きなんです!勉強も好きだったんで、新しいことを覚えていくのが楽しかったですね。
ここまでのお話を聞くと、少しずつ積み重ねてきた印象があります。
きょうま。:そうですね。今までのホスト人生で急に何かが変わったという感覚はないです。ずっと学んで吸収してっていう生活をしてきたので、一つひとつの成功体験がモチベーションになってました。
もちろん、毎日いろいろな失敗はします。ただ、1カ月に一つでも「これはうまくいった」と思えることがあれば、僕はそれで嬉しいんです。
小さくても「うまくいったんだ」と実感できる、あの快感が次も頑張る力になっていますね。
自分を作らず、言葉と行動を一致させる
ホストとしての自分と、普段の自分は分けていますか?
きょうま。:分けてないですね。僕は嘘をつけないタイプなので、自分の性格をそのままホストにしたほうがいいなと思ったんです。
見た目で言うと、仕事ではブランド品を身につけることもありますけど、もともと服には全く興味がなくて。職業柄、衣装として買っている感覚ですね。
普段はユニクロの同じ上下を6着持っているし、パンツも靴下も全部同じ。
ちなみに源氏名の「きょうま。」も、本名と同じ読みなんですよ。嘘をつきたくないんで。
嘘をつきたくないと思うのは、何か理由があるんですか?
きょうま。:小さい頃から、父親に「嘘をつくな」と言われて育ったんです。ずっとそうしてきたので、今でも大事にしてますね。
僕は性格的には結構穏やかなほうなんですけど、嘘をつかれるのは本当に嫌なんですよ。
友達でもお客様でも同じです。その分、僕も絶対に嘘をつかないですね。
言ったこともきちんと守るんですね。
きょうま。:そうです!社交辞令で「今度ご飯行こうね」みたいな、その場の口約束でも本当に行くんですよ、僕(笑)
「言ったのにやらない」みたいなのはないですね!
接客でも、自分が心から思っていることなら素直に伝えます。逆に、自分が本当にそう思っていなければ「俺はそうじゃないけど」って正直に言いますね。
正直でいることを貫いているのですね。
きょうま。:嘘をつかないことで、ストレスはなくなります。話の整合性を取ったり、余計なことを考えたりしなくていいので。
考えることが少なくなる分、自分の持っているパフォーマンスを最大限に発揮できるかなと思っています。
正直でいること以外にも、仕事で譲れないことはありますか?
きょうま。:そもそも僕は効率厨なんで、仕事中の効率だけは結構譲れない部分が多くて。僕、一つのことをやっているときは、それだけに集中したいんです。
たとえばスマホで作業しているときに、後輩や友達から話しかけられたら、「ちょっと待って」って言うこともあります。
終わったら、「さっきの話は?」って、自分から聞きに戻ることも多いです。
効率を詰めて余裕を生みたいっていう気持ちがあるので、目の前のことには全力で向き合いますね。
仲間として関わるから、必要なことは本音で伝える
後輩とは、普段どんなふうに関わっていたんですか?
きょうま。:前のお店にいた頃は、ほとんど毎日後輩とご飯に行ってましたね。後輩っていうより、もう友達に近いですよ。一緒に働く仲間なんで。
なので「一緒にご飯行こうよ」っていうのが生活の一部で、それが僕のペースでした。
近くで関わる中で、気になることがあったときはどうしていましたか?
きょうま。:いろんな人を見てると、「ここがもう少し変わったらいいのにな」って思うことは結構あるんですよ。そういうときは、どれだけ嫌われてもいいと思って素直に言ってましたね。
正しいかは分からないですけど、どこかで思い出してくれたらいいなと思って、強めなアドバイスをすることも。
僕も一度言われただけですぐ直るタイプではないんで、「お前の人生のために頑張れよ」って気持ちで、喝を入れてましたね。
後輩想いなんですね。
きょうま。:ありがとうございます。言いすぎたと思ったときは、高いご飯にも連れて行きます(笑)それが僕なりのケアですね。
そこまで人のために動くのはなぜですか?
きょうま。:僕、支えたいし支えられたいんですよ。支えたい気持ちのほうが大きいですけど、他人のために何かすることが結構好きなんです。
誰かが笑ってたら僕も嬉しいですから。キャストでもお客様でも気持ちは変わりません。
人との向き合い方を、かなり大切にしているんですね。
きょうま。:大切だと思います。僕は、ホストの根本って人間性だと思ってるんですよ。口先のテクニックももちろんあるとは思いますけど、デリカシーがなかったり、嘘つきだったりしたら、仕事としてうまくいかないじゃないですか。
当たり前のことを当たり前にできる人間性が一番大事だと思ってます。
肩書きではなく、MILDROUSの人と熱量を選んだ
移籍を決めた際に、考えていたことはありますか?
きょうま。:前のお店では責任のある立場を任せてもらっていましたけど、僕はもともと肩書きとか権威にはあまり興味がないんです。もちろん任された以上、責任感はありました。でも、立場を守りたいみたいな気持ちはなくて。
普通の一ホストとして、次はどのお店に行こうって考えてましたね。
何店舗か見て回って、最終的にMILDROUSに決めました。
MILDROUSを選んだ決め手は何だったんですか?
きょうま。:MILDROUSは、やっぱり人が良かったですね。自分を欲してくれるというか、僕のためにすごく時間も使ってくれたんですよ。
それに、お店の方が目標や夢を話しているのを見て、「その夢に俺も乗っかって、手伝えたらめっちゃおもろいんじゃないか」って思って。
キャストの熱量も違いましたし、お店としてのポテンシャルを感じましたね。
実際に入ってからの印象も気になります。
きょうま。:いろんな人がいますけど、比較的年齢層が高いので、結構余裕があるというか。大人な人が多いですね。雰囲気でいうと、大家族って感じです。いい意味で、誰かに何かあっても周りがフォローできる人たちがそろってると思います。
僕も入ってから周りに助けてもらってるなっていう実感がありますし、みんなに感謝してます!
「大家族」というのは、どんな雰囲気なんですか?
きょうま。:みんな明るいですし、めっちゃお酒も飲むんですよ(笑)みんな感情をそのまま出すので、それがまた楽しい!「この店、生きてんな」って感じがしますね。
最後に、体験入店を迷っている方へ伝えたいことはありますか?
きょうま。:正直、体験入店なんてボタン一個じゃないですか。押すだけなんで勇気はいらないと思います。遊びに来る感覚で行って、話を聞いてから入店するか判断すればいいんです。本当に勇気がいるのは、初めて出勤する1日目。
どこの店でもいいので、とりあえず見るのが大事です。
その中にMILDROUSがあれば嬉しいですね!
本日はありがとうございました!今後のご活躍を楽しみにしております!
きょうま。:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2025年8月21日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。