ホスト業界随一の存在!?薬剤師ホスト『ECLIPSE』月神ルイが目指すステージ【独占取材】
今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は薬剤師ホストとして注目を集める『ECLIPSE』のVIP Player・月神ルイさんにお話をうかがいました!
月神ルイさんは薬剤師資格の保持者であると同時に薬学部生を対象とした塾講師、さらにはホストといった複数の顔を併せ持っています。
そんな彼が目指す先がホストでの成功と薬膳カフェ併設の薬局の開業。
インタビューでは、成功を収めながらもホストという仕事を選んだ理由や薬膳カフェを併設する薬局の開業を目指すに至った経緯などを語っていただきました。
薬剤師ホストの生態が気になる方も、ホストという仕事が気になる方も、ぜひ最後まで本記事をご覧ください。
トピック
大学在学時に出会った音楽が人生を変えた
―経歴やSNSの中に度々出てくる、音楽やバンド活動について教えてください。
月神ルイ:僕は薬を開発する側の人間になりたくて大学に進学しました。最初は薬学を学んでみたかったんです。
その過程で音楽に出会って、それがきっかけで僕自身の目指す先、言ってしまえばこの先の人生を変えたいと思ったんです。
ただ音楽に出会うのが遅かったから、いきなりプロを目指すのは現実的に考えて無理。でも音楽には関わりたい。
その時に薬剤師という職業や資格が思い浮かんだんです。薬剤師資格を取れば時給3,000円で働けます。残りの時間を趣味でもいいからバンド活動に費やそうと。
それくらい音楽に心を奪われましたが当時は現実主義だったのでそのように考えてましたね。
なので、一時は大学生・バイト・バンド活動の三足の草鞋でした(笑)
―両立するのは大変ではなかったのでしょうか?
月神ルイ:正直、大変でしたね。勉強もバイトもバンドもやるってなると時間が足りないんです。
それに僕は4年制の研究コースから6年制の薬剤師コースに編入したのですが、親に反対されました。
親からは4年分しか学費を払わないと言われていたので、バイトをして残りの学費を支払わなければならなかったんです。だからどれだけ効率良く勉強するかが重要でした。
実際にどうしたかというと、授業で習ったらすぐに過去問を解くんです。過去問を解くことで、どうやって覚えるか、どんな考え方をするか、授業で習ったその日に戦略を立てて試験勉強を完了させるんです。
―効率的に勉強したことが両立を実現したんですね。
月神ルイ:試験勉強がその場で完了しているから、周りが試験勉強している時も僕はバイトやバンドができました。
しかも成績は学校でもトップクラス。在籍中は「どうやって覚えてますか?」「どういう風に勉強してますか?」といった質問をされて、周りに勉強を教えるようになりました。
意外と需要があるのかと思い、自分の考えや覚え方をSNSで発信。どんどんフォロワーが増え、いつの間にか北海道から九州まで全国の大学生にオンライン授業をするようになりました。
だんだん対面授業の希望が増え、教室を借りて集団授業をしたり電子書籍も販売して、気づけば月収100万を超えるように!学生時に薬学部生のための塾を起業するに至ったわけです。
バイトも辞めれましたし、自分の勉強にもなりましたし、収入ももらえて……人生の転機になりましたね。
音楽に出会ってバンドを始めて、そのために考えた勉強法がうまくいって、たまたま塾もうまくいって、たまたま生徒さんも増えて……。
そこから薬局起業を考えるようになり、将来のビジョンが見えて来てホストを始めるに至りました。
やりたいことがどんどん見つかった感じですね。
薬剤師資格を持つ月神ルイがホストを選んだワケ
―どうして薬剤師の塾の経営をしながらホストにも挑戦しようと思われたのですか?
