やらなかった後悔を、挑戦する力に。歌舞伎町『TOP DANDY』成瀬凌河が前に進み続ける理由【独占取材】
ネオホストに興味を持ちながらも「自分とは違う」と一度は通り過ぎたホストの世界。
その後、人と話したい気持ちをきっかけに飛び込み、負けたくない感情や肩書きへの憧れを燃料に経験を重ねてきました。
横浜のお店で経験を重ね、TOP DANDYへ移った現在も、周りから学び、自分の経験を言葉にしながら前へ進み続けています。
後悔を、挑戦する力に変えてきた成瀬さんの歩みをお伝えします。
トピック
踏み出せなかった過去が、今の行動力になった
まずはホスト歴を教えてください。
成瀬凌河:ホスト歴は4年半くらいです。もともとホストにはなんとなく興味がありました。
ただ、ネオホストを見た時に「ちょっと自分とはタイプが違うな」と感じて、10代のころは踏み出せなかったんですよね。
なので、当時はちょっと興味あるなぐらいで、やらずにスルーしちゃったんですよね。
興味はあったけれど、踏み切るほどではなかったんですね。
成瀬凌河:本当にそうです。学生時代は何かに挑戦しようと思っても、人目を気にしたり偏見で遠ざけたりして、やらなかった後悔がすごく多かったんですよね。
たとえば、今考えたらギターができる男ってかっこいいじゃないですか。
でも当時は、ギターをやっている男は女たらしっぽいとか偏見があって挑戦しなかったんです。
挑戦しなかったことが後悔になったんですね。
成瀬凌河:そうなんです。僕はサッカーをやっていたんですけど、バスケも好きで、どっちもやりたいとガチで思っていたんです。そこで先生に相談して許可が出たんですけど、やっぱり人の目を気にしてやめてしまったんです。
今考えたら、どっちもできたら超カッコいいなと思って。
そういうちょっとした「あの時やっておけばよかった」っていう経験が多かったからこそ、やろうと思ったらできる限りやろうっていう感覚になっています。
あの時やっておけばよかったという経験?
成瀬凌河:たとえばホストをやらないっていう選択をしたら、後悔するかしないかの2択で終わると思うんです。でも、やる選択をしたら、そこから続けるかやめるかを選べるじゃないですか。
そういう道があるだけ良くない?って今の僕は考えているんです。
やってみて無理だったらそれで終われるし、続けた先で何か得られたらそれはそれで後悔しないと思います。
だからこそ、何かをやるってことに問題はないのかな、と。
始まりは「喋りたい」と「負けたくない」という感情だった
ホストを始めたきっかけはなんでしょうか?
成瀬凌河:コロナ禍で、人と話さない生活をしていたので、誰かと喋りたいなみたいなところが始まりです。もともと人と話すのが好きだったのと、ホストに興味があったっていう理由が大きいです。
最初はそこまで大きな目標があったわけではないんですが、前の仕事で培ったものも活かしつつ、やるからにはちゃんとやろうって思いましたね。
最初はどんな気持ちで進めていましたか?
成瀬凌河:最初の1年は、本当に感情だけで走ってました。負けたくないとか、悔しいとか。あと人と話すのが楽しいとか。それでどんどん手応えが増えていく楽しいっていうのもありましたね。
目先の感情だけで結構頑張れました。
今考えたら、もっと目標設定をちゃんとしておけばよかったとは思いますけどね(笑)
目先の感情だけで走れた理由はあるのでしょうか?
成瀬凌河:当時は、自分が頑張ったことが肩書になったんですよ。そういうのがめっちゃ欲しくて!名前の横になんかいっぱい書いてあるのがかっこいいなと思って憧れてたんですよね。
僕の中では、最低でも何か一つでも持ってからがスタートラインだと思っていたんです。
だから、そこにはこだわってました。
それが目標や原動力になっていたんですね。
成瀬凌河:そうかもしれないですね。僕はたまたま運が良くて早めに手応えを感じたほうではあるんですが、その時大事だと思ったのはマジで出勤です。
運を引き寄せるためには、人と出会う数を増やしたり、どうしても母数が必要で。そのために早く出勤することが大切だと思ったんです。
30年生きていろんな人を見てきても、イケイケな人にしか運って降ってこないなと。要は自信を持って前のめりに行動できる人みたいなイメージです。
明るくて元気なオーラをくれる人、みたいな。
明るく元気なオーラ?
成瀬凌河:雰囲気みたいなものですかね。僕と話した人が元気になっていくのが分かるくらい、自分からハッピーなオーラが出てたんです(笑)
運良くチャンスをつかめたのも、そういう空気感があったからかなと思っているんです。
僕の中で母数をある程度こなしつつも元気で明るい人が運を掴んでいくな、という印象があったんです。
だから僕自身も出勤して母数をひたすら増やしたこと、メンタリティも良い状態だったこと。その両方があったからこそ、前に進めたのかなと思います。
新しい場所で学び直し、経験を言葉にしていく
横浜の系列店から移籍しようと思った理由は何だったんですか?
