歌舞伎町で華と実力で魅せる『TOP DANDY -朝TOP-』零が描く新時代の朝ホス像【独占取材】
華やかさの裏にある努力と誠実さ、そして“朝ホスト”という新しいステージで描く理想の姿。
一度ホストを離れ、再挑戦の道を選んだ零さんが語るのは、「人柄」で勝負するこれからの時代のホスト像です。
仲間との信頼関係を大切にしながら、自分らしく輝き続ける彼の言葉から、朝ホスの新しい可能性が見えてきます。
トピック
再挑戦で見つけた、自分らしく輝ける場所
ホストのお仕事を始めたきっかけを教えてください。
零:最初は中学の同級生の紹介でした。その友達が某大手グループの2部の店舗で働いていて、「一緒にやろう」と誘ってくれたんです。
ホストをやってみたいという気持ちのほうが強かったので、正直どこで始めるかはあまり気にしていませんでした。
だから1部とか2部という営業形態も気に留めませんでしたね。
ホストに興味があったんですね!
零:そうですね。僕はお金が目的というより、挑戦したり切磋琢磨したりする感じが好きなんです。それに普通の生活では見られないような景色を見てみたくて。ホストの世界の中でも、ほんの一握りしか見られない場所があるじゃないですか。
その「1%の景色」を自分の目で見てみたいと思いました。
前の店舗では1年10カ月やりました。ある程度まで行きついたところで離れたんです。ホストのあとは1年くらいニートしました。
なぜもう一度ホストに?
零:ニートって最初は楽しいんですよ。自分の好きなことができるし、時間が有り余るし。でも刺激はなくて。ホストってとても刺激的な世界じゃないですか。だからもう一度ホストやりたいなって。
そんな時、前のお店で一緒だった(弥栄)瑛太さんや(はるか)夏さんが朝TOPで働いているのを知っていたので「もう一度ホストに挑戦したいです」と自分から連絡しました。
信頼できる先輩たちがいた、というのはかなり大きかったですね。
それに朝TOPってめちゃくちゃアットホーム。ヘルプは手厚いし、すごく仕事がしやすいなと日々感じています!
最近はルールや制度も変わってきていますが、その中で意識していることはありますか?
零:結局ホストって、ほぼ人柄だと思ってるんです。人柄ってキャラを作っても見抜かれる。ちゃんとした人間性があれば、それを見てくれる人がいると思います。
だからルールや環境の変化があっても、まずは人としてどうあるかが大事。むしろ今は「人柄を見てもらえる時代」になってきたなと思います。
規制があるからこそ、誠実に向き合うホストが評価される。そういう意味では、僕にとっては今の方が自分らしく働ける環境になっていますね。
誠実さと考える力で信頼を築く仕事観
「人柄を見てもらう」とのことですが、普段どのようなことを意識されているのでしょうか?
零:そうですね。まず、自分の意見をはっきり言うようにしています。いいと思ったことは褒める。僕自身、褒められると嬉しいタイプなので。相手にも同じように、いいところはどんどん伝えるようにしています。
それから悪いところは直接的に言わずにうまく伝える。
たとえば食べ方が少し気になる時でも、「ご飯の食べ方が汚いね」とは言いません。「食べるのが綺麗な人が良いよね」と伝えるようにしています。
そうしたら相手も前向きに受け取れると思うんです。
相手を思いやる気持ちが伝わってきますね。
零:ありがとうございます。あとは嘘をつかないようにしています。僕は人に嘘をつかれるのがすごく嫌なんです。だからこそ、自分がされたら嫌なことは絶対にしない。
嫌なことがあれば正直に伝えますし、相手にも「何が嫌か」をちゃんと聞くようにしています。
そうやって向き合うことで、自然と信頼も生まれそうですね。
零:そうだと思います。思ったことを正直に伝えるほうが、結果的にお互いに楽なんです。取り繕うよりも、本音で話すほうが人間関係って長く続くと思います。
僕は女の子に対してもお客様としてではなく、一人の人として向き合いたいんです。
だから「こういう時間にしたい」「どう思っているか」など、ちゃんと会話をして理解するようにしています。
思ったことを隠さず言える関係を築くほうが信頼につながりますからね。
お話を聞いていると、行動のひとつひとつを丁寧に考えている印象があります。
零:めちゃくちゃ考えてます。シャンプー中とか、お風呂に入っている時も自問自答してます。「これじゃダメだ、じゃあどうすればいい?」って、常に考えてるんです。
生まれつき負けず嫌いな性格なので、考えるのはもうクセみたいなものですね。
自問自答するときは自分のことを第三者目線で見るようにしています。
誰かに聞くのも大事ですけど、最終的には自分で考えて答えを出したいんです。そのほうが次に活きる気がするから……!
