ホストクラブで働くうえで避けて通れないのが、「爆弾」です。
爆弾とは、ホストたちを対象とした禁止ルールを指します。お客さまに不快感を与える行為や、お店に損害を与える行為を取り締まることが目的です。
これからホストクラブで働くのであれば、爆弾は絶対に覚えておきましょう。
なぜなら、ホスト業界のタブーを犯すと罰金やクビになる恐れがあるからです。
そこで今回はホストクラブの爆弾について詳しく解説!
合わせてホストに爆弾というルールがある理由や、絶対にやってはいけない爆弾行為、爆弾行為をしたホストの末路などもお伝えします。
✅今なら体入でホスパラから10,000円もらえる!
「ホストで働こうか迷っている」「ホストで人生一発逆転したい」「高収入を目指せる仕事がしたい」など
今なら、体験入店するだけで店舗の体験入店料に加えて体入ホスパラから10,000円がもらるキャンペーン中!
自分に合ったホストクラブがきっと見つかる!
ホストクラブが爆弾というルールを設けている理由は、ホストやお店、お客さまの間で発生するトラブルを未然に防ぐためです。
そのトラブル(爆弾行為)とは、ホスト同士の喧嘩、担当のお客さまの横取り、お店のお金を盗むなどを指します。
もし爆弾行為を行った場合、軽ければ「注意」で済むかもしれません。
しかし内容次第では「罰金」のペナルティのみならず、最悪の場合「退店(クビ)」を強いられる可能性もあります。
爆弾行為をしたホストは、犯罪者レベルの目で周りから見られてしまうでしょう。
爆弾行為はホスト同士だけでなくお客さまにも噂ですぐに広まりますから、一生消えない重罪と言っても過言ではありません。
ホストとしてずっと働き続けたいなら、爆弾行為をしないよう注意しましょう。
ここでは、絶対にやってはいけない爆弾行為を解説していきます。
以下の6点は罰金や退店のペナルティが発生する、重めの爆弾行為です。
ホストで働くなら必修レベルの情報ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ホスト同士の喧嘩は爆弾行為のひとつです。
喧嘩が原因でエースが来なくなった、売れっ子ホストが辞めてしまった場合、お店に損害を与える恐れがあります。
言い争う程度ならまだしも、殴り合いの喧嘩になったら大問題です。
なぜなら商売道具である顔に傷がついたり、相手に怪我を与えたりするのもまた損害行為につながるから。
口喧嘩くらいなら注意で済みますが、暴力なら罰金が発生する場合もあります。罰金の額はお店によりけりですが、約5万円だそうです。
ちなみにですが、アンガーマネジメントでは「6秒待つ」を意識すると怒りや衝動が押さえられると言われています。
言い合うことも大切ですが、手を出してしまいそうなら一度距離をおいて冷静になることが必要かもしれませんね。
お客さまの担当ホストの悪口やプライベートの暴露も爆弾行為です。
ホストはお酒を飲む機会が多く、酔った勢いで本音や秘密を打ち明けてしまうリスクが考えられます。
悪口やプライベートの暴露をきっかけに、「お店が信用できない」「担当がそんな人だとは思わなかった」とお客さまが来なくなってしまうこともあり得るでしょう。
つまり、お店の信用だけでなく売上にも関わってくる可能性は大。
なおホストへの悪口ならびに情報漏洩のペナルティは罰金です。
お店の規定や行為の内容次第ですが、罰金の額は約5万~25万円とされています。
3つ目の爆弾行為は、18歳未満(未成年)の女性をホストクラブに来店させること。
18歳未満のお客さまの入店は、風営法で固く禁じられています。風営法に違反すればお店が摘発、営業停止という事態になりかねません。
風営法を遵守するため、ホストクラブは年齢確認を徹底しています。入店時に身分証明書の提示を求めるのは、風営法の影響です。
しかし売上や指名数を増やしたいがために、18歳未満の女性をこっそり入店させる悪質なホストもいると聞きます。
この場合のペナルティは、約30万~100万円の罰金および退店というケースが一般的です。
4つ目の爆弾行為は、お店の備品やホストさんのお金を盗むこと。
お店の売上(お金)や飲み物、他のホストさんの私物を盗むのは断固NG。
上記の③と同様、約30万~100万円という重い罰金および退店のペナルティが科せられます。
悪質な場合は、警察に通報・逮捕される場合もあるので注意してください。
5つ目の爆弾は、担当のお客さまを横取りする行為。数ある爆弾行為の中で一番罪が重く、最悪の部類に入ります。
ホストクラブは「永久指名制」を採用しています。よほどの理由がない限り、お客さまは別のホストに担当替えができません。
