キャリア約10年!『MARIONETTE』A-E-G流・歌舞伎町ホストが輝き続けるための人間力とは?【独占取材】
公開日:2024/06/21
今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は『MARIONETTE』のA-E-G(えいじ)さんにお話をうかがいました!
『MARIONETTE』は大手KG-PRODUCEのホストクラブ。日々成長を遂げる、進化が止まらないお店として注目されています。
そんな約400名のホストがいる同グループで、目覚ましい活躍をされているのがA-E-Gさんです。
このインタビューでは、A-E-Gさんがいかにしてここまでの活躍ができたのかを語っていただきました。
漠然と成功したいと思っている方も、ホストの仕事に興味がある方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
トピック
踏み込む前はホストに対して悪いイメージを抱いていた
―A-E-Gさんがホストの世界に足を踏み入れたきっかけを教えてください。
A-E-G:友人に誘われたのがきっかけです。もう10年ほど前の2014年頃の話です。
ホストを始める前は、ホスト=やんちゃしていた人の集まり、あるいは女性の心を利用してお金を稼いでいる人というイメージを抱いていました。
でもホストをやっている友達の話を聞いたら面白そうだし、もしかして実際は悪いイメージではないかもって。
面接を受けに行って、体入をしてみると僕の勝手なイメージは覆されました。
ホストは女性へ紳士に向き合わなくてはならず、それを理解した時にこれがホストの価値なんだと。興味が湧いて、本入店してホストにチャレンジすることにしたんです。
―体験入店に行かれた時は別のお仕事を?
A-E-G:いえ、その時は大学生でした。3年生の時ですね。
ホストを始めた当初は派遣のバイトと両立していたので、週3日出勤のアルバイトホストでした。
4年生になるタイミングで大学に行っている意味を見いだせず、ホスト1本で頑張る決意をしました。
僕はスポーツ推薦ですが、ある程度名の知れた、いわゆる「G-MARCH」の含まれる大学に通っていました。
世間は学歴社会、大学さえ行っていれば良い企業に就職できる可能性もあった中での決断でした。
―有名大学を退学するのは大きな決断ですね。
A-E-G:そうですね。しかもそういう大学って就職率100%みたいなイメージ。
でもそれって蓋を開けてみると、どんな職業でも正社員であれば就職率100%って言えちゃうよなって思ったんです。
特定の職業を下げる意味で言っているのではなく、ふと「大学のネームバリューにしがみついている人たちと一緒にいて本当に良いんだろうか……」と。
個人の意見ですが、それに対してホストってしっかりしている人が多いなと。
大学の名前を借りているような人たちよりも、自分で稼いで何かをしようとしている人と一緒にいたほうが自分のレベルアップにつながると思って退学したんです。
その人次第ではあるけれど、一流の大学を卒業していたとしても、一生食べていけるような価値が必ずしもあるわけではないんですよね。
実際「大学行っとけばよかった」と後悔したことはありません。ホストをやって毎日充実しています。
―どうしてMARIONETTEへ移籍されたのでしょうか?
A-E-G:『MARIONETTE』に移籍したのは6年前です。前の店舗は合併・吸収されてしまったんです。
雰囲気も悪くなって続けられないと思って移籍を決断しました。
移籍先を探すにあたって、かつて体験入店で出会ったホストを思い出して、その背中を追って『MARIONETTE』のドアを叩きました。
いざ体験入店してみたら上司が本当に良い方で……。あと、正直いえば入店特典狙いですね(笑)
特典がよくて入店を決めたといっても過言ではありません。
―MARIONETTEに入店され、順調に成長されていますよね。
A-E-G:ありがとうございます!MARIONETTEではゼロからリスタート。
『MARIONETTE』に入店して6年で着実にステップアップしていますよ。
あと、裏話にはなるのですが、入店時に源氏名を心機一転して「A-E-G」と名付けました。でもこの源氏名を普通に戻すためにもがんばりました(笑)
「A-E-G」はえいじと読むんのですが、この源氏名は中学生の数学で習った三角形の方程式からきています。「A-E-G」って読めるじゃんって思いついて。
ある程度の時期に「A-E-G」表記を辞めたんですが、「面白くなくなった」と言われてしまい……。それで元の表記に戻して今も頑張っています!
A-E-Gがスーツ接客にたどり着いた理由とは
―お店をけん引するようになられてどのくらいですか?
