今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回はお酒を飲まない営業スタイルながら売上1,000万越えを達成した『eve』るいるいチャンスさんにインタビューをしてきました！
『eve』は横浜・伊勢佐木町にあるホストクラブで、売上1,000万越えのホストを輩出しているお店。
そんな同店でお酒を飲まない“ノンアルホスト”でありながら売れ続けている、るいるいチャンスさんに稼ぐ秘訣をお話いただきました。
るいるいチャンスさんの成功の秘密を知りたい方は、ぜひ記事を最後まで読んでくださいね。
| ■プロフィール |
| 源氏名：るいるいチャンス ホスト歴：2年11ヶ月（※2023年12月現在） 役職：主任 |
| ■在籍店舗 |
| eve（神奈川/横浜） URL：https://hostjob.jp/kanagawa/area26/468/ |
| ■最高月給 |
| 500～600万 |
| ■経歴 |
| ・前職：営業マン ・2020年1月に未経験で『eve』に入店 ・月間売上1,000万円を2ヶ月連続で達成 ・指名本数は月間100本以上 |
るいるいチャンス：はい(笑)姫たちからは「るいさん」とか「るいくん」って呼ばれています。
改名前は「賭ケグ・ルイ」。僕自身キャッチーな名前が好きなんです。
ホストって「るい」の源氏名が多いんですよ。名前を憶えてもらいたいけれど、普通に名字つけるだけでは印象に残らない。だったら少し捻った名前にしたら、逆に覚えやすいだろうなって。
そもそも「るいるいチャンス」ってもはや名前じゃない(笑)だから逆に覚えてもらえるんです。覚えてもらうのは大事です。インパクトを残さないと！
るいるいチャンス：周りを見て、ですね。歌舞伎町のホストもアニメキャラや海外の有名人の名前が多い中、『eve』はそういった名前の人がいなかったので。
源氏名は自分で決められますし、何よりもお客様が一番最初に目に、耳にするものなのでしっかり考える必要があります。それにちょっと曲者がいたほうがホストは楽しいですよね。
るいるいチャンス：僕の考えですが、変わっている人のほうがホスト業界では売れます。
一般人では考えられないようなことをやったり言ったりしたほうが売れている印象です。
僕ももっと自分の中身をさらけださなきゃと思っています(笑)
るいるいチャンス：僕の営業方法は、テーマパークの某ねずみキャラ(笑)
あのキャラってみんなに優しいし、みんなを楽しませてくれるじゃないですか？あのパフォーマンスを目指しています！
例えば自分は年齢も歴も上のほうなので「きつそう」と思われないように意識しています。
るいるいチャンス：そう！だから「楽しいからまたお店に行こう」とお客様に思ってもらえる営業（接客）を目指しています。
せっかく来ていただいているのに、暗い気分で帰られるのは僕自身も嫌なんで。せっかくならホストクラブを楽しんでほしいです！
るいるいチャンス：営業スタイルがそれぞれみんなある中で、どんなものが良いんだろうと考えて某ねずみキャラにたどり着きました。
実際にすぐにそれは結果につながり、ホストを初めて2ヶ月目ですぐに売り上げがでたんですよね(笑)
実は僕、前職は営業マンでホストは未経験スタートなんです。「3ヶ月だけ本気でやってみよう」と思ってこの業界に飛び込んだら、意外とすぐお客様に指名をいただけました。
来年（2024年）の1月で満3年。ホストを始めたのは大体26歳～27歳で間もなく30歳を迎えます。業界的にはスロースタートでも売上1,000万円を2ヶ月連続で出せています。
るいるいチャンス：嬉しいです！ありがとうございます。
実は営業とホストって通ずるところがあるんです。それは、自分のトーク力で商品を売ること。
営業マンはどんなに良い商品を売ろうとしても自分のトークを気に入ってもらえないと、契約につながらずその商品は売れ残ってしまいます。