それが零さんの軸ですか?
零:そうですね。自分の軸はブレないように意識しています。その分我が強いって言われることもありますが……それも全部ひっくるめて「自分という人間」なのかなと思います!
仲間とつくる、成長を支えるあたたかい環境
朝TOPで働かれてみて、どんな雰囲気のお店だと感じていますか?
零:全体的にすごくアットホームですね。先ほどもお話しした通り、ヘルプも手厚くてお客様に楽しんでいただけるお店だと感じています。担当目的で来てくださるのももちろん大切ですが、お店そのものに愛着を持っていただくことが理想だと思っていて。
だから僕は「お店を深く知ってほしい」という気持ちで接客しています。
それだけ良いお店なんです、朝TOPって。
零さんはどうしてすぐに朝TOPに愛着がわいたのでしょうか?
零:人が良いから、これに尽きます。まず、上下関係がすごく健全なんです。仕事なので叱られることもありますけど、引きずらない。その瞬間で終わって、次に切り替えられる人たちばかりです。
月に2回の会議では、末端の意見までちゃんと聞いてくれます。どんな立場の人でも意見を言える雰囲気があるんです。たとえ考えが違っても、すぐ否定せずにまずは考えてくれる。
改善点があればすぐ反映されるし、一人だけの不満なら自己満で終わりますけど、みんなが感じてることならすぐに動いてくれる。
そういう柔軟さがすごく好きですし、そうやって意見を尊重し合うからこそ、お店全体が良い方向に進んでいると思います。
話し合いが活発だと、モチベーションも上がりそうです!
零:上がりますね。営業後にご飯へ行くことも多いんですが、その場でも結局、仕事の話になることが多くて(笑)でもそれが嫌じゃないんです。
お互いを高め合うような空気があるから、自然と前向きな会話になるんですよね。
僕、気分の浮き沈みが激しいほうなんですけど、それでもこうやってうまくやってこれているのは、みんなのおかげです。
これは上司たちや先輩だけでなく後輩もそう。後輩たちにもたくさんの刺激をもらえます。
「ホストとしてこうなりたいよね」といった目標をお店として追いかけられるので、トータル的に本当に組織としていいバランスが取れてるなと俺は個人的に思います。
仲間との関わりが、仕事へのモチベーションにもつながっているんですね!
零:結局お店を作るのは「人」だと思っています。だからこそ一人ひとりの人間性が大事で、支え合える関係があるからこそ頑張れるんです!
行動することで見えた朝ホストの未来
零さんのお話をうかがっていると、朝ホストのさらなる可能性を感じます。
零:嬉しいですね。正直、1部も2部も優劣はないと思いますし、僕自身「2部の可能性をもっと広げたい」という気持ちがあります。
固定されたイメージを超えていけたらかっこいいなと思うんです。
朝TOPから、その新しい形を見せていきたい。それが今の僕の挑戦ですね。
2部の強みを見出す側に回っていきたいなと思っています!
今後が楽しみですね!
零:朝TOPだからそう思えるんですよね。朝TOPは本当に温かいお店です。上の人たちはちゃんと話を聞いてくれるし、後輩たちも素直で前向き。個性をつぶさずに活かしてくれる環境が整っています。
意見を出し合って、みんなで良くしていこうという雰囲気がある。
それにだから僕も自然と「挑戦を続けたい」と思えるんです。
挑戦できる環境って素敵ですね。
零:そうなんです。僕はもう少し早く朝TOPに入っていればな、と思うことがあります。入る前からわかっていたんですよ。「きっと入ったら“もっと早く入ればよかった”って思うだろうな」って。
でも、正直めちゃくちゃ緊張していました。もう一度ホストにチャレンジするのって、気まずさもあったし、勇気が必要だったんです。
それでも挑戦しようと思えたのは、なぜですか?
零:やらない後悔より、やって後悔のほうが断然いいと思ったからです。実際、朝TOPに来て後悔したことは一度もありません。むしろ「もっと早く入っておけば」と今でも思っています。
朝TOPは従業員の数も多くて、TOP DANDYというブランドの安心感もある。ちゃんとしているお店だなという印象は、入ってからもずっと変わりません。
だから今、ここで働けて本当に嬉しいです。
これから挑戦したい人に伝えたいことはありますか?
零:もし迷っているなら、その迷っている時間がもったいないと思います。一歩踏み出す勇気さえあれば、きっと後悔しない。朝TOPには前向きに頑張る仲間がたくさんいます。
ホストはいつまでもできる仕事ではないので、思い立ったら早めに行動してみてほしいです。
本日は素敵なお話ありがとうございました!
零:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2025年10月31日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。