今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は試行錯誤の末に主任にまで上り詰めた『Four Nine』の央(ひろ)さんにインタビューをしてきました!
『Four Nine』は報酬システムが充実した横浜のホストクラブ。未経験でも高収入を稼げる可能性に秘めたお店です。
そんな同店でホスト未経験の状態でスタートし、コツコツ努力を続けた央さんが如何にして成功をつかんだのかお話を伺ってきました。
この記事を読めば、ホストとして大成するためのヒントが見つかるかもしれません!
■プロフィール |
源氏名:央(ひろ) ホスト歴:3年(※2023年12月現在) 役職:主任 |
■在籍店舗 |
Four Nine(神奈川/横浜) URL:https://hostjob.jp/kanagawa/area26/514/ |
■経歴 |
・前職:キッチン ・2020年に未経験で『Four Nine』に入店 ・2022年に主任に昇格 ・2023年春に初No.1を獲得 |
央:最初の目的はやっぱりお金です。ただ、なぜお金が欲しかったのか正直覚えてないくらいフワッとした理由ですね……。
お金が目的ではあったものの入店してから3年半経った今は、お金以外の理由も含めて本気でホストという仕事に取り組めています。
央:はい、未経験で『Four Nine』に入店しました。
このお店は体入(体験入店)一発目で決めました。求人サイトを見て連絡した時に、運営の方がすごく物腰の柔らかい丁寧な対応をしてくれたのが決め手です。
未経験で右も左もわからず不安でいっぱいだったのですが、親身に対応してくださったおかげで不安がなくなりました。
央:ホストの仕事はすごく楽しいです。
1番楽しみなのは報酬日。『Four Nine』はスタートからバック率が高めに設定されており、未経験からでも1ヶ月目から報酬が良いんです。もちろん売上が上がるほど貰える報酬は増えますよ。
報酬日以外でもホストの楽しさを感じています。それは毎日刺激的な日々を過ごせていることです。
ホストとして過ごす毎日に同じような日なんてほとんどないんですよ。ホストを始めてから毎日刺激的なことばかりで、変化がある日々を過ごせています。
央:売上も日々で違いますし、感情の起伏も異なるということです。
悔しいこと、嬉しいこと、その日によって違います。もちろん悔しい瞬間を楽しいとは思わないですけど(笑)
央:自分はあんまり落ち込むタイプではないんです。どちらかといえば理論的に考えるタイプ。落ち込んでもなんかしょうがないなって思います。
それよりも今自分にできることに精一杯向き合って、何か問題に直面したときに現実的に解決しようと考えます。
そのために毎日試行錯誤しています。でなければ売上や役職といった結果はついてきませんからね。
央:自分のストレス解消方法は「散財」。好きなものを買ったり、食べたりしてストレスを発散しています。
最近一番買った高いものは洋服。とはいっても衝動的に買うのではなく堅実的に買っているので、今持っているブランド服は10着もないかも。
人と被らないものを買う、というのは何を購入するにしても大事にしています。
あとは食器や家具。特に食器はこだわっていて、洋食器ならウェッジウッド、和食器は有田焼を好んで購入しています。
央:主任になったのは1年前(2022年)。主任になるまで2年くらいかかっています。
そもそも『Four Nine』では、役職なし→幹部補佐→主任といったルートを辿るのですが、自分は幹部補佐になるまで1年~1年半ぐらいかかりました。
ここに辿り着くまでにいろいろな試行錯誤をしました。今はその試行錯誤の精度が上がったなと思います。失敗をするたびに何が正解で何が失敗かが分かるようになって、失敗する確率が減っていきました。
そう考えると自分は結構コツコツ型だなって思いますね。
央:「稼ぎたい」という気持ち、いわゆる欲ですね。
自分は物欲も含め欲があるんです。「欲しいものは絶対に手に入れたい」っていう欲。だから「お金を稼がなければ!」という気持ちは人一倍強いと思います。
それに伴って生活レベルも上がってきたと思います。
央:まだ十分だとは思っていません。だからもっと稼ぎたいです。
良いものってどうしても高いし、自分が欲しいものは特に高いものが多いです。お金は使ったら消えちゃうので、「ずっと稼ぎ続けないとな」という思いは根底にありますね。
欲はあったほうがホストをやるうえでは大事だと思うし、その欲を周囲に隠す必要はないと思っています。