それはホストも同じ。ホストは自分が商品。自分を売るつもりで僕は営業していますよ。どれだけ相手の懐に入って仲良くなれるかが勝負ですね。
ちなみにトーク力は意識して磨いたわけではありません。ただボーとしながらも何か考えるようにはしています。
だから「今度姫と会ったらこれを話そう」という話題は常日頃から思いつくんだと思います。普段はちゃらんぽらんなんですけどね(笑)
るいるいチャンス：そうですね。ホストを初めて半年で幹部補佐、1年で副主任。で、今は主任なのでかなり順調なほうですね。
ホスト業界は売上主義の世界なのでみんなが順調とはいきませんが、1年半経って急に売れる人もいますよ！早咲きの人はもちろんですけど、遅咲きでもいきなりNo.1を取れる可能性があります。
一発逆転ができるというのは、ホストの魅力かなと思います！
るいるいチャンス：昇格祭とバースデーのやつですね！ありがとうございます！あれは姫が考えてくれたんです。
僕は姫に頼れるところは頼って、頼られる時はしっかり支える。姫とはそういった関係が成り立っているんです。
るいるいチャンス：やっぱりお金が絡むので、信頼関係は本当に大切です。当たり前ですが、合意が取れないと何もできないですし。
るいるいチャンス：真実のみを話すことですね。
ホストってどうしても嘘をつくイメージがあると思うんです。だから僕はなるべく嘘をつかず、真実のみを話して「ちゃんと本当のことを話してくれている」って伝われば、信頼関係は構築できると思っています。
あとはお客様に対して自分の一番大事な人という思いを込めて接客をするようにしています。
そうすればお客様にも「大事な人には喜んでほしい」「小さいことでも何かしてあげたい」と思ってもらえると考えているんです。
お互いに「相手がいいなと思うことをやってあげたい」と思える関係性が築けたら嬉しいなって。
るいるいチャンス：逆の立場で考えることがポイントだと思います。
例えばシャンパンを1本いただくときにも「こうされたら嫌だろうな」「こうされたら嬉しいな」というのを、僕がお客様側の立場になった時を想像して行動するんです。
るいるいチャンス：そうですね。「これ言ったら嫌われちゃうんじゃないか」っておじけづくかもしれないけど、ホストだからこそ、その壁を壊さないといけないと思っています。それなりの金額をいただいているので。
そもそも相手の気持ちを考えなければ、僕の気持ちを考えてもらえないですしね。逆の立場で考えないと自分よがりになるということは後輩にも常々言っています。
自分、自分ってなると周りはついてこない。お客様だってお金を出したいと思わないですよね。
でもこれは指導する側の僕も同じことが言えます。後輩たちの立場になった時に「怒られるにしても一気にまくし立てたら聞く耳を持たないだろうな」と考えています。
そもそも僕に何か言われるのを嫌だと思わせちゃったら良くないので。逆の立場の視点は大事にしています。
結果を出していくとやはり上の立場になるわけだけど、大前提としてついていく人間がいなければ結果は出し続けられません。ホストは1人でどうにかなるわけでもないので、やはり逆の立場になって考えることは必要だと思いますよ。
るいるいチャンス：休まないことですね。
4〜5年営業マンをやっていた時は朝から夜まで働いてやっていました。でもホストは営業時間が18時から0時までなので6時間。僕からすると働いているというよりは遊びに来ている感覚だから、休む必要がないかなって。
あとお客様が突発的に来店された際に僕が休みでいなかった場合、お客様からしたら「会いたかったのに」って落胆させてしまうので、やはりお客様の立場で考えると休まないほうが良いと思いますね。
休まな過ぎてみんなからロボットって言われる時はありますけど(笑)
るいるいチャンス：実は僕、基本ノンアル営業なんです。お酒飲まないんですよ。ヘルプとかで少し飲むくらい。お酒飲んじゃうと顔が赤くなってしまうくらい、お酒が強いわけではないので。