A-E-G:2021年頃だったので3年(2024年時点)だと記憶しています。
―輝き続ける秘訣を教えてください。
A-E-G:「女性に真摯に向き合うこと」これしかありません。お店のみんなにも、しつこいくらい伝えています。
特にホストの悪いイメージである、自分に依存させてお金を使わせるなんてことは、僕はしないし後輩たちにも教えません。
目の前のお客様へ誠実に接することが大事。そうしていくと、自然と上に上がれると思っています。
あとはお客様だけではなく、ホストという仕事にも真摯に向き合えるかどうかも要だと思います。
ホストという仕事やお客様へ真摯に向き合ったら、自然と人間力を磨かねばと思うはずです。
―人間力を磨くために、A-E-Gさんはどんなことをされたのでしょうか?
A-E-G:僕は毎月お給料をいただいたら、ホストの仕事に使える道具を絶対に1つ買っています。スーツや靴、ハンカチなどですね。
僕は丁寧な接客を大切にし、ほかのホストとの差別化を図っているので、グラスを拭くときも紙ナプキンではなくハンカチで拭くようにしています。
仕事道具はあえて良いものを買うようにしていますよ。
―仕事に使えるものを買うことで、どんな効果が期待できるのでしょうか?
A-E-G:例えば、良いスーツを買って同伴で着て行くとします。
良いスーツって汚したくはないですよね。だから食事をするときに、自然と食べ方が綺麗になります。
良い革靴って高いので汚したくないし、かかとをすり減らしたくないから、自然と歩き方が綺麗になります。
最近のエピソードだと、ルイ・ヴィトンのメモ帳を1年に1度買い換えているのですが、店員さんから「良い時計を使っていらっしゃいますね。何かあったらご連絡ください」と名刺をいただきました。
その時、そういう見られ方をする人の振る舞いをしなければと身が引き締まります。
自分を磨くように環境を整えるんです。身に付けているものに相応しい人になるという意識が自分を磨いていくんです。
みんなに言っても真似してくれないんですけどね(笑)
―自己投資をどんどんされていくことで、自分を磨く環境を作っていらっしゃるんですね。
A-E-G:その通りです。ホストは、自分を磨かなくては価値がありません。
お客様からお金を払って会いたいって思われるように、僕は良いスーツを着て接客をしています。
そのせいか「私服見たい!」「部屋着ってどんなもの着てるの?」と言われることも多いですね。
僕という人間に興味を持っていただけるという効果も得られていますよ。
―いつ頃からスーツを着て接客をしようと思われたのでしょうか?
A-E-G:もう3~4年前ですね。「お前があの!?」と思われるのは癪だなって(笑)
「そりゃ活躍できるわ」「むしろもうちょい活躍していないの?」と思わせたいなと。そう考えた時にスーツ接客にたどり着きました。
―ちなみに、どういった流れでお店の中核を担うように?
A-E-G:「人間性は必要な条件を満たしている」と上司から言われていました。あと一歩だったんです。
そのタイミングでKG-Groupに参入し上司から次の目標を課されました。それをクリアして今の立場にあんったんです。
こういう目標を一つひとつクリアしていくことってどんな仕事でも大事だと思うんです。
―人間性とホストとしての力をA-E-Gさんは大切にされているんですね。
A-E-G:ええ。ホストは自分が商品で自分の質を上げないといけないんです。
だから僕は「ホストとして」というよりも「男としての質」を上げるようにしました。
もともとホストになる前から「かっこいい大人になりたい」「かっこいい男になりたい」と思っていました。
拳法をやっていた時も強いけど中身は優しくありたいと思っていましたし、ホストになる前から人間性は意識していたことですね。
紳士なホストならではのSNS発信と接客のギャップ
―A-E-Gさんは2023年度もかなりご活躍されていますよね!
A-E-G:よく「綺麗な営業をしているんだね」と言われるんです。
僕は絶対に無理はさせないし、予算を先に聞いて守ります。
それに女性がボトルを卸す意味を見出せなければ、お金をかけてはくれませんから……。
―今のホスト業界ではより一層求められる大事なことですね。
A-E-G:僕は最初に「予算を守る」「約束の時間を守る」といった基礎を守るようにしています。
女性が担当ホストを1時間待ったなんて話がありますが、僕は逆に1時間待ったことがあります(笑)
約束の10分前には待ち合わせ場所に行って、タクシーを止めてお客様を待っている。これが一番だと思っています。紳士的であることを心掛けていますね。
丁寧な接客を心掛けているからこそ、刺激を求める方には物足りなく感じられるかもしれませんが……(笑)
―実際A-E-Gさんを指名するお客様はどのような方が多いんでしょうか?
