近年お店も増えて需要が高まりつつあるボーイズバー、略してボイバに対して「きつい」というネガティブワードを耳にします。
ボーイズバーはホストのような指名制がなく気楽に働けると言われており、夜職未経験の男性がチャレンジしやすい業種。
さらにシフトの自由度から学業と両立している方も目立ちます。
とはいえ正直メリットばかりではないのは確かなこと。
この記事ではなぜボーイズバーが辛いと言われるのかを言語化して解説します!
そもそもボーイズバーはどんな仕事内容なのか、簡単に解説します!
お酒を作りながら接客するというイメージがありますが、清掃といった開店準備や閉店作業、営業メール、ミーティングも仕事内容に含まれます。
ちなみにボーイズバーは時給制。一般的なアルバイトよりも高めで、相場はおおよそ1,200~1,500円です。
これにドリンクバックが付けば、それなりに稼げるでしょう。
ここからは本題!
なぜボーイズバーで働くのが辛いと言われるのでしょうか?
主に辛いと言われる理由は4つあります。
ボーイズバーはカウンター越しに接客します。
つまり、基本的には立った状態。立ち仕事になるがゆえに辛いという人は少なくありません。
ボーイズバーは服装の自由度が高いため、靴も負担がかからないようにスニーカーすることはできるとはいえ身体的な疲労は否めませんね。
夜型の生活に切り替わることによるきつさを感じる人もいます。
ホストと違い、ボーイズバーは24時以降も営業が認められており、朝方まで営業することも珍しくありません。
朝方に寝て昼に起きるという夜型の生活リズムになり、体に不調が出る可能性もあります。
特に昼間の仕事や学業と掛け持ちをしている人にとっては、夜型の生活になると支障をきたすこともあるかもしれません。
これがボーイズバーがきついと言われる理由のひとつです。
ボーイズバーは夜型の生活になり、周囲との生活リズムがずれてしまいます。
生活リズムがずれることで、友人や家族と疎遠になりがちになり精神的にきつさを感じることもあるようです。
ボーイズバーはお店や自分を気に入ってくれたお客さんによって客層がガランと変わります。
正直なところ、客層が悪い場合も無きにしも非ず。
客層が悪いと必要以上に求められたり依存されたりすることも多々あり、精神的な負担を感じざるを得ません。
体力的にも精神的なきつさを理由に、ボーイズバーを辞めたいと思う人もいるほど。
精神的にきついと感じたら、我慢せず逃げることも大切です。
ボーイズバーの仕事を辞めたいなら、店長や運営責任者に辞める意思を伝えましょう。
とはいえ「なんと言えばわからない」と頭を悩ませている方もいると思います。
理由はなんであれ「諸事情で〇月末で退店させていただきたいです」とはっきり意思を伝えましょう。
こんなにはっきりと伝えて良いのかと疑問に感じる方もいるかもしれませんが、遠回しな言い方は逆にNG。
「じゃあ、まだいてほしい」と辞める時期を引き延ばされてしまう可能性も否めません。
基本的にお店はあなたの退店の意思は認めてくれるでしょう。
実はボーイズバーも出入りが多い業界。辞めたいという意思は認めてくれやすい傾向にあります。
お店の人も次のステップアップを応援してくれたり、出戻りを歓迎してくれたりと優しく対応してくれることがほとんどです。
なので「辞めさせてもらえないのではないか」といった心配は不要ですよ!
退店の意思を伝えても、従業員不足が理由で引き止められることもあります。
応じるか否かは自由ですが、辞めたいならもう一度はっきり「ありがたいお話ですがやはり……」と辞める意思を伝えてください。
またすんなり辞められない理由のひとつに、前借があります。
前借はいわばお店への借金。きちんと返済してから退店してください。
もし借金もなく辞めたいという意思を伝えても聞き入れてもらえない場合は、最終的には警察や弁護士に相談しましょう。
ボーイズバーは一般的なアルバイトより稼ぎやすく、仕事を通して自信が付くことも多々。
自分のイベントを開催してくれることもあり、稼げるうえに仕事を通して自己肯定感が上がったという声もある仕事です。
とはいえ、立ち仕事であったり昼夜逆転の生活になることから精神的・身体的なきつさを感じる方は多くいらっしゃいます。
もし稼ぎと比較したときに辛さが勝るなら、無理せず仕事を変えることを検討しましょう。
稼ぎよりも自分の体や心を優先して、この記事を通してボーイズバーを続けるか否か判断してくれたら俺も嬉しいです!
結城ポジティブ
人生恐れずチャレンジがモットー。元ホストで元スカウトマン。まったく新しいことを始めようとライターに挑戦。 こう見えてみんなでワイワイするのが好きな明るい性格です!よろしくお願いします。
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