月神ルイ:ホストで売れることで資金や知名度の向上による様々な人脈が得られると思ったからです。
僕は将来薬膳カフェ併設の薬局を全国展開するという日本で誰もやった事のない形態で成功させて、大きな会社を作りたいと思っています。
そのためには個人経営している塾だけでは得られない要素が必要だと感じたんです。
―薬膳カフェを併設している薬局を開業したいと考えた理由を教えてください。
月神ルイ:この考えや想いは病院での実習経験からきています。
おじいちゃん・おばあちゃんが病院に団らんしに来ていて若い人が待ち時間が長いため途中で諦めて帰ってしまったり、小児救急や妊婦さんはたらいまわしになり医療は無駄使い……。
そういった現実を目の当たりにして、その事態を変えることはできないか考えたんです。
考えた末に、僕は病院に団らんしに来てる人達に目を向けました。その時に思い浮かんだのが、団らん先を病院ではない場所、たとえば僕に考えられる領域だと薬局ですね。
さらにただ団らんするのではなく薬局と別のフロアに薬膳カフェを併設させて料理やドリンクの注文を薬剤師が受けるのはどうかと。
一人一人の体調に合わせて健康や美容に効果の高い薬膳食材を摂り、日頃から体をケアしていく。
また、薬剤師は薬だけでなく人体のこともたくさん学んでいます。
会話や様子を見て病気と思われる場合は適切な医療機関への受診勧告も大事な役割です。
そうすることで本当に治療を必要とする人だけが病院に行き、すぐに処置を受けられる。
医療費の無駄使いも防げ 一石二鳥です。
―薬膳カフェであれば若い人にも人気がありそうですね。
月神ルイ:薬膳料理は美容にも効果が高いんです。
また薬剤師は化粧品やサプリに使われる成分にも精通していて、化粧品会社に就職して美容液やサプリの開発をしてる人もいます。
若い人には美容に関心が高いと思うので、そこの相談も気軽に受けたいですね。
薬剤師ホストの誕生秘話
―ホストを始めて1年半は薬剤師の資格をお持ちであることを伏せていらっしゃったんですね。
月神ルイ:はい、そうですね。薬剤師であることを公表したのは2024年2月です。
ー移籍と関係あるのでしょうか?
月神ルイ:はい。僕の前在籍店舗はGROUP YGDの総本山である『Yggdrasill-本店-』(以下ユグ本)。ユグ本の中で、薬剤師ホストとして自分を売り出すよりも新天地で個性を出したほうが良いと思ったんです。
―それはなぜでしょうか?
月神ルイ:僕自身の心境の変化もありました。というのも、僕は社美緒会長のYouTubeで「半年で副主任になります」と宣言して実際にそれを達成しました。
1年間でバースデーや昇格祭を行い、ユグモンに出たあと次の目標を考えた時に「資金もたまったし薬局を具体的に進めたい」という気持ちになりました。
※ユグモン…ユグドラシルモンスターの略、選出されたホストがグループ内で売上を競うイベント
―それらの想いがあっての「薬剤師ホスト」なんですね。
月神ルイ:はい。ただ最初は”薬剤師ホスト”としてブランディングするのは怖かったです。バッシングを受けないかなとか色々考えました。
でも『ECLIPSE』にいると「やってやる」という気持ちが強くなったんです。それに、実際に薬剤師ホストとしてSNS上で様々な投稿をしたら、世間に興味を持ってもらえたし、お薬手帳を持って僕を指名しに来てくれる子も増えました。
接客の幅が広がり新規数・リピート数・顧客数も増えてナンバーも毎月上位に入れるようになりましたしECLIPSEでもチームを持つようになりました。
―元々のホストとしての素質もあって薬剤師免許もあれば様々な層から支持されそうですよね。
月神ルイ:そうですね。SNS上では薬剤師ホストとして全面に出していますが実際は指名してくれてる子の半分くらいは薬を飲んでない子ですし、お店の中では色んな話で盛り上がったり様々です。
お酒も強いので飲み営も出来ますよ(笑)
―ホストとしても成功の道を歩まれていますね。
月神ルイ:ありがとうございます!
ちなみにこの取材を受けている翌日に、薬剤師の子が体入にくるんです!
薬剤師って引っ込み思案の子が多い印象なので、接客を通していろいろ学べるホスト業界を一度見てくれたら嬉しいですね。
移籍して気づいたECLIPSEの魅力
―移籍先をECLIPSEに決めた理由とは?
