社長にして兄貴!?『club jam』ホスト・千秋が1億プレイヤーになれた理由【独占取材】
今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回はあの業界大手group dandyにレジェンド認定された新宿・歌舞伎町『jam』の千秋さんのインタビューを決行しました!
『jam』は2023年9月7日にグランドオープンしたホストクラブ。育成力や給料システムの良さが魅力のお店です。
そんな同店で代表を勤める千秋さんがグループ最年少で独立、さらに3年連続売上1億6千万という輝かしい記録を作り上げ、どのようにしてここまでの地位を築きあげてきたのか、存分に語っていただきました。
今回のインタビューを通して見えてきたのは、社長でありながら頼れる兄貴らしさも感じる千秋さんの信念の強さ。
千秋さんのように成功したい方は、ぜひ最後までこの記事を読んでくださいね。
トピック
あのgroup dandyから最年少独立!本気でホストに向き合ったから結果につながった
―group dandy最年少で独立はすごいですよね。
千秋:そうですね。先月25歳になりました。
―2022年は年間ランキング7位で準MVP、レジェンド認定という輝かしい結果を残されていますね。
千秋:いやいや、ありがとうございます。
―3年連続1億6千万オーバーという数字と連続No.1をV42……ということは約3年半ずっとNo.1ということですか?
千秋:はい。このお店は記録に入れていないですが。
―前のお店(GMC)は未経験で入店されたんですよね?
千秋:ええ。5年半ぐらい前、19歳のときに入りました。
―入店してすぐ結果を出されたのでしょうか?
千秋:そうです。どこから結果が出たのか言っていいかわからないですけど、3桁の給料もらえるようになったのは、入店して3ヶ月目ぐらいからでしたね。
ホストになった理由はお金が無かったのと、ちょっと刺激が欲しかったからです。本音を言えば、本気でホストをやるつもりは正直ありませんでした。
でも2ヶ月目ぐらいで熱が出てきたんです。それで「ちゃんとホストをやろうかな」と向き合えたのが結果につながった理由だと思います。
ホストを本気でやって人間が変わった。努力することを知った
―2ヶ月目でなぜ熱が出たんですか?
千秋:実はホストのことはなめてました。すごく悪い印象を抱いていたんです。
ただいざ働いてみたら、ホストへの印象が大きく変わりましたね。先輩たちのトーク力や接客の姿勢、女性への気遣いがしっかりしていたんです。
それでホストの仕事を尊敬するようになったんです。「いつかこのお店のナンバーワンホストを追い越してみたいな」と思うぐらいに。
お金や刺激のためではなくて、結果を出すために本気でホストをやってみようと思いました。
―すごいですね。ちなみに「絶対追い越したい!」というアツい想いはどこからきたものなのでしょうか?
千秋:なんででしょうね?実は人生でこういった想いを抱くことがあんまりなかったんです。バイトとか部活とかあまりやらず、適当に生きていたので……。
だから今地元の友人に会うと「人が変わった」と言われますね(笑)
―ホストを本気でやって、人間性も変わったんですね。
千秋:そうですね。努力をホストで知ったみたいな感じですね。
―何に対してもですが、その努力ができるってすごいことですよね。
千秋:頑張ってましたね、びっくりしています(笑)
ホストは稼いだ分だけつらい、だけどそれ以上に自分を必要とされる職業
―千秋さんは売上1,000万円を記録し続けていますよね。
千秋:実はお店(jam)を出してからはグループのランキングから外れてしまったので、そこからはもう更新されてないんです。
ですが記録自体は27ヶ月連続だったので、実質2年3ヶ月ぐらい連続で1,000万円以上の売上がありました。
―2年3ヶ月もずっと結果を残し続けるって大変ですよね……。
千秋:そうですね……。大変ではありましたけど、やりがいがあって楽しかったです。
―ホストのどんなところに楽しさを感じるのでしょうか?
千秋:ホストはやった分だけ返ってきますし、やればやるほどみんなに尊敬されて、感謝もされて、必要とされて、その分給料をもらえて、やりがいはすごくありますよ。
僕はまともに努力をしたことがなかったので、褒められたり必要とされたりすることがあまりありませんでした。ホストの仕事を通して、努力とやりがいを感じました。
―仕事がつらいと思ったことはないんですか?
千秋:めちゃくちゃつらいっすね。その額の分だけつらいこともありますよ。100万円もらうなら100万円分の大変さとつらさがありますし、2,000万円分なら2,000万円分の大変さとつらさがあるので……。
本当につらいですけど、その分「やりがい」というお給料をもらう。いいこともあるのでつらいことだけじゃないですね。
売れるコツはつらくてもいつも通り出勤すること
―千秋さんがここまでの地位や実績を築けた要因を教えてください。
千秋:6年間ぐらいホストをやっていますが、多分6年間無遅刻無欠席です。結構真面目にやってましたね。
―どんなにお酒を飲んでいても無遅刻無欠席ですか?
