不安も楽しさで変わる。錦糸町ボーイズバー『蔵BAR』ゆうとが店の盛り上げ役になれたワケ【独占取材】
「楽しそうだったから」と、軽いきっかけでこの世界に入ったゆうとさん。最初は喋るのが苦手で、お酒も得意ではなかったと言います。
それでも接客を重ねる中で、少しずつ会話が弾むようになり、気づけばお店の盛り上げ役に!
場を楽しませることを大切にする接客スタイルや、仲間とつくる空気感。「楽しさ」を軸に変わっていったゆうとさんのリアルな言葉をお届けします。
「ボーイズバーに興味があるけど不安」という方にも、ぜひ読んでほしい内容です。
トピック
「楽しそう」で飛び込んだボーイズバーの世界
ボーイズバーを始めたきっかけはありますか?
ゆうと:ホストはなんとなく難しそうだなって思ってて。それでボーイズバーだったら、気軽に始められるんじゃないかなと思って応募してみたんです。
正直、そこまでちゃんと考えて決めたわけじゃなくて、本当に興味本位で始めました!
「まぁやってみるか」くらいの感覚で、深く考えずにやってみちゃいました(笑)
なぜ夜職をやってみようと思ったんでしょうか?
ゆうと:ボーイズバーを始める前は、新聞配達の仕事をしていたんです。18から23歳くらいまでの5年くらい。
仕事中は人と喋ることもほとんどなかったですし、目立ったり人前に出るのも嫌。
話すのも得意ではなかったので、どちゃくそ陰キャだったと思いますね(笑)
「楽しそうだったから」ってだけでなんとなく飛び込んだのが正直なところですね。
そこから接客のお仕事だと、大きな変化だと思いますが……。
ゆうと:そうですね。お酒もあんま飲めないので好きじゃないんですけど、居酒屋みたいな飲みの場は楽しく感じていて。
なにより、みんなでワイワイしてる空間が好きなんですよ!
だから、そういう場所で働くのは楽しそうだなっていうのはありました。
それで実際に応募に踏み出したんですね!
ゆうと:そうです!お酒も苦手だし、自分が喋れるという自信もない。
だけど、やったことない仕事だからこそ、実際にやってみないと分からないじゃないですか。
それでボーイズバーに挑戦してみたんです。
会話が弾んだ瞬間、この仕事が楽しくなった
実際に働き始めてはどうでしたか?
ゆうと:本当に不安だらけでした(笑)接客してお客様と話をして、とにかく会話についていくので必死でした。
話ができるタイプじゃないしお酒も苦手なんで、最初の1週間くらいは不安のほうが大きかったと思いますね。
その後、ゆうとさんの中で変化があったんですか?
ゆうと:だいたい2~3週間くらい経ったくらいで、会話が弾んだときとか「今日ちょっと調子いいな」って思える瞬間があったんです。そのときは一回うまくいっただけかもしれないんですが、徐々に接客の調子がいい日が増えていって。
「お客様がどんなことを考えているか」が、分かるようになってきたんです。
それが楽しくて、もっとやりたいなと思うようになったと思いますね。
その感覚が変化のきっかけになったんですね
ゆうと:そうですね。「これならいけるかも」って思えたというか、「もっと面白くできるかもしれない」みたいな、少し自信が持てた感じに近いかもしれないです。
そこからは「どうしたら笑ってくれるかな」とか、「楽しく一緒に飲めているかな」っていうのを意識するようになりました。
その積み重ねで気持ちも変わっていきましたか?
ゆうと:変わりましたね。なんなら性格も180度変わりました!前は目立つのすら嫌だったんですけど、今は自分から盛り上げ役になっています。
例えば別の席で名前が聞こえたら、「僕のこと~?」って反応したりとか(笑)
お店の状況を見ながら、「お客様にとって一番楽しいのはどれだろう」っていうのを、ちょっと意識しながらやってますね。
お客様からの印象も変わったのでしょうか?
ゆうと:僕が入りたてのときを知っているお客様から、「蔵BARの人になったね!」って言われました。そういう意味でも、お客様に成長させてもらったと思います。
自分が楽しめたからこそ続けてこれたし、気づいたら性格も明るくなっていましたね。
だからこそ今でも接客中は、「お客様にとって楽しい場所になってるか」をすごく大切にしています。
トーク力より大事なのは「反応力」
ゆうとさんが楽しい場所を作るために意識していることはなんですか?
