メンズコンカフェとは、お店の世界観に沿った設定で男性キャストが接客するお店。
近年女性客からの需要が高まっており、気軽に高収入を狙えるおすすめの業種です。
そこで今回はメンズコンカフェについて解説!
ホストクラブとの違いや仕事内容、お店のコンセプトなどを詳しくご紹介します。
メンズコンカフェの働き方や稼ぎやすさを知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
メンズコンカフェとは、男性キャストがコンセプトに沿った設定でトークや食事の提供をするお店。
コンセプトに合わせて、キャストの衣装やキャラ設定、お店の内装、メニューにこだわっているのが特徴です。
例えば、王子様系や執事系、王道アイドル系、風情ある和風系など。
「気軽に非日常感を味わえる」「イケメンとトークでサクッと盛り上がれる」といった点が人気を集める理由です。
さらにチェキの撮影やカラオケ、シーシャといった多彩なサービスを展開するお店も。
バラエティの豊富さや価格の手頃さも相まって、女性からの需要が近年高まりつつあります。
また、男性キャストはアルバイト感覚で高収入を稼げるのも魅力。
ホストに比べ営業やナンバー争いといった業務負担がないため、働きやすさ重視の男性にはおすすめです。
メンズコンカフェとホストクラブの違いは上記画像の通り3つ。
具体的な違いを詳しく見ていきましょう。
メンズコンカフェとホストクラブは接客方法に違いがあります。
メンズコンカフェではカウンター越しにお客さんと向かい合っての接客です。
一方、ホストクラブはお客さんの隣に座り、より近い距離感でもてなします。
というのも、メンズコンカフェの多くが、風俗営業許可を取っていないから。
したがって、従業員が特定の客について会話をしながら一緒に飲食をする「接待行為」ができないのです。
もしホストクラブのような接待行為が発生する場合、風俗営業許可を取得する必要があります。
メンズコンカフェは基本的には深夜酒類提供飲食店営業の届出のみを提出しています。
風営法への抵触を防ぐためにも、メンズコンカフェでは接待行為を避けた接客を行っているのです。
メンズコンカフェの利用料金は、ホストと比較してもお手頃な価格です。
ホストクラブよりも気軽に訪れやすいため、若い女性から高い需要を誇ります。
メンズコンカフェの料金システム | |
1セット60分の基本料金 | 約1,000円~2,000円 |
キャストドリンク | 約500円~1,000円 |
チェキ | 約500円~1,500円 |
フード | 約500円~1,500円 |
ショット | 約500円~1,000円 |
シャンパン | 約3,000円~300,000円 |
チャージ料/手数料 | 小計の約10%加算 |
また、メンズコンカフェの給料は基本的に時給制+歩合給(バック)。
チェキやドリンクといったお客さんからの追加オーダーで給料が上乗せされるシステムです。
時給相場は約1,200~2,000円、バック率は10%~60%で設定しているお店がほとんど。
また、リーズナブルな価格設定による集客力の後押しで、オーダー数を稼ぎやすいのもポイント。
メンズコンカフェは頑張り次第で高収入を得られるコスパの良い仕事と言えるでしょう。
ホストクラブと違い、メンズコンカフェでは男性キャストによる営業行為がありません。
具体的には、連絡先の交換や色恋営業といった行為をしなくてもいい業態です。
そのため、お客さんと親密になったがゆえのトラブルも避けられ、精神的な負担が少なく済みます。
また、ナンバー争いや指名制度といった浮き沈みの激しい要素もありません。
売上へのプレッシャーが少ないため、ワークライフバランスを調和させやすいでしょう。
マイペースに働ける環境が整っているのもメンズコンカフェの魅力なのです。
メンズコンカフェの仕事内容は以下の通り。
メンズコンカフェでは基本的に男性キャストが接客・給仕を行います。
最大の特徴はなんと言ってもコンセプトに沿った接客パフォーマンス。