千秋:勤怠だけは本当によかったです。逆に勤怠がよくないと売れないです。
―売れたいんだったら、まずは勤怠でしょうか?
千秋:まずは勤怠。基礎ですね。
さっきもお話ししましたけど、この仕事は結構つらいことがあるんですよ。
たとえばお客様と喧嘩したり、お客様がいなくなったりしたりすると、毎月300万円もらっていたのに急に20万円になっちゃうかもしれない世界なので、そういう時はみんな休みたくなるんです。
すごい心が痛い話ですけど、つらいときでも無遅刻無欠席で笑顔で何事もなかったかのように、他のお客様・従業員と接することができる。それを毎日継続できるかが重要です。
僕がいつも従業員に掛けている言葉は「病んでも働こう」ですね。
―「でもどうしても……」というホストさんもいらっしゃると思うんです。そういうホストさんたちにはどんなお声がけを?
千秋:あるホストから「今日有給使います」と連絡が来て、僕が「なんで?」と聞いたら「お客様とちょっと色々あって……1回休みたいです」って。
だから「僕も休みたかったけど、勤怠に手を抜かなかったおかげで今こうやって生活できるから、お客様・従業員に何事もなかったように接するマインドでいることが売れるコツだよ」と説明しています。
僕が1から全部教えます。給料も文句が出ない制度です
―『jam』さんでは千秋さんが直接ご指導をされているんですか?
千秋:そうですね。1から教えてます。僕の経験でしか教えられませんが、自分はこういうふうにやってきたとか、ホストとしての成功例などを教えています。
LINEのやりとりとかもそうです。僕も教えるのは初めてなので、完璧ではないですが……。
それに自分はかなりストイックにやっていたので。全く同じことをするのは難しいですけど、継続したら絶対売れる自信があります。
将来的に『jam』から1億プレイヤーが出たら、そのプレイヤーに新人教育をお願いして僕はサポートに徹する……といった将来ビジョンも描いていますが、現在は全面的に僕が教えています。
―サポート体制はかなり手厚いですね。
千秋:はい。人数も箱(店内)もミニマムなので、僕ひとりで全員チェックできるようになっています。
どういう感じで卓についているのか、LINEのやりとりとかも全部見て、1からまだ芽が出ていない子を指導しようかなと思っています。
入店初日からみんなと同じ初回の数を1日4組ほど付けられるので、未経験だろうとチャンスはたくさんありますよ。
―ホストさんたちにはどのようなアドバイスをされているんですか?
千秋:僕が一番徹底して伝えているのは「応援されるホストであるように」ですね。
―それは大事なことですよね。
千秋:そう。たとえお客様が2時間滞在されたとして、お客様一人ひとりがお支払いする金額は1万円だったり、500万円だったりします。
自分(ホスト)に使ってくれた時間や金額に価値を見出してもらえるような、応援される存在であるような人間でいるようにと常日頃話しています。
―ちなみに『jam』さんはお給料体制も良いとお伺いしたのですが……
千秋:お給料が良いのは事実です。給与システムは、僕が前いたお店とか僕が知っているお店よりは多少いいかなと思います。
group dandyのコンサルなので、自分でお給料を決められるんです。
―他店の情報収集をされたんですか?
千秋:給料システムは結構情報が入ってくるので、知ってるお店の給料システムよりは少し良くした感じにしています。
僕がプレーヤーとして働いても文句はないかな、というぐらいですね。
―まっすぐ言えるってすごいですよね。
千秋:あと、うちは「お酒は飲みたくなければ飲まなくて良い」って言っています。
もちろんお酒を飲んだほうが確実に売上は上がりますし、お客さんも増えます。
かといって飲んだ結果、二日酔いになって休んだり、酒癖が悪くなったりとマイナスに働くこともあります。メリット・デメリットを考えて、自分はどちらのほうが成功しやすいか選べば良いかなと思います。
ホストになって人に優しくなれた。未経験の子を同じように成功させたい
―千秋さんはホストのどんなところに魅力を感じますか?
千秋:心の余裕ができたことですかね。「お金の余裕は心の余裕」というやつです。あと人に優しくできるようになります。余裕があるので、何か嫌なことがあっても「まいっか」で済ませますね(笑)
それはもちろんお客様に対してもです。自分に価値を見出してくれた分だけ、自分もお客様に気持ちを返そうと思えます。
売れているほうが売れやすい、本当にお金を持っているから売れやすい。なので1回でも売れたらどんどん好循環が生まれていきますね。
―すごい!ホストドリームですね。
千秋:ホストはお金ももらえるし、何より仕事が楽しいです。本当に少しでも自分に自信がある男の子だったら、1回はホストに挑戦したほうがいいのかなと思います。
『jam』は未経験でも、入ったその日から初回についたり、女の子についたり、みんなと同じようにチャンスがあります。
未経験でも売り上げを上げて結果を出した僕が全面的に指導するので、ぜひ興味があったら体験入店に来てほしいなと思います!
―今日は素敵なお話ありがとうございました!
千秋:ありがとうございました!