A-E-G:年上の方が多いですね。ちなみに、男性のお客様もいますよ。
―男性のお客様もいらっしゃるんですね。
A-E-G:ええ。しかも同業ではない方が僕を指名しにお店に来てくださるんです。
サラリーマンの方から経営をされている方も、キャバクラにも行くけどホストにも行くという方もいらっしゃいます。
中には「A-E-Gくんだからだよ!」と言ってくださる方もいます。
―男性のお客様への接し方は女性のお客様と変えていらっしゃるんですか?
A-E-G:いえ。女性のお客様と変わりません。ただ、時計や車など男性ならではの会話は増えますね。
男性って下ネタが好きなので、下ネタを言うこともありますよ(笑)
―男性のお客様は何をきっかけに来店されるのでしょうか?
A-E-G:TikTokが多いですね。先日は仙台から会いに来てくださった男性もいらっしゃいました。
「若いのにしっかりしてるね」「芯があるね」「応援してるよ」と言ってもらえて、本当にありがたいです!
―TikTokは今や集客の手段となりつつありますね。
A-E-G:そうですね。女性も僕のTikTokから初回に来てくださる方も多いですよ。
―A-E-GさんのTikTokは、ストーリー性がありますよね。
A-E-G:僕のTikTokの内容のほとんどは、実話をもとにしたノンフィクション。
「あの時こうすればもっと良かったのかな」と思ったことを発信しています。
―どうしてリアルな内容を発信しようと思われたのでしょうか?
A-E-G:一番向いていると思ったからです。TikTokだと踊るイメージがあると思いますが、リアルを発信するほうが指名した時のギャップが生じにくいんです。
―実際に反響も大きいのでしょうか?
A-E-G:ええ。いいねの数だけ閲覧数も多いですし、そのおかげで遠方から指名に来てくださる方もいらっしゃいます。
青森や大阪、名古屋、静岡、長野、本当に日本各地から来てくださっています。リアルな内容だからこそ生み出せたものなのかと。
配信もしていますし、両方で僕という人間性を知ってもらえるのはTikTokの旨みかなと思います。
でも初回より配信のほうが難しいなと感じますね。
最初は順調ではなかった、でもホストの仕事は魅力的だ
―A-E-Gさんは順調なホスト人生を歩まれているようにお見受けします。
A-E-G:いえ、実は最初は全然うまくいきませんでした。
前のお店では2年間掃除組。その時はつらかったですね。自分にはそれだけの価値しかないのかなって。
3年目でやっと掃除組を抜けて、成長を感じられるようになりましたね。
―掃除組を乗り越えられた理由を教えていただきたいです!
A-E-G:今でこそローランドさんのおかげで、ホストのイメージは一般社会にも根付いています。
でも僕が掃除組だった当時は、ホストの印象は最悪の一言。
世間体の悪い仕事をしているからこそ、「何か偉業を成し遂げたい」「せめて1回でも成功してから辞めたい」という思いが原動力となりました。
「あいつホストで失敗して別の仕事をしているんだよ」なんて思われたくはなかったです。
なめられたくない、バカにされたくないという負けん気と意地が、今の僕の土台を作ったと思います。
―諦めなかったからですね。
A-E-G:はい。あと2年掃除組でしたが、実際は辛いことばかりではなかったんです!
今も当時もホストという仕事が純粋に好きだということが、辛い状況でもホストを続けられた大きな要因ですね。
あと、一緒に働いている人たちも親切な方ばかりです。下の子たちも距離が近いですし、上司もそのように接してくれます。
従業員の質が良くてヘルプもしやすいですね。刺激をくれる子ばかりなので、本当に良い環境です!
女性も優しい子が多いですよ。
―A-E-Gさんが考えるホストの仕事の魅力とは何でしょうか?