某ねずみキャラが顔が真っ赤って変じゃないですか？(笑)僕はホストとして接客をする時はお酒をあんまり飲まないんです。
初回のお客様の卓についた時に「酔っぱらった人が来た」と思われてしまうのも嫌なので。姫たちはノンアルスタイルを理解してくれます。ただし「飲んで」って言われたら飲みますよ！
るいるいチャンス：もちろん！
僕も最初は飲まなきゃいけないって思っていました。ただ『eve』の従業員ってみんなめちゃくちゃ優しくて、「飲まなくて良いよ」「ノンアルでいくなら貫き通せば良いよ」って言ってくれるんです。
もしお酒が苦手なホストがいれば、飲めるヘルプがついてカバー。チームワークができているからこそできることなんですよね。
しかも『eve』にはカメラがあるんですよ。一人は絶対キャッシャー内でモニターを見ています。特に新人はヘルプについてもなかなか「つらい」って言えないので、「つらそうだな」と思ったらすぐマイクでローテーション。
自分から言わなくても気にしてもらえる環境なので、安心して働けるお店だとは思います！見てもらえてるってわかるとモチベーションも上がりますよね。
るいるいチャンス：実は僕は一発で『eve』への入店を決めました。決め手は仲の良さです。
最初「ホストって怖いな」って思っていました。
ただ役職のある先輩とない先輩がいて、明らかに役職ある先輩が上なのに余裕でツッコまれているんですよね(笑)
「先輩にもダメだしできるなんて、ちゃんと信頼関係が成り立っているんだな」と分かりました。
僕も普通に後輩たちからツッコまれます(笑)楽しく働くには、やはり従業員同士の仲の良さは重要ですね。
るいるいチャンス：担当1人と姫の1対1ではなく、担当と姫とヘルプ。みんなで楽しめる雰囲気はありますね。
るいるいチャンス：ありました！全然違いますよ。営業マン時代は月収40万前後。ホストになりたての時は40万よりも少なかったですが、入店2ヶ月目には営業マン時代の月収を超えました。
主任になって1,000万円の売上を出せた時は、営業マン時代の1年間のお給料が1ヶ月で手に入りました。月収は500〜600万円まで増えましたね！
るいるいチャンス：それはもちろん！「やるなら最後までやりきりたい」「どこまでできるか試してみたい」という人はホストをやってみる価値があると思います。
いろんな人を見てきましたが、売れなくても最後まで粘っていたら花が咲いて莫大な給料を手にしているってパターンもあります。
僕以外の1,000万プレイヤーの中には、最初「売れないだろう」と誰もが思うような“冴えない大学生”の子もいたんですよ。
みんなで服装・髪型・メイクを変えて、本人もやる気があったのもあり入店8ヶ月で売上1,000万円到達。夢がありますよ！
まずは飛び込む勇気が大事です。やるって決めたほうが成果はでますよ。僕みたいなちゃらんぽらんでも結果は出ましたからね！
るいるいチャンス：億プレイヤーが目標です。ちなみに億プレイヤーになれたら年収5,000～6,000万円って言えるようになります！(笑)
お金を手にすれば自信にもなりますし、裕福にもなれるし、好きなこともできるし。そのお金で経験値で自分の店舗を作れます。自分のやりたいことがたくさん叶えられます。
「ホストやっても将来が～」なんて言われますが、実は逆なんですよね。最近はホストをやった後を考えながらホストを始める人が多いです。
僕も来年30歳ですけど、若くなくてもホストで売れます。30代の人もチャンスがたくさんあるのがホストですよ！
『eve』に来てくれたら僕が面倒を見ます。僕が面倒を見るというのは、従業員全員が見るということを意味します。
『eve』は全員が面倒を見てくれるんです。従業員数がどんなに増えても、かやの外にならないように、みんながちゃんとコミュニケーションをとって暇な時間を作らないようにしています。
『eve』でホストをやって良かったと言わせますよ！
るいるいチャンス：ありがとうございました！