姫にも欲しいものを見てもらって「これ似合うかな?」って聞くことがあります。ねだっているわけじゃなくて、自分で買いたいからそういった聞き方をしています。
自分が努力して稼いだお金で自分の欲しいものを買えると自信にもつながりますね。
央:楽しく仕事をして楽しく稼ぐことです。今の仕事は楽しいし、欲を満たせるし、そのために頑張ろうっていう気持ちのバランスも取れていると感じます。
あとホストはナンバーが発表される仕事なので、ほかのホストに負けないというプライドもありますね。色んな感情を楽しみながら仕事に取り組んでいます。自分はもともと負けず嫌いな性格なんです。
言ってしまえば勝ちたいというのも欲ですよね。何に対しても「~したい」という欲が芽生えるからこそホストという仕事を頑張れているんだと思います。
こういった考えが根底にあったから、No.1を取れたんだと思います。「絶対取りたい!」っていう思いもありましたね。
央:今年(※2023年)の春と夏に1回ずつ。この春が初めてのNo.1で3年かかりました。強敵ばかりなので、正直大変でした(笑)
姫たちにも「ナンバーを取りたい」とストレートに気持ちを伝えました。もちろん強制はしていませんし、無理させたら元も子もないですしね。
自分は感覚で成功するタイプではありません。試行錯誤を繰り返して、3年かけてようやくつかめたNo.1。あっているかどうかは分かりませんが、理論で考えた結果だとは思います。
央:ん~難しいですね(笑)いろんなことがありましたね……。
やっぱり売り上げを上げなきゃいけない。だから、そのためにどうしようってなったときに「自分の価値に気づいてもらわなきゃいけない」「価値を作り出さなければいけない」って思ったんです。
自分の価値が高まった時に初めて自分に投資してもらえるので。
央:ルックスやトーク力を磨きました。
ルックスについては女性にいろいろ聞きました。まずメイクをするようにしましたね。ホストになってから初挑戦だったので、やり方から教わりました。やってみて「変だよ」と言われたら直しました。
最初のメイクと今のメイクは圧倒的に違いますよ。ホストを始めた当初の自分の写真や画像を見返すと変だなと思います(笑)
トーク力はお笑い番組や先輩方から学びました。喋り方や話の内容を盗んだんです。真似から始めましたが、丸パクリにならないようある程度自分なりに工夫して変えていきました。
「学ぶの語源は“まねぶ”」と言いますが、本当にその通りなんですよ。完全コピーができないのは当たり前ですが、真似から始めると成功確率は上がると思っています。
理論的に見えるけど、実際はがむしゃらに試行錯誤していましたね(笑)
央:先輩方に優しくしてもらったからというのが大きな理由です。
当時は未経験の19歳、正直ホストクラブという場所は怖かったです。でもソワソワしながら体験入店に行ったら、想像と真逆でウェルカムな雰囲気だったんです。
先輩方も優しく接してくれました。怖いというイメージを払拭してくれたんです。
今も雰囲気は変わりません。優しさゆえの厳しさも時にはありますが、先輩方はみんな優しいです。その優しさがあるからこそ、今につながっていると思います。
央:本当にそうです。接客の方法やコツも営業後にいろいろ教えてもらえます。
『Four Nine』はよく見てくれている先輩が多い。人間力のある人がたくさんいることが、環境の良さを作り出していると思います。この職場だから仕事に集中できるんです。
また人間関係が良いという点も働きやすさにつながっていると思います。
央:やっぱり人間力かな。ホストをしていてコミュニケーション能力とか生活力が身につきましたけど、一番は人間力だと思います。
ホストって自分に価値を見出してもらってお金を使ってもらうわけですから、必然的に人間力が求められると思います。荒んで見えないように生活習慣を見直そうとか、綺麗な家に住もうとか、生活力・コミュニケーション能力すべてが相まった結果として人間力を磨けたと思います。
客観視もできる仕事なので、すべての能力を上げられる気がします。どの能力を上げるのかは自分次第ですが、どれを上げても武器になるのがホスト。自由度の高い仕事だと思います。
央:自分は求人サイトを見た時、ホストの仕事は怖そうと思いながら体験入店に来ました。
でもその時間がもったいないことが、体験入店に来てすぐわかりました。迷っている時間はもったいないです!
『Four Nine』に1回話を聞きに来てもらえたら嬉しいです。
自分は『Four Nine』でホストという仕事を選んだことを後悔していないし、多分今のまま過去に戻ったとしても同じ選択をすると思います。
央:ありがとうございました!