自分がやらなきゃ。歌舞伎町ホスト『Laguna』颯希が決めた、背中で示す覚悟【独占取材】
勢いで始めたホストの世界で、悔しい思いをしながらも成長を続けてきた颯希さん。
その中でLagunaの転機を迎えたことで、「自分がやらなきゃ」と前に立つことを決めたと語ります。
お客様からの応援や仲間想いのメンバーに支えられながら、今も活躍を続ける颯希さんの覚悟に迫りました。
ホストに興味がありながら一歩を踏み出せない方にも、ぜひ読んでほしい内容です。
トピック
甘さもあったスタートと覚悟の土台
颯希さんのホスト歴を教えてください!
颯希:ちょうど4年目に入ったぐらいです。ホストを始めたきっかけは、とにかくお金が欲しかったから。
もともとブランド物を買うのが好きで、深夜バイトをガッツリ入れてシャネルのピアスとか買っていたんです。
ホストは稼げるイメージがあったし、キラキラしているものに憧れがあったので始めてみようかなって思いましたね。
ホストにはもともと興味があったんですか?
颯希:YouTubeで「令和の虎」で桑田さんが出ているのを見て「いけるかも」と思ったんです。トークに自信があったわけではないんですが、中学と高校のときに少しモテていたから「まぁまぁいけるでしょ」みたいな勢いで飛び込みました。
それに僕、ホストの前は牛丼屋さんの深夜バイトに入ってたんですよ。朝方になると職人さんが多く来るんですけど、言葉が強い方もいて、「どう話したらいいんだろう」と考えながら接客していたんです。
だからそこは活かせるんじゃないかなって。
それで今のお店に応募したのでしょうか?
颯希:NEW GENERATION GROUPには入りたいと思っていたんですけど、どの店舗がいいかまでは分かってなかったんですよね。でもNEW GENERATION GROUPは、グループ面接を通じて一人ひとり希望を尊重しつつもどのお店なら合うかを考えてくれるんです。
それで、当時新店だったLagunaに配属が決まりました。面接で「僕、絶対できます!」と言っていたので、その勢いを見てもらえたのかなと思います。
入ってからはいかがでしたか?
颯希:最初は、テーブルマナーや声出しなどの基本を教わりながら、接客の細かい部分は先輩のヘルプについて見て盗むしかありませんでした。自分にもできそうだと思ったところを少しずつ真似して、わからないなりに試行錯誤していました。
当時は初回とかも弱かったし、トークの面白さだけで卓を盛り上げたりはできなかったです。
思うようにはいかない悔しさはあったけれど、それでも先輩の姿を見ながら自分にできる接客の形を探したんです。
その悔しさが、今につながっているんですね。
颯希:そうですね。中には「颯希にはできない」って馬鹿にされることもありました。
でも、僕を信じて応援してくれるお客様の存在に気づけたことで、人としてもホストとしても、もっと成長したいと思うようになったんです。
お客様と仕事にしっかり向き合うようになってから、自分の中で一気に成長できた感じがしますね。
「自分がやらなきゃ」と感じたLagunaの転機
成長する中で、お店への意識も変わっていきましたか?
颯希:大きく変わったのは、Lagunaの拡大移転が見えていたタイミングです。それまでは「頑張って働いて、たまに自分が注目されればいいかな」くらいの感覚でした。
その頃、出店場所もほとんど決まったあたりで、お店の中心的な存在だった方が移籍してしまったんですよ。
その人が抜けたタイミングで、「自分がやらなきゃ」と思いました。
それくらい大きな出来事だったんですね。
颯希:そうです。一度お店の勢いも落ちて、存続ができるのか……と僕自身かなり危機感がありました。
そうなってしまうと、それまで頑張ってきたみんなもかわいそうだし……。
そこから僕が引っ張るという意識に変わりました。
拡大移転できれば、綺麗なお店になりますし、もっとみんなが活躍できると思ったんです。
颯希さんご自身の動き方は変わりましたか?