ゆうと:そうですね。基本的にはお客様の会話から出てくるキーワードを拾って、それを広げていくことことを心がけています。お客様との会話で気になったキーワードを広げたり、話を繋げていくことが多いです。
その中で、お客様を笑わせられそうなワードがポンと出てきたら、すかさず反応して会話を広げていく感じですね。
連想ゲームみたいに話を広げて、どうにか笑につなげられたらなと!
その場で拾って広げるんですね
ゆうと:そうですね。1時間の接客でキーワードが3~4つくらい出てくるので、それを頭に入れておくんです。
そうしておくと、卓の雰囲気が良ければさらに盛り上げることもできますし、接客中にミスして一時的に盛り下がったとしてもプラスに挽回できる。
それにお客様のことは気づいたら覚えていることが多いので、笑わせるタイミングが来たときにキーワードで反応するみたいな感じですかね!
会話の内容を覚えているんですね
ゆうと:記憶力は自信があるんです(笑)お客様の名前とかもそうですし、前に話してたこととかSNSの内容とか。
「あ、これ前に言ってたな」みたいなのを話すこともありますね。
キーワードを覚えている数が会話の引き出しにもなるし、自分が知らない話をしてくれることもあるんです。
なので、SNSで見た内容とか会話の中から出てきたものは、頭に入れておくと接客もスムーズになると思いますね!
見た目の変化とかはあんまり気づかないんですけどね(笑)
自分の強みを発揮して働いているんですね!
ゆうと:そうですね!ですが結局はお客様が楽しんでもらえるかが大事。つまらないところでお酒は飲みたくないじゃないですか。
だからこそ、その場のノリに反応してお客様とキャストみんなが楽しめる空間を作れればいいなと!
そっちのほうがお客様も楽しんでいただけると思いますし、なにより自分も楽しく仕事ができるので!
僕が仕事を続けられるのも環境のおかげだと思っているので、お客様や他のキャストにもすごい感謝してますね。
チームで働く蔵BARという環境
ゆうとさんが働く蔵BARの魅力はどんなところですか?
ゆうと:蔵BARの良さは、キャスト同士の仲の良さですね。みんなノリが良く、だいたい1カ月くらいしたら、どんな人でも自然に馴染んでいる印象です。
徐々に仲良くなるパターンもありますし、きっかけがあって一気にバコーンと仲良くなることもあります。
営業後にご飯に行ったりして、プライベートなことや仕事の話をしながら、お互いに仲良くなっていくこともあります。
もちろん、強制じゃないので行ける人は行くけど予定がある人は帰るという感じですね。
仲の良さを活かした連携やチームワークで、助け合いながら働いています。
みんな仲が良いのは、新人からするとありがたいですね!
ゆうと:そうだと思います!最初は誰でも不安だと思うんですけど、みんなノリよくて個性的なキャストがいるんです。
働いてからノリが良くなる人もいっぱい見て来ているんで、接客をしながら徐々に慣れていけるので安心して大丈夫ですよ。僕も最初からノリが良かったわけではないですし!
新人に教えるときにゆうとさんがやっていることはありますか?
ゆうと:まずは自分の卓に一緒についてもらうことが多いですね。自分の卓に新人をつけて、一緒に盛り上げることが大事だと思っています。
やっぱり先輩が一緒にいることで安心できる部分もありますし。
あとはお客様への印象付けにもなるので、最初はいろんな卓に入れちゃいますね。
もし新人がお客様に何かしても僕らが全部フォローできるくらいの信頼は積み重ねています。まずはとにかく経験が一番大事。
なのでその場で見て慣れて経験して、仕事を楽しいと思ってもらえたら嬉しいですね。
最後に、この仕事に興味がある方へメッセージをください!
ゆうと:「楽しいぞ」としかいえないんですけど(笑)まずはチャレンジすることが大事です。ボーイズバーに限らず、いろんなことがチャレンジから始まるし、やってみて楽しかったら続けていけばいい。
仕事を通して、いろんな人と話せるし、自分自身も変わることができたんで。
やってみてから、楽しいと思ってくれたら一番嬉しいですね!とにかくやってみてから判断してほしいなと思います!
本日は貴重なお話ありがとうございました!
ゆうと:こちらこそありがとうございました!※本記事は、2026年4月28日時点での取材内容をもとに構成しています。今後の制度やルールの変更により、一部内容が掲載当時と異なる可能性があります。