A-E-G:ホストもお客様も本気で向き合っているところですかね。
たくさんの人の感情が揺れ動く、とても刺激的な仕事だと新人の頃から感じていました。
いざ僕がうまくいった時も指名してくれた女性が「よかった……」ってすごく泣いてくれて。
本来僕が一番嬉しいはずなのに、僕以上に喜んでくれてくれるような方と出会えた時に、ホストをやっていて良かったと思いましたね。
―ホストクラブは人の感情で溢れているんですね。
A-E-G:本当におっしゃる通りです。
僕はアルバイトとして食品工場で働いていた経験があります。食品工場の仕事って、正直楽なんです。ただ流れてくるプリンにアルコールスプレーをかけるだけ。
それを4時間続けます。楽だけどつまらなくてしんどかったんです。
それに比べてホストは人と深くかかわれる仕事だし、男としてほかのホストに負けたくないと思えるんです。
僕は女性ではなく男にかっこつけたいタイプ。職場に男性しかいない点も僕にとっては魅力です。
男しかいない環境でうまくいったら最高ですよね。僕に合っている仕事だと感じます。
やりがいのある仕事なので、ホストの仕事に興味があるなら、ぜひ『MARIONETTE』にきてほしいです。
うちのお店でホストの仕事を楽しんでくれたらもう本望です……!
人間力で挑む生涯現役ホスト宣言
―MARIONETTEの魅力を教えてください!
A-E-G:先ほども申し上げた通り、上層部と従業員同士の距離感が近いことです。
上司は、僕たちよりも下の子たちと飲みに行きますからね。アットホームで僕も結構いじられますよ(笑)
アットホームな雰囲気がうけて、女性のお客様からも「居心地がいい」「また来たい」といったお声をいただくことが多いです。
女性も通いやすいし、従業員も働きやすい。それが『MARIONETTE』というホストクラブです。
―MARIONETTEで活躍するために必要な考えや条件があれば教えてください。
A-E-G:芯が通っていて、女性を大事にできる人は活躍できると思います。
自分の事情を優先するよりも、女性のことを大事にできることは特に重要ですね。本来ホストたちの目標って女性からしたら関係ないことなんですよ。
自分の事情ではなくどれだけお客様を優先できるか。その先に明るい未来が待っています。女性の心に寄り添える方は、花開くと思いますよ。
―A-E-Gさんが考える芯が通っている人とは?
A-E-G:誘惑に負けない人でしょうか。
はたから見れば、僕の発言はきれいごとに聞こえると思います。でも僕はそれを突き詰めていって成功しました。
きれいごとだと思われることを僕の信念としてやってきたからなんです。
限界を感じて、思ってもないことを言ってしまうホストは少なくありません。女性が傷つかないのであれば問題ありませんが、最終的にはボロがでるし、自分の心に限界がきてしまうと思います。
楽な道に行こうとせず、女性を楽しませるというホスト本来の仕事ができると良いですね。
―実際に入店したらA-E-Gさんから教えを乞うことはできるのでしょうか?
A-E-G:もちろんです!むしろ僕より教えるのが上手な人って見たことないんです(笑)
これはどこの職場でもあるあるだとは思うのですが、時々「後輩に教えている俺、かっこいい」と内容が薄くなってしまう人っているんです。
でも僕は女性への気持ちの伝え方から教えます。男性はなかなかできないし、気づけないことです。それに何をすれば良いかまでしっかり教えます。
女性に対する回答の正解や、求めていること、本質をアドバイスして行動のビジョンまで論理的に伝えられるのは、僕だけだと思っています。
一人ひとりに合ったアドバイスで、何をすべきかわかるまで付き合うので、ぜひ『MARIONETTE』へ体入しにきてください!
僕のTikTokに出ることで、一緒にファンも作れたらいいなと思っています。実際に僕のTikTokに出たことがきっかけで、活躍した子もいますよ!
―心強いですね。最後にA-E-Gさんの夢を教えてください!
A-E-G:僕の夢は50歳になっても現役。店舗を出しても、ずっと現役でいたいです。
50歳で現役で輝き続けてみんなが悔しがるようなホストになっていきたいです。
あと、これから歌舞伎町をはじめホスト業界はお客様の数が大事になってくると思います。SNSの集客はメインになってくるんじゃないかと。それによって昔よりホストのアイドル化が進むと思います。
お金のトラブルというのは減っていくと思うし、よりクリーンになって働きやすい業界へと変わっていくと思います。
だからこそ、ホストとしてのクオリティが求められると思います。より一層、人間力、男としての能力を上げていかないと戦えなくなってくると思います。
僕はこれまで培った人間力でずっとチャレンジしていきますよ!
―ますますのご活躍が楽しみです。本日はありがとうございました!
A-E-G:こちらこそありがとうございました!『MARIONETTE』で待っています!
※本記事は、2024年6月21日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。