颯希:変わりましたね。ただ自分のことで精一杯で、後輩を気に掛ける余裕はなかったんです。
お店全体の空気を明るくするのは、一緒に働く美月さんのほうが向いていると思っていました。
だからこそ僕は、自分にできることとして、まずは自分が前に出て背中で示すことを選んだんです。
背中でみんなを引っ張ろうとしたんですね。
颯希:その通りです。その時期は本当に自分のことで精一杯で、がむしゃらでした。
なので、細かいことはほとんど覚えていないですね。
ずっとお客様に、「自分がどうしてもお店を引っ張りたい。」という思いを伝えていたんです。
お客様にも、今の想いをきちんと伝えていたんですね。
颯希:そうです。お店を前に進めるために、自分がどう動くのかをちゃんと話すようにしていました。
一緒に頑張ってきてくれたお客様がいたからこそ、自分でやらなきゃなって思えたんです。
この出来事をきっかけに、他責だった考え方が自責に変わりましたね。
そこで踏ん張ったおかげで、また拡大移転が見えてきました。
応援に気づいたからこそ、力に変えられた
「自分がやらなきゃ」と思えた背景には、どんな気持ちがあったんですか?
颯希:自分にとって大きな目標を突破したときの経験は大きかったです。目標を追い求めていたときは、「何のためにやっているんだろう」と考える時期もあって。
少し気持ちが落ち込んでいたときに、今まで一緒に頑張ってきてくれたお客様が「ホストなんだからしっかりしろ」って背中を押してくれたんです。
そのときに、「僕はこんなにも応援されているんだ」と感じて、一気に人として変われた気がしました。
自分だけが幸せになるんじゃなくて、自分と関わる人にも幸せになってほしいと思うようになりました。
お客様への考え方が変わったんですね。
颯希:お客様として大事にしたい気持ちが強くなったんです。今まで僕を信じて応援してくれたお客様が喜んでくれたことが本当に嬉しくて。
気持ちの面では、僕よりお客様のほうが強かったと思います。
だから自分はもっと上を目指したいし、そのためにもちゃんと仕事として向き合いたいと思ったんですよね。
その仕事への向き合い方は、行動にも出ていますか?
颯希:出ていると思います。自分よりうまくいっている人がいたら、後輩でも聞きに行きます。
「なんで自分じゃなかったんだろう」っていうのが気になるんです。どんな話をしたのかとか、何をしたのかとか。
プライドは高いって言われるんですけど、それ以上に負けず嫌いなので。
自分よりうまくいった人から、学ぶこともあるんですか?
颯希:そんなに綺麗な感じではないですよ。内心はめちゃくちゃ悔しいので、「どうやって取ったの?早く教えて」みたいになっちゃうこともあります。
でも、そこで聞かないと理由が分からないじゃないですか。
自分にできなかったことなら盗みたいし、次につなげたいんです。
Lagunaは仲間想いのメンバーが多いので、いろいろ聞きやすい環境なんです。
支え合える仲間と人として成長できる環境
仲間想いと感じた経験があるのでしょうか?
颯希:はい。僕が少しきついなと思っていると、周りが気づいて助けてくれることもあります。
それこそ自分だけではカバーしきれない部分を、ほかのキャストが支えてくれたこともありました。
とにかく優しくて変化に敏感な人が多いので、一人で頑張っている感じは全然ないんです。
変化に敏感というのは?
颯希:落ち込んだときとか、隠していても「何かあった?」って声をかけてくるんです。本当になんでかは分かんないんですけど、すごいなぁって思ってますね。
あとホスト辞めても、何らかの仕事で力を発揮できそうな人材が揃ってますね。
それはLagunaの教育や環境も大きく影響しているのでしょうか?
颯希:そうですね。Lagunaも含めてNEW GENERATION GROUPはセカンドキャリアを見据えたサポートをしてくれる会社。
積極的に動く力も身につきますし、人を動かす力や人を残す力も学べます。マネジメント能力や営業力もそうですね。
ホストとしてだけではなく、人として成長できる場所だと思います。
未経験から始めても成長できそうですね。
颯希:おっしゃる通りです。Lagunaは、実力のある人の魅力を周りがちゃんと伝えるんです。
だからこそ、入ったばかりの子も憧れを持ちやすいし、協力をお願いしやすい。
上下関係は多少あるけどみんな向上心を持っているので、僕もヘルプをお願いされたら新人とか関係なく誰でもいきますね。
人によって役割があると思うので、そこはみんなで支え合える環境です。
最後に、ホストを始めるか迷っている方へメッセージをお願いします。
颯希:ホストを始める前は、みんな怖いと思うんですよ。僕も最初は怖かったですし。でも、勇気を出して一歩踏み出せる人は変われると思います。
Lagunaには支えてくれる人がいますし、人としても成長できる環境があります。
だからこそ、怖さだけで諦めずに一度踏み出してみてほしいです。
※本記事は、2026年6月5日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。