月神ルイ:『ECLIPSE』の自由な雰囲気に惹かれたんです。それで思い切って自分で移籍を希望しました。
いろんな考え方を持ったキャストがいる『ECLIPSE』だったら、自分の個性ややりたいことをより追求できるなって。
あともともと僕がバンドが好きでやっていたのと、お店にバンドをやっていた人が多かったのも理由のひとつですね。
―実際に入店して感じたECLIPSEの魅力を教えてください。
月神ルイ:たくさんありますが、まず思いつくものとして、働いているホストは本当にみんな自由にやっています。
縛られずにホストをやっているので、世間で問題になっている売り方をするホストはいません。
それに個性を磨くことだってできます。現に僕は『ECLIPSE』に入店して薬剤師ホストとしてたくさんの方に知っていただけました。
それから、『ECLIPSE』は人間味がある人が多いのも魅力ですね。外見は怖いですが、中身は優しいんです。
―ギャップがあっていいですね。
月神ルイ:尖っている人って叩かれやすいじゃないですか。僕もV系バンド時代は尖っていたので、いろんな言葉を浴びて傷ついた過去があります。
みんなもそういった経験があるからか、その心の痛みがわかる人が多いですね。
それに『ECLIPSE』の従業員は仕事意識と熱量が高いです。その影響を良い意味で受けるので、お互いが高め合える関係ができていると感じますね。
それに、ここには僕以外にもバックグラウンドを持った人が集まっていますよ。
―ちなみに、ECLIPSEに来店されるお客様の傾向はいかがでしょう?
月神ルイ:個人情報なので、具体的な内容を公開することはできませんが、一言で表すと皆さん良い方です。
それに『ECLIPSE』に通っているお客様は来店歴が長い印象です。それこそここでホストクラブの卒業を迎える方もいますよ。
薬剤師ホストとして活躍する月神ルイが描く未来
―今後の目標はありますか?
月神ルイ:ホストとしては、まず結果を残していきたいですね。
具体的な目標は毎月1000万と年間1億売ることです。
そのために僕を指名して『ECLIPSE』に通ってくれた子が、「月神ルイ」というホストとして価値を感じてくれるような接客をしていきたいです。
ホストとして売れることが将来薬局を起業したときにも、大きな武器になると思いますし、ホストとして売れるとSNSの拡散力がより強まっていくと思っています。逆も然りですね。
リップサービスかもしれないけど、薬膳カフェ併設薬局開業の件をポストしたときも「応援してます」「雇ってください」「感動しました」といったリプライや引用ポスト、DMもいただきました。
お店のTikTokアカウントでもコメントがたくさんきました。
ーすごいですね!
月神ルイ:薬膳カフェと薬局を併設させるにあたってそれ相応のテナント探しや従業員の確保など、一般的な飲食店や薬局を開業するよりずっとハードルは高いんですが、これを乗り越えたら成功する未来が見えたんです。
先日第1希望だったテナントの申請が通り、管理薬剤師の人選も決まったので11月のオープンに向けて進めています!
―薬膳カフェ併設の薬局開業のその先も見据えていますか?
月神ルイ:当然ですが、薬局を開業してもホストは引き続きレギュラーで続けていきます。
会社経営もしながらだとホストが大変なんじゃないかと思われるかもしれませんが現場は管理薬剤師を始めとしたスタッフ達がいるので僕はホストを思う存分出来ます。
ホストとして実績を積みながら会社を大きくしていき、日々の接客やSNSを通して関わった人達の医療、美容、健康に大きな影響を与えて未来を良い方向に変えられる人になりたいですね。
ゆくゆくは様々なメディアに出て薬剤師もここまでやれるっていうところをより多くの人に見てもらって、アメリカの薬剤師のように日本の薬剤師も処方権を持てるような流れを作れる人になれたらいいな。
―XやTikTokの反応で月神さんの生き方に共感する声が多かったように、今後色々な人の人生に影響を与えそうですね。
月神ルイ:そうなれたら嬉しいですね。
―今後のご活躍も楽しみにしています!本日は素敵なお話ありがとうございました!
月神ルイ:こちらこそありがとうございました!