男性キャストは、お店の世界観やキャラ設定に合わせた言葉遣いやふるまいを意識する必要があります。
例えば、お客さんの呼び方や入退店時の掛け声など。
また、注文確認やドリンク・フード作り、会計、清掃までマルチにこなさなくてはいけません。
オーダーが入れば、チェキ撮影やオムライスへの落書きといった業務も発生します。
キャラを演じながらの接客に難しさを感じる方もいれば、向いていると感じる方もいるようです。
以下はメンズコンカフェのコンセプトを一部まとめたものです。
衣装を重視したお店もあれば、世界観や設定を前面に押し出したコンセプトのお店もあります。
特にポピュラーなコンセプトは王子様系やアイドル系、執事系です。
いずれもキャストのルックスや内装の高級感、衣装のディティールに趣向を凝らしたお店が多いのが特徴。
なぜならメンズコンカフェは世界観に忠実なクオリティとサービス力が求められるから。
そのため、コンセプトへのこだわり加減はお店選びの指標になるでしょう。
また、自分が溶け込みやすいコンセプトのお店を選べば、働きやすさはグッとアップするはずですよ。
メンズコンカフェに向いている人の特徴は主に4つ。
メンズコンカフェは接客業のため、お客さんとテンポ良く会話を続けられる力が必要です。
お店のコンセプトに沿った演技をしながら、お客さんを楽しませられるコミュニケーション力は必須の接客スキル。
魅力的なトークで女性の心を掴めれば、給与アップにも期待できるでしょう。
しかし、トークやルックスに自信がなくとも、他の魅力をアピールできれば十分カバーが可能です。
例えば、お客さんへ親身に寄り添える聞き上手さや接客時の心配りなど。
配膳やオーダーといった業務も多岐に渡るため、真面目に仕事をこなせる人にも向いています。
上記の特徴に当てはまった人は、メンズコンカフェで働きやすいでしょう。
人付き合いの苦手な人は、メンズコンカフェに不向きと言えます。
メンズコンカフェはエンターテイメントを重視した接客業のため、従業員との協力が不可欠。
お店のコンセプトに合わせて他のキャストと一緒に演技する必要があり、連携力が求められます。
また、演技に抵抗感があったり、羞恥心を強く感じたりする人にも向いていないでしょう。
もちろん投げやりな接客やしつこいドリンク・チェキのおねだりもNG。
お客さんの多くは会話や雰囲気を楽しみに来ているため、仕事感の強い接客は好まれません。
相手を気遣えるコミュニケーション力が備わっていなければ、メンズコンカフェで稼ぐのは難しいでしょう。
結論から言うと、メンズコンカフェよりもホストの方が断然稼げます。
歩合給を比較しても、ホストはシャンパンや指名料で高額な収入を得やすいのがポイント。
メンズコンカフェにも歩合給で+αのバックはあるものの、かなりの積み重ねが必要です。
しかし、メンズコンカフェにはホストのように熾烈な売上レースがなく、気楽に働けるメリットがあります。
堅実に稼ぐなら、メンズコンカフェも選択肢に入るでしょう。
タイムパフォーマンスを重視するなら、ホストの方が効率的に稼ぎやすいと言えます。
メンズコンカフェはホストよりも気軽に働ける高時給な仕事です。
稼ぎやすさはホストに軍配が上がるものの、メンズコンカフェには営業や指名制度がありません。
また、ホストよりもフラットにお客さんと接するため、トラブルのリスクが低めなのもポイント。
そのため、仕事へのプレッシャーを少なく稼ぎたい方にはぴったりです。
ここでメンズコンカフェとホストの違いをおさらいしておきましょう。
マイペースで働きたいならメンズコンカフェ、ガッツリ稼ぐならホストがおすすめ。
ぜひこの記事を参考に、働きやすいナイトワークを探してみてくださいね!
結城ポジティブ
人生恐れずチャレンジがモットー。元ホストで元スカウトマン。まったく新しいことを始めようとライターに挑戦。 こう見えてみんなでワイワイするのが好きな明るい性格です!よろしくお願いします。
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