それゆえヘルプで仲良くなったお客さまだとしても連絡をとることはもちろん、デートをしたり肉体関係を持ったりするのはご法度。
横取りとみなされ、ペナルティの対象となります。
ペナルティは約30万~100万円の罰金および退店。横取りは一番罪が重いため、他のお店への移籍も難しくなります。
お客さまから裏引きをする行為も爆弾行為に該当します。
裏引きとは、お店を介さずにお客さまから直接お金を受け取る行為。
基本的に、ホストのお給料は「売上×バック率」で計算されます。つまり売上の一部を差し引いたものが、ホストのお給料となるわけです。
しかし裏引きの場合、お客さまの使ったお金は丸ごとホストの懐に入ります。
ホストが裏引きで売上を独占していたら、お店の売上に影響が出るのは言うまでもありません。
裏引き行為がお店にバレたら罰金どころか、退店のケースも十分あり得ます。
ここでは、勤務中に気を付けておくべきタブーをご紹介します。
以下のタブーは先輩からの口頭注意で済みますが、お店によっては罰金が科せられる場合もあります。
それでは1つずつ見ていきましょう。
一般企業と同様、ホストクラブも遅刻・無断欠勤はタブーです。
遅刻・無断欠勤はお客さまやスタッフの信頼を損なうと同時に、店舗運営に支障をきたす行為。
遅刻・無断欠勤が目立つとSNSなどで悪評が立ち、その影響でお店の売上が下がってしまう恐れがあるのです。
特に無断欠勤は1日の人員が減ってしまうため、チーム制を導入するお店であれば仲間のホストに迷惑をかけてしまいます。
一般企業と違い、ホストクラブのほとんどは遅刻・無断欠勤をしたら罰金が発生します。
遅刻・無断欠勤はお店やお客さまから信頼を失う行為。決められたシフトには遅刻しない、無断欠勤しないように行動しましょう。
お客さまのプライベートは絶対に詮索しないでください。
勤務中にお客さまの本名や年齢、職業、住んでいる場所など、個人情報はなるべく聞かない・触れないのが無難です。
特に女性に年齢を尋ねるのは、ホスト以前に男としてナンセンス。不快になること必至の話題だからです。
年齢を含む触れてほしくない個人情報を執拗に聞き出すと、場の空気が悪くなりかねません。
たとえお客さまが個人情報を打ち明けても、他の従業員に伝えるのもNGですよ。
ホストの業界では、「宗教・政治」の話はタブーとされています。
なぜなら、どちらもお客さまが不快になるほどデリケートな話題だからです。
支持している政党や信仰している宗教は個人によって異なります。宗教にいたっては勧誘されるなどややこしい事態も考えられます。
たとえば「政治家の○○ってどう思う?」「宗教は○○?」といった話題を振るだけで、お客さま次第では空気が険悪になるかもしれません。
最悪の場合は喧嘩になる可能性もありますから、宗教・政治・野球以外の話題を振るようにしましょう。
担当以外のホストはお客さまの隣に座ってはいけない、これもタブーです。
なぜなら、お客さまの隣に座って良いのは担当ホストだけだからです。
ちなみに担当以外のホスト(新人やヘルプ)は、向かいの丸椅子(ヘルプ席)に座るのがマナー。
座る席を間違えてしまうのは、入店してまもない新人ホストがやりがちです。最初は先輩が優しく教えてくれても、何度もミスをしたらさすがに怒られるでしょう。
罰金といったペナルティはないにしても、テーブルマナーはしっかり把握しておくべきですよ。
最悪な爆弾行為をしたホストは犯罪者と同じ扱いを受けます。
最悪な爆弾の代表例が、担当のお客さまを横取りする行為です。
爆弾行為がお店にバレたら信頼を失うほか、「爆弾ホスト」の汚名が消えることはほぼありません。
実際、爆弾行為(お客さまの横取り)をしたホストが他のお店に移籍しようとしたら、どこにも受け入れてもらえなかったというケースはよく聞く話。
噂が広がるスピードは驚くほど早いため、結果として他のお店で働くのは難しくなります。
最後となりますが、ホストとして働くなら爆弾行為は絶対しないように!
爆弾行為は、お店の利益やお客さまやホストとの関係に影響を与えてしまいます。
注意や罰金だけで住むならまだしも、クビになる可能性も少なくありません。
おさらいとして、絶対にやってはいけない爆弾行為をまとめてみました。
上記以外にも、遅刻・無断欠勤、お客さまの個人情報を詮索するなど、軽めの爆弾行為もあります。
この記事で解説した情報を参考に、真面目に働きましょう!
【体入ホスパラ】でホストクラブ求人を探そう!
裏方チカラ☆内勤
プレイヤー時代に裏で支えてくれた内勤さんに憧れ、縁の下の力持ちである内勤の道へ。お店を支えられる立派な内勤目指して日々奮闘中!副業としてライター始めました。 内勤目線でホストの魅力を伝えられればと思ってます!
このライターの他の記事を見る すべてのライター一覧