成瀬凌河:何個か理由はあるんですけど、横浜のお店の中で、僕の負けず嫌いに火をつけるような存在がいなかったんです。自分では現状に満足していなくて、これからだと思っていたので、もっと燃えられる場所に行きたい気持ちはありました。
あと横浜しか知らなかったので、歌舞伎町で自分がどこまでできるのか試してみたかったんです。
歌舞伎町に移籍することは決めていたんですね。
成瀬凌河:そうです。その時は移籍すること自体を先に決めて動いたんですが、どこの店舗に行くか決めてなかったんですよね。groupdandy(通称グルダン)に恩があったので他のグループは見てないんですけど、グルダンで有名なお店はほとんど行ったかもしれないですね。
その中でTOP DANDYを選んだ理由は何だったんですか?
成瀬凌河:いくつか店舗を見た中で、自分の求めているものに一番近かったお店だと感じたんです。みんな忙しい中で、どこの店舗でも会いたいと言った人に会わせてくれたんです。
でもTOP DANDYは会いたかった人だけでなく、別に要望を出してなくても「これだけ活躍しているから、この人も話したほうがいい」という人も体入で回してくれて。
その時でも、誰かが来たら誰かが自然に抜けていくっていう動きがすごいスムーズだったんですよね。
お店の空気感やレベルの高さを見て、ここがいいなと思いました。
実際にTOP DANDYへ来て、変わったことはありますか?
成瀬凌河:かなり変わりました。盗めるものが多すぎるんです。周りの意識レベルの高さだったり、お店に来てくれるお客様だったり。今まで触れてきた価値観と違うんですよね。
ヘルプにつかせてもらって話しているだけでも学びにつながることもあって、すごい前向きになれるんですよね。
ヘルプからの学びも大切にしているんですね。
成瀬凌河:そうですね。最初は、絶対に人のコピーから入ると思っているから、ロールモデルは多いほうがいいと思います。
この人はどういう動きをしているのか。女の子はどういうメンタルなのか。そういうのを間近で勉強させてもらってますね。
とはいえ、教えてもらうというより、自分で見て解釈して学んでいるっていうほうが正しいですかね。
見て学ぶうえで、意識していることはありますか?
成瀬凌河:僕はすごい意識して考えてます。行動量はもちろん大事だなって思うんですけど、頭を使わないで動いていても、何にもならないと思うんですよ。
ちゃんとトライアンドエラーして、なんでうまくいったのか、なんでうまくいかなかったのかを言語化するまで考えるんです。
そこまでやらないと、最終的にアウトプットができないと思うんですよね。
そこまで考えるようになった理由はあるのでしょうか?
成瀬凌河:前のお店で、人に教える立場になった時に、うまくいったことを説明できない経験が多かったんです。それだと次に同じシチュエーションが起きた時に、前みたいにうまくできるかって言われたら多分ならない。
だからこそ、「なんでそうなったのか」をちゃんと言語化できるまで考えて、次につなげるようにしていますね。
居やすい場所を作り、今度は誰かを支える側へ
移籍してきた当初は、どのように周りと関わっていたんですか?
成瀬凌河:移籍してきたときは、あらかじめ覚悟を決めていたので自分から話しかけに行ってました。ある程度ガンガンいかないとって思っていたんですけど、やっぱり先輩から声をかけてもらえた時はすごい嬉しかったですね。
一番最初に懐いた人も、声をかけてくれた先輩でした。
新しい環境だと、特に嬉しいですよね。
成瀬凌河:そうなんです。だからこそ、新人の子には自分からめっちゃ話しかけるようにしているんです。TOP DANDYに入ってくる男の子って、絶対に緊張すると思うんですよ。
自信を持って入ってきたとしても、周りのレベルの高さを見て少し気まずそうにしてる子もいますし。
そういう子にとって支えになりたいなと思ってはいますね。
支えるとは具体的にどんなことをするのでしょうか?
成瀬凌河:何かを教えるっていうより、コミュニケーションですね。聞かれたら答えるんですけど、まずは居やすい場所を作ってあげたいというか。
原点に戻るんですけど、話しただけでテンションが上がるような人に僕はなりたいんですよ。
僕と喋ったら少し元気が出たとか、ちょっと楽になったとか。そう思ってもらえたら、めちゃくちゃ嬉しいです。
活躍の仕方を教えてくれた人も大切だと思うんですけど、僕自身、気持ちが沈みそうな時に話せば楽になれるっていうほうが大事だったなって思うんですよね。
引っ張るだけではなく、支えることも大切なんですね。
成瀬凌河:「この人がいたから支えられた」っていう存在になりたいんですよね。上に引っ張り上げてくれる人も大切ですけど、沈みそうな時に支えてくれる人も同じかそれ以上に大切かな、と。
僕はそっちにもなりたいですね。そのうえでどっちもできるのが一番良いんですけどね。
周りに自分から話しかけにいく理由はありますか?
成瀬凌河:周りとのコミュニケーションは、活躍するために必要だと思うんです。仕事もやりやすくなりますし。最初は勤怠が良くて、明るくイケイケな雰囲気があるだけでも、自然と人は集まってくると思うんです。
顔とか自信とかなかったとしても、周りに笑顔を振りまいてる人のほうが好印象じゃないですか。
TOP DANDYは変化にウェルカムなお店。だからこそ、変わろうと思うならどうにでもなるんです。
やってみて選択肢が広がるなら、そこのサポートをしてくれるよっていうお店なので、興味があればぜひ体入に来てみてください。
※本記事は、2026年7月21日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。