ホストのキャッチは時代遅れ？！今はSNS集客をがおすすめ

 

キャッチとは、居酒屋や風俗店などで行われている昔ながらの集客方法です。

 

ホストクラブでもキャッチをしているお店はありますが、実際のところ違法かどうか知らない方もいるのではないでしょうか？

 

結論から言うと、キャッチによる客引き行為は違法です。

 

 

今回は、そんなホストのキャッチについて詳しく解説！合わせてホストにおけるキャッチの内容や、上手いキャッチのコツも紹介していきます。

 

また、キャッチよりも効率的なSNSでの集客方法や新規のお客さまをより多く獲得するのに役立つ情報もあるので、参考になるはず。

 

キャッチでもっと集客したい方はもちろん、より効率の良い集客方法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください！

 

 

ホストのキャッチ（客引き）は法律で禁止されている

ホストのキャッチ（客引き）は風営法第22条で禁止されています。

 

もし違反すれば6か月以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が課されます。

 

また、軽犯罪法第1条28号に違反する可能性も否めません。

 

違反すれば1日以上30日未満の身柄拘束、あるいは1,000円以上1万円未満の科料となります。

 

さらに、都道府県ごとに定められた迷惑防止条例の違反になるリスクも。

 

東京都の場合は50万円以下の罰金または拘留あるいは科料（お金の支払い）になります。

 

法律や条例で禁止されているキャッチ行為は以下の通りです。

 

 

 

お客さま獲得のリターンよりも違反のリスクが高い以上、キャッチ以外の集客方法も身に付けるべきでしょう。

 

ホストにおけるキャッチとは

ホストにおけるキャッチは、実質的な「ナンパ」と言えます。

 

何故なら、連絡先の交換が最終的なゴールになるからです。

 

通常のキャッチはいわゆる客引きであり、お店への勧誘をするもの。

 

しかしホストにおけるキャッチは、女性との連絡先を交換するのが目的なのです。

 

ホストクラブへの直接の勧誘はアウトになりますが、連絡先の交換自体は法律や条例の違反にはなりません。

 

 

執拗な付きまといや進路妨害、相手に触る行為などをしなければ、通常のキャッチ行為よりもリスクは減るでしょう。

 

上手くいくキャッチのコツも簡単に紹介

キャッチを上手くこなすコツは主に2つ。

 

 

まずは礼儀を忘れないこと。

 

キャッチは「チャラい」「しつこい」といったイメージを持たれているので、紳士的な一面を出せば悪い印象も抱かれにくいでしょう。

 

また「ありがとうございました」や「失礼します」といった丁寧な口調で対応すれば、失敗した時の後味の悪さを軽減できます。

 

 

「女性の時間を取っている」という点を忘れなければ、礼儀ある対応ができるでしょう。

 

次に大切なのは、とにかく数をこなすこと。

 

一人の女の子にだけ固執するのは時間がもったいないです。

 

話しかけ続けてもダメそうだと感じたら、大人しく身を引いて次の相手を探しましょう。

 

逆に少しでも興味がありそうな女の子がいれば、迷わず声をかけるのが吉です。

 

 

キャッチで集客を狙うなら、礼儀作法と数をこなすことを第一に意識してみてください。

 

【注意】23年11月より歌舞伎町では取り締まり強化

歌舞伎町では、2023年の11月からキャッチへの取り締まりが強化されています。

 

警察庁長官の会見にて、「ホスト問題に関係する暴力団や犯罪グループが、売掛金のために売春斡旋などの違法行為をしている」と声明を出したほどです。

 

会見で取り締まり強化を宣言して以降、ホスト専門のキャッチは客引き行為が原因で逮捕されていきました。

 

さらに同年12月には、歌舞伎町周辺のホストクラブやコンセプトカフェなど約200店舗への一斉立ち入り調査を警察が実施。

 

 

客引きをしないホストのキャッチでも以前よりハイリスク・ローリターンであるのが現状です。

 

 

ホストのキャッチは時代遅れ？今はSNSが主流

キャッチでのお客さま獲得は、時代の流れや法整備によって難しくなっています。

 

そのため現在主流の集客方法はSNSです。

 

そこでキャッチと比べたSNSの魅力を3つ紹介。

 

SNSならではのメリットもあるので、より効率的にお客さまを獲得したい方はぜひ参考にしてみてください。

 

不特定多数にアプローチできる

SNSは1回の投稿だけで不特定多数の人にアプローチできます。

 

投稿がバズり拡散されれば、万単位のユーザーの目に触れます。

 

つまり、ホストに行ったことのない潜在層にも興味を持ってもらえる可能性が高くなるのです。

 

またスマホ所持者のSNS利用時間は近年増えており、さらに人目につきやすくなった今では拡散力にも大きく期待できます。

 

 

さらにいいねやコメント、DM機能などを駆使すれば、個人へのアプローチも可能です。初回指名獲得にもつながりやすくなるでしょう。

 

ただしモラルやインターネットリテラシーに欠けた投稿をすれば炎上しかねないので、SNSは慎重に利用するよう心掛けてくださいね。

 

時間や場所に縛られない

時間や場所に縛られないのもSNSならではの強みです。

 

キャッチは繁華街や人の多いところに出向かないといけません。

 

しかしSNSなら、スマートフォンやパソコンさえあればいつでもどこでも営業や情報収集ができます。

 

少しの空き時間や休憩時でも更新できるので、上手く使いこなせば自分のブランディングや営業も効率的にこなせますよ。

 

 

相手から興味を持ってもらえることも

自らのアプローチとは別に、相手から来てくれるケースもあります。

 

現在はSNS検索で情報収集する方が多いため、気になるホストをSNSで調べる人も珍しくありません。

 

また知名度が上がればおのずとフォロワーが増え、初回指名にもつながりやすくなります。

 

 

新人ホストでも自分のブランディングをして魅力を発信していけば、新規のお客さまの獲得にも期待できますよ。

 

 

まとめ：ホストのキャッチはリスク大

キャッチ（客引き）は法律で禁止されていますが、ホストのキャッチはナンパに近い形式なので禁止されてはいません。

 

しかしキャッチの取り締まりは強化されており、客引きをせずともハイリスクになっているのが現状です。

 

法律や条令に抵触する可能性もゼロとは言えないので、キャッチによる集客はおすすめしません。

 

むしろ今はSNSを利用するのが主流です。

 

 

キャッチよりも遥かに効率よく、より多くの人へアプローチできますよ。

 

ホストの集客方法で困っている方は、ぜひ本記事を参考にSNSによる集客を検討してみてくださいね。
 

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