ホスト業界にいると「鬼枕」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
鬼枕とは名前の通り、鬼のように高頻度でお客さまと枕をする営業方法です。
「鬼枕をしたほうがお客様を固められるのではないか」「本当に鬼枕で売上は上がるのか」といった悩みや疑問を持つ方もいるはず。
そこで今回は、鬼枕について詳しく解説!
鬼枕のメリット・デメリットも紹介しますので、自分にとって鬼枕が良いか否かの判断材料にしてくださいね。
✅今なら体入でホスパラから10,000円もらえる!
「ホストで働こうか迷っている」「ホストで人生一発逆転したい」「高収入を目指せる仕事がしたい」など
今なら、体験入店するだけで店舗の体験入店料に加えて体入ホスパラから10,000円がもらるキャンペーン中!
自分に合ったホストクラブがきっと見つかる!
鬼枕とは、文字通り鬼のように複数のお客さんと枕をすること。
一般的に知られている枕営業の一種で、毎日のようにお客さまと枕をするのが特徴です。
主に手早く売上を上げたいホストや、新人だけど大金を稼ぎたいホストが行う傾向にあります。
特にホストになりたての時期はどうしても稼ぎを上げにくいため、枕営業で数字を伸ばそうとする方は少なくありません。
実際に勤務初日から枕営業を続けるホストもいれば、一定期間だけ鬼枕をしていたホストもいます。
ただし、ネット上で晒されたりイメージダウンにつながったりする可能性もあるので一長一短の手段と言えます。
鬼枕を行って得られるメリットは主に3つ。それぞれ解説していきます。
鬼枕は接客スキルに関係なく売上を上げられる可能性を秘めています。
なぜなら、接客が力不足だとしても肉体関係で距離を一気に縮められるから。
枕営業は接客スキルではなく、肉体関係でお互いの距離を縮めるのがポイントです。
ゆっくり時間をかけずとも親密になれますし、お客さまからは枕営業の対価として売上アップに貢献してもらいやすくなります。
さらに鬼枕で複数のお客さまと親しくなるので、数に比例して売上アップを見込めます。
接客スキルに長けていなくても、ガッツリ売上を上げられるのは鬼枕の強みでしょう。
短期的な売上アップに期待できるのも鬼枕のメリットです。
前述した通り、体の関係を持てば短時間でお客様との関係性は深くなる傾向にあるゆえ、高額なドリンクを入れるまでの道のりも短いスパンになります。
鬼枕によってお客さまを育てやすくなり、場合によっては太客に化ける可能性もあるでしょう。
短期的とはいえ売上アップが見込める以上、とにかく稼ぎたいホストにとって鬼枕は魅力的な手段と言えます。
お客さま次第では、鬼枕の方が良い関係を作れるケースもあります。
なぜならホストクラブに訪れるお客さまの中には、ホストとの肉体関係を求める方もいるからです。
主に枕営業を好む客層は、彼氏では満足できない方やホストとの関係を持つことに価値を見出す方などがメイン。
ホストとの枕を求めるお客さまにとって駆け引きは余計だと考える女性もいるため、鬼枕のホストとは良好な関係を築きやすいのです。
お客さまからの要望が枕だと良好な関係を築きやすいのは、鬼枕ならではのメリットと言えます。
鬼枕は当然いいこと尽くしではなくデメリットもあります。
それぞれ見ていきましょう。
鬼枕をするとお客さまとトラブルに発展するリスクが伴います。
なぜなら、お客さまの中には枕営業を望まない方や、本当の恋人になれたと勘違いする方もいるからです。
もし枕に否定的なお客さまに枕営業をかけてしまうと、その時点で指名を切られることは明らか。売上も見込めなくなってしまいます。
一方枕を望んでいるお客さまにとって「誰でも彼でも枕する」という事実は耐え難いもの。
たとえお客さまに鬼枕であることを伝えなかったとしても、掲示板などでバレるケースは否定できずトラブルへと発展していく可能性は否定できません。
関係を縮める効果が見込める一方、お客さま次第ではトラブルになるリスクも潜んでいるのです。
鬼枕は体力的にもかなり大変です。
というのも、鬼枕は一日に複数回の性行為をする場合もあるから。
とはいえ鬼枕を中心に営業をかけていると、お客さまとの関係を維持するためにムチを打ってでも枕をせざるを得ません。
一日に何回も数を重ねるケースがある以上、よほどのスタミナがない限り体力的に保つのは厳しいでしょう。
イメージダウンにつながりやすいというのも鬼枕のデメリットです。
ほとんどのお客さまと夜を一緒に過ごすとなると、簡単に寝てくれるホストとして認知されてしまいます。
それに加え、SNSや掲示板などで自分が枕営業であると晒されたり、枕が下手だったと言われ評判が下がったりするリスクも。
鬼枕はお客さまだけでなく、ネット上の不特定多数の人からも評判を下げられるかもしれないので、ハイリスクな営業方法でもあるのです。
一長一短の鬼枕営業ですが、逆に鬼枕営業に向いている人もいます。
具体的にどういう人が向いているのか見ていきましょう。
短期的に稼ぎを上げたい方には鬼枕が向いています。
親密な関係を即席で築ける上に、自分の売上に貢献してもらうまでの期間を短縮できるからです。
お客さま目線での自分の評価やイメージを気にしなければ、鬼枕は稼ぐための近道になります。
ホストとしてのイメージを二の次にしてでも短期間で稼ぎたいのであれば、鬼枕を視野に入れるのも一つの手です。
純粋に体力に自信がある方も鬼枕に向いています。
一日に複数人のお客さまと寝るケースもあるので、体力面は重要です。
まずお店で働いた後も活発に動けるぐらいの体力は必要ですし、さらにお客さまと寝るとなれば体力勝負です。
もし体力切れでお客さまに上手く対応できないと、関係を断たれる可能性もあります。
お仕事終わりにお客さまと寝れる自信がある方は、鬼枕で稼ぐことを前向きに考えても良いかもしれません。
自分が鬼枕であることを公言するのは本来ご法度に近いものの、逆にあえて鬼枕を公言するホストもいます。
その代表格とも言えるのは、TOPDANDY所属の『どっこい翔平』さん。
鬼枕のパイオニア的な存在で、勤務初日から枕営業をしていたそうです。
ホスト歴は10年以上になり、経験人数はトータルで9,000人を越えているとのこと。
鬼枕を公言するのは、どっこい翔平さんがメリットを感じているからだといいます。
とはいえ鬼枕を公言すると、どうしても冷ややかな目で見られたり、悪い印象を持たれたりする機会も増えてしまいます。
売上アップのために鬼枕を検討している方は、公言しているホストの事例を踏まえて「自分ならどうするか」考えておくと良いかもしれません。
鬼枕は短期集中型の営業方法です。
お客さまとの関係を素早く築けたり、売上向上までにかかる時間も短縮できたりと、短期的かつ効率的に稼げるのは大きなメリットです。
しかし鬼のように枕をこなす必要がありますし、体力面での厳しさやイメージダウンといったデメリットもあります。
鬼枕は自分に向いているか否かを考える際には、メリットとデメリットを考慮した上で決断することをおすすめします。
【体入ホスパラ】でホストクラブ求人を探そう!
愛香える
新しいことを始めたいと大学生でホストの世界に飛び込んだ。大学卒業を期にホストをやめ、現在はサイト運営やライターを仕事に。 人生を変えてくれたホストの魅力を広めたい!ホストが好きだからこそホストのリアルも教えます。
このライターの他の記事を見る すべてのライター一覧